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【2023 RCS総合優勝 小泉響貴選手:明治大学】

2023年度RCS(全日本学生ロードレースカップシリーズ)は3月10日「RCS最終戦・第18回明治神宮外苑大学クリテリウム」にて幕を閉じ、小泉響貴選手(明治大学)が総合優勝を決めました。

明治神宮外苑クリテリウムのグループ1レースでも優勝した小泉選手にコメントをお願いしました。

Q:今回の外苑クリテレースはいかがでしたか?
まずは、優勝できてとてもうれしいです。去年2位の悔しさを胸に練習に打ち込んだので、今年は優勝を果たし去年のリベンジを成功させることができてよかったです。

外苑クリテは観客が多くインカレと同じくらい狙っている大会でした。優勝をするためにチームメイトの村上さん、小久保と作戦を練りレースに挑みました。自分の最後スプリント一本で行くと決め、それまでの繋ぎを2人にやっていただく予定でした。しかしながら、当日2人とも体調が良くなく中々思うように走れず、1人で捌く展開となりました。勝ち逃げになりそうな時は自分で1人でいき、それ以外は集団に任せながら走ろうと決めました。

レース序盤。小泉選手後方に村上選手・小久保選手が位置している

最後の一周、前の逃げとタイム差がありましたが、自分の中では1人で追いつけると確信をしていました。前に追いつき、最後は去年の位置どり、ギアを考え自分の勝てると思ったところから仕掛けました。上手くそれがハマり、優勝をすることができました。
今までで感じたことのない優勝でした。
沢山の方に応援をしていただき優勝という形で終われ、リーダーを保守できとても満足しています。

最終周を迎えるまで集団の中にいて勝機を探っていた。写真は残4周時

Q:RCS総合1位で迎えた外苑クリテでしたが、年間を通したRCS全体の印象はいかがでしたか?
1年間長く、RCSに調子を合わせるのは大変でした。そんな中でも部員と切磋琢磨し試合に向けて腕を磨いていくことでコンディションを上手く合わせるよう努めました。
思い出に残っているレースは大島の2日間です。
自分の弱さを知ることができ、そこから神宮まで改善をしていくことができました。

メンバーの声援も強力な援軍となった

Q:4月より3年生ですね。来年度の抱負はありますか?
今回の優勝でとどまらず、今後もタイトルを狙っていきたいと思います。またJプロのチームにも入っている為プロチームでも優勝を目指します。
来年度の明治大学の目標は去年総合3位のため、それ以上。そして個人種目の優勝をみんなで掴むことです。
小泉響貴、明治大学の応援よろしくお願いします!

Q:そのほか、伝えたいことがありましたらお願いします。
沢山の応援団の中の大歓声の中で、結果を出すことができてよかったです。まだまだ強くなるので応援よろしくお願いいたします。

レースを終えて、明治大学メンバー・応援団の方々とともに。
いつも応援してくれるお母様との2ショット

 


<編集後記>
18回目を迎えた外苑クリテにおいて、グループ1とRCSのダブル優勝を勝ち取ったのは小泉響貴選手が初でした。

外苑クリテ グループ1優勝も小泉選手

ちなみに明治大学選手のRCS優勝は小泉選手が5人目となります。
2012年度RCS優勝 西沢倭義選手

2013年度RCS優勝 金井選手(外苑クリテは残雪のため中止)
2015年度RCS優勝 小林和希選手

2016年度RCS優勝 野本空選手

Photo&編集 Fumihiro Fukai

2023個人ロード レースレポート 石田 唯選手(早稲田大学)

第38回 全日本学生選手権個人ロードレース大会女子優勝 石田 唯選手(早稲田大学)のレースレポートを紹介します。

初めての個人戦ロード。初めて走るコースということで少し不安もあったが、順調に練習を積めてきていたのでワクワクしながらレースに臨む事ができた。

木祖村のコースはテクニカルなコーナーが多いため、逃げが有利なコースだと感じていた。今回のレースは出走人数が少なく、自分から積極的にレースを動かすつもりでスタートした。
2周目の登り区間で後輩のこころちゃんがペースをあげてくれたので、私も一緒にペースを上げると2人で抜け出すことができた。

