1日目にClass2からClass1に昇格、さらに2日目でClass1優勝を獲得した西選手からお話を聞きました。
西優斗選手 レースレポート
■レース前の気持ちや準備したこと
今年4年生で就活をしていたこともあり、私自身RCSには出場していなかったため、1日目はクラス2で出走となりました。怪我なく最後の白馬遠征を楽しむことを目標にエントリーしました。準備したことはインカレに向けた練習の中に普段やらないスプリントの練習を取り入れたたり、ショートインターバルを行いクリテの対策をしました。

■レースの展開、レース中に心がけたこと
1日目のクラス2で優勝し昇格することができましたが、警告をいただいており、もう一回もらったら降格とのことだったので、リスクのない独走での逃げ切りを目指しました。

序盤は決定的な逃げはできず、落ち着いた頃にチャンスだと思い、一人先行していた選手を追い抜きそのまま独走体制に入りました。集団もここから一人で行くのは垂れるのだろうと容認してくれたのだと思います。集団とのタイムギャップと距離を確認しながらあとは追い風とコーナーで休み、立ち上がりと向かい風はしっかり踏み、最大25秒差をつけ、かなり集団が遠かったのでペースを乱さず余裕を持って走れました。
残り2周で逃げ切りを確信しゴール時には16秒のタイム差で2/3ほど独走し優勝することができました。
■感想、インカレに向けて
2日間2連勝することができて自分でも驚いていますが、いい感覚を掴むことができました。最高のラスト白馬でした。昨年のインカレでは悔しい思いをしたので、最後のインカレまであと1ヶ月、最高の準備をしたいと思います。暑い中皆さんお疲れ様でした。


<編集後記>
白馬ラウンドは2日間あるため、1日目で昇格、2日目でも上位クラスで入賞、というパターンがありえます。
2024年の白馬ラウンドでも伊書男選手(日本大学)が1日目でClass2から昇格、2日目Class1で2位入賞、ということがありましたね。
<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>