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全日本自転車競技選手権大会-オムニアム

令和元年9月22日(日)、静岡県・伊豆市の日本競輪選手養成所の中にできたJKA250バンクで全日本自転車競技選手権大会-パラサイクリング・トラック/オムニアムが開催された。学連登記選手・OB・関係者の活躍を取材した。

この大会は、エリートの男女オムニアム選手権とパラサイクリングのカテゴリー毎のタイムトライアルとパーシュートの選手権大会である。オムニアム選手権には男子14名、女子5名の学連登記選手が出走した。他の選手も学連関係者、OBがほとんどであった。

会場となるJKA250は日本競輪選手養成所内に新設された国内2番目の板張り250mバンク。先週開催された全日本選手権トラックに続いて3回目の公式戦開催となった。施設の都合上、今回も無観客試合だったがMoreCadenceによってユーチューブでライブ配信されていた。
(アーカイブ:
https://www.youtube.com/watch?v=e-tZhDGDmMY )

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男子オムニアム

スクラッチでは、關根論容(日本体育大学)が先着

↑テンポ・レースで先頭スタートの關根論容(日本体育大学)

テンポ・レースはブリジストン勢がポイントを独占する中、最終着順で2位に入った曽我部厚誠(京都産業大学)が5位に入った。

↑ブリジストン勢が集団をコントロールする。

エリミネイションで最後に残ったのはブリジストン勢、愛三工業勢の六名だった。

↑一団となって進む集団

最終ポイントレースでは、優勝した岡本隼(愛三工業レーシングチーム,日本大学OB)とともに、關根論容(日本体育大学)、曽我部厚誠(京都産業大学)、谷内健太(京都産業大学)、橘田和樹(立教大学)が一周追い抜きに成功した。

 

優勝した岡本選手と、現役学連選手の上位2名にインタビューができたので、紹介する。

―現役の学連選手へメッセージ
大学生がこういう舞台で戦っているのは良いことだと思いますし、ロードもトラックもどちらもやることは大学生のうちは大事なことだと思います。また、ロードもトラックもどっちもできなきゃいけないと思います。それで、こういう日本一を決める大会にどんどん出てもらいたいと思います。最後のポイントレースで大学生たちとともにラップをともにしたのは嬉しかったです。

 

↑学連最上位でフィニッシュした、關根論容(日本体育大学)
―本日の感想
プロ選手や学生でもトップクラスの選手たちの中で、学連最上位で終われたことは嬉しいが僅差でプロに負けているということは今後の課題としてオフシーズン練習頑張っていきたいと思います。
―今後の目標
今シーズンはこれでオフなので、来年の個人戦・インカレに向けて頑張っていきます。

 

↑現役学連選手の中で2番目の順位となった曽我部厚誠(京都産業大学)
―今日の感想
4回生であり、京都産業大学として出場する最後のレースで、正直プロと戦えるとは思っていなかったので、その下を狙っていた。競技はスクラッチ・テンポでは順位を落とさずに走れたと思います。最後のポイントレースではプロにマークしていたが、その裏をかいた關根君が強くて負けてしまいました。
―今後の自転車生活について
競技で乗る予定はないですが、趣味として乗ってたまに大学にも顔を出せたらいいなと思います。

 

最終結果
1位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)(日本大学OB) 130pt
2位 窪木一茂(TEAM BRIDGESTONE Cycling)(日本大学OB) 126pt
3位 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling) (日本大学OB) 119pt
7位 關根論容(日本体育大学) 110pt
8位 曽我部厚誠(京都産業大学) 98pt

 

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女子オムニアム

一昨年のインカレロードチャンピオンであり、今年度学連登記はしていないものの筑波大学として走った梶原悠未(筑波大学)が全種目制覇し優勝した。ポイントレースでは二周追い抜きをして見せ、世界の力を見せつけた。

↑逃げる梶原悠未(筑波大学)

 

学連登記選手の最上位は古山稀絵(日本体育大学)だった。

↑集団の先頭を走る古山

 

最終結果
1位 梶原悠未(筑波大学) 187pt
2位 中村妃智(日本写真判定)(日本体育大学OG) 131pt
3位 鈴木奈央(JPCA) 128pt
4位古山稀絵(日本体育大学)109pt

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編集後記

結果的に、現役の学連選手は上位に入ることはできなかったが、男子を優勝した岡本選手は日本大学OBである。また、女子優勝の梶原選手も学連関係者である。現役の学連選手も二人のように全日本のタイトルを獲れる選手に成長していってほしい。

 

 

文章&写真:古田雅拓

インカレを終えた4年生:竹村拓選手(明治大学)