二人で逃げを決めた大蔵こころ選手(写真右)と。

集団とのタイム差を気にしながら2人で淡々と距離を消化し、3周目の登りで我慢できずにアタックをかけ、独走に持ち込んだ。その後再びこころちゃんに追いつかれ、少し焦る場面もあったが冷静に登りでもう一度仕掛け、その後独走でゴールまで走り切る事ができた。

ここまでの練習の成果を確認できたこと、そして自分の思い描いていたレース展開で勝てたことはとても良かったと思う。

次は全日本選手権。これまでとは違う、特別な思いで臨む大切な一戦。ベストパフォーマンスが出せるように、残りの時間を大切に過ごしたい。

 

フィニッシュ地点に到達できた女子5選手。

Photo&編集 Fumihiro Fukai

 

 

第24回 JICF女子カップ レースレポート 宮本 奏穂選手(立命館大学)

1999年より開始され、2020年を除き毎年4~5月に開催されているJICF女子カップ。
今年は4名の選手が出場。1日目トラックと2日目ロードとも出場し優勝した宮本 奏穂選手(立命館大学)にお話を聞きました。


今回は、私が初めて出場した学連レースでした。
2日間でトラック4種目に加え、40kmのロードレースもあり、スケジュールはハードでした。
さらに、1日目のトラックはコンディションは悪く、大雨だったこともあり、身体が冷え、正直自分の納得のいく走りがあまりできなかったと思っています。

200mFTT出走中の宮本選手。1日目トラックレースは終日雨となった。

2日目のロードレースは伊豆の自然豊かなコースで初めての学連ロードレースに緊張していました。
高校の頃から共に戦ってきた同志社大学の石田さんがエントリーされていることを知り、大学生でまた彼女と走れることが嬉しかったです。結果は負けてしまいましたが、また次のレースでリベンジしたいと思います。

石田選手(同志社大学)と共にラスト1周を迎える宮本選手。

その2日間のレースでJICF女子カップ総合優勝を獲得できたことはすごく嬉しいです。そして、今回のレースを振り返り、次のレースでも自分の納得のいくレースをし、表彰台の1番上に乗れるよう練習に励みます。

第24回 JICF女子カップ 女子オープントラック&ロード 表彰式にて

<編集後記>
本レースの出場選手、リザルトなど詳細は
こちらurlよりご覧ください(学連Webサイト)。
「Webプログラム」にはJICFカップ女子オープン トラック&ロードレース大会の歴代優勝選手なども掲載されています(P18)

<Photo&編集 Fumihiro Fukai>

2023RCS第1戦レースレポート 林原 聖真選手(明治大学)

5kmサーキット20周、100kmをで争われたRCS第1戦 男子オープンロードClass1+2。
50選手が出場し完走16選手といつもながら厳しかったレースを制した林原聖真選手(明治大学)にお話を聞きました。

単独トップフィニッシュを決めた林原選手

■レース前の気持ちや準備したこと

2023年になり、学連のレースや富士クリテリウムなどで同期の
さいたま那須サンブレイブ埼玉エリア所属 小泉が常に結果を出している姿を見てきて僕も結果を残したいと思っていました。
また、イエロージャージを着てみたいとも思っていました。そのため今大会は結果にこだわった走りをしようと考えていました。大会前には上りのインターバル練習を行なって、多少の耐性をつけました。

目指していたイエロージャージを身に付けることができた表彰式。

■レース展開、レース中に心がけたこと

前週に行われたチャレンジロードでの反省を活かし、自分の持っている力以上の動きをしないように気をつけました。そのためレース前半はなるべく脚を使わないように集団内に待機することにしました。
レース前半に生まれた2人逃げに周を重ねるごとにタイム差がつけられ、レース中盤には最大2分弱のタイム差が生まれた時は多少の焦りがあったものの、まだ距離があったためなるべく脚を使わないように心を落ち着かせました。

