「featured」タグアーカイブ

【2025インカレ 出場校紹介】学連Instagram企画

間もなくインカレ!
学連公式Instagramにて出場校紹介を行っています。

こちらでもInstagramに公開された各校記事をWeb化してご紹介します(Instagram公開順に上から掲載)

1.早稲田大学(8/24公開)
2.日本大学(8/25公開)
3.立教大学(8/25公開)
4.中京大学(8/26公開)
5.同志社大学(8/26公開)
6.明治国際医療大学(8/27公開)
7.久留米大学(8/28公開)
8.慶應義塾大学(8/28公開)
9.関西大学(8/28公開)
10.明星大学(8/28公開)
11.朝日大学(8/29公開)
12.明治大学(8/29公開)
13.作新学院大学(8/29公開)
14.駒澤大学(8/29公開)

■早稲田大学

トラックエントリー選手 7人
ロードエントリー選手 5人

2024年度成績
男子インカレ総合3位
女子インカレ総合1位

◯大仲凜功選手(4年) 主将
1.<インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください>  学生にとってインカレは特別な大会です。そのインカレで優勝するべく練習を積み重ねてきました。結果はどうであれ、今持ってる全力を出し切ります。

2.<個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください>
個々の種目で狙いつつ、団体種目でも成績を狙えるよう、手広く取り組みました。

3.<応援してくれる人へメッセージ>
いつも応援ありがとうございます。 昨年の大躍進に続き、今年も早稲田大学は良い成績を収めたいと思っております。チーム一丸となって全力で頑張りますので応援の程、宜しくお願いします。

 

■日本大学

トラックエントリー選手 13人
ロードエントリー選手 10人

2024年度成績 男子インカレ総合1位

◯大塚春人選手(2年)広報部長
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
チーム全体で5連覇目指して精一杯頑張ります!

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
私は個人としては、タンデム補欠という立場で、本メンバーである先輩方の対戦相手を務めることで、実戦的な対策に貢献してきました。補欠という立場を通じて先輩方の強化に寄与することを意識して取り組んできました。 また、チーム全体としては合宿を実施し、日々の練習や生活を共にする中で積極的にコミュニケーションを図り、互いの理解を深めることで、チーム力の向上に努めてきました

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
インカレ5連覇を目指し、トラック、ロード共に精一杯頑張ります!! インカレ当日は是非!会場をピンク色に染めていただけたら嬉しいです!

◯村上明選手(4年)主将

1. 今年もインカレを総合優勝し5連覇を達成します。

2.短距離はインカレが開催される千葉ベロドロームでの練習を多く行い、大会を想定し練習に取り組むようにしてきました。

3.日頃の感謝を込めて全力で走るので応援よろしくお願いします

 

■立教大学

トラックエントリー選手 6名
ロードエントリー選手 6名

2024年度成績 男子インカレ総合10位

◯矢野行哉選手(4年)庶務◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
4年目の最後のインカレとなります。留学もあり競技から離れていた時期もありましたが、もう一度この舞台に立つチャンスを与えてくれたチームメイトに心から感謝しています。そして、これまで支えてくださったマネージャーや監督、OBOGの皆さまにも大きな恩があります。その恩に少しでも応えられるよう、最後まで全力を尽くし、チームのために走り抜きたいと思います。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
競技力の向上はもちろん大切ですが、それ以上に人として成長することを意識してきました。この舞台に挑めるのは、自分一人の力ではなく、仲間や支えてくださる方々のおかげです。だからこそ、周囲から「応援したい」と思ってもらえるような存在を目指し、常に感謝の気持ちを忘れず競技に向き合ってきました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
日頃から支えてくださっている監督、マネージャー、チームメイト、OBOGの方々、家族、競技に関わる全ての皆様、本当にありがとうございます。皆さんの応援や支援が大きな力となり、ここまで頑張ることができました。そして、共に練習を重ね、苦しい時も励まし合ってきたチームメイトにも心から感謝しています。インカレではその想いに応えられるよう、仲間と共に最後まで全力で走り抜きます。応援よろしくお願いします!!





 

 

■中京大学

トラックエントリー選手 9名
ロードエントリー選手 7名

2024年度成績 女子インカレ総合8位

◯武田柊選手(3年)主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
今回で3度目のインカレを迎え、チームの要としてチームパーシュートやオムニアムで魅せる走りをします。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
特に団体種目に力を入れ、綺麗な形でゴールを目指すことを意識して取り組んできました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
1年間の集大成が見られるこの大会に、出場選手やサポート選手を含め全力で臨みますので、応援よろしくお願いいたします。

◯浅野壱輝選手(3年)副主将◯

1. 3度目のインカレ出場となりました。過去2回は納得のいかない結果に終わってしまいましたが、今年こそは必ず目標を達成できるよう、全力を尽くして走り抜きたいと思います。

2. チーム練習では、個人練習では得られない高強度のメニューを取り入れ、今大会に向けて万全の準備をしてきました。

3.いつも中京大学自転車競技部を応援していただきありがとうございます。これからも部員一同、競技へ真剣に取り組み結果を出せるよう頑張りますので、今後とも熱いご声援よろしくお願いします。

 

■同志社大学

トラックエントリー選手 9名
ロードエントリー選手 5名

◯和氣丈一朗選手◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
今年のインカレは、これまで取り組んできた練習の成果を発揮する最大の舞台だと思っています。個人としてもチームとしても結果を残すことを強く意識し、最後まで全力を尽くします。応援してくださる方々に「戦う姿」をしっかり見せたいです。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームとしては、団結力と一体感を高めることに取り組んできました。日々の練習ではお互いに刺激し合い、意識を高め合うことで、全員が同じ目標に向かって努力できる環境を築いてきました。こうした取り組みにより、個々の力を引き出すだけでなく、チーム全体の成長にもつなげることができたと考えています。また、個人としてはタンデムスプリントに力を入れてきました。ペアを組んで臨む初のインカレですが、限られたバンク練習の中でしっかりと息を合わせ、悔いのない形でインカレに挑めるよう準備を重ねてきました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
いつも応援してくださって、本当にありがとうございます。皆さんの支えがあるからこそ毎日頑張れていると感じています。インカレではその気持ちに応えられるように全力で走りますので、最後まで見守っていただけると嬉しいです。応援の程よろしくお願いします。

◯小野寺要選手◯
1.今回のインカレはチームパシュートとオムニアム、ロードレースに出場させていただきます。インカレは自分にとって2回目であり、トラックの2つの種目に関しては初めての出場となります。トラックもロードも楽しみな気持ちと同時に少し不安を感じますが、悔いが残らないように頑張りたいと思います。

2.チームとしては昨年出場しなかった、チームパシュートに力を入れて練習してきました。改善点はメンバーでその都度話し合い、常に向上心を持って取り組んできました。インカレという大きな舞台で、今までの練習の成果やメンバー全員の全力を尽くして頑張ります。個人では特にロードレースに向けての練習に力を入れて取り組んできました。昨年は全くというほど歯が立たず、悔しい思いをしました。この1年間の練習の成果を発揮できるように精一杯全力を尽くします。

3.同志社大学としても個人としても、悔いなく、良い結果を残せるように精一杯頑張りますので、大きな力になるご声援や応援のほどよろしくお願いいたします!

