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2025インカレ レースレポート福永和人選手(日本体育大学)

8月下旬~9月初旬にかけ開催された第80回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会。
トラックレースとロードレース、ともに出場した福永和人選手の振り返りレポートを紹介します。

2025インカレ レースレポート
福永和人選手(日本体育大学)

インカレトラック&ロード
 TP 8th
 OM 14th
 RR DNF 15lap

最後のインカレトラック・ロードレースが終わりました。
まずはこの大会が開催されるまでにご尽力いただいた全ての方に心より感謝申しあげます。

■トラックレース編

最後のシーズンになり、1年生の頃から目指してきたオムニアム種目に選出いただき、今年はチームパーシュートも走らせてもらえることになりました。

チームパーシュートは、なかなか上手に走れないのが嫌で、高校時代からずっと”嫌い”な種目でした。
それでも「チームパーシュートで4.20.00を突破してインカレで入賞しよう」とチームで目標を掲げてから、本格的にトレーニングを重ねていきました。
ポジションも何度も何度も見直し、かつてないほど空力とバイクコントロールの両立をするために試行錯誤の繰り返し
後ろにダメージを与えないライン取りやペダリング、体の使い方を研究したり適性ケイデンスをさがしてギア設定を見直したり、みんなでパワーデータと映像を比較してみたり…
トレーニングを重ねていくうちにどんどんタイムが縮まり、取り組むべき課題がどんどん明確になり、タイムを縮めるためにはどうしなければならないのかがはっきりわかるようになってきました。
4月のレースでは、4.42.00秒で走ることが精一杯だったのに、8月のはじめには、4.20秒の目標タイムをクリアできるようになりました。
そこでこのチームなら、これからさらに研鑽を重ねてインカレ本番では4.15秒台を目指せると、目標をさらに上げることができました。
どんどん練度を上げて、本当に4.15.00秒に届くかもしれない、と本当に夢を見られるようになりました。
いつの間にかチームパーシュートという種目が”好き”になっていました。
レースを迎えるのが、目標タイムを出して感動を分かち合うのが本当に楽しみでした。

迎えたインカレ当日、4.15.00が出ると思ってスタートしました。
結果は自分のスタートミスにより、4.22秒。
一瞬のミスで集大成を全部崩壊させてしまいました。
これまでの全ての時間
チームで重ねてきた努力
応援してくれた全ての人の期待
これらを全て台無しにしてしまったと言う気持ちで言葉では表せないほどの罪悪感で潰されそうになりましたがそれでもチームメイトが迎えてくれた温かくおかげで
「一人で戦ってるわけじゃない。明日も(自分の)競技があるし、他のチームメイトもまだまだレースが続く。自分だけ落ち込んでる場合じゃないし、明日のレースも全力、応援も全力で、チームで1点でも多く総合得点を取りたい、それに貢献したい」
という思いで気持ちを切り替えることができました。
結果は8位でぎりぎり入賞。本当に悔しい思いの残る入賞でした。

個人種目は2日目のオムニアム
前日の気持ちを切り替えて自分のできることを精一杯してチームに貢献したい
8/30はただそれだけ考えて走りました。
結果は14位
ただただ何もできず終わりました。
最終種目のポイントレース、スタート前に監督から
「好きに走ってこい、集大成だ。転けるなよ。」
と言っていただけたので、攻めようと思いました。
自分の走りがしたい。応援してくれた、支えてくれたすべての人へ感謝を伝えたい。感動を届けたい。
1回目のポイント周回を先頭で通過したのはそんな意地みたいなものでした。
でも結果は完走すらできずレース終了。
悔しい思いばかり。
でもこれもレースだし、最後です。
どんな瞬間もどんな気持ちだろうと結果だろうと、もうその瞬間は帰ってきません。
悔しいまま2日目が終わりました。

3日目はサポートと応援のみ。
同期やチームメイトの走りを全力で応援しました。表彰台に立ってくれて、自分のことのように嬉しかったです。

表彰式終了後、チームメンバーと。

■ロードレース編

1週間後のロードレース

前日の女子ではチームメイトの最高な形で優勝。
最高な瞬間に立ち会えて、同じチームメイトとして勝利を分かち合えたこと、めちゃくちゃ嬉しかったです。

当日はよく寝れたし、最後のレースなのに緊張も少なくて、楽しんでやるだけやったろう!って気持ちでスタートしました。

集団の中ほどからスタートする福永選手

暑さに弱いのでとにかく冷やして
楽な位置取りを探して脚を休めて
補給もとりながら近くのチームメイトの様子を観察して声を掛け合って走りました。

チームメイトと共に180度ターン地点を走る福永選手

とにかく脚を温存しながらの戦いでしたが、それも尽き早々に足が攣り始めました。
なんとか補給と下りながらストレッチしてしのぎましたが、90キロ地点で全身攣ってレースから離脱。
男子はチームメイトが13位と20位ポイント圏内でゴール。
頼もしい後輩に救われました。

