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【西日本学連NEWS】台風の目の勢いで昨年一年を振り返り!

★☆学連レースをこよなく愛する世界中の皆様!こんにちは。

昨年一年間の西日本の総決算記事として西日本加盟校で優勝した選手を怒涛の勢いで振り返っていきたいと思います!今回最後の見どころ記事は西日本新人戦トラック・全日本インカレを振り返りたいと思います。振り返り記事は最後となります。

新人大会になるので学連登記1年目、2年目の選手のみの大会となります。※普及種目は除く

※記事の方はスマートフォンでも閲覧できますがどうしても改行のずれがある場合がございます。ご了承ください。

スプリント                       13名エントリーのスプリント。2分の1決勝を勝ち上がった堀江選手(鹿屋体育大)vs末廣選手(同志社大)との決勝戦となった。西日本選手権と同じく大粒の雨が降りしきる中での大会となった。そして気温が著しく低い。手前より末廣選手(同志社大)アウト側より堀江選手(鹿屋体育大) 予選タイムは堀江選手11.430秒 4位 末廣選手 11.261秒 3位両名とも僅差の戦いとなったが2本とも勝ち取って堀江選手が優勝となった。

ケイリン                        17名エントリーのケイリン。決勝では朝日大学5名、京都産業大学岩本選手の戦いとなった。

※西日本メモその2デルニーを務めるのは立命館大学自転車競技部OBで現役競輪選手の石口慶多選手。第64回全日本インカレ(長野県かりがね競技場)において早稲田大学・工藤薫さんと三本目まで縺れた激戦の対戦を制しスプリント覇者に輝いた人物だ。なお、立命館大学の優勝は実に56年ぶりで前回の優勝が1952年(昭和27年)である。なお、石口慶多選手は本年よりS級2班に格付けされている。4番キャップの森本選手(朝日大)が優勝した。

★ポイントレース                     28名エントリーのポイントレース。ゴール倍点で10点を加算し藤田選手(京都産業大)が優勝した。 雨は一向に止まずむしろ強くなるばかりだ。優勝した藤田選手(京都産業大)二位に甘んじた2番キャップ永田選手(朝日大)雨のため、検車場での表彰式であった。優勝した藤田選手(京都産業大)二位の永田選手(朝日大)三位の溝口選手(京都産業大)

3kmIP                         3名エントリーの3kmIP。大学から自転車競技を始めた寸田選手(立命館大)が優勝した。3kmIP優勝の寸田選手(立命館大)

※西日本メモその2優勝した寸田選手は高校時代に陸上競技部に所属し全国高校駅伝を走ったバリバリのアスリート。当時の写真を本人よりいただきました。 他の方の目線にぼかしを入れました。 全国高等学校駅伝での力走!京都・都大路を激走する寸田選手

★4kmIP                         10名出走の4kmIP。酷雨の中制したのは小野選手(朝日大)が勝利した。

チームパシュート                    9校エントリーのチームパシュート。決勝では朝日大学vs京都産業大学との戦いとなった。 京都産業大学チーム・一走より曽我部選手、藤田選手、溝口選手、伊藤選手2位京都産業大学チーム 4.32.432秒朝日大学チーム・小野選手、永田選手、栗山選手、亀谷選手  ※いずれも先頭からではありません。1位朝日大学チーム 4.26.824秒

チームスプリント                    7校がエントリーのチームスプリント。決勝では朝日大学勢の決勝試合となった。

★全日本インカレ編                    美鈴湖の高速バンクでのインターカレッジ。         西日本勢が大いに活躍し、永田選手(朝日大)・小原選手(朝日大)・松下選手(京都産業大)が優勝し会場をを大いに盛り上げた! 興奮覚めぬ中の松下選手・塚本マネージャー、短距離で活躍中の岩本選手(中央)2017年度は西日本の学生委員長として学生委員をまとめ、試合会場ではリーダーシップを発揮した松下選手。選手と学生委員の両立は大変だったが素晴らしい結果に筆者も会場で涙した。西日本新人戦での最後の委員長の挨拶 過去の写真を(1回生~2回生)是非とも載せてくださいと松下選手より写真をいただきました。

先頭は中井唯晶選手と若かりし頃の松下選手         ※上記3枚は松下選手よりいただきました。

★ポイントレース                     永田選手が強豪ひしめく中、うまくポイント絡み優勝。ビックタイトルを掴んだ!優勝の永田選手(朝日大) お母様との記念の写真。ジーンと胸が熱くなりました。

ケイリン                        完全復活の小原選手の豪脚が冴えわたる!!         約1.5周回先行での逃げ切りに美鈴湖の皆を虜にさせた。 ハンドル投げが小原選手(朝日大)                優勝の小原選手(朝日大)                   なお、筆者はこの前後にバンクで蜂に刺され救護室で約1時間の手当てを受けた。愛車のBTと共に。

 

★☆振り返り記事はいかがだったでしょうか。

写真はいずれも学連オフィシャルフォトグラファーの深井様の写真を使わせていただきました。今後もこのような形で先取り記事・ピックアップ記事・注目選手紹介記事をご紹介できればと考えています。

最後に、本年も皆様にはお世話になるかと思いますが宜しくお願いいたします。

 

WELCOME TO JICF OFFICIALS

 

【西日本学連NEWS】猛烈な勢いで昨年一年を振り返り! ~西日本インカレ編~

★☆学連レースをこよなく愛する世界中の皆様!こんにちは。

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。

今年も西日本関連の記事を昨年よりパワーアップしてお届けしていく予定です!今年もお世話になりますが宜しくお願いいたします。

昨年一年間の西日本の総決算記事として西日本加盟校で優勝した選手を怒涛の勢いで振り返っていきたいと思います!本来なら昨年に掲載する予定でしたが諸事情により今年度となりました。ご了承ください。

それでは最初の紹介は2017年8月12日・13日に市営岸和田競輪場で開催された第 53回西日本大学対抗選手権自転車競技トラック大会をプレイバック!!