 

■明治国際医療大学

トラックエントリー選手 7名
ロードエントリー選手 7名

◯樋口源選手(3年)副部長◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
私の中でインカレは、シーズンの中で一番重要な大会です。この大会で結果を残すために日々貪欲に練習に取り組んできました。 私自身は2回目のインカレ。結果にこだわるレースをします。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
トラック団体種目の4kmチームパーシュートにチーム全体で力を入れました。 今年は入賞を目指します。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
まず、応援ありがとうございます。 応援してくださる皆様、また日頃から支えてくださってる監督、コーチ、トレーナー、そして両親のおかげでここまで頑張ることができています。 今年は選手の層も質も向上し、去年よりさらに飛躍できると思っております。 選手一同、この大会に賭けて参りました。日頃の感謝を胸に全力で挑みますので、応援の程よろしくお願い致します。

 

■久留米大学

ロードエントリー選手 1名

◯下川一翔選手(3年)部長◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
3年目にしてコロナ禍で潰れかけの部活を立て直し、大学生の頂点を決める戦いのスタートラインに立つことができたのは、周囲の皆様からのサポートと応援のおかげです。その恩に報いる恥じない走りをします。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
メンタルトレーニング

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
1人の力では学連を走ることもできませんでした。応援、サポートしてくださる方に感謝し頑張ります。 久留米大を応援お願いします。

 

■慶應義塾大学

トラックエントリー選手 9名
ロードエントリー選手 8名

◯阿部浩大選手 主将◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
1年に1回のインカレは大学の総合力を示すことができます。チームとして良い成績を残すことでこれまで支えていただいた方々のご期待に応えたいです。個人としては4年間で良い結果を残せていないので、自分の成績にもこだわって走りきります。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
慶應義塾が大学チームの中で強い存在として認められるように、特にインカレで結果を残すことです。今年入った1年生もインカレに出場します。インカレで成長することで、より強い慶應として来年以降も活躍してくれるはずです。今後の慶應義塾にもご期待ください!

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
平素より応援いただき心より御礼申し上げます。日々練習や試合に全力で取り組むことができるのは、皆様のご支援とご声援あってのことだと、実感しております。インカレ本番では、これまでいただいた応援を結果でお返しできるよう、チーム一丸となって戦ってまいります。今後とも変わらぬご指導・ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

◯南山航介選手 広報部長◯

1.昨年は個人としてもチームとしても目標に届かず悔しい思いをしました。1年間の集大成として、インカレという舞台で躍進した姿をお見せしたいです。

2.チームでは、「強い慶應」をつくるために選手1人1人が確実に成長できるような練習をロード班長を中心に計画し、レースに通用する実力を手に入れるため常に目的意識をもって練習を行ってきました。

3.皆様のご支援のおかげで日々の練習、レース出場が叶っております。結果で恩返しできるようチーム一丸となり走り切ります。応援よろしくお願いいたします。

 

■関西大学

トラックエントリー選手 5名
ロードエントリー選手 6名

◯橘優太選手(4回) 主将〇
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
この1年間、チームとしてさまざまな挑戦を重ねてきました。その集大成をインカレにぶつけたいと思います。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームとして、競技だけでなくSNSでの広報やボランティア等も行いました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
いつも温かいご声援、ありがとうございます。いい結果が報告できるよう、全力で頑張ります。

◯西村聡太選手(3回)〇

1.インカレトラック・オムニアムで入賞を目指します。これまでの練習の成果を出し切り、チームに貢献できる走りをします。

2.チームとしては練習回数を増やし、一体感を高めてきました。個人としては独走力や瞬発力を鍛えるためのトレーニングを重点的に行ってきました。

3.いつも温かい応援、本当にありがとうございます。関係者の皆様やOBの皆様に少しでも喜んでいただけるよう、全力でインカレに挑みます。

 

■明星大学

トラックエントリー選手 8名
ロードエントリー選手 7名

◯田中遥翔◯
1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
今年のインカレに向けてチーム全体で士気が高まっているので、しっかり全力を出し切りたいと思います!

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
団体種目とロードに向けて合宿などを行いました。
特にチームパーシュートに力を入れて来たので楽しみにしてください!

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
今年の明星大学はいつもとひと味違うかもしれません!チーム、個人共に全力で闘いますので応援よろしくお願いします!

 

■朝日大学

トラックエントリー選手 13名
ロードエントリー選手 10名

◯齊藤脩選手(4年)主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
インカレでベストなパフォーマンスを出せるようにチーム一丸となって練習してきました。インカレでは、チーム練習で培った一体感を持って朝日大学の名に恥じない走りをし、応援ではどの大学よりも声を出して会場を朝日一色に染めます!

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
一年を通して取り組んだ基礎トレーニングと寮生活で培った集団行動です。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
いつも応援していただきありがとうございます!皆様の応援のおかげでベストなパフォーマンスを発揮することができています。今回も皆様の応援に応えられるように頑張ります!

 

■明治大学

トラックエントリー選手 10名
ロードエントリー選手 7名

◯吉田唯斗選手(4年) 主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
インカレは自分にとって特別であり、集大成の舞台です。最後まで挑戦する気持ちを忘れず、楽しむ心を持って全力を尽くしたいと思います。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
個人ではタンデムスプリントに力を入れてきました。今年こそは予選で学連新記録を記録し、優勝します。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
ここまで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。多くの人に支えられてここまで走ってこられました。最後のインカレでは、楽しみながら全力で走る姿をお見せしたいです。一緒にこの瞬間を楽しんでください!