補給を受けながら完走を目指した。

インカレ期間の2週間、目まぐるしいほどの感情と感動に出会わせてもらいました。
きっとこれが4年間過ごしてきた時間に対するご褒美なのかなと思います。

インカレでは本当に沢山の人達が応援に駆けつけてくれて、どこのコーナーからも、自分のことを応援してくれる人達の声が聞こえて、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

沢山の応援いただき本当にありがとうございました。

ロードレースを終えて再びチームメンバーと。

Photo & 編集 Fumihiro Fukai

2025インカレロード レースレポート 大蔵こころ選手(早稲田大学)

2025年9月6日、群馬サイクルスポーツセンターにて開催された女子インカレロード。
早稲田大学4年生の大蔵こころ選手によるレースレポートを紹介します。

■大蔵こころ選手(早稲田大学)レースレポート

大学のジャージを着るラストのインカレロード。全て出し切って終わることを目標に、今まで以上にない強い気持ちでレースに臨みました。

出走前、池田選手・垣田選手と。

2周目に入り、下りきったところで、集団が縦伸びした時、アタックをして、上手く逃げることができたらと思い、飛び出しました。しかし、走力は足りず、しばらくして追いつかれました。その直後に、みずきちゃんのアタックが決まり、チームとしてその動きを無駄にしないよう、集団をコントロールすることに努めました。
中盤、ここまででかなり足を使ってしまっていて、4人の強力な追走が入った際には、ちぎれてしまいました。そこからは追いつけず、最後まで合流した6名のパックでレースが進みました。

レース中盤から6選手のパックに合流

まほちゃんが追走に入ってくれたことで、総合優勝に向けて、任せる形にはなってしまいましたが、1つでも上の順位でゴールするという、強い気持ちで走りました。積極的に前を引き、厳しい展開になりましたが、心臓破りでの他選手のペースアップにも耐え、ゴールまで全力でペダルを踏みました。その結果、全て力を出し切り、6位でゴールしました。
今までで一番出し切って、最後を締めくくることが出来ました。
沢山応援とサポートありがとうございました。

ラストインカレのフィニッシュを迎える大蔵選手。

また、チームとしての結果は、みずきちゃん、まほちゃんの活躍で、総合優勝を成し遂げる事が出来ました。ハードスケジュールの中、一緒に戦ってくれたことに、本当に感謝しています。

ここまで来られたのは、自分1人の力ではなく、多くの方々の支えがあったからです。また、大切な仲間が背中を押し続けてくれました。4年間本当にありがとうございました。

 


Photo & 編集 Fumihiro Fukai

2025インカレロード レースレポート 水谷彩奈選手(日本体育大学)

2025年女子インカレロードは9月6日、群馬サイクルスポーツセンターにて開催され、12周72キロを25名の選手が争いました。
優勝した水谷彩奈選手(日本体育大学)のレースレポートを写真と共に紹介します。

■ レースレポート 水谷彩奈選手(日本体育大学)

群馬サイクルスポーツセンターは、小学生の頃からレースに来ていた馴染みのあるコースです。ですが、 アップダウンやテクニカルなコーナーもあり、 同じコースだった昨年度のインカレロードは落車、DNFという結果だったため、しっかり走れるか不安な中での大会でした。

レース序盤、集団の中ほどに位置する水谷選手

海外でも活躍し、昨年度チャンピオン池田選手、垣田選手も出走しているため、今年はまずは集団にしっかり残ることを目標に置き、その上で少しでもいい結果を残せたらという気持ちでした。
序盤から持久力がある池田選手が抜け出す形になり、幸い集団は安定した状態。周りの様子も伺い、脚をためながら走ることを心がけました。
レースが中盤に差し掛かるころ、力のある垣田選手と山下選手が集団から飛び出し、一緒に行った方が良いと直感的に判断して、前に追いつくことができました。一時は2分差がついていた池田選手との差も縮まり、残り5周くらいからは4人パックが形成されました。4人になってもペースは比較的落ち着いていたおかげで、冷静な状態で走れていました。