インカレを終えた4年生シリーズ
10回目は明治大学主将としてインカレに臨んだ竹村拓選手です。


竹村拓選手(明治大学)メッセージ

インカレトラック後、学連競技生活を共に過ごしてきた同期メンバーと。

■インカレ振り返り
昨年、明治大学は学校対抗2位を獲得することができました。今年はそれを超える総合優勝を目標に練習に励み、インカレに臨みました。
先に行われたトラックでは、田川・甲斐ペアが個人戦の雪辱を晴らすタンデムスプリント優勝、団体追い抜きにおいても初の3位入賞など、全種目入賞を果たし総合2位でロードに繋いでくれました。

中央大学との厳しい戦いを制したタンデムスプリント
初の3位入りを実現した団抜き

しかし、ロードでは他大学に比べ実力が不足しており、かつ展開的にも後手に回ってしまったことから20位以内に1人しか送り込めず、総合順位を落としてしまいました。
結果、総合3位で今年のインカレを終えました。 私はこの1年ロード班のリーダーとして率いてきた為、ロードで結果を残せなかったことは非常に悔しく後悔している点です。
今後、ロード班リーダーとなる花田には今年の失敗を生かして、来年のロードで結果を残してもらいたいと強く願っています。

悔しい思いをしたインカレロード。フィニッシュを迎える竹村選手
来年のインカレロードリベンジはロード班リーダー花田選手に託した。

■学連レースや4年間の思い出
大学入学後、様々なレースに参加させていただきました。その中でも特に思い出に残っているのは、3年時にCSC5kmサーキットで行われた個人ロードです。

雨中の厳しいレースとなった2018個人ロード(2018.6.10)

表彰台に立つことはできませんでしたが、大学入学後初めて全国大会で入賞することができました。 このレースに臨むにあたって、自分の中では1年時のインカレのリベンジという思いを持っていました。当時のロード班は小林さん、松本さん、野本さん、自分の4人で先輩方はそれぞれの役割を果たし野本さんが優勝しましたが、自分は何もできずリタイアとなってしまいました。そんな弱かった自分が2年経って入賞できたことに成長を感じることができたレースでした。レース後、小林さん・松本さんからメッセージをいただき嬉しかったです笑

2018個人ロード表彰式。全国大会で入賞できたのはうれしかった。

また、大学在学中に数多くのUCIレースにも参加させていただきました。明治大学としてツール・ド・北海道とツール・ド・とちぎにそれぞれ2回。学連選抜として、おおいたアーバンクラシックに2回。目立った成績を残すことはできませんでしたが、学年が上がるにつれてUCIレースでも完走することができ、自分の成長を都度確認することができました。
普段、プロの方々と走る機会はないのでこういったレースに参加できたことは非常に良い経験になりました。こういった機会を数多く設けていただき、ありがとうございました。
今後も学連レースのみならず、他のレースに参加できる機会があれば更に学連選手のレベルアップにも繋がると思うので、是非継続していただきたいです。

■今後の自転車との関わり
今後、どういった形でレースに参加することになるかは未定ですが、どの道に行っても自転車には乗り続けます!!
また、明治大学チームのサポートにも出来る限り行きたいと思っています。自分が経験してきた良かった点・失敗した点などを還元して、後輩たちには更に良い結果を残してもらいたいです。
どこかの会場で見かけたら是非声をかけてください!笑

今年のインカレにもたくさんの学連OB選手が応援に駆け付けていた。

■学連を目指す選手達へ
月並みな言葉ではありますが、学連で走ることのできる4年間はあっという間です。4年次のインカレをラストと考えると、実際には3年半ほどしかありません。
「大学生=自由」というイメージを持っている高校生は多くいると思いますが、本質的には全て自分で考えて行動しなければいけないということです。 練習だけでなく学業面でもそうです。1年からしっかり考えて単位を取っておかないと、ラクをできる3・4年生でも単位に追われることになり、練習時間の減少という深刻な事態につながります。自分の周りにはそういった人が数多くいました。笑
このようなこと事態に陥らないよう、常日頃から「考えて行動する」習慣をつけておくと、結果的に競技成績も向上すると思います。 と偉そうに言っている自分も、今までを振り返ると数多くの失敗だらけです笑

それでも学連で走った4年間にはとても満足しています。高校時代、大した成績もなかった自分を明治大学に入学させていただき、さらに最後の年には主将を任せてもらいました。
さらにレースを重ねることで他大学の選手達とも仲良くなり、レース中にはたくさんの応援をしてもらいました。 この「他大学との繋がり」というのも学連の魅力だと感じています。先日のインカレで撮影した4年生の集合写真を見ていただければ、その様子がよくわかると思います。

インカレ閉会式で毎年恒例となっている4年生の集合写真

今後、学連で走る選手には日々の練習・生活・出会いを大切にし、引退時に後悔しない競技生活を送ってもらいたいです。 自分にアドバイスできることがあればいつでもしますので、どこかでお会いした際には是非話しかけてください!
4年間本当にありがとうございました!