※記事の方はスマートフォンでも閲覧できますが改行のずれがある場合がございます。お許しくださいませ。

ケイリン                        12名エントリーのケイリン。西日本トラックに引き続き小原選手(朝日大)が大暴れ。予選、決勝と他の選手を追随しない走りで場内を大いに盛り上げた。決勝スタート前。最奥が小原選手(朝日大)他の選手を寄せ付けない走り。まさに『圧巻』の走りでした。ケイリン、一キロ、二種目制覇の小原選手(朝日大)

ポイントレース                     10名エントリーのポイントレース。24キロ一発決勝で行われた。ラップポイント、ポイント加算した植益選手(大産大)が他の選手より抜きん出て優勝した。牽制が入るレース中盤。先頭が優勝した植益選手(大産大)最後のゴール倍点を1位でフィニッシュし58点で優勝した。ポイントレースを優勝した植益選手(大産大)

スクラッチ                       12名エントリーで12キロ一発決勝で行われた。例年、牽制状態で最後のゴール勝負になることが非常に多いスクラッチレース。本年もそのようなレース展開であったが落ち着いてレースを運んだ佐々木選手(朝日大)が優勝した。 序盤から中盤あたり次の一手を考える佐々木選手(朝日大)最後はゴール争いとなったがゴールラインに先着する佐々木選手(朝日大)二位は12番キャップの竹澤選手(鹿屋体育大)スクラッチレースを優勝した佐々木選手(朝日大)

スプリント                       10名エントリーで行われた。予選、決勝と勝ち上がった長谷部選手(朝日大)が優勝を飾った。 優勝した長谷部選手(朝日大) 同校同士での争いとなった決勝戦。奥が優勝した長谷部選手、手前が二位の中村選手優勝の長谷部選手(朝日大・中央下段)と入賞した選手たち

1kmTT                                                                                                                            1kmTTは11名がエントリー。最終6組でスタートした小原選手(朝日大)がケイリンとニ種目制覇。優勝した小原選手(朝日大) タイムは1.04.640秒。岸和田競輪場での1.04秒台での優勝は素晴らしいタイムだ。

 優勝した小原選手と入賞した選手たち

500mTT                        500mTTは3名がエントリー。内村選手(鹿屋体育大)が勝利を掴んだ。 優勝した内村選手(鹿屋体育大) タイムは39.006秒 優勝した内村選手(鹿屋体育大)優勝した内村選手と入賞した選手たち

タンデムスプリント                   タンデムスプリントは3校がエントリー。層の厚い朝日大学チームが2本連取して優勝を飾った。 予選タイム 21.635秒 前より畝木選手・中村友哉選手(朝日大) 予選タイム 21.982秒 前より堀江選手・岸田選手(鹿屋体育大)予選タイム 23.720秒 前より岸本選手・森下選手(関西大)優勝した朝日大学チーム・鹿屋体育大学・関西大学チーム

チームスプリント                    5校エントリーのチームスプリント。決勝では朝日大学vs鹿屋体育大学チームとの戦いとなった。  予選、決勝とメンバーを入れ替えた朝日大学チーム。上記の写真は決勝時。鹿屋体育大学チーム 一走より堀江選手・岸田選手・釘尾選手鹿屋体育大学チーム 1.17.595 朝日大学チーム 1.18.310優勝した鹿屋体育大学チームと入賞した朝日大学・大阪産業大学・関西大学チーム優勝した鹿屋体育大学チーム

チームパシュート                    4校エントリーのチームパシュート。予選を終えて上位2校、朝日大学vs大阪産業大学での決勝レースとなった。※インカレ前での開催となるが各校インカレ前の叩き台としてチーム、各々の力を最大限発揮する場(レース)でもある。その中例年チームパシュートは各校の仕上がり具合を確認できる場でもある。 朝日大学チーム 先頭より安達選手・浦田選手・佐々木選手・中村選手  大阪産業大学チーム 先頭より植益選手・源田選手・小川選手・土橋選手7周回ホームで朝日大学チームの追い抜きとなり朝日大学チームの優勝となった。なお予選タイムは4.22.210秒優勝した朝日大学チーム 佐々木選手・中村賢人選手・浦田選手・安達選手優勝した朝日大学チーム・大阪産業大学・関西大学・大阪経済大学チーム

4kmIP                         6名エントリーの4kmIP。決勝進出を果たしたのは永田選手(朝日大)・手嶋選手(関西大)の争いとなった。予選一番時計で決勝進出した永田選手(朝日大) 決勝4.52.590秒手嶋選手(関西大)決勝5.00.055秒4kmIPを優勝した永田選手(朝日大) 優勝した永田選手と優勝した選手たち

3kmIP                        3kmIPは2名がエントリーであったが、一名DNSのため阪本選手(朝日大)のみの出走となった。阪本選手(朝日大) タイムは4.08.435秒

次は西日本新人戦のまとめになります!

今しばらくお待ちください!!

【西日本学連NEWS】怒涛の勢いで今年一年を振り返り!! ~西日本選手権トラック編~

★☆学連レースをこよなく愛する世界中の皆様!こんにちは。

いつも大変お世話になっております。西日本学生自転車競技連盟事務局の中の人です。

今年一年の西日本の総決算記事として西日本学連加盟校で優勝した選手を怒涛の勢いで振り返っていきたいと思います!    最初の紹介は2017年5月5日・6日に市営岸和田競輪場で開催された第 37回西日本学生選手権トラック自転車競技大会をプレイバック!                           出場選手は116名(エントリー数は120名)で昨年は99名エントリーで17名参加者が増え熱い戦いが2日間市営岸和田競輪場で開催されました。

★ケイリン                        15名エントリーのケイリン。小原選手(朝日大)が昨年の大怪我から超完全復活。予選、準決勝、決勝と他を追随しない走りで場内を大いに盛り上げた。 決勝ラスト一周前、先行する小原選手(八戸工大第一高校出身)他を一切寄せ付けない走りで勝利をもぎ取る!

★スクラッチ                       25名エントリーで10キロ一発決勝で行われた。今年入学したばかりの吉岡選手(京都産業大)が落ち着いてレースを運び勝利を手中にした。 積極的に前を走る吉岡選手(奈良北高校出身)集団内で足を溜める吉岡選手ラストは集団が追い上げたが逃げ切り優勝する!

★スプリント                       9名参加のスプリント。高校時代から短距離選手で活躍していた末廣選手が(同志社大)が上回生を跳ね除け3本勝負まで縺れる中、僅差で勝利を手にする。決勝前に激しい雨に包まれた予選を勝ち上がり決勝に駒を進めた末廣選手(三田学園高校出身)酷雨の中、3本目まで縺れる死闘を僅差で制する末廣選手

★ポイントレース                     30名エントリーのポイントレース。Jr世界戦ポイントレース出場経験もある曽我部選手(京都産業大)が最終ゴールスプリントで10点を加算し逆転で勝利し優勝した。果敢に走る京都産業大勢6番キャップの曽我部選手(府立城東工科高校出身)11回目のポイント獲得までに中井選手(京都産業大)が19点、曽我部選手が16点でポイント争いをしていたが最終ゴール倍点で曽我部選手が逆転し勝利を収めた。

★1kmTT                                                                                                                            1kmTTは19名がエントリー。最終11組スタートの栗山選手(朝日大)が1.06.846秒のタイムで優勝した。1.06.846秒のタイムで優勝した栗山選手(岐南工業高校出身)優勝した栗山選手と入賞した選手たち

★500mTT                        500mTTは2名がエントリー。阪本選手(朝日大)が僅差で勝利をもぎ取った。優勝した阪本選手(県立榛生昇陽高校出身) 二位の八木選手(北桑田高校出身)優勝した阪本選手と2位の八木選手

★3kmIP                        3kmIPは2名がエントリー。阪本選手(朝日大)が500mTTに引き続き優勝した。 一位の阪本選手 4.08.884秒で優勝した 二位の八木選手 4.23.502秒優勝した阪本選手と八木選手

