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[みどころ]第34回全日本学生選手権個人ロードレース大会

学生ロードレースの頂上決戦!
日本学生自転車競技連盟は2018年6月10日(日)、静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンター / 5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール個人ロードレース 男子 140 km(5km×28 周) 女子 60 km(5km×12 周)) で全日本学生選手権個人ロードレース大会を開催いたします。
学生選手権個人ロードレースはインカレのロードレースと並ぶ、学連のロードレースの中でも最高峰の競技大会と言えます。
男女ともに優勝者には学連チャンピオンジャージが与えられます。

公式HP大会概要ページ:http://jicf.info/8240/
昨年度大会の競技結果:http://jicf.info/5944/

今年のコースは修善寺CSC・サイクルスポーツセンター
昨年は、岩手県紫波町で公道周回のサーキットコース(1周=9.4 km)で開催され、男子は日本大学・武山晃輔選手が、女子は日本体育大学・谷伊央里選手が学生選手権個人ロード初優勝を飾りました。

今年のコースは日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットです。
毎年本連盟では修善寺カップおよび修善寺オープンロードが行われ、2000年以降のインカレもたびたび、このコースで開催されています。

選手の間でも非常に馴染みあるコースですが、伊豆の急峻な地形を利用したコースは、平地区間が全くないタフなコースとして恐れられており、坂を苦手とする選手は容赦なく振り落とされてしまいます。
1周5kmと短めなので先頭から6分程度遅れるとおろされてしまうため完走者が少なくなりやすいコースです。
スタート/フィニッシュ地点前は最大勾配12%の激坂です。

男子はWUC出場資格がかかる戦い
このレースの男子本戦は7/30-8/4にポルトガル・ブラガで開催される2018世界大学自転車競技選手権(WUC)の出場資格の獲得がかかる選考レース(大会詳細ページ:http://jicf.info/8256/)です。
また、9月に行われるツールド北海道国際レース(UCI2.2)へのチーム推薦順位へのポイントにも関係するレースです。

注目の選手は?
男子は昨年大会、日本大学が圧倒的な強さをみせ、武山選手が個人ロードを制し、勢いそのままにインカレロードも優勝し、学生ロードレースの二大タイトルを獲得する強さをみせました。
今年も日本大学は咋年優勝した武山晃輔選手をはじめ、草場啓吾選手も(昨年度4位)ナショナルチームのメンバーとして出場したツアーオブジャパンで2日間山岳賞ジャージを着用するなど海外含めU23日本代表選手としてレースなどで活躍しており注目です。

[2017年インカレ]多くの観客から祝福を受けながらトップフィニッシュする武山選手

そして今シーズン、序盤から活躍をみせている京都産業大学・中井唯晶選手(昨年度2位、全日本チャレンジロードA-U優勝、今年度学生選手権クリテリウム優勝)、修善寺のコースでの優勝経験が多いクライマー中央大学 尾形 尚彦選手(2017全日本チャレンジロードA-U優勝、RCS第2戦修善寺オープン)、積極的なレース運びで展開をリードする走りの順天堂大学・石原悠希選手(RCS第2戦修善寺オープン2位)、2017ツールド北海道で山岳賞を獲得した鹿屋体育大学・冨尾大地選手、慶應義塾大学・大前翔選手(学生選手権個人TT優勝)、日本体育大学・岡部祐太選手(昨年度RCS年間総合優勝)、早稲田大学・中川拳選手等がレースの中心となるでしょう。

[2018年 チャレンジロード]優勝の中井選手
[2018年 修善寺ロード]優勝の尾形選手

前述のように登りと下りのこのコースで28周(獲得標高4200m)は消耗戦でもあります。大会は個人選手権ですが、ロードレースはチームでの動きが勝敗に影響します。
チーム力がある日本大学・京都産業大学・日本体育大学あたりがレースを有利にすすめ、個の力で戦わなければならない選手たちがそれを見てどう動くかが興味のポイントです。

[2018年 全日本選手権個人TT]女子クラス優勝の福田選手

女子では唯一ナショナルチームのメンバーで海外遠征をこなし、フランスのクラブチームでも走る慶應義塾大学・福田咲絵選手(学生選手権個人TT女子優勝)が本命ですが、レースを動かすもう一人としてオープン参加の西加奈子選手がいます。昨年岩手で行われたこの大会では経験豊富に集団をコントロールして福田選手の逃がさない動きを作り出しました。
今大会も西選手の動きに日本体育大学・伊藤真央選手や京都産業大学・中冨尚子選手(学生選手権クリテリウム優勝)が協力すれば、集団でのサバイバルレースになる可能性もあります。