レース前半の第2グループ。この時点で2名の選手が先行している。

東京大学の篠崎さんが集団のペースを上げ、逃げとのタイム差が縮み始めたところでこのまま逃げを捕まえたいと思い、自分も集団の前方に出て逃げを捕まえることにしました。
逃げを捕まえたタイミングで集団内に脚が残っている人がとても少ないと感じたのでそこで決定的な逃げをつくるために秀峰亭の上りを終えたところでできる限りの力で踏みました。
ここで5人の逃げを決め切れたのがとても嬉しかったです。そこからゴールまでは脚が攣りそうで辛かったですが、最後の半周でなんとか独走に持ち込めてよかったです。キツすぎたので、もう5キロサーキットではレースしたくないです。

ラスト1周時点の先頭グループ

■今シーズンのレースについて抱負や目標など

今大会は逃げを捕まえようと前に出るまではとても消極的な走りをして、前半は走っていて楽しくなかったので、今後は序盤から積極的に動ける力をつけたいです。
また今シーズンは大きな大会、特にインカレで結果を出したいと思っています。そのために練習を頑張ります。できれば楽しく練習をしたいです。

レースを見守っていた本間監督、チームメンバーと。

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

2023JICFカップ・女子オープンロード レースレポート 石田 明梨選手(同志社大学)

今年で24回目を迎えたJICFカップ女子オープントラック&ロードレース大会。ロード優勝 石田 明梨選手(同志社大学)レースレポートです。


■石田 明梨選手コメント

今回、私にとって学連初のレース、そして伊豆の厳しいコースということで緊張していましたが、1人で逃げて絶対に優勝しようと思っていました。
レース展開としては、最初の1、2周で逃げを決めてしまおうと立命館の宮本選手と共にペースをあげ、3周目ぐらいから既に2人でローテーションをまわしているという状態でした。せめてラスト3周までにアタックを決め、1人で逃げてしまいたいと思いアタックをしかけていました。宮本選手のアタックもあったのですが、お互いなかなか上手く決まらず、最後の最後までお互い様子を見あっているという状況になっていました。

レース中盤の石田選手と宮本選手

私はスプリント勝負になると自信がなかったので逃げて単独でゴールするのが理想だったのですが、スプリント勝負になってしまったからにはやるしかないと思いました。
二号橋を超えたあたりの緩い坂から既にお互いペースをあげあっていてだいぶ脚はきつい状態だったのですがここが粘り時だと思いゴール前の勾配のきつい坂を全力で踏み、勝つことが出来ました。

宮本選手とのスプリント勝負となったフィニッシュ

ゴールラインを超えるまで宮本選手がどこにいるのかわからなくて最後に後ろからさされるんじゃないかと焦っていましたが、最後にギアをあげて踏み切れたのがよかったです。

今年はインカレなど強い選手が沢山いるレースの中でも自分から攻める走りをし、勝ち切れる強い選手になりたいです。そして少しでもスプリント力をつけて自分の思い描く理想のレースが出来るようにしっかりと練習を積み、表彰台にのれるように頑張ります。

レースを終えて。Vサインバージョン(ポーズバージョンは瀬戸口選手ページをご覧ください)

<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>

2023RCS第1戦レースレポート 瀬戸口 瑛選手(同志社大学)

前日TRS第1戦とは打って変わって晴天となったRCS。
5kmサーキットを10周する男子Class3レースは75選手が出走し完走25選手。
京都産業大学 小栗選手とのフィニッシュ前スプリントを制し優勝した瀬戸口瑛選手(同志社大学)にお話を聞きました。