★4kmIP                         17名エントリーの4kmIP。決勝進出を果たしたのは林選手(朝日大)・安達選手(朝日大の)同校同士の争いとなった。優勝した安達選手(真岡工業高校出身)二位の林選手(岐南工業高校出身)優勝した安達選手と入賞した選手たち

★チームスプリント                    8校エントリーのチームスプリント。雨が強く降りしきる中での決勝は朝日大学VS立命館大学の戦いとなった。先頭より長谷部選手(岐南工業出身)畝木選手(興陽高校出身)小原選手(八戸工大第一高校出身)優勝した朝日大学チーム 1.20.372秒で優勝した三走の小原選手先頭より山住選手(興国高校出身)田野口選手(横浜高校出身)三井選手(高水高校出身)立命館大学チーム 1.21.505秒で二位となった三走の三井選手

★チームパシュート                    6校エントリーのチームパシュート。予選を終えて上位2校、京都産業大学、朝日大学チームの雨の降りしきる中での決勝レースとなった。京都産業大学チーム先頭より中井選手(瀬田工業高校出身)曽我部選手(府立城東工科高校出身)吉岡選手(奈良北高校出身)松下選手(倉吉西高校出身)朝日大学チーム先頭より永田選手(岐南工業高校出身)中村選手(九州学院高校出身)亀谷選手(岐阜第一高校出身)栗山選手(岐南工業高校出身)優勝した京都産業大学チーム 4.29.613秒で優勝した朝日大学チーム 4.39.153で二位となった優勝した京都産業大学チームと入賞した各大学

次は西日本インカレのまとめになります!

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【 西日本学連NEWS 】ツール・ド・シンカラレポート~出発事前準備から帰国まで 実は出発までが一番大変!?~

★☆学連レースをこよなく愛する世界中の皆様!こんにちは。

いつも大変お世話になっております。西日本学生自転車競技連盟事務局の中の人です。

西日本学連選抜チームにて(以下WJICF)で11月18~26日にかけてインドネシア・スマトラ半島(パダン)を舞台にツール・ド・シンカラレース(UCI2.2)に選手6名・監督1名で参加してきました。
各々現地で感じたことを一番最後にレポート形式で記載しています。最後まで読んでいただければ幸甚に存じます。

選手は前回の西日本学連ニュースに述べたように下記の6選手+1監督のオール大学生チームで構成された。

(選手)
栗田龍之介(大阪経済大学 3回生)
久保田悠介(関西大学 3回生)
川嶋裕輔(中京大学 1回生)
吉岡優斗(立命館大学 3回生)
井上文成(岡山理科大学 2回生)
二宮誉仁(関西大学 2回生)

(監督)
福島綾野(京都大学 4回生)

話をいただいてから参加決定、出発までほとんど時間がなく約3週間弱、実質2週間ちょっとで全ての書類、必要不可欠な物を整える必要があった。とにかく時間がないの一言であった。

立命館大学茨木キャンパスにて出発2日前に石井章氏のミーティングを受ける選手たち。各々固唾とメモを取る。 photo:k.kitayama
上記と同じく立命館大学茨木キャンパスにて菊池津根徳氏からミーティングを受ける選手たち。        photo:k.kitayama

※この事前ミーティングでは現地での食事、暑さ対策、持参する物、海外レースの流れ等、現地での主催者への気配りなど、事細かく選手たちは話を聞いてメモを取っていた。約2時間ミーティングを実施した。

今回、一番苦労したことは事務作業もさることながら何より監督、スタッフを集めることであった。東西の学連関係者、OB・OG、実業団・クラブチーム関係者、知り合いの英語堪能な方、定年を迎えてお時間がある方など、出発までに多くの方に連絡してスタッフ、監督になっていただける方を探した。紆余曲折を得てインカレロード終了後からシンガポールに語学留学中であった京都大学自転車競技部マネージャーの福島綾野氏であった。英語も堪能で何より自転車が大好きで試合会場にいつもいる関西圏では知らない人はいてないマネージャーである。福島氏にお願いして快く了承を得た。ようやく、課題であった、選手6名、監督1名のギリギリの課題はクリアした。

【出発までの事務作業の道のり】
選手6名が正式に決まると絶対にしなくてはならない作業がある。パスポート申請、国際ライセンス申請、海外活動許可願、UCIID取得、主催者側からのエンロールメント作成、海外保険関係、各大学への推薦書(公欠の場合があるため)、各所属車連への副申書依頼と多岐に渡った。果たして出発までに間に合うのか!?出場することは既に決まったのでもう後戻りはできない。パスポート取得(未取得の方)、海外保険加入、国際ライセンス取得を各々に任せ、“UCIレター“と言われる日本の選手が海外で活動することをJCFが承認したという書類の申請に取り掛かる。海外レースの申請は実は初めてであり戸惑うこともたくさんあったがたくさんの方にご協力・ご尽力いただきレース出発までに何とか海外活動許可証を取得することができた。これで正式に海外のレースに出れる!あとは出発を待つだけだ。

たくさんの方にご協力・ご尽力いただきやっとの思いで手に入れた海外遠征許可願。※個人情報欄は削除いたしました。ご了承ください。

至る、11月15日(水)、関西国際空港19時集合で選手が集まった。なお、監督である福島綾野氏は現在海外留学中であるため留学先であるシンガポールからジャカルタに来ていただくよう事前にお願いした。すでに6名が早々に到着していた。

予備ホイールを梱包する吉岡(立命館大学)   photo:k.kitayama
日本食を大量に持参する二宮(関西大学)     photo:k.kitayama
空港で没収されたオイルやスプレー      photo:k.kitayama
出発前に全員で記念撮影           photo:k.kitayama

左より                          川嶋裕輔(中京大学1回生)二宮誉仁(関西大学2回生)    吉岡優斗(立命館大学3回生)井上文成(岡山理科大学2回生)  久保田悠介(関西大学3回生)栗田龍之介(大阪経済大学3回生)

マグネットは京都産業大学自転車競技部OB根津誠氏に作成していただいた物。選手からも車の判別がしやすく大変好評であった。                  photo:Fukushima
OS-1の粉末も富和清訓ドクターより熱中症予防に差し入れいただいた物である。 photo:Fukushima

11月15日(水)全ての準備が整い選手たちは保安ゲートを潜り関西国際空港から羽田空港へ乗り継ぎ一路ジャカルタへ向かった。

ゲートを潜る栗田龍之介(大経大)    川嶋裕輔(中京大)吉岡優斗(立命館大)   photo:k.kitayama

現地到着後ジャカルタへ到着後、無事に福島氏とも合流でき7名はパダン(都市名)に国内線に乗り継いだ。体調不良者も出ることなく、荷物の破損、ロストバゲージも無く大きなトラブルは皆無であった。

開幕前夜の主催者主催のパーティーでの様子。真ん中の長身の方は現地の王族の方だ。 photo:Tour de Singkarak
チームプレゼンテーション会場で。   photo:Tour de Singkarak

