白馬ラウンド2025 レースレポート 生田楓唯選手(作新学院大学)

1日目Class2Bにて4位、2日目のClass2Bにて1位フィニッシュし、Class1への昇格を決めた生田選手から詳細レポートをもらいましたので紹介します。

生田楓唯選手 レースレポート

■day1

白馬は毎年日差しが強く、比較的気温が高いイメージがあったので氷を切ったストッキングに入れたものをジャージの内側に入れて暑さを少しでも緩和できるように心がけた。
レース形式は自分の苦手意識のあるテンポレースでモチベーションとしてはあまり高くはなかった。また、長時間の移動で身体の動きがあまり良くない事がアップの時点で薄々分かっていたので、前半は抑え気味に走って後半狙えるようなレース展開になっていれば狙おうという気持ちでレースに挑んだ。
実際のレースでは、日大さんが上手にレース展開をコントロールしていて前半から1人を逃げに送り出し、かなりの得点を獲得した。最終周回に入る少し手前で東京科学大の選手が逃げたのを確認し、day2に向けて心拍を1度上げたいと思っていたのでその逃げを追いかけそのままスルーし独走状態に入ったが、最終コーナー手前で日大さんの選手に捕まり最終着順2位でゴール。総合順位としては4位で終わった。

最終周回を2位通過した生田選手(写真中央)

■day1からday2までのリカバリー

day1のレースを終えてすぐにプロテインを飲んだ。怪我で戦線離脱中の阿蘓選手からCCDを摂取するようにとLINEで促されて摂取した。また、駐車場裏の水路で身体を冷やしクールダウンすることができた。
エアコン無しを覚悟していた宿がまさかのエアコンありの宿で尚且つご飯がとても美味しい宿に泊まることができて嬉しかった。低めの温度でシャワーを浴び身体を冷やす事を意識した。部屋に戻ってからは、マッサージガンを駆使して身体の緊張を解した。

■day2

レース開始まで少し時間があったので実走でアップを行った。
自転車に跨り脚を少し回した時点でかなりコンディションが良いと感じ、今日のレース勝てるかもという感覚もあった。アップはスタート5分前まで行った。背中とポケットに氷をいれてレースに挑んだ。
レースがスタートしてすぐにチームメイトの左田と同志社の選手が逃げを成功させたので、自分は集団コントロールに徹した。レース中盤でチームメイトの左田が逃げ集団からドロップアウトしたので自分もメイン集団のローテに参加した。
残り2周のタイミングで4名の選手が逃げている同志社さんの選手を追走し始めたが自分はその逃げを捕まえれると思っていたので見送った。同志社の選手はメイン集団に捕まり、4人の追走が今度は先頭で逃げていた。
最終周に入ったところでチームメイトの左田にアシストしてもらおうとしたが無理そうだったので集団から1人で発射した。コーナーの立ち上がりでレッドゾーンに入らない事を意識しつつ逃げ集団を追いかけた。最終コーナー手前で逃げ集団に追いついたが、順天の選手が逃げから先行していた。自分は捕まえた逃げ集団の2番手で最終コーナーに入り立ち上がってすぐにスプリントを開始した。スプリントには自信があったのでそのまま先行していた順天の選手を抜き両手を上げ1位でゴールした。
暑い中選手、マネージャー、運営の皆様お疲れ様でした。

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2日目を終えてチームメイトと。

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>