明治大学体育会自転車部 竹村拓

インカレトラック後、チームメンバーと。

インカレを終えた4年生シリーズ2019 バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)
・小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)
・山根将太選手(男子総合優勝 中央大学主将)
・五味田奈穂選手(順天堂大学)
・上野恭哉選手(法政大学)
・橋本優弥選手(鹿屋体育大学)
・橘田和樹選手(立教大学)

photo&編集 深井文浩

 

インカレを終えた4年生:橘田和樹選手(立教大学)

インカレを終えた4年生シリーズ、引き続き選手からコメントをもらいました。
シリーズ9回目は橘田和樹選手(立教大学)


橘田和樹選手(立教大学)メッセージ

エリミネイション出走前にチームメイトと。

■インカレ振り返り
今年は上手くいかなかったな…というのが正直な感想です。昨年の入賞以上の結果を出せると信じて臨んだオムニアムは14位、この一年でシフトしたロードは完走すら出来ずと、思うような結果を残すことが出来ませんでした。

インカレロードレース中の橘田選手

ただ、ここまで積んできた練習や経験は納得が出来るものだったと思います。インカレが始まる前には既に4年間への後悔は無かったです。

学生最後の夏に残してしまったのは最高の舞台で周囲の期待に応えられなかったことへの申し訳なさと悔しさですね。

良い思い出として残っているのは、オムニアムの最終種目であるポイントレース中盤の単独での逃げのことです。間違いなく人生で1番の声援を貰いました。

ポイントレース中盤、集団(下の写真↓)から飛び出し逃げを試みる橘田選手。その時の声援がうれしかった。

前3種目の結果で既に入賞争いからも脱落していた私でしたが、こんな状況になっても自分の名前を叫んで応援してくれる人が大勢いるんだなと。結果は実らずとも、こうして多くの人に覚えて貰えたということが、この声援が、自分がここまでやってきたことの答えなのかなと感じています。苦しい一方で幸せな時間でした。

オムニアムの第一競技、スクラッチレース中の橘田選手。

■学連レースや4年間の思い出
転機となるイベントはいくつもありましたが、1番大きな思い出は大学3年時のインカレオムニアムです。

高校時代からずっと全国での入賞まであと一歩の位置で足踏みをし続けていた私にとって、全国での初めての入賞は格別でした。
精神的な部分で変化があったのか、その後の4年次までの躍進(当社比)のキッカケにもなりました。

2018年インカレオムニアムでの逃げシーン。学連レース一番の思い出となった。

一緒に逃げて逆転を演出してくれた渡邉選手(明治大)、植益選手(大阪産業大)の2名は間違いなく私の人生を変えてくれた人です。
特に慶太は中学生の頃から9年も一緒に走っているので、学連を越えて色々な思い出が蘇ってきます。まあ大体私が負けているんですけど笑。

■学連を目指す選手たちへ
大学生になると、殆どの選手は違う環境に身を投じることになります。高校時代に全国のトップにいた選手がいれば、燻る思いがあって続けることを選んだ選手もいます。もっと言えば学連登記や競技班の立ち上げといった環境作りから始まる人も、大学で初めて自転車競技と出会う人もいると思います。

バックグラウンドの異なる人々の熱が一箇所に集まり大きなエネルギーとなっているのが学連です。

走る理由も様々ならば、降りる理由もまた人それぞれ。自転車を介して交わっていた熱は、いずれ別の場所へと向かっていきます。

私は運良く10年もの間この競技の世界に身を置かせて頂いておりますが、その間にも周りの環境は常に変化していました。新たに走り出す者がいれば、納得して去っていく者や情熱を失ってしまう者まで。走り出した皆が美しく散れるわけではありません。

そして多くの人々は全国での栄冠を勝ち取ることなく競技を去ります。私もそのうちの一人です。私は”本物”にはなれませんでした。でも、この4年間に満足している自分がいます。

ここまで急に長々とどうしたって感じですが、私が伝えたいのは「自分がやってきたことの価値は自分自身が決めなくてはならない」ということです。

このことを教えてくれたのは学連で競技を続ける中で出会った人々です。

リザルトの上の方には名前が載っていない。でも確かに輝いて見える人達。歴史に名前が残るような結果ではなくても、人の心を動かす何かがそこには沢山ありました。
本気でその世界にいた者だけが、名もなき価値の存在と強者の本当の凄さを知っています。自分で決めたゴールまで全力で走り続けた人は皆、輝いて見えました。