【個人レポート】
ここでレースに出場した選手6名のレポートを見ていただきたい。全レポートはあえて一切修正していません。ありのままを見ていただきたいからだ。

川嶋:
(第1ステージ)今日はスタート同時に逃げができていた。逃げを追おうと集団から次々アタックがあり、初めの登り2つまでがとてもきつかった。なんとか登り初めで前にいたためなんとかさがりながら登りをクリアできた。残りは下りや平坦だったのでなんとか完走できた。補給するタイミングが遅かったため、明日から早めにするようにしたいです。第1ステージ、今日はスタート同時に逃げができていた。逃げを追おうと集団から次々アタックがあり、初めの登り2つまでがとてもきつかった。なんとか登り初めで前にいたためなんとかさがりながら登りをクリアできた。残りは下りや平坦だったのでなんとか完走できた。補給するタイミングが遅かったため、明日から早めにするようにしたいです。
(レース2日目)今日は一級山岳があり、150キロだった。一級山岳前に補給ポイントが設置されているはずだったのだが補給ポイントがなくなったらしくそれに合わせてボトルを消費していたので補給がなくなり、一級山岳に入った、先頭がどんどんペースを上げ、集団が分解した。自分は初めはグルペットにいたのだが水がなくなり脱水症状気味になってしまった。サポートカーを呼んでいたのだが全然気づいてもらえず、一人で登ることになった、登りきり下りでカーペーサーを使ってなんとかグルペットに追いつきそのままゴールした。
(レース3日目)今日は逃げがすぐでき集団で160キロゆっくり走った一日だった。ゆっくりだったが先日の疲れがしっかり溜まっていた。
(レース4日目)今日は序盤に一級山岳があり、残りは下りで100キロだった。一級山岳で千切れてしまい。しばらくひとり旅になった。カーペーサーを使ってなんとか前のグルペットに追いつきそのまま30人ぐらいでゴールした。疲れがだいぶ溜まってきている。
(レース5日目)今日のレースは一つの山に一級が一つと超級が2つあるコース。これを乗り切ったらあとは下りでなんとかなるコースだった。山岳に入り、すぐに逃げ、メイン20人、第2集団30人40人ぐらいに別れ、なんとか第2集団に残り、下りに入った。下りは道が悪く、とてもコーナーがき使った。コーナーの入り口で前の選手が急にふくらみ、少し動揺してうちに入ったら段差で吹っ飛んで転んでしまった。幸いチームカーがすぐ近くにいて、すぐに自転車に乗れたものの、ペダルが折れてしまい、予備もなく残り70キロそのまま走った。サポートカーなどに助けてもらいなんとか集団に追いつき残りの下りをこなしてゴールまでたどり着けた。
(レース6日目)今日はフラットなコースだった。足の調子はそんなによくなかった。パレードが、終わり逃げがなかなか決まらず、ずっとペースが速かった。20キロ当たりで集団で落車があり、自分もそこに巻き込まれた、自転車の故障もなく、すぐに乗り直した。パダンの選手と二人で回していたが、集団のペースが速すぎて、サポートカーが来るまでに足がおわっており、カーペーサーをうまく利用できなかった。そのまま集団に追い付けず千切れてしまい、70キロ地点で降ろされてしまった。このレースで良かったことは、外国のプロの選手走れて、体験したことないようなスピードを体感できました。今回のほとんど毎日千切れてしまったんですけど、なんとか諦めず、チームカー(福島さんがうまくバラバラになった選手を集めてくれました)使いなんとか、6日間走ることができました。このレースで悪かったことは、きつくなってしまうと、すぐに下を向いてしまうのでそこを直して行きたいです。あと、日に日に食べる量が減ってきていたので、嫌でももっとしっかり食べて次の日にしっかり備えれるようにして行きたい。レース中に気が緩んでしまった部分が自分でも感じるほどあったので、ちゃんと最初から最後まで集中できるようにする。インドネシアでは、いっぱい写真を撮ったり、話したりとても楽しかったです。こんな経験をさせてもらって本当にありがたいです。

井上:
(第一ステージ)このステージは今回の大会の中では1番苦しく感じた。レースの後半はほぼフラットとで、前半の山岳をクリアできればなんとかなると考えていた。また、日本との気候の変化が大きかったので事前の対策として濃ゆめのドリンクを準備し、レース中の塩分補給を意識して行った。しかし、予想以上に出る汗の量や塩分濃度が高く、レースを半分程終えたところで脚が軽く攣り始め、ラスト7kmで両足攣ってしまい集団から千切れて最後ゴールした。
(第二ステージ)このステージはレース前半はフラット、中盤に一級山岳がありそれをクリアできれば完走が望めるステージでした。予想通り前半は集団で過ごし、一級山岳をクリアしゴールをすることができた。しかし、一級山岳ではプロと大学生の力の差を痛感した。全部で10kmに及び、所々の勾配が15%を超える山岳を経験したことがない速さで超えていくプロに付いて行くことは出来ずグルペットで何とか付いていける状態であった。
(第三ステージ)このステージはほぼフラットで、ステージ優勝を狙うチーム以外は休息感の強いステージになりレース序盤で逃げが決まり、逃げ切り優勝をした。そんな中で総合上位をかかえるチームはプロトンの先頭を40オーバーで引き続け、最終的に逃げの吸収はできなかったがゴール前の集団スプリントに向けた動きや雰囲気は初めて経験するものであった。
(第四ステージ)自分は第一ステージが終わった時点で膝に痛みが発生しこれまでの3ステージはテーピングやアイシングを行い痛みを我慢しながら走ったが、第四ステージの朝は膝が腫れあがり痛みも増してきていた。レース序盤がフラットだったので出走はできたが登りに入るとトルクをかけた走りをすることが出来ず集団から千切れ、レースを棄権した。また、レースを棄権してからはメカニックやマッサージ、洗濯などを棄権したメンバーで分担して行い選手がストレスなく走れるようにサポートを行うことができた。
(全体を通して)日本のレースとは異なり集団の密度はあまり高くなくレース経験が少ない自分でも安心して走れた。また、集団の後方を走っても中切れが起きる心配はなかった。一方で、詳しいコースがわからない中での高速ダウンヒルは非常に怖く、度胸とブレーキング技術が試された。また、1,2,3ステージを通して新たな自分の走りの課題や、海外レースを走る際に気を付けるべきこと、準備すべきものを学ぶことができたのでの今後の活動に活かしていきたい。膝の痛みの原因については体の柔軟性が低いことや、連続で高強度のレースを走る耐性がなかったことが考えられので、今後の練習方法や、体のメンテナンス方法を改善していきたい。