■レース前の気持ちや準備したこと

レース前の準備としては去年競技を一時中断していた時期があったので、まずは基礎体力の回復を目標として3~5時間のエンデュランス走を中心にトレーニングを行ってきました。
レース前の気持ちとして、今年は尊敬する先輩で新4回生の天野先輩とインカレに出場する最後のチャンスなので何としてもクラス2に昇格し、出場権を得ようとかなり気合を入れていました。

■レース展開、レース中に心がけたこと

レース展開としては、様々な大学の選手が逃げようと常に誰かが集団から飛び出している状態でした。
レースの序盤~中盤に通しては、有力そうな動きに反応したり、私自身も積極的に登りでペースなどを上げていました。
そして5名ほどの強力な逃げに乗ることができましたが、かなりペースが速かったのでドロップし、集団にいったん戻りました。(その逃げのうち2名は終盤にかけて逃げ続けることになったので、結果的にその2名の選手はかなり足を使ったと思います。)
集団に戻った後しばらくは足を回復させるために最小限の先頭交代や強力なアタックのチェックはするものの、効率的に走ることに集中しました。その間逃げ続ける2名に追い付こうとジャンプを試みる選手も多くいましたが、ほとんど集団に吸収されていました。
終盤にかけて足もだいぶ回復してきたので、3名ほどがジャンプに成功し5名ほどになった逃げ集団に追い付こうとバックストレート前の登りでアタックし、半周かけて追い付きました。結果的にはこの逃げも吸収され、集団は一つになりましたが、逃げを追いかける段階で集団は体力を使い、逃げのメンバーもかなり体力を使っていたので最終周回はペースもかなり落ちました。
そして、最後の秀峰亭の登りで京都産業の小栗選手がロングスパートをかけたのでそれに反応し、ホームの立ち上がりで彼をかわし、優勝することができました。
レース中意識したこととしては、全選手の中で5番目くらいに積極的に動くことです。5番目というのはあくまで目安ですが、積極的すぎず、消極的すぎない走りをしたいと考えながら走っていました。基本的には他の選手のアタックに反応し、自分から強力なアタックはしませんが、集団のペースが落ちたり、他の選手のアタックが予想される場面では自分で集団のペースを上げ、レース展開に乗り遅れないよう意識して走っていました。

西日本学連校によるトップ争いとなったClass3表彰式

■今シーズンの抱負や目標など

今回のレースは皆積極的に動いていたので、このような走り方で良かったと思いますが、出場選手やコース、天候などによっては自分から積極的にレース展開を作る必要もあると思うので、臨機応変に戦術を考えることができる選手になりたいです。
今シーズンの目標は、クラス1に昇格すること、怪我をしないこと、そして、レースを安全に楽しんで走り切ることです。

レースを終えてチームメンバーと。写真中央が瀬戸口瑛選手。

Photo&編集  Fumihiro Fukai

加盟校紹介【大阪大学サイクリング部】

加盟校紹介2023【大阪大学サイクリング部】

鶴田 健心選手よりお話を伺いました。

■チーム紹介

大阪大学サイクリング部は1971年6月23日に設立された歴史ある部となっています。
現在弊部はレーサー班、ツアー班、MRT班、サイクルサッカー班の4つの班で構成されており、私たちレーサー班は学連におけるレースを主軸に、市民レースやCXレースなど多岐にわたって活動しております。
また過去にはトラック競技を行なっていた部員もおり、野崎(2019年度卒)が競輪選手として活動しています。

シクロクロスにも出場している。写真提供:大阪大学サイクリング部

■メンバーについて

現在弊部は4回生2名、3回生4名、2回生4名の計10名で活動しております。(以下全て2023年4月時点)
また中崎(工4)がクラス2に所属し、森川(外2)がマネージャーとなります。