いつしか自分もそんな輝きを放ってみたいと、自分で自分に納得できるまで走らなければならないと強く思うようになりました。これが私の原動力です。

自転車競技に限ったことではありませんが、好きなことは大切に真摯に向き合って欲しいと思います。本気になれるくらい好きなものと本気で対峙出来る時間はそう多くありません。是非、納得のいく学生生活にして欲しいです。

TRS第3戦マディソン終了後、部員たちと。(2019.5.11)

中堅校代表(?)としてリクエストを頂いたみたいなので、こんな話をさせて頂きました。

最後にはなりますが、学連の皆さん4年間お世話になりました。貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
学生自転車競技の益々の発展を願っています。

立教大学体育会自転車競技部
元主将 橘田和樹

レース終了後はおふざけの写真も。 (2019.5.12 修善寺オープン会場にて)

インカレを終えた4年生シリーズ2019 バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)
・小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)
・山根将太選手(男子総合優勝 中央大学主将)
・五味田奈穂選手(順天堂大学)
・上野恭哉選手(法政大学)
・橋本優弥選手(鹿屋体育大学)

photo&編集 深井文浩

 

インカレを終えた4年生:橋本優弥選手(鹿屋体育大学)

インカレを終えた4年生シリーズ、自由投稿メッセージ第3弾は橋本優弥選手(鹿屋体育大学)。
優弥さんのコメントを見たい!と複数のリクエストを頂戴しお願いしたところ快諾頂きました。


橋本優弥選手(鹿屋体育大学)メッセージ

石上夢乃選手とペアで出場したマディソンでも優勝(写真右が橋本選手)

■インカレ(ロード・トラック)振り返り
最後のインカレということで、この大会に特別な思いを持って挑みました。
昨年度はアジア大会の為インカレに出場出来なかったりと、国際レースを優先的に考えてきたので、これ程こだわって挑んだインカレは、初めてだったかもしれません。
勝ちたい気持ちと勝たなければならないプレッシャーの中、苦しいレースとはなりましたが、三冠という思い描いていた最高の結果で締めくくることができたことを、とても嬉しく思います。

2019インカレではオムニアム、3kmIP、マディソン三冠達成に加え、チームスプリントでも2位入賞を果たした。

私自身、一年生の時にもこの大会で優勝していましたが、がむしゃらに走っていた一年生の頃と、鹿屋のエースとしての責任を背負った四年生とでは、違った喜びがありました。自分にも周りにも甘い私は、結局後輩に何も伝えることが出来ませんでしたが、走りをみて何か感じてくれたら、それだけで満足です。
今回、鹿屋のジャージを着て走る最後のレースとなりました。私は、大学自転車競技人生に一切の悔いはありません。そして、鹿屋体育大学で自転車競技を行えたことに、誇りを持っています。

鹿屋体育大学チームメンバーと。 (2019.7.7 個人トラックにて)

■学連レースや4年間の思い出
高校の頃からナショナルチームで一緒に活動し、学連選手でもある四人同期の存在にはとても感謝しています。学連レースではチームこそ違いますが、海外遠征では同じ仲間です。ジュニアで日本新記録を出した時や、エリートで日本新記録を出した時の、喜びや感動の瞬間を共有できたことは、今でも一番の思い出です。

四人同期、特に女子の梶原選手、古山選手とはいつも一緒に過ごしてきた(2016.7.3 個人トラックにて)
ウィニングラン後、いつも支えてきてくれたお父様と。

インカレを終えた4年生シリーズ2019 バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)
・小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)
・山根将太選手(男子総合優勝 中央大学主将)
・五味田奈穂選手(順天堂大学)
・上野恭哉選手(法政大学)

photo&編集 深井文浩

 

インカレを終えた4年生:上野恭哉選手(法政大学)

インカレを終えた4年生シリーズ、引き続いて選手からの自由投稿メッセージを紹介しています。
第2弾は上野恭哉選手(法政大学)です。

上野恭哉選手(法政大学)メッセージ

今年は4年最後のインカレでしたが、怪我で上手いこといきませんでした。

残念ながら今年のインカレは直前の怪我により団抜きのみの出場となった。写真は2019年個人トラックのマディソンにて。写真左が上野選手(2019.7.7)

