白馬ラウンド2025 レースレポート及川弘恭選手(作新学院大学)

RCSランキングにて圧倒的大差で首位独走している及川選手。今回レースでも着実にポイントを獲得し、RCSリーダーの座を安定維持しています。白馬の振り返りとインカレへの思いについて、お話を聞きました。

2日間ともRCSチャンピオンジャージを安定保持した及川選手

及川弘恭選手 レースレポート

■レース前の気持ちや意識したこと

インカレ前に気持ちを入れ直す意味も込めて、このレースに臨みました。また、チームメイトも同じレースに出場していたため、レース中はしっかりとコミュニケーションを取り、主導権を握って有利に展開できるよう意識して走りました。

2日目出走前。チームメイトと。

■レース展開、レース中に心がけたこと

一日目はテンポレース方式、二日目はロードレース方式という形式でした。自分は逃げよりもスプリントの方が得意なため、一日目のテンポレースでは逃げを作らせないよう意識し、スプリントでポイントを取れる場面を確実に狙うことを心がけました、結果的に2位で苦手意識があったテンポレース方式だった為やれる事はやれたかなと感じました。

1日目は及川選手がトップでフィニッシュ(テンポレース形式のため総合2位)

二日目のレースでは、当初は集団スプリントで勝負する展開を想定していました。しかし、序盤で逃げが発生し、集団で協調して追う展開を作ったものの、選手それぞれの脚力差によりペースが合わず、逃げを許してしまいました。周回数も考慮し、逃げを捕まえるのは難しいと判断したため、集団スプリントで2位争いをする判断にしました。結果として、2位争いでは日大の柚木選手に敗れ、集団2位の総合3位でレースを終えることとなりました。

■インカレに向けて

インカレでは、トラック競技でオムニアムに出場します。オムニアムは複数の種目を連続して戦うため、最後まで全力で走り切れるよう、体力配分を意識してレースに臨みたいです。

ロードレースは、自分が得意とする群馬CSCでの開催となるため、チャンピオンジャージを目指して、自ら展開を作りながら積極的に勝ちを狙っていきます。

残り1か月の期間でさらに自分を高められるよう、練習にしっかりと取り組んでいきます。

 

1日目に入賞した同校選手たちと。

 


<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>