レース後半は4選手による先頭メンバーが形成された

この4人でのゴール勝負になる可能性が高いと考え、それぞれ脚質が異なる中、いろいろなレースパターンを考えながら残り周回を消化し、最終的に自分に一番可能性があると考えていたスプリントに。ゴール前では垣田選手、山下選手、自分、池田選手という並びで、後方の池田選手の掛け始めを意識しながら、ここからなら足が持つと感じた残り距離でコース右側から全力でもがきました。

4選手によるスプリント争い(フィニッシュ前50m地点)

ゴール後も、自分が勝った実感がわかず、驚きと嬉しさが混ざったような感情でした。ピットに戻るとチームメイトが自分のことのように喜んでくれて、ようやく優勝したことを実感できました。どんな時も味方でいて応援し、喜んでくれるチームメイトには感謝しかありません。

サポートしてくれたチームメンバーに感謝

レース中もチームメイトの応援に支えられ、力になりました。来年もまた同じ景色を見られるように1年間頑張ります。ありがとうございました。

高木秀彰賞の表彰式にてチームメンバーと

Photo &  編集 Fumihiro Fukai

2025インカレロード レースレポート 佐藤后嶺選手(中央大学)

2025年9月7日、群馬サイクルスポーツセンターにて開催された男子インカレロード。25周、150キロの厳しい戦いを制したのは佐藤后嶺選手(中央大学)でした。

■佐藤后嶺選手(中央大学)レースレポート

■レース前の気持ちや準備したこと

全日本選手権ではDNFに終わり、とても悔しい思いをしました。その経験をバネに、インカレまでの約2ヶ月間は「とにかく一生懸命練習する」という気持ちで取り組みました。加えて減量や体調管理にも細心の注意を払い、レース当日を迎えるまで徹底的に準備を重ねました。その分、レース前は大きなプレッシャーを感じていました。

■レース展開、レース中に気をつけたこと

作戦は、序盤はチームメイトに逃げに乗ってもらい、自分は最後の集団スプリントで勝負するというものでした。前半は仲間が作戦通りに動いてくれて、とても助けられました。
後半は脚の余裕を感じられたので、大集団でのゴールスプリントではなく、少人数でのスプリント勝負に持ち込みたいと考え、有力選手たちと一緒にアタック合戦から抜け出すことに成功しました。結果的に自分の得意な形に持ち込むことができ、優勝につなげられたのは理想的な展開だったと思います。

残2周時の先頭メンバー

レース中に意識していたのは「落車回避」と「こまめな補給」です。当日は極端な暑さではなかったものの、オーバーヒートを防ぐためにスタート前からレース中まで常にクーリングを行い、最後まで集中力を切らさないように心がけました。

レース中に意識していたのは「こまめな補給」
優勝したらこのポーズ、と寮の同期と約束していた

■今後のレースについての抱負や目標
今後は、まずは来年のインカレでの2連覇を目指します。そして全日本選手権でもタイトルを狙いにいきたいです。学連に限らず、より高いレベルで戦える選手になれるよう、これからも努力を積み重ねていきたいと思います。

レースを終えてチームメイトと

<編集後記>

佐藤后嶺選手は5月の全日本学生選手権クリテリウム大会でも2位に入賞していました 。これからの活躍も楽しみな2年生です。

Photo&編集 Fumihiro Fukai

 

2025インカレロード写真集(試行公開)

2025年9月6~7日、群馬県利根郡みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンターにて開催されたインカレロード写真集です。

 

男子

■インカレロード2025男子-1 (start~20分)

■インカレロード2025男子-2 (開始後30分~90分)

■インカレロード2025男子-3 (開始後100分~130分)

■インカレロード2025男子-4 (開始後140分~フィニッシュ)

 

女子

■インカレロード2025女子

 

 

 

※リザルト等詳細はこちら(学連Webサイト)
文部科学大臣杯 第80回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(トラック&ロード)

 

【2025インカレ 出場校紹介】学連Instagram企画

間もなくインカレ!
学連公式Instagramにて出場校紹介を行っています。

こちらでもInstagramに公開された各校記事をWeb化してご紹介します(Instagram公開順に上から掲載)

1.早稲田大学(8/24公開)
2.日本大学(8/25公開)
3.立教大学(8/25公開)
4.中京大学(8/26公開)
5.同志社大学(8/26公開)
6.明治国際医療大学(8/27公開)
7.久留米大学(8/28公開)
8.慶應義塾大学(8/28公開)
9.関西大学(8/28公開)
10.明星大学(8/28公開)
11.朝日大学(8/29公開)
12.明治大学(8/29公開)
13.作新学院大学(8/29公開)
14.駒澤大学(8/29公開)