吉岡:
今回tour de singkarakへのお話を頂いたのは、出発の約2週間前。絶対いい経験ができる面白い機会だと二つ返事で行くことになりました。そこから急ピッチで準備を始めましたが、間に合わなくてもおかしくない。それほど短い期間でした。しかしライセンスや航空券の手配を西日本学連の北山さんをはじめ多くの人に裏で準備していただいたお陰で「僕は」スムーズに進み無事出発することが出来ました。
11月16日ジャカルタに到着。そのまま乗り換えスマトラ島へ向かう。現在日本は冬。一方赤道直下のインドネシアは雨季。曇ってはいるものの、常に汗ばむ高温多湿。はじめは温室にいるかのよう。また、ここから宿泊するホテルまで移動。迎えの待ち時間がかかったことよりインドネシアの交通事情に戸惑った。常にクラクションを鳴らし反対車線を走る。外は真っ暗。2、3人乗りの原付がわらわらと突っ込んでくる。生きた心地がしない。そんなこともありホテルは全く期待していなかったが、想像以上にいいホテルで驚いた。その日は自転車を組んで終了。
11月16日お昼過ぎから1時間ほど自転車に乗りに行く。思っていたより道もよく危なさを感じなかった。この日の夜、オープニングセレモニーに行き食事をするのだが、噂で聞いていた素手でご飯を食べるという一大イベントが待っていた。自分はお腹が弱いのでいけるかどうか周りの様子を伺いながらタブリーズなどの選手が手をつけていないものは食べないなど自衛した。
11月18日第一ステージ。この日はとても晴れて暑かった。身支度を済ませサイン。ここからスタート地点に行くが何の前触れもなくスタート。最初はパレードのため真ん中らへんでキープ。リアルスタートは道幅の狭い緩斜面。ペースは速いが千切れるほどではなくクリア。長いくだりを過ぎ長い緩斜面の途中で前輪がパンク。ペースがはやいのでそのまま集団の後ろにくっつき気持ち落ち着いたところでとまる。車列が後ろなので来るまで時間がかかりそわそわしていたが何とか交換。ここからカーペーサーで集団に復帰しようとしたが、なぜかコミッセールに使うなと言われ自力に。とりあえず自力では集団には追いつかないので明日につなげるためとりあえずゴールを目指す。前方のパックに追いつくが体調不良でやめる人のため1人でその後20分ほど走ってきられた。もう少し余裕を持った走りが出来ていれば対処できていたかも知れない。レース自体はすぐに終わってしまったが、チームカーに乗りサポートすることで普段経験できないインドネシアという環境でのレースや違う視点からレースを見ることができ、とても刺激の強い濃厚な2週間を過ごす事が出来ました。

栗田:
結果からいうと自分は第一ステージでリタイアとなった。ツールドシンカラ第一ステージでリタイアとなった。一日目でレースが終わってしまった私のレースレポートは内容が薄いので二日目以降に残った選手のレポートでレース内容は見ていただきたい。私はそれ以降選手サポートととなった。二日目以降に残った選手は三名で、私は主にレース後のマッサージや同じくリタイアの二宮メカニックの手伝いをした。レースが終了するとゴール地点から宿ま2~4時間ありレース後の疲れと移動の疲れがある足をマッサージする。足先から徐々に心臓へ向けて血流を流したり、足の筋肉をやわらかくするために揉んだ。自分の知っている知識だけでは技術が少なく最初は二宮からもアドバイスをもらって自分だけでは知らなかった方法やつぼがあり教えてもらって早速使わせてもらう。素人のためマッサージに効果があるかはわからなかったしぎこちない動きで不快感もあったかもしれないが選手は皆受けてくれた。一人約三十分程度のマッサージが終わると二宮の手伝いに行く。一人で三台の自転車を整備、洗車、注油はもともと選手で来ていてメカニックでもなく要領が掴めなかったので二人で行う。私は変速機は触れないので主に洗車を行い、時には日をまたぐこともあったが、自分たちより走り続けている選手のほうが大変なんだと思いサポートに尽くした。後半には人数も減り要領もつかんできたのでマッサージもメカニックも日をまたぐことはなくなっていき精度、技術が上がっていったと感じていた。次の日、また次の日と走る選手がいる中で何をしにせっかくの機会をいただいてインドネシアに行ったのか、なぜ自分は走らずにサポートをしているのか、と思うことも多々あった。ただその悔しさや経験は自分だけのものにせず自分の後輩に伝えられることを伝えて行きたい。

二宮:
こんにちは。関西大学二回生の二宮誉仁です。今回ツールドシンカラにWJICFとして参加させて頂きました。この大会の前から調子は上がっており遠征前の合宿で最後の追い込みを行い合宿中に発症した腰痛が気になるものの良いコンディションで参加しました。走る前は自信とやる気楽しみで溢れていました。インカレのロードでDNFになってしまい、悔しさもありこれではいけないと思いインカレ終了後も練習も行いモチベーションが上がっている中で試合に挑むことができました。しかし、脚の調子は良かったもののパレードランから腰が痛み始めレース中盤になるころはペダルを踏むと激痛が走りサドルに座っているのも厳しい状況でした。でも、日本で応援してくれているたくさんの方や街道で応援してくれてる現地の人の熱い応援を力に変えて踏み続けましたが初日でDNFになってしまいました。凄く悔しくて涙が出そうなほど悔しかったです。次の日からはチームのサポートに徹しました。今回の遠征チームメンバーにはメカニックもマッサージャーもいません。僕たちはプロではなく学生で作られたチームですから。今自分が出来ることはWJICFで一人でも多くの完走者を出すこと。他のチームのメカニックがしていることを目で盗んだり、話を聞いたりなどして次の日に自転車が完璧な状態で選手に受け渡すことを心がけました。しかし、レースはとても難易度が高く日に日にWJICFのメンバーはDNFになってしまい最後は先輩である久保田さん一人が完走することができました。チームで団結して完走できたのは凄く嬉しかったです。嬉しい反面また先輩と差が出来てしまったのは自分の中では喜べませんでした。自分より競技経験が少ない先輩が完走出来て、自分が完走出来ないのか。遠征期間中たくさんのことを学ぶことが出来ました。この貴重な経験を生かして来年のインカレは今年より一皮いや、二皮剥けれるようにオフシーズン過ごしたいと思います。もし、またチャンスがあればもう一度行きたいと思っています。最後に全国の自転車に乗っている日本人の方々。彼女が出来ないと困っているならばインドネシアを強くオススメします。凄くモテますよ、マジで。