◯林原聖真選手(4年)副主将◯

1. 4年間の集大成として、自分の力をすべて出し切りたいです。勝ち負け以上に、最後に納得できる走りができるかどうかを大切にしています。

2. 日々の練習をひとつひとつ丁寧にこなすことを意識してきました。練習も生活も、細かい部分をおろそかにしないこと。それが最終的に大きな差になると考えています。

3. ここまで支えてくださった方々に感謝しています。最後のレースで、その思いを走りで示せるように全力を尽くします。

 

■作新学院大学

トラックエントリー選手1名
ロードエントリー選手5名

◯及川弘恭(3年)◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
一年に一回の大舞台ここで結果を出すことでチームとしても個人としても強さを見せることが出来るので、全力で走り抜きます。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームで勝利するための戦略立案と練習に力を入れて取り組みました。特にロードレースでは個人の力だけでなくチームとしての連携が重要です、そのため声を掛け合い、レース中の状況判断などを徹底して取り組んできました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
チーム一丸となり全員が悔いなく走り切れる用に頑張ります、応援よろしくお願いします!!

【作新学院大学】
トラックエントリー選手1名
ロードエントリー選手5名

◯及川弘恭(3年)◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
一年に一回の大舞台ここで結果を出すことでチームとしても個人としても強さを見せることが出来るので、全力で走り抜きます。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
チームで勝利するための戦略立案と練習に力を入れて取り組みました。特にロードレースでは個人の力だけでなくチームとしての連携が重要です、そのため声を掛け合い、レース中の状況判断などを徹底して取り組んできました。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
チーム一丸となり全員が悔いなく走り切れる用に頑張ります、応援よろしくお願いします!!

 

■駒澤大学

◯今本未悠(4年)主将◯

1.〈インカレ2025にかける思い、意気込みを教えてください〉
4年間の集大成として迎える最後のインカレです。これまで支えてくださった方々への感謝を胸に、主将として仲間を引っ張り、全力で走り抜きます。

2.〈個人、またはチームで特に力を入れて取り組んできたことを教えてください〉
近年は個人での取り組みが多かった中、今年はチーム練習やバンク練習を通じて仲間と共に走る機会を増やしてきました。その積み重ねを一人ひとりの走りに生かしたいです。

3.〈応援してくれる人へメッセージ〉
日頃から支えてくださる方々のおかげで、この舞台に立つことができました。感謝の気持ちを力に変え、悔いのない走りをします。

白馬ラウンド2025 レースレポート 生田楓唯選手(作新学院大学)

1日目Class2Bにて4位、2日目のClass2Bにて1位フィニッシュし、Class1への昇格を決めた生田選手から詳細レポートをもらいましたので紹介します。

生田楓唯選手 レースレポート

■day1

白馬は毎年日差しが強く、比較的気温が高いイメージがあったので氷を切ったストッキングに入れたものをジャージの内側に入れて暑さを少しでも緩和できるように心がけた。
レース形式は自分の苦手意識のあるテンポレースでモチベーションとしてはあまり高くはなかった。また、長時間の移動で身体の動きがあまり良くない事がアップの時点で薄々分かっていたので、前半は抑え気味に走って後半狙えるようなレース展開になっていれば狙おうという気持ちでレースに挑んだ。
実際のレースでは、日大さんが上手にレース展開をコントロールしていて前半から1人を逃げに送り出し、かなりの得点を獲得した。最終周回に入る少し手前で東京科学大の選手が逃げたのを確認し、day2に向けて心拍を1度上げたいと思っていたのでその逃げを追いかけそのままスルーし独走状態に入ったが、最終コーナー手前で日大さんの選手に捕まり最終着順2位でゴール。総合順位としては4位で終わった。

最終周回を2位通過した生田選手(写真中央)

■day1からday2までのリカバリー

day1のレースを終えてすぐにプロテインを飲んだ。怪我で戦線離脱中の阿蘓選手からCCDを摂取するようにとLINEで促されて摂取した。また、駐車場裏の水路で身体を冷やしクールダウンすることができた。
エアコン無しを覚悟していた宿がまさかのエアコンありの宿で尚且つご飯がとても美味しい宿に泊まることができて嬉しかった。低めの温度でシャワーを浴び身体を冷やす事を意識した。部屋に戻ってからは、マッサージガンを駆使して身体の緊張を解した。

■day2

レース開始まで少し時間があったので実走でアップを行った。
自転車に跨り脚を少し回した時点でかなりコンディションが良いと感じ、今日のレース勝てるかもという感覚もあった。アップはスタート5分前まで行った。背中とポケットに氷をいれてレースに挑んだ。
レースがスタートしてすぐにチームメイトの左田と同志社の選手が逃げを成功させたので、自分は集団コントロールに徹した。レース中盤でチームメイトの左田が逃げ集団からドロップアウトしたので自分もメイン集団のローテに参加した。
残り2周のタイミングで4名の選手が逃げている同志社さんの選手を追走し始めたが自分はその逃げを捕まえれると思っていたので見送った。同志社の選手はメイン集団に捕まり、4人の追走が今度は先頭で逃げていた。
最終周に入ったところでチームメイトの左田にアシストしてもらおうとしたが無理そうだったので集団から1人で発射した。コーナーの立ち上がりでレッドゾーンに入らない事を意識しつつ逃げ集団を追いかけた。最終コーナー手前で逃げ集団に追いついたが、順天の選手が逃げから先行していた。自分は捕まえた逃げ集団の2番手で最終コーナーに入り立ち上がってすぐにスプリントを開始した。スプリントには自信があったのでそのまま先行していた順天の選手を抜き両手を上げ1位でゴールした。
暑い中選手、マネージャー、運営の皆様お疲れ様でした。

副賞としてお米3kgの目録を獲得!

 

2日目を終えてチームメイトと。

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

白馬ラウンド2025 2日目 振り返り【インカレ直前特集】

【2日目(8月3日)】

※1日目(8月2日)はこちら。

■Class3A

1位 上中陽生選手 関西大学
2位 菅野佑介選手 立教大学
3位 田村素直選手 信州大学

■Class3B

1位 武田柊選手 中京大学
2位 渡邊琉聖選手 日本大学
3位 大塚晏輝選手 三重大学

 

■Class3C

1位 大谷立樹選手 順天堂大学
2位 小林史弥選手 関西大学
3位 矢口友輝選手 東京都市大学

1位 比留間直人選手 立教大学
2位 鯉沼晴稀選手 順天堂大学
3位 德永研人選手 東京科学大学

 

■Class2A

1位 大関宙選手 筑波大学
2位 塚本善広選手 立命館大学
3位 本条悠太郎選手 明星大学

 

■Class2B

1位 生田楓唯選手 作新学院大学
※レースレポートはこちら

2位 市村颯大選手 順天堂大学
3位 落合康生選手 日本体育大学

 