西日本チャレンジサイクルロードレースにて。篠崎選手(工3)が9位となりU23全日本選手権の出場権を獲得した。 写真提供:大阪大学サイクリング部

■活動紹介

レーサー班では毎週土曜日に大阪北の北摂エリアにて阪大練を行なっています。阪大練には関西学院大学や大阪産業大学、京都大学、大阪経済大学などに所属する選手も参加しており、随時練習参加者を募集しています。
練習においては人数が多くなるためグループ分けを行うなどして、安全面に配慮しながら各々が追い込めるような練習内容にしています。
また基本的に大学から自転車競技を始めた者で構成されているため、平日は社会人の練習会などに参加し、自身のスキルアップとそのスキルの部への還元を行っています。

2022けいはんなサイクルレースにて。写真提供:大阪大学サイクリング部

■2022シーズンの振り返り

2022年度の主な戦績としては、「文部科学大臣杯 第77回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称インカレ)」において中崎(工4)が創部初の完走を達成しました。(3名出走)

インカレ完走を達成した中崎選手(工4) 写真提供:大阪大学サイクリング部

先日行われた「第27回 西日本チャレンジサイクルロードレース」においては、篠崎(工3)が9位となりU23全日本選手権の出場権を獲得しました。
また「第37回 全日本学生選手権個人ロードレース大会」に3名出場しました。
学連レースにおいてはクラス2への昇格こそなりませんでしたが、数回入賞いたしました。

学連レースでは埼玉県川島町小見野クリテリウムにも出場 写真提供:大阪大学サイクリング部

■2023シーズンの目標

今シーズンのレーサー班全体としての目標はクラス2に昇格し、インカレに出場することを掲げています。
またどの部員も学業をおろそかにしないことを前提としており、院試などもある為活動に注力できる3年次におけるインカレに出場できるように練習を積んでいます。
またインカレ完走者を輩出することは達成されたため、部員によっては創部初のインカレ入賞を目指して練習に取り組んでいます。
最後になりましたが応援よろしくお願いします。

大阪大学サイクリング部レーサー班 公式

twitter
https://twitter.com/ouccracer

twitter新歓アカウント
https://twitter.com/_2023_ouracer_

blog
http://blog.livedoor.jp/ouccracer/

 


大阪大学選手は神宮外苑クリテでもお見掛けしていました。グループ2A出場の大日方選手です。

(編集:Fumihiro Fukai)

加盟校紹介【明治大学体育会自転車部】

加盟校紹介2023【明治大学体育会自転車部】

マネージャー田中翠さんよりお話を伺いました。

■明治大学体育会自転車部について

学連広報サイトをご覧の皆様、明治大学体育会自転車部です。
私たちは1938年創部の伝統ある組織で2023年3月現在、主将:野中龍之介(経営学部4年)、副主将:小池陽斗(法学部4年)を筆頭に4年4名、3年3名、2年5名、1年4名の計16名が所属しています。
加えてマネージャーも5名所属しており、4年1名、3年3名、2年1名となっております。
私たちは競技成績はもちろんのこと、「個」を強くする大学生として文武両道を通して、社会で羽ばたく広い視野と人間形成を行いながら、毎年トラック・ロード双方でインカレ総合優勝を目指して練習に取り組んでおります。伝統ある組織ですが、上下関係の厳しさを重視するのではなく、上下の繋がりを意識した組織が自然に生まれる、優しさと強さを兼ね備えた選手団です。

詳しくは下記ホームページや各種SNSにてご覧になれます。https://www.meijibike.com

春合宿1回目の伊豆最終日、全員でのロード練習中に。写真提供:明治大学体育会自転車部

■2022年を振り返って

インカレ 男子ロード総合優勝
・記憶に新しいのは、創部以来史上初の「男子ロード総合優勝」ではないでしょうか。白尾(当時4年)を筆頭に日々の練習から「個人として」だけではなく「チームとして」強くなることを意識した練習が取り入れられていました。その結果選手それぞれがチームに貢献する走りをし、総合優勝に繋がったと感じています。

総合優勝を飾ることができたインカレロード表彰式。
インカレロード女子 優勝の渡部春雅選手 写真提供:明治大学体育会自転車部
インカレロード女子表彰式 写真提供:明治大学体育会自転車部
インカレロード2位でフィニッシュを迎える白尾雄大選手(写真左)。写真提供:明治大学体育会自転車部