代わりに後輩達が一生懸命頑張ってくれたので悔いはありません。

今回インカレでは後輩達が一生懸命がんばってくれた。閉会式後にチームメンバーと。

この4年間とても濃い時間を過ごさせて頂きました。高校の時からの同期はみんな強く刺激を貰っていましたし、大学では3人で力合わせて頑張り、先輩に揉まれて後輩に恵まれキャプテンとしても、とてもいい環境で心身ともに強くなれたと思います。今後は自転車を続けようと思っています。

近藤翔馬選手、堀込統吾選手と3名の同期メンバーで頑張ってきた。 写真はマディソン出走前の近藤選手と(2019.5 TRS第1戦)
もう一人の同期メンバー、堀込選手と (2019.3.10 神宮外苑にて)

こんなに素晴らしい当たり前じゃない環境で自転車競技をさせてくれた両親に本当に感謝しています。
明治大学の一年に弟もいるのでこれからもよろしくお願いします!!

インカレ表彰式を終えて福岡県メンバーと。

<編集後記>学連ウォッチャー 深井
私が初めて上野選手を知ったのは2016年7月の湾岸クリテリウムでした。このとき法政大学1年生として上野さんと近藤さんが表彰台に上っていますが、二人とも同じ髪型でとっさに判別がつかなかったことは秘密です。

上野選手は2016年湾岸クリテClass3Cにて第2位でフィニッシュし昇格している。(2016.7.30)

インカレを終えた4年生シリーズ2019 バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)
・小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)
・山根将太選手(男子総合優勝 中央大学主将)
・五味田奈穂選手(順天堂大学)

photo&編集 深井文浩

 

 

インカレを終えた4年生:五味田奈穂選手(順天堂大学)

インカレを終えた4年生シリーズ、引き続いて選手から自由投稿頂いたメッセージを紹介していきます。
今回は五味田奈穂選手(順天堂大学)から。

五味田奈穂選手(順天堂大学)メッセージ

インカレ オムニアム(ポイントレース)出走中の五味田選手
■インカレの振り返り
最後のインカレは3kmIP、オムニアム、チームスプリント、マディソンとフル出場だったため、3日間戦い抜けるように準備してきました。4年間で続けている3kmでタイムを出すことを1番の目標としてきました。東日本、学生トラックの学連主要大会で思うような走りができず焦りもありましたが本番に強い自分を信じていました(笑)
今年のインカレは3kmIP、オムニアム、チームスプリント、マディソン、翌週のロードレースとフル出場だった。
(3kmIP)予選では自己ベスト0.5秒更新したものの、気持ちが落ち着きすぎてしまったことが失敗でした。ギリギリ4位で順位決定戦に乗ることが出来たのでひたすら次のレースに向けてのイメトレをしました。順位決定戦ではいい感じに気持ちが高まり、予定よりもツッコミ気味でしたが多くの声援があったからキツイ時でも我慢できました。予選タイムより5秒更新。目標タイムには届かなかった悔しさはありますが少しずつ成長出来てるかと思います。
チームとしては女子チームスプリントで表彰台。500mに出場した主将野寺(3年)野島(3年)が自己ベスト更新。ロードでは大学から競技を始めた小堀(3年)が初インカレロード出場で完走するなど幹部を務めた3年生の活躍がありました。下級生にとっては今年のインカレはまだ通過点であると思うので1.2.3年生にとっては得るものが多い大会になったのではないでしょうか。
今年のインカレでは3kmIP、チームスプリントで表彰台に上った
■学連レースや4年間の思い出
私は大学から自転車競技を始めました。それまではロードも一切乗ったことがなく、1年の4月はクリート外すのもままならない状態でした。
自転車競技との向き合い方が変わったのが3年次で、東日本で3kmが2位になってから自転車競技が楽しくなってきたのを覚えています。
インカレの3km予選で自己ベストを9秒更新してまさかの3位で予選を上がった時は自分でも驚きました。順位決定戦の動画は多くの人の応援が聞こえて、今でも見ると嬉しくて涙が出ます(笑)私の自転車競技をやった4年間は順大自転車部の同期、先輩後輩、OBOG、自転車を通じて出会った人たち、高校時代から応援してくれてる人たち全ての人のおかげです。楽しい4年間でした。
2018インカレでも3kmIPで3位に入賞していた
■今後の自転車との関わり
私は順天堂大学院へ進学し、自転車競技を続けます。 また、順大自転車部に対しては学生コーチのような立場で部員をサポートしていきたいと思っています。今いる学生たちの多くは私より競技歴が長く知識も豊富ですが、他競技経験がある身から何かサポート出来たらと思っています。

■学連をめざす選手たちへ
上でも述べましたが、私は高校まで陸上をやっていて大学から自転車を始めました。高校時代は全国の表彰台に乗ることが出来ず、陸上をやめると決めた時、仲間たちに「自転車競技で日本一を取ります」と宣言してやめました。日本一には届きませんでしたが、私はその目標を目指す経緯が大事だと思っています。どの大学へ行っても辛いことはあると思います。ですが、どの大学へ行っても楽しいこともたくさんあります。自分次第で今は不可能と思うかもしれない夢や目標を叶えることが出来ます。競技に向き合う姿勢を見てきっと多くの人が支えてくれます。卒業する私たちは一生懸命競技するみなさんを応援して、サポートします。頑張ってください!!