■Class1

1位 西優斗選手 学習院大学
※レースレポートはこちら

2位 柚木伸元選手 日本大学

3位 及川弘恭選手 作新学院大学
※レースレポートはこちら(1,2日目共通)

 


<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

白馬ラウンド2025 レースレポート西優斗選手(学習院大学)

1日目にClass2からClass1に昇格、さらに2日目でClass1優勝を獲得した西選手からお話を聞きました。


西優斗選手 レースレポート

■レース前の気持ちや準備したこと

今年4年生で就活をしていたこともあり、私自身RCSには出場していなかったため、1日目はクラス2で出走となりました。怪我なく最後の白馬遠征を楽しむことを目標にエントリーしました。準備したことはインカレに向けた練習の中に普段やらないスプリントの練習を取り入れたたり、ショートインターバルを行いクリテの対策をしました。

1日目Class2で優勝。翌日レースはClass1へ。

■レースの展開、レース中に心がけたこと

1日目のクラス2で優勝し昇格することができましたが、警告をいただいており、もう一回もらったら降格とのことだったので、リスクのない独走での逃げ切りを目指しました。

レース中盤では後続集団から20秒以上の差をつけていた

序盤は決定的な逃げはできず、落ち着いた頃にチャンスだと思い、一人先行していた選手を追い抜きそのまま独走体制に入りました。集団もここから一人で行くのは垂れるのだろうと容認してくれたのだと思います。集団とのタイムギャップと距離を確認しながらあとは追い風とコーナーで休み、立ち上がりと向かい風はしっかり踏み、最大25秒差をつけ、かなり集団が遠かったのでペースを乱さず余裕を持って走れました。
残り2周で逃げ切りを確信しゴール時には16秒のタイム差で2/3ほど独走し優勝することができました。

■感想、インカレに向けて

2日間2連勝することができて自分でも驚いていますが、いい感覚を掴むことができました。最高のラスト白馬でした。昨年のインカレでは悔しい思いをしたので、最後のインカレまであと1ヶ月、最高の準備をしたいと思います。暑い中皆さんお疲れ様でした。

学習院大学メンバーと。
多摩学連?メンバーと一緒に。

<編集後記>
白馬ラウンドは2日間あるため、1日目で昇格、2日目でも上位クラスで入賞、というパターンがありえます。
2024年の白馬ラウンドでも伊書男選手(日本大学)が1日目でClass2から昇格、2日目Class1で2位入賞、ということがありましたね。

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

白馬ラウンド2025 1日目 振り返り【インカレ直前特集】

2025年8月2日から3日にかけ、長野県白馬村飯森地区の特設周回コースにて 第19回目となる白馬クリテリウムラウンドが開催されました。
インカレ前、最後の昇格チャンスとなる本レースは毎年、多くのClass3選手が昇格を目指し出場します。
本記事では各クラスのフィニッシュシーンと表彰式の様子をお知らせします。
何人かの選手からレースレポートも提供いただいていますのであわせてご紹介します。

【1日目(8月2日)】

※1日目はテンポレース形式のため、フィニッシュの着順とレース順位は必ずしも一致しません。

■Class3A

1位 山﨑直人選手 慶應義塾大学(Class2昇格)
2位 阿部有志選手 東京科学大学(Class2昇格)
3位 山口健士郎選手 関西大学(Class2昇格)

 

■Class3B

第1位の鈴木選手(写真左)

1位 鈴木清之介選手 日本体育大学(Class2昇格)
2位 近藤陽南太選手 明治国際医療大学(Class2昇格)
3位 相場俊輔選手  立教大学(Class2昇格)

鈴木清之介選手 メッセージ

はじめに、今大会の開催に携わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。
レース内容について
自分がイメージしていた逃げの展開を作ることができ、優勝することができました。
しかし、1回目と3回目のポイント周回のときに、追走をしてきた関西大学の小林選手、立教大学の相場選手にスプリントで負けました。
それでも逃げ続けて、2回目と4回目のポイントを取れたのは良かった面だと感じます。
最後の5回目のポイントは絡むことができませんでした。大事な局面での自分の弱さを痛感しました。

インカレに向けて
トラックはIP、補欠でTPに出場予定です。
IPはTRS第3戦でA基準タイムをクリアすることができ、走る機会をいただけました。例年と比較すると入賞に届くタイムではないですが、自己ベストを目標にして0.1秒でも削ろうと思います。
ロードレースは補欠登録です。万が一が起こってしまった時のために、少しでもチームに貢献ができるように、万全な状態で挑みます。

■Class3C

1位 国吉朔望選手 鹿屋体育大学(Class2昇格)
2位 西尾啓臣選手 明治国際医療大学(Class2昇格)
3位 谷畑希一選手 新潟食料農業大学(Class2昇格)

 

■Class3D

1位 篠原舜宗選手 京都大学(Class2昇格)
2位 池田翔元選手 日本体育大学(Class2昇格)
3位 久下温人選手 中京大学(Class2昇格)

 

■Class2A

1位 西 優斗選手 学習院大学(Class1昇格)
  ※レースレポートはこちら

2位 住吉晴気選手 中京大学
3位 左田龍脩選手 作新学院大学

※Class2Aはフィニッシュシーンが撮れていません。
申し訳ありません。

 

■Class2B

1位 藤本怜選手 日本大学(Class1昇格)
※レースレポートはこちら

2位 鈴木紳之助選手 早稲田大学
3位 小寺玲二郎選手 東京科学大学

 

■Class1

1位 山里一心選手 早稲田大学
2位 及川弘恭選手 作新学院大学
※レースレポートはこちら(1,2日目共通)

3位 楢山結己選手 作新学院大学

 


※2日目記事はこちら。

<編集&Photo Fumihiro Fukai>

個人トラック2025振り返り 女子選手編【インカレ直前特集】

2025年7月5日~6日、スカイロードサイクリングスタジアム松本(松本市美鈴湖自転車競技場)にて開催された第65回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会(通称 個人トラック)。

男子選手編に続いて女子選手のご紹介です。
【男子選手編はこちら】

■ポイント・レース
■1kmタイムトライアル
■4kmインディヴィデュアル・パーシュート
■スプリント
■マディソン

■ポイント・レース

第1位 水谷彩奈選手 日本体育大学
第2位 岡本美咲選手 早稲田大学
第3位 近田ちひろ選手 八戸学院大学

■1kmタイムトライアル

第1位 室谷榎音選手  八戸学院大学 1分11秒741
第2位 岡本美咲選手  早稲田大学  1分11秒768
第3位 大野風貴芽選手 日本体育大学 1分12秒468