久保田:
出発の準備をするにあたって、基本的に向こうでは白ご飯以外手を付けないほうがいいと聞いていてので缶詰、レトルトカレーなどを準備した。結局毎日分用意したが消費したのは半分くらい。ホテルが一日を除いてすごくきれいでビュッフェ形式で魚のフライ、鳥を辛く焼いたもの、野菜炒めみたいなものがあったのでそれほど困らなかったが、白ご飯は日本と違ってぱさぱさしていて4日目くらいから本当に食べたくなくなった。パスタ、パン、コーンフレークなどでやり過ごした。自転車の梱包もネットで調べて出てきたとおりにやれば何ら問題はなかった。梱包の袋は一応飛行機輪行用のソフトケースを使った。向こうの空港に着いてすぐにコーディネーターさんのような人が迎えてくれたがホテルまで移動するための車がなかなか来ない。結局2時間以上空港の外で待っていた。他チームも同じ状況だった。向こうで何をするかと言ったら寝る―バス移動―レース―バス移動―寝る大まかにいえば本当に毎日これの繰り返し。特にバス移動が長い。スタートまでの移動で2時間とか、ゴールしてから4時間とか普通にある。僕は基本的にずっと寝ていた。交通法規があるのかないのかよくわからないような運転なので目を開けていたら、怖くて疲れてしまう。寝るのが一番いい。寝れなくても基本的に目をつぶっていた。9ステージではスタート前の移動で酔ってしまい最悪だった。酔い止めは準備しといてもいいかもしれない。何が一番楽しかったって、女の子にちやほやされることだ。フォトok?サインok?日本じゃありえない。もちろん写真もサインも書きます。けどサインなんてないので日本語で自分の名前を書くくらいです。                         なぜ9ステージ完走できたか?先ほど書いたようにチーム一丸になれたこと、日本からたくさんの応援があったことがある。走りに関していえば省エネを徹底した。とにかく省エネ。そして集団内で一番足を休めているのは自分と思い込んでいた。集団内での位置はほとんどの時間集団最後方にいた。ふらふらしても誰にも怒られない。ストレスなく走れるのがよかった。タイトなコーナーとかもほとんどないので立ち上がりとかは全く気にせず良かった。エリミネーションのような走り方をしてた。下りから上り返しでは下りの勢いを使ってなるべく足を使わず登りをクリアするようにしていた。レースの強度は序盤のアタック合戦、ゴール前のスピードアップがしんどい。そして登りでどれだけ我慢できるか。何度も千切れかけた。そして千切れた。たとえちぎれてもあきらめずに踏めば追いつける。しかし九ステージ目ではちぎれていつも通り踏み続けたが追いつけなかった。もう本当に足がスカスカだった。最後のステージにしてdnfがよぎったが、幸い数名他の選手も千切れていたので協力しつつ完走をした。
このような海外遠征という機会を与えてくださり本当にありがとうございました。今回学んだ経験をもとに学連で活躍できるように精進してまいります。これからもよろしくお願いします。

立命館大学茨木キャンパスにて報告会を行った。photo:k.kitayama
photo:k.kitayama

【 あとがき 】
WJICFチームは久保田(関西大学)の49位で残りのメンバーはDNFという結果でした。オフシーズン間際のハイレベルな国際大会を経験することによって競技力の更なる向上、経験、チームでの協力体制を経験できたと思う。この経験を来季以降も学連大会、各々のチームで語り継ぎ、レースで大いに活躍してほしいと切に願う。

また、今回の遠征はたくさんの方のご協力なしでは到底行けない遠征であった。選手たちの海外レース出場にご理解していただいたご父兄の皆様、香川県自転車競技連盟、岡山県自転車競技連盟、大阪府自転車競技連盟、福井県自転車競技連盟、三重県自転車競技連盟の5つの各車連の事務局の方々、日本自転車競技連盟の大脇恒夫氏、白崎考紀氏、立命館大学自転車競技部OB足立和哉氏、西日本学生自転車競技連盟の皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。

WC銅メダル獲得記念!中村妃智選手 インタビュー

全国の学生自転車競技を愛する皆さん、こんにちは!
2017年11月13日(現地時間12日)、英国マンチェスターで行われた「2016-2017 UCIトラックワールドカップ第2戦」の女子4kmチームパーシュートで、日本チーム(梶原悠未選手/古山稀絵選手/橋本優弥選手/中村妃智選手/鈴木奈央選手)は同種目の史上初となる銅メダルを獲得しました。

(参考記事)https://morecadence.jp/keirin/4905

銅メダル獲得時の出走4選手は、古山稀絵選手(日本体育大)/梶原悠未選手(筑波大)/橋本優弥選手(鹿屋体育大)は現役の学連選手、そして中村妃智選手は日本体育大のOGで、すべて学連にゆかりのある選手でした!

この快挙を祝して本連盟では、学連出身の4選手に独自にインタビューを行いました!
まずは、中村妃智選手のインタビューです。現在は日本写真判定に所属しながら選手生活を続けていますが、大学4年時の2014年 、伊豆ベロドロームで初めて行われた大学対抗選手権で、3kmインディヴィデュアルパーシュート/ポイントレース/チームスプリントの3種目を制覇しています!(チームスプリントは斎藤望選手とのコンビ:トップ画像はチームプリントのスタート時)

Q1:銅メダルを取った直後と現在で、心境の変化はありましたか?
東京オリンピックでのメダル獲得への可能性があると自分自身でもハッキリ確信を持ってトレーニングに臨めるようになりました。

Q2:現在社会人として競技生活を継続されていますが、学連での試合の経験が活かされた点はありますか?
学連時代はレースが多かったので、自分に合ったアップの仕方、調整の仕方を研究していました。現在は学連時代と同じ様な流れでレースに望んでいます。

Q3:同じチームの梶原選手、古山選手、橋本選手もすべて学連の現役選手ですが、学連の後輩の活躍ぶりについてどう思いますか?
どんどん学連のレベルが上がっていると日々思っています。いつも一緒に練習している仲間なので学連での結果も楽しみにチェックしています。

Q4:最後に、高校や大学の女子選手に対して、アドバイスがあればお願いします。
今を頑張ってください。私自身あの時なんでもっとやってこなかったんだろうと後悔している部分があるので(笑)。アジアはヨーロッパに勝てないと言われてましたが私達でその歴史を塗り替えていきます。 どんどん後世にその勢いが伝わっていけば嬉しいです。

2014年インカレでTSPを共に走った斎藤望選手とのウィニングラン          Photo by F.Fukai

ご回答ありがとうございました!

【西日本学連NEWS】ツール・ド・シンカラ!

★☆学連レースをこよなく愛する皆様!!こんにちは!

いつも大変お世話になっております。西日本学生自転車競技連盟事務局の中の人です。

今回、2017年11月18~26日にかけてインドネシア・スマトラ半島(パダン)を舞台に「ツール・ド・シンカラ」

(大会公式HPhttp://www.nspk.net/tdk/)が開催されます!
学連レースとは異なりますが、西日本学連加盟校の選手から西日本学連選抜チームとしてツール・ド・シンカラに出場いたします。

出場する選手をご紹介したいと思います!!

栗田選手 大阪経済大学
川嶋選手(中京大学)
久保田選手(関西大学)
吉岡選手(立命館大学)
井上選手(岡山理科大学)
二宮選手(関西大学)

18日より厳しい戦いが待ち受けています。気温が連日30℃以上、湿度も高く、日本とは真逆の天候です。出場する機会を与えていただいたからには西日本学連選抜チームとして何かしらを得て日本に帰国し各々感じたことを各チームに伝え、次年度に繋がる事業にしていきたいと思います。

頑張れ!西日本学連選抜チーム!