上記の他、
[インカレ]
タンデム3位入賞:福地(当時4年)、吉田(当時1年)
3kmIP1位・女子ロード個人1位:渡部(当時2年)

[東日本学生トラック]
男子スクラッチ1位:小泉(当時1年)
男子チースプ3位:上野(当時4年)、吉岡(当時3年)、野中(当時3年)

[チャレンジロード]
1位宇佐美(当時4年)、2位林原(当時1年)

などこちらには書ききれない程、多くの戦績を残してきました。各選手の努力はもちろんですが、それ以上にサポートしてくださった方々、会場まで足を運んで声援を送って下さった方々に感謝申し上げます。

明治神宮外苑クリテ後半トップグループ。明治大学選手2名が加わっていた。

■2023年は「進化」の年にしていきたい。

・今年はインカレ総合優勝を目指してチーム一同精進してまいります。年明けからインカレを意識して千葉ベロドロームでの練習回数を増やし、短距離班:野中(4年)・中距離班:小池(4年)を中心に練習に取り組んでおります。
3月には修善寺、いわき市にて新入生も参加した春合宿を行いました。また長距離班は村上(3年)を中心に練習に取り組んでおります。
今年は4年生がいないというハンデがありますが、2連覇に向けて新たなチームで強くなれるように精進して参ります。

いわき合宿にて 写真提供:明治大学体育会自転車部(撮影:久保様)
伊豆合宿にて。写真提供:明治大学体育会自転車部
伊豆合宿にて。写真提供:明治大学体育会自転車部
いわき合宿にて。写真提供:明治大学体育会自転車部

・コロナウイルス感染症による制限が緩和されつつある現在、当部では「応援の力」を大切にしていきたいと考えております。多くの方に応援していただけるチームになれるよう、選手だけでなくサポート一同魅力あるチームづくりを目指して活動して参ります。

マネージャー5名(4年1名、3年3名、2年1名) 写真提供:明治大学体育会自転車部
OB・OG・、明治大学父母会の皆様(神宮クリテリウムにて撮影) 写真提供:明治大学体育会自転車部

2023年もたくさんのご声援のほどよろしくお願い致します!

明治大学体育会自転車部一同

明治大学 体育会自転車部 公式アカウント

twitter
https://twitter.com/meijiBRT

Instagram
https://www.instagram.com/meiji_cycle/

<編集後記>

1年生ながら神宮外苑クリテリムでも活躍した小泉響貴選手。

明治外苑クリテリウム グループ1で準優勝の小泉選手(写真中央)

3月4,5日に開催された富士クリテリウムでも堂々2位に入賞していました。来シーズンますますの活躍に注目です。

富士クリテリウム表彰式にて

(編集:Fumihiro Fukai)

 

 

 

 

 

加盟校紹介【東京都市大学自転車競技部】

加盟校紹介2023【東京都市大学自転車競技部】

2022年に新規加盟の東京都市大学自転車競技部。主将の久我聡選手にお話を伺いました。

■部の成り立ちと目標

東京都市大学自転車競技部は2021年度に創部し、2022年度から学連のレースに参戦を開始しました。
弊部では理系学部に在籍している部員が多いのですが、平日の早朝や週末に練習を行う事で部活動と勉強の両立を図っています。その結果、学連参戦初年度ながら第37回全日本学生選手権個人ロードレース大会と第77回全日本大学対抗自転車競技大会(男子ロードレース)への出場と、第17回明治神宮外苑大学クリテリウム(グループ2A)での優勝を果たす事ができました。

※編集者注:阿見寺俊哉選手のレースレポートはこちら
(新しいtabで開きます)

 