■女子4kmインディヴィデュアル・パーシュート

第1位 近田ちひろ選手 八戸学院大学 5分08秒263
第2位 水谷彩奈選手  日本体育大学 5分10秒301
第3位 石田明梨選手  同志社大学 5分16秒541

■スプリント

第1位 室谷榎音選手  八戸学院大学
第2位 年見穂風選手  鹿屋体育大学
第3位 大野風貴芽選手 日本体育大学

■マディソン

第1位  大関奏音選手・水谷彩奈選手  日本体育大学A
第2位 大蔵こころ選手・岡本美咲選手 早稲田大学
第3位 濱口夕海選手 北中成実 法政大学A

 


編集&Photo:Fumihiro Fukai

個人トラック2025振り返り 男子選手編【インカレ直前特集】

2025年7月5日~6日、スカイロードサイクリングスタジアム松本(松本市美鈴湖自転車競技場)にて開催された第65回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会(通称 個人トラック)。

個人種目のトラックレースとして開催されるためチームスプリント、チームパーシュートなどの団体種目は行われませんが、
大学自転車競技の中でも最も参加人数・注目が集まる「インカレ」の前哨戦ともいえる大会であり、各大学のインカレ前の戦力の状況等を予想する戦いともなります。

本記事では2025年 個人トラック各種目の注目選手を紹介します。
何人かの選手から、個人トラック振り返りとインカレへの決意コメントももらっていますのであわせてご紹介します。

第1日目(各種目へジャンプ)
ケイリン
1kmタイムトライアル
4kmインディヴィデュアル・パーシュート

第2日目(各種目へジャンプ)
スプリント
スクラッチ
タンデム・スプリント
ポイント・レース
マディソン


男子 第1日目(7月5日)

■ケイリン

第1位 細川拓真選手 朝日大学
第2位 田村一暉選手 京都産業大学
第3位 小笠原光選手 日本大学
ケイリン決勝スタート

僅差の勝負となったケイリン決勝

細川拓真選手(朝日大学)
入学時に思い描いていた「学生タイトル」という夢を4年目にしてやっと形にすることができました。
後輩や同期が活躍している姿を眺めているだけの辛く苦しい4年間でしたが、最後のインカレに向けて良いスタートを切ることができたと思います。
これからも厳しいご指導は続きますが、次はインカレで勝って総監督を胴上げすることが目標です!
朝日大学の日本一の応援を背に走れるのは次で最後ですが、支えて下さる方々に結果で恩返しができるように精一杯頑張ります。
朝日大学の応援よろしくお願いします!

 

和氣 丈一朗選手(同志社大学)

7-12位決定戦で2位でフィニッシュする和氣選手

この度は、大会を開催、運営してくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
今大会では、ケイリン種目で8位入賞という結果を収めることができました。昨年は怪我の影響もありましたが、今年は万全のコンディションでシーズンを迎えられたことに安心しています。しかしその一方で、多くの課題が見つかった大会でもありました。まだまだ実力不足である上に、ギア選択や展開判断など、細かなミスが結果に大きく影響したと感じています。これらの点は、しっかりと改善していきます。
インカレに向けて、今年は昨年以上の結果を残すことを目標に、チームメイトと共に切磋琢磨しながら、さらなる高みを目指します。今後とも、同志社大学自転車競技部への温かい応援をよろしくお願いいたします!

 

 

■1kmタイムトライアル

第1位 山下翔太郎選手 日本大学 1分03秒744
第2位 植松史弥選手  中央大学 1分03秒770
第3位 新井敬太選手  日本大学 1分04秒053

山下翔太郎選手(日本大学)
昔からお気に入りのバンクなので、毎年ここで1kmの好記録を出したいと思っていました。しかし春先の東日本選手権はインフルエンザに感染してしまいDNSという結果になってしまいました。残念でしたが、運良く個人戦も同じバンク開催だったので、春先のリベンジだと思って走りました。まだまだ身体の感覚は取り戻し中なので、インカレまでに仲間たちと楽しく練習を頑張りたいです。

植松史弥選手(中央大学)
自分の得意な333mバンクの最後の大会ということでいつも以上に気合いを入れつつも、4回目の個人戦ということで例年よりはリラックスして挑むことが出来ました。
結果は優勝まではあと一歩手が届かず、自分の専門種目である1kmタイムトライアルで個人タイトルをとることは残すところインカレのみとなってしまいました。残り1ヶ月最善を尽くしてラストチャンスを掴めるように頑張りたいと思います!

 

■4kmインディヴィデュアル・パーシュート

第1位 三宅太生選手 中央大学   4分24秒083
第2位 三浦一真選手 中央大学   4分28秒290
第3位 神谷啓人選手 京都産業大学 4分29秒367
中盤よりナイターレースとなった4kmIP

三宅太生選手(中央大学)
今回で出場三度目となる個人戦トラック。一年目はメカトラブルでDNF、二年目は三位と悔しい思い出ばかりの大会であり、今年こそはという強い気持ちを持って挑みました。
先週の全日本TTに向けてTTバイクでのトレーニングをメインとしていた為、トラックバイクに乗れていない不安はありましたが、TTの調子には自信がありました。
レース当日、タイムスケジュールの遅れもあり、出走時間は予定時刻19時頃と今までにほとんど経験したことのないナイターレースでした。
その為コンディションに不安はありましたが、スタートした段階から脚の動きが軽く、今日は勝てると確信しました。
今までは突っ込んで維持する走り方でしたが、一定ペースで維持する走り方に変えて挑み、作戦通りの走りで自己ベストを更新し優勝する事が出来ました。また、美鈴湖バンクレコードを再び取り戻すことが出来ました。
この優勝は今まで努力しては一歩届かずを何度も繰り返してきた自分にとって物凄く大きなものであり、インカレに向けて大きな自信に繋がりました。
インカレはIP、チームパシュート共に優勝を目指し、学校対抗総合優勝を獲りたいです。

三浦一真選手(中央大学)
個人追い抜きは今回が初めてで、最初で2位になれたのは素直に嬉しいですが、目標としていたタイムには届かなかったので悔しいです。来年はもっと今よりも速いタイムを出して優勝します。

 


男子 第2日目(7月6日)

■スプリント

第1位 井出晃太郎 中央大学
第2位 町田颯   日本大学
第3位 村上明   日本大学

【選手コメント(打診中)】

 