高校まで続けた陸上競技をやめ、大学から自転車競技に (写真提供:五味田さん)
■最後に
本当に楽しい4年間でした。自転車競技を始めて人生が変わりました。順大に入って、自転車競技を始めてよかったと思います。出会ってくれた全ての人に感謝しています。ありがとう!また会いましょう!
インカレを終えて部員たちと。 (写真提供:五味田さん)

インカレを終えた4年生:山根将太選手(男子総合優勝 中央大学主将)

本シリーズもいよいよ佳境、5回目は創部66年目にして初のインカレ総合優勝を獲得した中央大学主将、山根将太選手です。


山根将太選手コメント

中央大学自転車競技部主将の山根将太です。

スプリント優勝を決めた直後の山根選手

ついにこの時が来ました。創部66年目で初の中央大学インカレ総合優勝。いつかはくるだろうとは思っていましたがまさか自分たちの代で総合優勝するとは思っていませんでした。

インカレ総合表彰

僕はこれまでのインカレで表彰台に上がったことはありませんでした。今回が最後のインカレなので個人種目は必ず優勝したいと思っていました。
今年に入ってからずっと調子が良くてタイムも伸び続けていたので何とかインカレまで持ってくれたらいいな〜とは思っていましたがどうやらインカレでピークを迎えてくれたようでホッとしました。

インカレトラック出場全種目で首位を獲得した山根選手(スプリント、1kmTT、チームスプリント)
1kmTTでは学連新記録で優勝(Time:1’01.390)

今回僕が出した学連記録はぜひ中大の後輩に塗り替えてほしいと思います。 昨年のインカレトラック種目で中央大学は1人も表彰台に上がることができませんでした。あの悔しさから1年間僕は血の滲むような努力をしてきましたしみんながやっている姿も見てきました。
その結果今年は何回も校歌を聞く事ができて本当に涙が出そうでした。

主将として胴上げも経験できた。

僕は主将としてチームをまとめたりとか全くできていなかったですが同期の支えもあり後輩もいい感じにまとまってくれていいメンバーに恵まれ幸せでした。
来年は今年以上のチームを作って頑張ってほしいと思います。 今までありがとうございました。

閉会式を終え、チーム&OBメンバーと。

インカレを終えた4年生シリーズ2019 バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)
・小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)

photo&編集 深井文浩(学連ウォッチャー)

 

インカレを終えた4年生:小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)

本シリーズ4回目は日本大学をインカレ総合第2位、ロード総合優勝に導いた小嶋健太 自転車部主将です。


■小嶋健太 日本大学自転車部主将コメント

インカレは私たちにとって最重要試合でした。
毎年この大会が終わるたびに代変わりをし、次の年のインカレに向けて準備を始めます。

先代と交代をしてからのこの一年は、一昨年から続く連覇の継続と、昨年の成績(トラック総合1位・ロード総合2位)を上回る結果を残すことを目標に取り組んできました。

総合優勝を勝ち取った2018年インカレ ※写真は2018.8.19 トラックレース終了後

■主将としての取り組み
そのために主将として様々な取り組みを行ってきました。部員には日の練習への姿勢から、普段の寮生活、授業への出席や単位に関すること、試合会場での佇まいなどといった一見競技と関係のないことにも、指導をしてきました。
また、主将としての自覚を持ち、普段から自分を律することを心がけ、同時期に行われた大学のキャプテン研修へ積極的に参加し、得られた知見を総務の平崎(法学部4年)と協力しながら部に反映するなどしました。

学連最大、60名の部員を誇る日本大学自転車部を率いてきた小嶋主将(写真前列左より5人目)。2019年7月個人トラックにて撮影。 ※部員数は2019年5月現在

これだけに事足りず、多くの視点からの意見を求めて、事あるごとにミーティングを行ってきました。このミーティングは、重要な役割を担っていました。ここでの扱われたテーマは、日常の問題・課題だけでなく、選手が練習や試合後に思う疑問や課題などにも焦点を当てていました。練習や試合で出る疑問や課題の解決には、多くの選手が知恵を出し合い、回を重ねるごとに選手の成長を感じるものでありました。