■早稲田大学

トラックエントリー選手 7人
ロードエントリー選手 5人

2024年度成績
男子インカレ総合3位
女子インカレ総合1位

◯大仲凜功選手(4年) 主将
1.<インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください>  学生にとってインカレは特別な大会です。そのインカレで優勝するべく練習を積み重ねてきました。結果はどうであれ、今持ってる全力を出し切ります。

2.<個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください>
個々の種目で狙いつつ、団体種目でも成績を狙えるよう、手広く取り組みました。

3.<応援してくれる人へメッセージ>
いつも応援ありがとうございます。 昨年の大躍進に続き、今年も早稲田大学は良い成績を収めたいと思っております。チーム一丸となって全力で頑張りますので応援の程、宜しくお願いします。

 

■日本大学

トラックエントリー選手 13人
ロードエントリー選手 10人

2024年度成績 男子インカレ総合1位

◯大塚春人選手(2年)広報部長
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
チーム全体で5連覇目指して精一杯頑張ります!

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
私は個人としては、タンデム補欠という立場で、本メンバーである先輩方の対戦相手を務めることで、実戦的な対策に貢献してきました。補欠という立場を通じて先輩方の強化に寄与することを意識して取り組んできました。 また、チーム全体としては合宿を実施し、日々の練習や生活を共にする中で積極的にコミュニケーションを図り、互いの理解を深めることで、チーム力の向上に努めてきました

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
インカレ5連覇を目指し、トラック、ロード共に精一杯頑張ります!! インカレ当日は是非!会場をピンク色に染めていただけたら嬉しいです!

◯村上明選手(4年)主将

1. 今年もインカレを総合優勝し5連覇を達成します。

2.短距離はインカレが開催される千葉ベロドロームでの練習を多く行い、大会を想定し練習に取り組むようにしてきました。

3.日頃の感謝を込めて全力で走るので応援よろしくお願いします

 

■立教大学

トラックエントリー選手 6名
ロードエントリー選手 6名

2024年度成績 男子インカレ総合10位

◯矢野行哉選手(4年)庶務◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
4年目の最後のインカレとなります。留学もあり競技から離れていた時期もありましたが、もう一度この舞台に立つチャンスを与えてくれたチームメイトに心から感謝しています。そして、これまで支えてくださったマネージャーや監督、OBOGの皆さまにも大きな恩があります。その恩に少しでも応えられるよう、最後まで全力を尽くし、チームのために走り抜きたいと思います。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
競技力の向上はもちろん大切ですが、それ以上に人として成長することを意識してきました。この舞台に挑めるのは、自分一人の力ではなく、仲間や支えてくださる方々のおかげです。だからこそ、周囲から「応援したい」と思ってもらえるような存在を目指し、常に感謝の気持ちを忘れず競技に向き合ってきました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
日頃から支えてくださっている監督、マネージャー、チームメイト、OBOGの方々、家族、競技に関わる全ての皆様、本当にありがとうございます。皆さんの応援や支援が大きな力となり、ここまで頑張ることができました。そして、共に練習を重ね、苦しい時も励まし合ってきたチームメイトにも心から感謝しています。インカレではその想いに応えられるよう、仲間と共に最後まで全力で走り抜きます。応援よろしくお願いします!!





 

 

■中京大学

トラックエントリー選手 9名
ロードエントリー選手 7名

2024年度成績 女子インカレ総合8位

◯武田柊選手(3年)主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
今回で3度目のインカレを迎え、チームの要としてチームパーシュートやオムニアムで魅せる走りをします。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
特に団体種目に力を入れ、綺麗な形でゴールを目指すことを意識して取り組んできました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
1年間の集大成が見られるこの大会に、出場選手やサポート選手を含め全力で臨みますので、応援よろしくお願いいたします。

◯浅野壱輝選手(3年)副主将◯

1. 3度目のインカレ出場となりました。過去2回は納得のいかない結果に終わってしまいましたが、今年こそは必ず目標を達成できるよう、全力を尽くして走り抜きたいと思います。

2. チーム練習では、個人練習では得られない高強度のメニューを取り入れ、今大会に向けて万全の準備をしてきました。

3.いつも中京大学自転車競技部を応援していただきありがとうございます。これからも部員一同、競技へ真剣に取り組み結果を出せるよう頑張りますので、今後とも熱いご声援よろしくお願いします。

 