【 データこぼれ話:東京六大学対抗自転車競技大会 】

東京六大学スポーツのファンの皆様、こんにちは。
六大学のスポーツといえば野球が一番有名ですが、野球以外のスポーツでも六大学の対抗戦が毎年行われています。

今回は1987年に始まり、今年で31回目を迎える東京六大学対抗自転車競技大会の歴史をデータで簡単にご紹介します。

【過去の成績】
法政大学が圧倒的な強さを誇り、30回のうち21回の優勝を飾っています。直近の10年でも5回優勝、昨年まで3連覇中であり、一度も3位以下に落ちたことがありません。
法政大学以外では、早稲田大学が7回優勝しており、2009年~2012年まで4連覇していた時代もありました。
上記の2校以外では明治大学(2013年)と立教大学(2000年)が一回づつ優勝しています。因みに立教大が優勝した2000年は、過去の歴史で唯一、伊東温泉競輪場で開催された年でした。
東京大学と慶應義塾大学の両校は、3位が最高です。東大は2002年と2010年の2回、慶應義塾大学は1988年、1995年、1996年に3位となっています。

【開催地と時期】
最近では西武園競輪場および千葉競輪場での開催が多くなっています。過去には花月園競輪場(2010年閉鎖)で5回、京王閣競輪場で3回開催されているのが目立つところですが、2004年には秋田県六郷自転車競技場、昨年2016年は伊豆ベロドロームで開催されるなど関東地区以外で開催されることもありました。
通常は11月に開催されることが多い本大会ですが、昨年はリオデジャネイロ五輪の開会式と同日(8月6日)に開催されており、インカレの前哨戦を兼ねた大会となりました。

今年の開催地は千葉競輪場ですが、来年から250mトラックへの改修工事に入る予定のため、500mトラックで行われるのは今年で見納めとなる可能性が高いです。

千葉競輪場以外では過去に西武園競輪場が500mトラック時代に開催されていた(1987年/1992年)ことがありましたが、1994年に400mトラックに改修されています。

【本年度 新設 !!】全日本学生選手権オムニアム大会

2017年11月5日(日)第1回 全日本学生選手権オムニアム大会が伊豆ベロドロームで行われます。

本連盟によるオムニアムの大会は、2014年度からトラックレースシリーズ(以下:TRS)の一大会として秋季に開催されており、2017年度のJICF International Track Cupでも行われましたが、2017年度からTRSから選手権大会に格上げされました。
まだ歴史は浅いですが、オムニアムの名の通り、一人の選手が以下の4つの競技に出走しその成績を点数化、合計得点の優劣を競います。

第一種目:スクラッチ(男子10km/女子7.5km)
第二種目:テンポレース(男子10km/女子7.5km)
第三種目:エリミネーション
最終種目:ポイントレース(男子25km/女子20km)

※オムニアムの競技ルールはこちら

普段のトラックレースでは行われない、テンポレースおよびエリミネーションが含まれているところが大きな特徴といえます。
すべて中距離系の種目のため、1日で4種目走るだけの体力が必要となることはもちろんですが、同時に戦略性を求められる競技でもあり、特に最終競技のポイントレースで上位争いをする選手は走りながら相手の点数も計算する必要があり、体も頭脳も酷使する過酷な戦いを各選手は強いられることになります。

なお、五輪種目としては2012年のロンドン五輪から正式採用されており、2016年のリオデジャネイロ五輪のオムニアム競技では、男女ともに本連盟出身の選手が出場しました(男子は日大出身 窪木一茂選手、女子は鹿屋体育大出身 塚越さくら選手)。現役の競輪選手が幅を利かせる短距離系と違い、中距離系の種目は大学生でも十分に太刀打ちできる競技なので、2020年の東京五輪に向けて最も注目すべき競技かもしれません。

今回の試合会場は東京五輪と同じ伊豆ベロドロームです。記念すべき第一回大会で栄光をつかむのはどの選手でしょうか?!

ぜひご注目ください!

■関連情報はこちらから■
日本学生自転車競技連盟
【公式サイト】:http://jicf.info/
【特設情報サイト】:http://jicf.info/officials/

第1回 全日本学生選手権オムニアム大会
【大会概要ページ】:http://jicf.info/7104/

【公式Facebookページ】:https://www.facebook.com/jicfjoho/
【公式Twitter】:https://twitter.com/jicf_jimukyoku

【みどころ】第53回 全日本学生自転車競技トラック新人戦・西日本大会!!

 

皆様、こんにちは!いつも大変お世話になっております。

毎度お馴染みの西日本学連の事務局の人です。

2017年10月15日(日)に奈良競輪場(333mバンク)で開催される

53回全日本学生自転車競技トラック新人戦西日本大会の見どころを紹介したいと思います!

今年度は13大学113名の選手が参加予定で、昨年より20名以上も参加者が増え私としても非常に喜ばしく感じています。参加者が多数のため気合いで乗り切りたいと思います。

来年もたくさんの試合を西日本で開催できるようにに頑張っていきますので何卒宜しくお願いいたします。

★開催競技種目一覧★

男子の部: スプリント、1kmTT、4kmIP、ポイントレース、

ケイリン

女子の部: スプリント、500mTT、3kmIP、

 

今回のレースの注目は??
今年度、全日本インカレポイントレースで優勝し、チャンピオンに輝いた永田吏玖選手(朝日大学・2回生)今回もポイントレースにエントリーしています。インカレ優勝者の走りを見せるか!!乞うご期待です!!!

2017インカレ ポイントレース優勝ウィニングラン後の永田選手

開催日は2017年10月15日(日)で会場は奈良競輪場(333バンク)で開催されます。是非、第53回 全日本学生自転車競技トラック新人戦・西日本大会ご注目ください!!!!

今年の主な出場選手紹介

永田選手 (朝日大学)  出場予定種目:ポイントレース、IP、TP(普及レース)
川嶋選手 (中京大学)  出場予定種目:ポイントレース、IP、TSP(普及レース)
岩本選手 (京都産業大学)出場予定種目:ケイリン
※先頭が岩本選手(2017年西カレにて)
末廣選手 (同志社大学) 出場予定種目:スプリント、TT(普及レース)
嶋田選手 (立命館大学) 出場予定種目:ポイントレース、
寸田選手 (立命館大学) 出場予定種目:IP 
源田選手 (大阪産業大学)出場予定種目:TT、TP(普及レース)
※先頭が源田選手(2017年西カレにて)
佐々木選手(大阪経済大学)出場予定種目:TT

★★

日本学生自転車競技連盟公式サイト: http://jicf.info/
特設情報サイトofficials: http://jicf.info/officials/
競技速報Twitter: https://twitter.com/jicf_jimukyoku
Facebookページ: https://www.facebook.com/jicfjoho/

文武の道にいばらあり!③ 慇懃高校生、スライム系大学生になる!?