■スクラッチ

第1位 原田應佑選手 京都産業大学
第2位 福永和人選手 日本体育大学
第3位 及川弘恭選手 作新学院大学
単独トップでフィニッシュする原田選手

原田應佑選手(京都産業大学)
今回初出場の個人戦トラックでした。もちろん優勝を目標に掲げていたので無事達成することができ一安心です。
レース内容としても積極的に自分から展開できたので良い収穫だったかなと思います。学連の全国大会は今回が2度目で国際オムニアムでは2位と悔しい思いをしたので嬉しいです。
インカレでは自分の自信のある種目に出場させていただくので個人、団体種目共に最高の結果となるよう日々仲間と成長していきます。

集団を引き離し2位でフィニッシュする福永選手

福永和人選手(日本体育大学)
この大会は1年生の時から「このレースで勝ちたい」と強い気持ちを持って臨んでいたレースでした。

1年生の時は落車、2年生は病気から復帰したてでほとんど走れず予選落ち、3年生は腰椎の骨折で参加すらできませんでした。
毎年インフィールドから先輩たちが優勝したり、表彰台に立つ姿を見てきました。
いつも緊張で体が硬直したり、寝られない事が多かったですが、この日は不思議と自然にレースに集中する事ができ、良い状態で走ることができました。
残り一周に入るとき、先頭から少し隠れる位置で駆け出せるラインができ、ここしかないとおもい、思い切り仕掛けることができ、2位でゴールすることができました。
優勝には届きませんでしたが、学生最後の年に選手権大会の表彰台に立てたこと、応援してくれたチームのメンバーや昨年一緒に大会運営をしてきた学生委員の仲間たち、その他多くの人たちが喜んでくれたこと、結果が出せず悩んでいた時もずっと支えてくれた両親に良い報告ができたことは何よりも嬉しかったです。
たくさんの応援ありがとうございました!
最後のインカレはこれまで応援してくれた全ての人たちに「ありがとう」と伝えられるような最高のレースにしたいと思います。
最後まで応援よろしくお願いいたします!

 

 

河村元選手(鹿屋体育大学)
前回大会に続き出場したスクラッチ。1組目2組目ともに鹿屋が1着で予選を突破したため自分も予選1着通過を頭に入れて出走。
序盤に牽制が入ったタイミングで単独の逃げを作ることができゴールまで踏み切ることができた。

雨に見舞われた予選時、集団を大きく引き離し単独フィニッシュする河村選手

決勝では集団スプリントを意識したギアで挑んだが逃げの展開となり、集団をラップ出来そうだったが、あと一歩のところで追いつくことができなかった。しかし、積極的なレースを展開出来たことは自分にとってプラスになった。
インカレではロードレースがメインとなるため大学総合の得点に貢献できるよう残りの日にちを大切に過ごそうと思う。

何度も繰り返す積極的なアタックに注目が集まったスクラッチ決勝

 

小野寺要選手(同志社大学)
大会の運営や温かいご声援、サポートありがとうございました。スクラッチでは頭を使って走ることを意識し、なんとか決勝に上がったものの、まだまだ脚力や走り方に改善すべき点があると感じるとても悔しいレースでした。
インカレトラックでは4キロチームパシュートのみに出場する予定です。チームに貢献できるように最大限頑張りますので応援のほどよろしくお願いいたします。

スクラッチ予選を通過し決勝へ

 

■タンデム・スプリント

第1位 植松史弥選手 熊谷海飛選手 中央大学
第2位 吉田唯斗選手 本田音輝選手 明治大学A
第3位 井上開斗選手 小川純平選手 日本体育大学

中央大学チーム

植松史弥選手(中央大学)
2年前の個人戦では熊谷と優勝したものの、インカレ前の練習でタンデムで落車してしまって恐怖心からタイムも出なくなってしまい、タンデムにはとても苦手意識がありました。
しかし、予選で練習よりも0.5秒ほど良いタイムを出すことが出来て、少し自信をつけることができました。
決勝では明治に先制点を取られてしまった時は不安になり自分の悪い所が出てしまっていましたが、先輩からのアドバイスや自分たちの脚を信じて最後まで踏み切り優勝することができました。
インカレまでにもう一段階仕上げて優勝したいです!

 

日本体育大学チーム

3-4位決定戦を制した日本体育大学

井上開斗選手(日本体育大学)
初めてのタンデムの大会で走り方がわからず個人戦ではだいぶ走り方を学べたのでインカレでは優勝したいと思います。
見ててください魅せます!

小川純平選手(日本体育大学)
このたびは、大会が無事に開催されましたこと、学連関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
今回の個人戦トラックにおいて、タンデムスプリントでは、昨年は二学年上の清水さんとペアを組み、2位という結果を収めました。今年は同期の井上と新たにペアを組み、まだペアを組んで間もないため、250mFTTでの計測時の動きや対戦の感覚など、不安要素も多くありました。そうした中で、3位という結果を残すことが出来ました。
対戦では、去年からよく明治大学さんとの対戦機会が多く、そのたびに技術の高さに驚かされ、学びを多く頂いています。また、3位4位決定戦では日本大学さんとの対戦となり、1/2決勝での反省を活かし、2本しっかりと取り切ることができました。
インカレに向けて、昨年の4位という悔しさを晴らすためにも、今年は一つでも上の順位を目指して、日々の練習に励んでいきます。ペアである井上と息を合わせ、前へ前へと力強く踏み出していきたいと思います。
今後とも、日本体育大学への応援をよろしくお願いいたします!

予選4位通過時の日本体育大学チーム

 

明治大学チーム

中央大学との対戦となった決勝第1戦は明治大学が勝利

本田音輝選手(明治大学)
まず、今大会の関係者の皆様ならびに、応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。
2連覇をかけて臨んだ今大会でしたが、残念ながら目標を達成することはできませんでした。予選では1位であがることができた一方で、対戦では自分の弱さが出てしまい、ペアを組んでいる吉田さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。
吉田さんとペアを組んで3年目。次のインカレが最後のレースとなります。悔しさを力に変えて、残された日々でさらにレベルアップし、学連記録更新と優勝を目指して全力で取り組んでいきます。
ラストタンデム僕の“コーナー首入れ”を魅せにいきます。明治大学の応援よろしくお願いいたします!