■同志社大学

トラックエントリー選手 9名
ロードエントリー選手 5名

◯和氣丈一朗選手◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
今年のインカレは、これまで取り組んできた練習の成果を発揮する最大の舞台だと思っています。個人としてもチームとしても結果を残すことを強く意識し、最後まで全力を尽くします。応援してくださる方々に「戦う姿」をしっかり見せたいです。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームとしては、団結力と一体感を高めることに取り組んできました。日々の練習ではお互いに刺激し合い、意識を高め合うことで、全員が同じ目標に向かって努力できる環境を築いてきました。こうした取り組みにより、個々の力を引き出すだけでなく、チーム全体の成長にもつなげることができたと考えています。また、個人としてはタンデムスプリントに力を入れてきました。ペアを組んで臨む初のインカレですが、限られたバンク練習の中でしっかりと息を合わせ、悔いのない形でインカレに挑めるよう準備を重ねてきました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。皆さんの支えがあるからこそ毎日頑張れていると感じています。インカレではその気持ちに応えられるように全力で走りますので、最後まで見守っていただけると嬉しいです。応援の程よろしくお願いします。

◯小野寺要選手◯
1.今回のインカレはチームパシュートとオムニアム、ロードレースに出場させていただきます。インカレは自分にとって2回目であり、トラックの2つの種目に関しては初めての出場となります。トラックもロードも楽しみな気持ちと同時に少し不安を感じますが、悔いが残らないように頑張りたいと思います。

2.チームとしては昨年出場しなかった、チームパシュートに力を入れて練習してきました。改善点はメンバーでその都度話し合い、常に向上心を持って取り組んできました。インカレという大きな舞台で、今までの練習の成果やメンバー全員の全力を尽くして頑張ります。個人では特にロードレースに向けての練習に力を入れて取り組んできました。昨年は全くというほど歯が立たず、悔しい思いをしました。この1年間の練習の成果を発揮できるように精一杯全力を尽くします。

3.同志社大学としても個人としても、悔いなく、良い結果を残せるように精一杯頑張りますので、大きな力になるご声援や応援のほどよろしくお願いいたします!

 

■明治国際医療大学

トラックエントリー選手 7名
ロードエントリー選手 7名

◯樋口源選手(3年)副部長◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
私の中でインカレは、シーズンの中で一番重要な大会です。この大会で結果を残すために日々貪欲に練習に取り組んできました。 私自身は2回目のインカレ。結果にこだわるレースをします。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
トラック団体種目の4kmチームパーシュートにチーム全体で力を入れました。 今年は入賞を目指します。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
まず、応援ありがとうございます。 応援してくださる皆様、また日頃から支えてくださってる監督、コーチ、トレーナー、そして両親のおかげでここまで頑張ることができています。 今年は選手の層も質も向上し、去年よりさらに飛躍できると思っております。 選手一同、この大会に賭けて参りました。日頃の感謝を胸に全力で挑みますので、応援の程よろしくお願い致します。

 

■久留米大学

ロードエントリー選手 1名

◯下川一翔選手(3年)部長◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
3年目にしてコロナ禍で潰れかけの部活を立て直し、大学生の頂点を決める戦いのスタートラインに立つことができたのは、周囲の皆様からのサポートと応援のおかげです。その恩に報いる恥じない走りをします。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
メンタルトレーニング

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
1人の力では学連を走ることもできませんでした。応援、サポートしてくださる方に感謝し頑張ります。 久留米大を応援お願いします。

 

■慶應義塾大学

トラックエントリー選手 9名
ロードエントリー選手 8名

◯阿部浩大選手 主将◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
1年に1回のインカレは大学の総合力を示すことができます。チームとして良い成績を残すことでこれまで支えていただいた方々のご期待に応えたいです。個人としては4年間で良い結果を残せていないので、自分の成績にもこだわって走りきります。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
慶應義塾が大学チームの中で強い存在として認められるように、特にインカレで結果を残すことです。今年入った1年生もインカレに出場します。インカレで成長することで、より強い慶應として来年以降も活躍してくれるはずです。今後の慶應義塾にもご期待ください!

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
平素より応援いただき心より御礼申し上げます。日々練習や試合に全力で取り組むことができるのは、皆様のご支援とご声援あってのことだと、実感しております。インカレ本番では、これまでいただいた応援を結果でお返しできるよう、チーム一丸となって戦ってまいります。今後とも変わらぬご指導・ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

◯南山航介選手 広報部長◯

1.昨年は個人としてもチームとしても目標に届かず悔しい思いをしました。1年間の集大成として、インカレという舞台で躍進した姿をお見せしたいです。

2.チームでは、「強い慶應」をつくるために選手1人1人が確実に成長できるような練習をロード班長を中心に計画し、レースに通用する実力を手に入れるため常に目的意識をもって練習を行ってきました。