みなさんこんにちは!慶應義塾大学の大前翔です。
さて、最終回となる今回は、前回ご説明した私自身の完璧主義を題材にし、まずは医学部を志望した経緯を振り返ってから、完璧主義を崩壊させた1つの大事件を振り返ります。

過去の大前選手の記事はこちらから!
文武の道にいばらあり!①
文武の道にいばらあり!②

YouTubeでツールドフランスの動画を見て自転車競技の面白さに取り憑かれ、私は自転車競技を始めることにしたのでした。それが、中学3年生の秋です。
本当は、すぐにでも始めたかったのですが、機材も、ウエアも、知識も何もなかったものですから、暫くは、水泳の練習を続けながら、自転車競技に関する情報を収集する日々を過ごしました。
そして、年が明けた1月、苦肉の策の移籍から2年半、お世話になったスイミングクラブを辞め、なにひとつわからない、誰も導いてくれない自転車競技の世界に足を踏み入れました。

ガッツリ初心者感を漂わせる、初めてロードに乗る前の記念写真

この過程が、勉強の方にも、私の心境に大きな変化を及ぼしました。医学部を目指すようになったのです。

自転車競技のトレーニングの大きな特徴は、「自分の運動を定量化して可視化できるデバイスが存在し、そのデータを後々にわたって管理できる」ということです。
つまりは、サイクルコンピュータ、突き詰めればパワーメーターのことなのですが、私の眼にはこれが、新しい希望の一筋のように写ったのです。

もともと、自分自身がスポーツをすること以外に、トレーニングを構成する側、つまりトレーナーやマッサーの仕事にも興味があった私は、自転車競技を始める過程で、「自分が自分のトレーナーになる」ことをとても楽しみにしていました。
それで、トレーニングに関する書物やウェブページを読み漁り、基礎知識を習得したのでした。試験の勉強はよくできたものの、自分の将来についてあまり深く考えていなかった私でしたが、ふと「アスリートを支えるトレーナーか、マッサーになれたらいいな」と考えました。しかし、慶應義塾の学部の中に、それらになることのできる学部は存在しません。
そこで、それらを包括する、医学部の選択肢が挙がりました。より深く調べると、マッサーやトレーナーとして活動する上で、医師免許をもっていると優位性がある、といったことが分かってきました。こうして、私は医学部を目指す覚悟が決まりました。

慶應義塾の自転車競技経験者はそのほとんどが高等学校からの内部進学者で、その他7割以上の部員は大学から自転車競技を始める

医学部を目指すとなると、内部進学でもその勉強は至難です。700人いる1学年のうち、医学部に進学できるのは22人。常にクラス1位の成績をキープしていないと、医学部進学に安心な内申点は確保できません。

そして、この内申点を巡って、私の完璧主義が、思わぬところで打ち砕かれることとなるのです。

高校2年生の後期期末試験の2週間前、私は発熱、悪寒、関節痛に襲われていました。インフルエンザです。私の場合、クラスで1位をとるための定期試験の勉強は、試験3週間前くらいから始めて、2週間前くらいから本腰を入れるのが通常です。
しかし、インフルエンザのせいで、机に向かうにも頭は働かず、かといって寝て回復を待つだけというのも私の精神が許すわけもなく、病体に鞭を打ち、3時間睡眠で勉強を続けました。そのためにインフルエンザの症状も長く続きましたが、1週間ほどで完治し、それからはさらにギアをかけて、1時間半睡眠で勉強に取り組みました。
ご飯の時間も、母におにぎりを握ってもらって食べながら資料を読み、湯船に浸かる時もふたの上に教科書を載せて読みました。また、眠気を抑えるため、コーヒーを時に一日2リットル飲むこともありました。当然胃は荒れましたが、私の完璧主義は、インフルエンザで勉強できなかったことが期末試験の成績を低下させることを許しませんでした。

16年度浮城のまち行田クリテリウムでクラス1に昇格

そうして結末は、皮肉なことに、期末試験2日目の夜に、自律神経失調によって倒れてしまったのです。
意識を失ったわけではないので今でも覚えていますが、なぜか涙と声だけは出て、自分の意思は明瞭にはわからない、そして全身は硬直して動かない、そういった状態で、リビングで、両親の目の前で、倒れてしまったのです。

精神的、神経的なものだったので、症状は1時間ほどで収まり、体は鉛のように重たいながらも動かせるようになりました。救急車は呼びませんでしたが、翌日は試験を休んで病院へ行くことになり、その診断結果からそれ以降の試験も休むことになり、残りの試験を受けることができませんでした。
勉強に関して、人生で初めての挫折です。それも、実際に試験を受けて挫折したわけではないのが、最も大きな問題です。中島敦の『山月記』の言葉を借りれば、「臆病な自尊心」「尊大な羞恥心」によって、私は試験の点数が悪いかもしれないという危惧から試験を受けることができず、また試験を受けずして挫折したのでした。
これは私にとって、かなりショッキングでした。

最終的には、試験の成績は、日頃の私の頑張りを見てくださっていた高校の先生方が、見込み点を高く評価してくださったおかげで、医学部進学に全く差し支えないものに収まっていました。
しかし、試験を受けずして高い成績をもらった自己への反省は深く、また自身の完璧主義への強い執着が招いた失態を重く捉え、それからは、自分を無理に追い込むことは一切やめました。
つまりは、完璧主義からくる義務感で物事を遂行しようとすることは一切なくなりました。

16年度学生個人ロードでの筆者

高校2年生までの私にとって、「文武両道」、及び、勉強とスポーツそれぞれで結果を出すことは、私自身の展望ではなく、義務となっていました。
完璧主義がそれらを縛り付け、尊大な羞恥心によって、それらが達成できなさそうな時は、逃避に走ってしまっていました。先に述べた一大イベントによって、私の完璧主義は打ち砕かれ、私は今「展望」として、文武両道を掲げています。

人間、頑張っても無理なことはあります。然るべき時に出来る精一杯を尽くして、それでもどうにもならなかった時には、大人しく赤っ恥をかけば良いのです。
高校2年生以前の私は、それができませんでした。

こうした心境の変化は、レースやタイムトライアル、試験直前やプレゼンテーションの前など、いわゆる「本番前」の精神状態に、安定をもたらしてくれます。

以前の私なら、「本番はこうでなくてはならない」という理想像に縛られて、それを実現するために、必要以上の緊張と不安を背負っていました。
対して現在は、「今、本番に向けて出来ることは何もない。本番が始まったら、大人しく全力を尽くすだけ。その結果がどうなっても構わない。」と考えることにより、プレッシャーが驚くほど減少しました。
定期試験の前日や当日朝に「謎の余裕」を感じる人は多くいると思いますが、そういう人の心理状態は、これに近くなっているのかもしれませんね。

プレッシャーなく試合に臨めたことも、インターハイ2位という成績を残せた理由の1つ

3回にわたり、文武両道をテーマに、私の20年の人生のターニングポイントを振り返ってきました。この文章を通じて、「何かしら」を感じ取ってくださったら、本望です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!