取り組みが功を奏したのか、今年は、チームタイムトライアルを11年ぶりに優勝し、個人選ロードのワンツーフィニッシュを達成しました。

11年ぶりにチームTTの優勝を奪還した日本大学チーム。小嶋主将も出走していた。(2019.6.2)

■2019年インカレを振り返って
チームの運びは年間を通して順調に思えました。しかし実際にインカレが始まるとはトラックで大きく点差を与えてしまいトラック終了時点で4位。結局、ロード総合は1位にまとめるも、トラックでついた点差を埋めることができずに総合成績は2位に終わりました。

インカレトラックでも多くの日本大学選手が表彰台にのぼったものの、第2位の種目が多かった

総合争いにおいて日に日に厳しい状態に置かれているのは一目瞭然で、そのことはチームの全員が認識していました。それでも選手は、ベストを尽くすよう最善を尽くし、サポートは前向きで、選手を快く送り出してくれていました。サポートの力は絶大で、厳しい状態に置かれていてもできないことはないのではないと思わせてくれました。

ロードでは優勝の武山 晃輔選手はじめ、圧倒的な強さを見せつけることができた

優勝することは叶いませんでしたが、ここまで戦ってくれたチームのみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。
来年がある後輩たちは、これからの新体制の1年間で良いチームを作って最後に監督を胴上げできるよう頑張って欲しいです。

小嶋主将自身もインカレロードで力走したが、機材トラブルに見舞われ無念のDNFとなった

私たちは全力を尽くしましたが、今年の中央大学チームには敵いませんでした。全日程を通して素晴らしい成績でした。タイム系の種目で大会新記録を連発し、競技場を完全に支配していました。
中央大学チームには、昨年私たちが総合優勝を果たしたインカレでもロード総合をとられていましたし、インカレに限らず他大会でも種目に関係なく上位をとられた強いチームでした。また、強いだけではなく、好意的な選手が多く、雰囲気の良いチームでした。
そんなチームが創部初の総合優勝を達成されたことは嬉しく思います。

■最後に
最後になりますが、このように4年間競技活動に勤しむことができたのも、多くの方々の支えがあってこそのことです。本当にありがとうございました。

インカレ表彰式を終えて(2019.9.1)。  毎年、レース規模の大小を問わず開会式や閉会式にも多くの選手が出席してくる日本大学自転車部。大人数をまとめ上げる主将の統率力にも注目したい。

インカレを終えた4年生シリーズ バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)

photo&編集 深井文浩(学連ウォッチャー)

 

インカレを終えた4年生(女子ロード優勝:福田咲絵選手)慶應義塾大学

インカレを終えた4年生シリーズ、3回目は女子ロードレースで2度の優勝を成し遂げた福田咲絵選手(慶應義塾大学)にお話を聞きました。

多くの観客に見守られながら2度目のインカレ優勝を決める福田選手

■インカレロード振り返り
Q:インカレロード優勝おめでとうございます。今回レースはどのような気持ちで臨みましたか?

福田さん:インカレロードの優勝は、3年前の修善寺以来2度目でした。ただ、3年前に優勝した時とは全く違った嬉しさでした。
3年前のインカレは、優勝してナショナルチームに入りたいという想いで走っていました。
一方で今年のインカレは、昨年からラストレースにすると決めており、今まで応援し、支えてくださった全ての方々に結果で恩返ししたいという想いで走っていました。 結果、独走で勝つことが出来、多くの人に喜んでもらえて、本当に良かったです。

インカレ優勝は3年前の修善寺でも成し遂げている(2016.8.28)

■学連レースや4年間の思い出
Q:福田さんにとって学連競技生活はどのようなものでしたか?

福田さん:今年は就活があったり、インカレ2週間前には大きな落車をしてしまい、一時はインカレのスタートラインに立てるかどうかすらわからないような状況になってしまったりと、ここまで決して順調ではありませんでした。
しかし、4年間の経験と自信、そして応援し、支えてくださった多くの方々のおかげで、このような結果を残すことが出来ました。当日は多くのOBの方々が現地まで来て応援してくださり、非常に力になりました。また、後輩たちが全ての登りで正確なタイム差を教えてくれたおかげで、安心して走ることが出来ました。最後の勝負を決めたアタックも、後輩たちの声援が後押しになりました。 もちろん、誰にも負けないと思えるだけの練習はしてきました。