3.皆様のご支援のおかげで日々の練習、レース出場が叶っております。結果で恩返しできるようチーム一丸となり走り切ります。応援よろしくお願いいたします。

 

■関西大学

トラックエントリー選手 5名
ロードエントリー選手 6名

◯橘優太選手(4回) 主将〇
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
この1年間、チームとしてさまざまな挑戦を重ねてきました。その集大成をインカレにぶつけたいと思います。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームとして、競技だけでなくSNSでの広報やボランティア等も行いました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
いつも温かいご声援、ありがとうございます。いい結果が報告できるよう、全力で頑張ります。

◯西村聡太選手(3回)〇

1.インカレトラック・オムニアムで入賞を目指します。これまでの練習の成果を出し切り、チームに貢献できる走りをします。

2.チームとしては練習回数を増やし、一体感を高めてきました。個人としては独走力や瞬発力を鍛えるためのトレーニングを重点的に行ってきました。

3.いつも温かい応援、本当にありがとうございます。関係者の皆様やOBの皆様に少しでも喜んでいただけるよう、全力でインカレに挑みます。

 

■明星大学

トラックエントリー選手 8名
ロードエントリー選手 7名

◯田中遥翔◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
今年のインカレに向けてチーム全体で士気が高まっているので、しっかり全力を出し切りたいと思います!

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
団体種目とロードに向けて合宿などを行いました。
特にチームパーシュートに力を入れて来たので楽しみにしてください!

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
今年の明星大学はいつもとひと味違うかもしれません!チーム、個人共に全力で闘いますので応援よろしくお願いします!

 

■朝日大学

トラックエントリー選手 13名
ロードエントリー選手 10名

◯齊藤脩選手(4年)主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
インカレでベストなパフォーマンスを出せるようにチーム一丸となって練習してきました。インカレでは、チーム練習で培った一体感を持って朝日大学の名に恥じない走りをし、応援ではどの大学よりも声を出して会場を朝日一色に染めます!

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
一年を通して取り組んだ基礎トレーニングと寮生活で培った集団行動です。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
いつも応援していただきありがとうございます!皆様の応援のおかげでベストなパフォーマンスを発揮することができています。今回も皆様の応援に応えられるように頑張ります!

 

■明治大学

トラックエントリー選手 10名
ロードエントリー選手 7名

◯吉田唯斗選手(4年) 主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
インカレは自分にとって特別であり、集大成の舞台です。最後まで挑戦する気持ちを忘れず、楽しむ心を持って全力を尽くしたいと思います。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
個人ではタンデムスプリントに力を入れてきました。今年こそは予選で学連新記録を記録し、優勝します。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
ここまで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。多くの人に支えられてここまで走ってこられました。最後のインカレでは、楽しみながら全力で走る姿をお見せしたいです。一緒にこの瞬間を楽しんでください!

◯林原聖真選手(4年)副主将◯

1. 4年間の集大成として、自分の力をすべて出し切りたいです。勝ち負け以上に、最後に納得できる走りができるかどうかを大切にしています。

2. 日々の練習をひとつひとつ丁寧にこなすことを意識してきました。練習も生活も、細かい部分をおろそかにしないこと。それが最終的に大きな差になると考えています。

3. ここまで支えてくださった方々に感謝しています。最後のレースで、その思いを走りで示せるように全力を尽くします。

 

■作新学院大学

トラックエントリー選手1名
ロードエントリー選手5名

◯及川弘恭(3年)◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
一年に一回の大舞台ここで結果を出すことでチームとしても個人としても強さを見せることが出来るので、全力で走り抜きます。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームで勝利するための戦略立案と練習に力を入れて取り組みました。特にロードレースでは個人の力だけでなくチームとしての連携が重要です、そのため声を掛け合い、レース中の状況判断などを徹底して取り組んできました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
チーム一丸となり全員が悔いなく走り切れる用に頑張ります、応援よろしくお願いします!!

【作新学院大学】
トラックエントリー選手1名
ロードエントリー選手5名

◯及川弘恭(3年)◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
一年に一回の大舞台ここで結果を出すことでチームとしても個人としても強さを見せることが出来るので、全力で走り抜きます。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームで勝利するための戦略立案と練習に力を入れて取り組みました。特にロードレースでは個人の力だけでなくチームとしての連携が重要です、そのため声を掛け合い、レース中の状況判断などを徹底して取り組んできました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
チーム一丸となり全員が悔いなく走り切れる用に頑張ります、応援よろしくお願いします!!