明治神宮外苑クリテグループ2A優勝の阿見寺選手とチームメンバー
グループ2B出場の山本昂広選手も5位に入賞。

来年度以降も部全体の競技力を向上していく事で、上のクラスへの昇格を果たすとともに、全国大会での入賞を目指していきます。また、活動の裾野をトラック競技などの別種目へも広げていきたいと考えています。

2022年9月 長野合宿にて 写真提供:東京都市大学自転車競技部
2022年RCS第1戦飯山クリテC3A。山本選手はこのレースで優勝しクラス2に昇格している。 写真提供:東京都市大学自転車競技部

■部員構成

現在は選手3名、マネージャー1名の体制で活動しています。
内訳は、新4年1名、新3年1名、新2年2名(うち1名はマネージャー)です。来年度からは新たに3名が入部する予定です。

写真提供:東京都市大学自転車競技部
今回、お話を聞いた久我聡主将 写真提供:東京都市大学自転車競技部

■お知らせとお願い

今後はSNSを通じて積極的に活動の発信をしていきたいと考えています。もしよろしければフォローをお願いいたします。

東京都市大学自転車競技部 公式
Twitter:
https://twitter.com/TCU_Bicycle
Facebook:
https://facebook.com/profile.php?id=100090912536594
Instagram:
https://instagram.com/tcu_bicycle_racing/

<編集後記>
学連加盟した年に即、明治神宮外苑クリテG2Aで優勝した東京都市大学自転車競技部。
「武蔵工業大学」の校名が記憶にある方が多いかもしれません。※2009年、創立80周年を記念し「東京都市大学」に改称したとのことです。
来シーズンますますの活躍が楽しみです。

(編集:Fumihiro Fukai)

加盟校紹介【立教大学自転車競技部】

加盟校紹介2023【立教大学自転車競技部】

2021年度、2022年度と連続RCSチャンピオンに輝いた中島渉さんよりお話を伺いました。

外苑クリテ出走中の中島選手(2023年2月)

立教大学 自転車競技部について

我が部は1936年の創部以降、伝統校としての歴史を脈々と受け継がれ数多くの成績を残してきました。
近年では選手のみならずマネージャー業にも力を入れ、立教大学体育会自転車競技部としての基盤を確立させて部全体の底上げを目指しています。
また、我が部に所属する半数以上の選手は大学から競技を始めています。競技力や知識は日々の活動の中で自然と身についていきます。

2022年 白馬クリテにて

部員構成

主将は石井望、主務は伊藤幸菜です。 部員は、新4年4名(選手3、マネ1)、新3年6名(選手2、マネ4)、新2年6名(選手4、マネ2)の総勢16名で活動しています。
詳細は立教大学自転車競技部HPよりご覧ください。

2022年夏ロード合宿 写真提供:立教大学自転車競技部

今シーズン振り返り&抱負

今シーズンもコロナ禍の影響が大きい中でしたが、学連の大会をメインとして活動し、RCSランキング優勝(2連覇)やクラス2、クラスB昇格といった成績を残すことができました。しかしながら、目標としていたインカレロードレース入賞やチームパシュートの自己ベスト更新には至らず、悔しい結果となりました。

写真提供:立教大学自転車競技部

これをバネに、2023年シーズンでは新メンバーを向かい入れ、伝統校に相応しい結果を残していきたいと思っています。
具体的には、部全体のレベルアップを図るためにも選手全員がクラス2、クラスB以上、インカレロード入賞です。チームのメンバーが1番のライバルとなるよう切磋琢磨し、目標達成に向けて邁進していきたいと思います。

立教大学自転車競技部
Webサイト:https://stpaulsbicycle.wixsite.com/rikkyobicycleracing
練習ブログ:http://stpaulsbicycle227.hatenablog.com
twitter:https://twitter.com/rikkyobicycle


<編集後記>
今回、お話を伺った中島渉選手によるRCS総合優勝レポートはこちら【RCS総合優勝 中島渉選手:立教大学】よりご覧ください
中島選手による【白馬クリテ2022レポート】も掲載されています。

(編集:Fumihiro Fukai