インカレロード表彰式

ただ、その練習が出来たのも支えてくれる仲間がいたからでした。 ここに全員の名前をあげることは出来ないですが、特に4年間支え続けてくれた蔭山マネージャーには感謝してもしきれません。サポートに加え、夜遅くまでマッサージしてくれたり、楽しい話でリラックスさせてくれたり。彼女がいてくれて、本当に良かったです。

全日本選手権にて。マネージャーはじめ支えてくれた方々に心から感謝している(写真提供:福田さん)

もう一人、今年怪我でインカレに出場出来なくなってしまったにもかかわらず、夏合宿中、暑い中毎日全力でロードのサポートをしてくれた纐纈。彼のサポートのおかげで、しっかり乗り込みが出来たことは大きかったです。インカレに出られない彼が1番辛かっただろうに、笑顔でサポートしてくれた彼から元気をもらい、彼の分まで頑張ろうと思っていました。来年のインカレは、今年の悔しさを胸に頑張って欲しいです。

夏合宿中、ロードメンバーをサポートする纐纈さん(写真提供:慶應義塾體育會自転車競技部マネージャー 佐々木様)

他にも一緒に練習してくれた後輩たち。そして4年間支えてくださった監督。そして家族。本当に感謝してもしきれません。 そんな支えてくださった方々に、喜んでもらいたいという想いを最後に優勝という形で叶えることが出来て、幸せです。
自転車競技に出会い、4年間頑張ってきて良かったです。 4年間、本当にありがとうございました。

レースを終え、宇佐美監督と握手する福田選手
インカレを終え部員やOBの方々と。 写真提供:慶應義塾體育會自転車競技部マネージャー 佐々木様

■今後の自転車との関わり
Q:今後の活動について決まっていることはありますか?

福田さん:来年の春から社会人になる予定です。 残り半年の大学生活は、まとまった時間が取れる最後の時間なので、今まで出来なかったことを思いっきりやりたいと思っています。
特に旅行が好きなので、出来る限り多くの国に旅をして、視野を広げたいです。
自転車は競技としては引退しますが、自転車に乗ることは大好きなので、初心に戻って、趣味としてツーリングを楽しめたらと思っています。競技の練習では出来なかったような、ちょっとエクストリームなグルメライドとかもやってみたいです(笑)

■学連を目指す選手たちへ
Q:これから学連を目指そうとする選手たちへのメッセージをお願いします。

福田さん:大学から競技を初めても、努力次第で学生日本一になれるところが、自転車競技の良いところだと思います。 4年間はあっという間なので、1日、1日を大切に頑張ってください。

 


インカレを終えた4年生シリーズ バックナンバー
・男子ロード優勝:武山 晃輔選手
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)

photo&編集 深井文浩(学連ウォッチャー)

インカレを終えた4年生:古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学)

インカレを終えた4年生シリーズ、続いては古山稀絵選手(日本体育大学)です。
女子チームキャプテンとして、日本体育大学をインカレ女子総合優勝に導いた古山さんに現在の心境を教えてもらいました。


古山稀絵選手コメント

まずは女子総合優勝3連覇を達成し、後輩に繋げられたことを嬉しく思います。
私自身、大学生の後半2年間はナショナルチームとしての活動が忙しく、学連のレースだけでなく大学の練習にもあまり参加できていませんでした。しかし、そんな私を女子チームのキャプテンとして慕ってくれた後輩達と女子総合3連覇を目標に掲げて1年間頑張ってきました。そんな頼もしい後輩達がトラック総合優勝を成し遂げてくれたので、より一層気合が入った状態でロードレースを迎えました。

インカレロード出走前にチームメンバーと。

■2019インカレについて
2位の鹿屋体育大学とは昨年同様3点という僅差だったため、油断できない状況でした。
今年の6月に行われた個人ロードレースでの反省を活かし、序盤から1年の岩元が落車するというハプニングがありましたが、臨機応変に対応することができました。チーム力の結果がこの結果に繋がったと思います。

また、選手だけでなく、朝からサポートしてくれたチームメイトや保護者、関係者の皆様のおかげで、レースに集中して走ることができました。そして温かい応援が何より力になりました。ありがとうございました。
レース中、男子部員より補給を受ける古山選手
  ■学連生活を終えるにあたり
大学4年間、日本体育大学として走れたことを誇りに思います。先輩、後輩、同期、たくさんの人脈に恵まれました。
来年もきっと後輩達が強い日体大を魅せてくれると思うので、今後とも温かい応援をよろしくお願い致します!
閉会式後、西山監督はじめチームメンバーと。

インカレを終えた4年生シリーズ
・男子ロード優勝:武山 晃輔選手編はこちら
photo & 編集:深井文浩