 

■駒澤大学

◯今本未悠(4年)主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
4年間の集大成として迎える最後のインカレです。これまで支えてくださった方々への感謝を胸に、主将として仲間を引っ張り、全力で走り抜きます。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
近年は個人での取り組みが多かった中、今年はチーム練習やバンク練習を通じて仲間と共に走る機会を増やしてきました。その積み重ねを一人ひとりの走りに生かしたいです。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
日頃から支えてくださる方々のおかげで、この舞台に立つことができました。感謝の気持ちを力に変え、悔いのない走りをします。

白馬ラウンド2025 レースレポート 生田楓唯選手(作新学院大学)

1日目Class2Bにて4位、2日目のClass2Bにて1位フィニッシュし、Class1への昇格を決めた生田選手から詳細レポートをもらいましたので紹介します。

生田楓唯選手 レースレポート

■day1

白馬は毎年日差しが強く、比較的気温が高いイメージがあったので氷を切ったストッキングに入れたものをジャージの内側に入れて暑さを少しでも緩和できるように心がけた。
レース形式は自分の苦手意識のあるテンポレースでモチベーションとしてはあまり高くはなかった。また、長時間の移動で身体の動きがあまり良くない事がアップの時点で薄々分かっていたので、前半は抑え気味に走って後半狙えるようなレース展開になっていれば狙おうという気持ちでレースに挑んだ。
実際のレースでは、日大さんが上手にレース展開をコントロールしていて前半から1人を逃げに送り出し、かなりの得点を獲得した。最終周回に入る少し手前で東京科学大の選手が逃げたのを確認し、day2に向けて心拍を1度上げたいと思っていたのでその逃げを追いかけそのままスルーし独走状態に入ったが、最終コーナー手前で日大さんの選手に捕まり最終着順2位でゴール。総合順位としては4位で終わった。

最終周回を2位通過した生田選手(写真中央)

■day1からday2までのリカバリー

day1のレースを終えてすぐにプロテインを飲んだ。怪我で戦線離脱中の阿蘓選手からCCDを摂取するようにとLINEで促されて摂取した。また、駐車場裏の水路で身体を冷やしクールダウンすることができた。
エアコン無しを覚悟していた宿がまさかのエアコンありの宿で尚且つご飯がとても美味しい宿に泊まることができて嬉しかった。低めの温度でシャワーを浴び身体を冷やす事を意識した。部屋に戻ってからは、マッサージガンを駆使して身体の緊張を解した。

■day2

レース開始まで少し時間があったので実走でアップを行った。
自転車に跨り脚を少し回した時点でかなりコンディションが良いと感じ、今日のレース勝てるかもという感覚もあった。アップはスタート5分前まで行った。背中とポケットに氷をいれてレースに挑んだ。
レースがスタートしてすぐにチームメイトの左田と同志社の選手が逃げを成功させたので、自分は集団コントロールに徹した。レース中盤でチームメイトの左田が逃げ集団からドロップアウトしたので自分もメイン集団のローテに参加した。
残り2周のタイミングで4名の選手が逃げている同志社さんの選手を追走し始めたが自分はその逃げを捕まえれると思っていたので見送った。同志社の選手はメイン集団に捕まり、4人の追走が今度は先頭で逃げていた。
最終周に入ったところでチームメイトの左田にアシストしてもらおうとしたが無理そうだったので集団から1人で発射した。コーナーの立ち上がりでレッドゾーンに入らない事を意識しつつ逃げ集団を追いかけた。最終コーナー手前で逃げ集団に追いついたが、順天の選手が逃げから先行していた。自分は捕まえた逃げ集団の2番手で最終コーナーに入り立ち上がってすぐにスプリントを開始した。スプリントには自信があったのでそのまま先行していた順天の選手を抜き両手を上げ1位でゴールした。
暑い中選手、マネージャー、運営の皆様お疲れ様でした。

副賞としてお米3kgの目録を獲得!

 

2日目を終えてチームメイトと。

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

白馬ラウンド2025 レースレポート 藤本怜選手(日本大学)

2年前にClass2への昇格をはたした白馬。今回は同じ地で1日目にClass1昇格、2日目Class1でも5位を獲得した藤本選手からメッセージをもらいました。

藤本怜選手 レースレポート

今回の白馬はかなりの猛暑となり暑さ対策が重要だと感じました。
レース全体を見ても最後ゴールスプリントではなく逃げ切りでのゴールが多く集団は崩壊していました。そのレースを見て自分がやることはスタート直前まで氷をジャージに詰めて、その上から冷水を被り、なるべく体が熱を持たないようにすることを意識しました。