 

鈴木来音選手(法政大学)
個人トラックではタンデムスプリントと1kmTTに出場しました。
タンデムスプリントでは普段の調子が出せず、対戦に上がれませんでした。インカレではペアの井上と共に学連記録と優勝目指して行きます。

昨年インカレで5位入賞している鈴木選手・井上選手ペア

1kmTTでは1年ほど空いた計測でした。チームメイトの応援に後押しされ自己ベストを2秒ほど更新し4秒台に乗れたことは素直に嬉しかったです。インカレでは3秒台前半目指して挑みたいと思います。

自己ベスト1’04.335のタイムで5位につけた1kmTT

 

■ポイント・レース

第1位 梅澤幹太選手 鹿屋体育大学
第2位 木綿崚介選手 日本大学
第3位 辻陸翔選手  明治国際医療大学

梅澤幹太選手(鹿屋体育大学)1/2
まずは大会を開催してくださった学連関係者の方々に感謝申し上げます。
個人戦トラックではポイント、マディソンの2種目での優勝することができて、とても嬉しいです。ポイントではきつい展開の中でも自分の走りを発揮することができたと思います。(マディソン編へ続く)

 

松井丈治選手(立命館大学)
ポイント、マディソンともに後手を踏む展開にしてしまいました。そこから勝負できる脚力があればよかったのですが、両種目とも全く勝負に絡めませんでした。
インカレは攻める走りで、前々で展開できるよう、フィジカルだけでなく戦略面もしっかりアップデートして挑みたいと思います。
立命館大学への応援、何卒よろしくお願いします。

榊原選手(写真右)とともに出場したポイントレース決勝
榊原選手とペアを組んだマディソン決勝

 

■マディソン

第1位 梅澤幹太選手・並江優作選手 鹿屋体育大学A
第2位 山下虎ノ亮選手・三浦一真選手 中央大学
第3位 新井敬太選手・木綿崚介選手 日本大学A

梅澤幹太選手(鹿屋体育大学)2/2(ポイントレース編から続き)
マディソンでは並江選手とレースをうまく組み立て、作戦通りの走りができました。
インカレでは鹿屋体育大学のチーム力を発揮して、団体追い抜きでの優勝を目指して頑張りたいと思います。
鹿屋体育大学の応援よろしくお願いします!

三浦一真選手(中央大学)
マディソンは初めてペアを組んで2位という結果もいい方なのではと思います。もっとインカレまでに練習などタイミングを合わせるなどの練習をすればかなりいい結果になると思います。
インカレまで1ヶ月とすこしですが、どんな種目に出ても全力で頑張ります!
インカレでチームパーシュートで学連新記録を出して優勝、学校総合でも優勝できるよう頑張ります!
中央大学へのたくさんの応援よろしくお願いいたします。

 

 


編集&Photo:Fumihiro Fukai
※ポイントレース表彰撮影:学生委員

神宮外苑クリテリウム レースレポート 松井丈治選手(立命館大学)

2025年2月23日、東京都 明治神宮外苑周回コースで開催された
第19回明治神宮外苑大学クリテリウム。
グループ1優勝の松井丈治選手(立命館大学)レースレポートを紹介します。
——————-

松井丈治選手(立命館大学)レースレポート

 

■外苑クリテリウムの振り返り

雰囲気も規模感も、他のRCSとはちょっと違う神宮外苑クリテリウム。
注目度も高く、一度は勝ちたいレースでした。
スタートからハイペースで、終始誰かがペースアップを試みている、そんな展開でした。
後輩の榊原が他大のペースアップや逃げに対応してくれていたので、自分は終始落ち着いて、最後の着だけを狙って走れました。
ラストラップ、最高のアシストもあり番手で最後の180°ターンをパスできました。
立ち上がり後、先頭の大森くんと少し車間が空いて焦りましたが、あれだけアシストしてもらっておいて負けるわけにはいかなかったので頑張りました。勝ててよかったです。
ラスト100mを追い上げ優勝を決める松井選手

 

■学連生活の振り返りと来シーズンに向けて

シュワシュワした学連青春ライフを送れています。自転車の競技特性上、試合会場にはかなりの人数が集まります。
北海道から沖縄まで、全国各地の大学生と仲良くなれたことは、
レースの勝ち負け以上に大きな財産になってます。みんなありがとう。
ラスト1年、学生としてもらえるチャンピオンジャージをコンプリートできるよう、ロードもトラックも追い込みます。
レース後、チームメイトと

<編集後記>

「シュワシュワした学連青春ライフ」というシーンが目に浮かぶような松井選手。フィニッシュ前ストレートでの驚異的な追い上げで優勝を決めました。
レース前後にカメラを向けるといつも素敵な笑顔を見せてくれます。来シーズンの活躍も楽しみです。

Photo & 編集 Fumihiro Fukai

2024インカレロード レースレポート 中島 渉 選手(立教大学)

2024年9月16日、群馬サイクルスポーツセンターにて開催された男子インカレロード。
準優勝でレースを終えた中島渉選手(立教大学)レースレポートを紹介します。


■中島 渉 選手レースレポート

9月1日に美麻で行われる予定だったインカレロードは、台風の影響により日程が変更され、9月16日に群馬CSCで開催されました。
今回、代替開催のために早急な対応をしてくださった日本学生自転車競技連盟の方々には心から感謝しています。本当にありがとうございました。

そして、今年もいよいよやってきたインカレロード。今年は例年とは違い、「また来年頑張ります!」とはもう言えない。これが正真正銘のラストチャンス。絶対に勝って、仲間に恩返しをする。その想いを胸に、スタートラインに立った。

11時のスタートと同時に天気は曇りから雨に変わり、気温も下がり始める。半袖ジャージでの走行から急遽レインジャージを着用し、低体温症にならないように対策した。

スタートと同時に天気は雨に変わり、気温も下がり始めていた

悪天候の影響でレースは混沌とし、1周目に日大の森本選手が単独で抜け出す形となる。集団はこれを容認し、すぐに1分の差がつき、その後も徐々にタイム差を広げながら周回を重ねていく。レースの距離として約半分を消化した時点で、約5分のタイム差がつき、少し焦りも感じたが、逃げ選手が後半に垂れてくることと、次の動きがあると信じて準備をする。

距離150キロ、3時間のレース中には緩急も

残り約10周。ここからレースが動き始める。
このタイミングで4、5名の逃げが発生する。だが、集団後方に位置していたため乗り遅れてしまう。今回のレースでは積極性を大切にしていたため、集団が止まったタイミングで単独で抜け出し追走を開始。心臓破りの坂を登り切るタイミングで追走集団に追いつくと、プロトンから山田選手、鎌田選手を含む有力選手数名がジョインし、完全にGOサイン。日大が2名入っているため若干の牽制があるも、協調しながら森本選手を追走。