スタート直前まで体を冷やすことを意識した。写真は2日目Class1スタート前。

その結果レース中は体がよく動き、他大学の選手のことをよく観察することができ、1日目はアタックが綺麗に決まり、大量のポイントを獲得して優勝できました。

全8回のうち6回でポイントを獲得。フィニッシュ前に優勝が確定していた藤本選手

これは自分が強かったと言うよりもチームメイトの2人がしっかりと他大学をマークしてくれたので成し遂げられたと思っているので感謝しかありません。

2日目のクラス1でも同様に暑さ対策をして、チームとして動こうと思っていました。僕は最後のゴールスプリントに持ち込みたかったので前々で展開していたのですが、途中の2人の逃げを許したばかりに逃げ切られてしまい、2位争いのスプリントでも負けて5位と、とても悔しい結果になりました。次回のクラス1でのレースではしっかりと優勝を見据えて行きたいと思います。

2日目Class1の2位争いスプリントでは悔しい思いも。

 

2日目Class1は日本大学から4選手が出走。

 


編集後記

2023年の白馬クリテClass3にて優勝&昇格していた藤本選手の姿も撮影していたので紹介します。

2023年Class3にて先頭フィニッシュする藤本選手

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

白馬ラウンド2025 2日目 振り返り【インカレ直前特集】

【2日目(8月3日)】

※1日目(8月2日)はこちら。

■Class3A

1位 上中陽生選手 関西大学
2位 菅野佑介選手 立教大学
3位 田村素直選手 信州大学

■Class3B

1位 武田柊選手 中京大学
2位 渡邊琉聖選手 日本大学
3位 大塚晏輝選手 三重大学

 

■Class3C

1位 大谷立樹選手 順天堂大学
2位 小林史弥選手 関西大学
3位 矢口友輝選手 東京都市大学

1位 比留間直人選手 立教大学
2位 鯉沼晴稀選手 順天堂大学
3位 德永研人選手 東京科学大学

 

■Class2A

1位 大関宙選手 筑波大学
2位 塚本善広選手 立命館大学
3位 本条悠太郎選手 明星大学

 

■Class2B

1位 生田楓唯選手 作新学院大学
※レースレポートはこちら

2位 市村颯大選手 順天堂大学
3位 落合康生選手 日本体育大学

 

■Class1

1位 西優斗選手 学習院大学
※レースレポートはこちら

2位 柚木伸元選手 日本大学

3位 及川弘恭選手 作新学院大学
※レースレポートはこちら(1,2日目共通)

 


<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

白馬ラウンド2025 レースレポート及川弘恭選手(作新学院大学)

RCSランキングにて圧倒的大差で首位独走している及川選手。今回レースでも着実にポイントを獲得し、RCSリーダーの座を安定維持しています。白馬の振り返りとインカレへの思いについて、お話を聞きました。

2日間ともRCSチャンピオンジャージを安定保持した及川選手

及川弘恭選手 レースレポート

■レース前の気持ちや意識したこと

インカレ前に気持ちを入れ直す意味も込めて、このレースに臨みました。また、チームメイトも同じレースに出場していたため、レース中はしっかりとコミュニケーションを取り、主導権を握って有利に展開できるよう意識して走りました。

2日目出走前。チームメイトと。

■レース展開、レース中に心がけたこと

一日目はテンポレース方式、二日目はロードレース方式という形式でした。自分は逃げよりもスプリントの方が得意なため、一日目のテンポレースでは逃げを作らせないよう意識し、スプリントでポイントを取れる場面を確実に狙うことを心がけました、結果的に2位で苦手意識があったテンポレース方式だった為やれる事はやれたかなと感じました。

1日目は及川選手がトップでフィニッシュ(テンポレース形式のため総合2位)

二日目のレースでは、当初は集団スプリントで勝負する展開を想定していました。しかし、序盤で逃げが発生し、集団で協調して追う展開を作ったものの、選手それぞれの脚力差によりペースが合わず、逃げを許してしまいました。周回数も考慮し、逃げを捕まえるのは難しいと判断したため、集団スプリントで2位争いをする判断にしました。結果として、2位争いでは日大の柚木選手に敗れ、集団2位の総合3位でレースを終えることとなりました。

■インカレに向けて

インカレでは、トラック競技でオムニアムに出場します。オムニアムは複数の種目を連続して戦うため、最後まで全力で走り切れるよう、体力配分を意識してレースに臨みたいです。

ロードレースは、自分が得意とする群馬CSCでの開催となるため、チャンピオンジャージを目指して、自ら展開を作りながら積極的に勝ちを狙っていきます。

残り1か月の期間でさらに自分を高められるよう、練習にしっかりと取り組んでいきます。

 

1日目に入賞した同校選手たちと。

 


<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>