タイム差は徐々に縮まり、残り5周で約1分30秒の差に。順調かと思われたが、明治大学が牽引しているメイン集団とのタイム差が約30秒ほどとなり雲行きの怪しい展開に。追走集団も10人と多く、有力選手を多く含んでいたため、終盤になるにつれて牽制が入りペースが落ちる。

レース開始後150分頃の補給受取

残り3周でメイン集団に吸収され、さらに残り2周で森本選手も吸収。ここでレースは振り出しに戻る。

残2周時の中島選手(写真中央付近)

足は限界に近かったものの、気持ちを切り替え、最後の集団スプリントに備えて位置取りを開始する。ラスト周回の心臓破りでは、つりそうになりながらも必死に耐え、バックストレートへ。ホームストレートでは真ん中に埋もれてしまうも、少しスペースの空いていた右側から抜け出しを図る。だが、思ったよりも右側が伸びない。一瞬諦めかけたが、間をかいくぐり全力でスプリントを開始。
結果、一歩届かず、2位でのゴールとなった。

150キロの走行後、数センチの差で勝負が決まった

現実を受け止めたくなかったが、渡邉選手の雄叫びを聞き、はっきりとした。2位、負けた。ただただ悔しかった。勝者にしか見えないあの景色を最後に見たかったが、目標には届かず、悔しい結果となった。

それでも今、もちろん悔しい気持ちはあるが、それ以上に「楽しかった」と大声で言いきることができる。
この4年間、大した結果を残せなかったが、多くの方々に支えられ競技を続けることが出来ました。最高の仲間に恵まれたおかげで、今の自分がいます。

そして、13年間の競技人生に関わってくださったすべての方々に心から感謝しています!
本当にありがとうございました!

立教大学 中島渉

インカレを終え、チームメンバーから4年生に花束が渡された。

 


<Photo & 編集 Fumihiro Fukai >

2024インカレロード レースレポート 宇田川 塁 選手(法政大学)

2024年9月16日、群馬サイクルスポーツセンターにて開催された男子インカレロード。
第6位でレースを終えた宇田川塁選手(法政大学)レースレポートを紹介します。


■宇田川塁選手(法政大学)レースレポート

最後の学生レース、レースレポ。
当初9月1日に予定されていた美麻での開催が台風で延期となり9月16日に群馬CSCで開催となった。
美麻よりも圧倒的スプリンター向きコースで、自分にも分があると思った。しかし、群サイの集団スプリントはリスクがあり勝率がグッとさがるので、少人数に絞ってのスプリントで優勝を目標にいざレースへ。
天候は雨、気温はスタート前は少し寒かったが走れば問題ない程度。しかし、森林に囲まれている木陰の群サイと強い雨で視界は最悪。これは逃げが確実に有利だと確信した。

レース中は断続的に雨が降り続けた

1周目に日大の森本選手がスルッと飛び出す展開へ。1人だったため集団は容認。しかし、ここから日大の厳しい集団コントロールとチェックに苦しむことに。
その後、集団は一切ペースが上がることなく周回をこなしていく、逃げとのタイムギャップもみるみる開いていく。これはまずいと集団前方へいきペースアップを測るが日大のコントロールによってなかなか活性化できない。

9周目の心臓破りで早稲田の山田選手のアタックに反応した自分と日大の鎌田選手で追走を図るが、ホームストレート終わりの下りで集団にキャッチされる。

9周目、3人で追走を図る

この時点で、自分としてはかなり絶望を感じていた。集団は日大のコントロールによって活性化できなければ、アタックをうっても日大にチェックされる。完全に日大に支配されていた。その後も、逃げに詰めていくことはできずにタイムギャップは最大5分に。一度後ろへ下がっていき、チームメイトに調子を聞き、戦略を立て直す。自分は集団スプリントを覚悟し、脚を温存することに決めた。

しかし、17周回目のバックストレートで監督から「早稲田が乗った逃げが追走ができている!」と聞く。集団の後方にいて見逃してしまっていた。

これはまずいと思い、集団前方へ行き、再び集団の活性化を図る。明治の林原選手も来てくれたが他の選手は誰もローテに加わってくれずに2人で回す。心臓破りで少し踏んだタイミングで集団と離れた。1人でブリッジをかけるかこの一瞬で判断した。残り周回と現状、今後の展開、全てを一瞬で判断して1人でブリッジすることを決めた。心臓破りを登り、バックストレートへ。

1人ブリッジをかける

追走グループを視界に捉える。全開で追う。ホームストレートの最後の登りでキャッチ。ここから、一気に集団とのタイムギャップは1分30以上へ。逃げとも1分近くに縮めて、やっとバックストレート走行時にホームストレートに見える位置まできた。

しかし、この追走にも日大は2人乗せており、上手くローテが回らなくなっていく。残り4周回の途中で集団が追ってきていると情報を受ける。そして残り3周回目で集団に吸収される。その後、逃げていた森本選手もキャッチ。残り2周回地点で集団は一つ。避けたかった、集団スプリントを覚悟した。脚は全くと言っていいほど消耗しておらず、あとは位置取りで決まると思った。

残り1周回のジャンと同時に空いていた左側のスペースから一気に集団前方へ。そこから、前方をキープし続けて心臓破りへ。集団からポロポロ溢れていく選手も出てきた。
バックストレートは、7番手くらいで抜けていく。スプリントでマークしていたのは日大の岡本選手。日大は枚数も残していたので、危険だと判断した。岡本選手の番手に付きたかったが、位置取り争いはカオスで左側に追いやられてしまう。ホームストレートへ向かう。自分は1番左側。群サイはゴールに向かって右に曲がっていくので、位置取りとしては最悪だった。しかし、もういくしかないので左側から一気にかけていく。右側では物凄い音がした。
ゴール線がみえた。視界には5人くらいみえた。そして順天の渡邉選手が両手を広げていた。負けた。悔しかった。今までの自転車競技人生で1番悔しくて、1番楽しくて、1番勝ちたかった大会が終わった。
やり切った。でも、勝てなかった。やっぱ自転車競技はオモシロイ。
これにて、学生レースは終了。
小学校6年間は野球、中学校3年間は陸上、高校3年間は自転車競技の短距離、そして大学4年間は自転車競技で中長距離に挑戦した。
どれも自分にとっては、最高な経験で最高な思い出。
そこで関わったすべての人たちは、かけがえのない宝物。
そして私はこれからも挑戦し続けていく。
感謝を忘れず、全力で。

 

<Photo &編集 Fumihiro Fukai>