[2018年全日本クリテ]スプリントを制しトップでフィニッシュする中冨選手

観戦のポイント・注意点
スタート/フィニッシュ地点となる秀峰亭の手前の激坂はコース最大の難所かつ補給区間でもあり、サポートの学生の声援も多い一番の観戦スポットです。
脚に余裕のある選手とない選手を最も見分けやすいところであるだけでなく、展開によっては補給の隙をついて勝負を仕掛ける選手もしばしば見かけます。
ただし、道幅が最も狭い区間でもあるため、選手の走行や補給の妨げにならないような観戦をお願いいたします。
また、秀峰亭を過ぎたあたりの場所は、コントロールタワー前の下り坂を時速70~80キロものスピードで疾走する選手の姿を確認することができ、天気が良ければ霊峰富士を拝むこともできるでしょう。
5kmサーキットの入り口から秀峰亭までは徒歩で約1.5kmの距離がありますが、選手の走行に注意しつつ、コースの端を歩いて到達していただければと思います。

 

■関連情報■
日本学生自転車競技連盟公式HP:http://jicf.info/
JICF情報系HP officials:http://jicf.info/officials/
JICF競技速報Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku
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第30回 全日本学生個人ロードタイムトライアル

第30回目を迎えた個人タイムトライアルロードレース
今年も埼玉県加須市~羽生市の利根川上流域にある特設コース(男子31.2km・女子25.2km)で開催された本大会。男子の選手権大会(Class1+2相当)と普及レース(Class3相当)、女子の選手権大会の3クラスに分かれ、各選手が30秒~2分間隔で単独出走するタイムトライアルは一般的なロードレースと異なり、個人の独走力が試される競技種目です。各クラスの全員が走り終わってみないとリザルトもわからないこのレース、無線や学連twitter情報を頼りに関係者もハラハラドキドキでした。

さて、そんなレースを勝ち抜いた各クラスの優勝選手からコメントをもらいましたので写真と共にご紹介します。
今回は第5位までの選手写真も掲載しています。


■男子選手権

優勝:大前翔選手(慶應義塾大学)
今回のタイムトライアルには、先々週のオープンロードレースが終わってからの2週間、みっちり練習をして臨んだだけに、優勝することができて嬉しいです。

春先にナショナルチームでベルギーに遠征に行かせていただき、調子の良さを感じてはいましたが、ロードレースやクリテリウムではいまいち結果が出せずにいました。大学生のレースでのレース勘が鈍っていたこともあるし、一昨年よりもマークされるようになったことも関係しているかもしれません。
そんな中で、タイムトライアルは個人の力が真に問われるので、狙っていた大会の1つでもありました。

出走直後の大前選手

2016年に池辺先輩が同大会で優勝する姿を見ていたので、その背中を追いかけたことは大きかったです。レース前にも諸先輩方からアドバイスを頂きました。

ダンシングでフィニッシュに臨む大前選手

自転車競技を始めてから、全国大会で優勝したことがなかったので、ひとえにほっとしています。しかし、まだまだシーズンは始まったばかりですので、ここからさらにもう一段階調子を上げていけるように頑張ります。

沿道から応援してくださった皆様、カメラマンの方々、チームのみんな、ありがとうございました。

今年は慶應義塾大学が男女ペアで優勝を獲得。

 

男子選手権 第2位~第5位選手紹介

男子選手権 第2位 中川拳選手
男子選手権 第3位 石原悠希選手
男子選手権 第4位 藤田俊輔選手
男子選手権 第5位 貝原涼太選手

 


■女子選手権

優勝:福田咲絵選手(慶應義塾大学)
今週フランスから帰国し、今シーズン初の日本でのレースでした。時差ボケで体調があまり優れなく不安もありましたが、2週間後の全日本選手権TTに繋がる走りをすることを目標に走りました。

TTはほとんど走ったことがなかったので、突っ込みすぎないように気をつけながら淡々と走りました。折り返してすぐに前の2人を抜くができ、リラックスして走れたことが良かったのだと思います。そして何よりS1NEOのTTバイクが最後まで本当に良く進んでくれました!

日頃よりご支援していただいているOB、OGの皆様、夜遅くまで完璧に自転車を組んでくださり、ホイールを貸してくださったBicicletta SHIDOの安藤さん、応援・サポートしてくださった監督やマネージャーなど、本当にたくさんの方々の力なしでは優勝することはできませんでした。ありがとうございました。

まだまだポジション等詰めきれていない部分がたくさんあるので、2週間でしっかり詰めて万全の体制で全日本選手権に臨みたいと思っています。

まずは、来週の全日本学生個人ロードでも優勝できるように頑張ります!応援よろしくお願い致します。

慶應義塾大学チームメンバーとともに。

 

女子選手権 第2位~第5位選手紹介

女子選手権 第2位 石上夢乃選手
女子選手権 第3位 中井彩子選手
女子選手権 第4位 西村彩良選手
女子選手権 第5位 合田祐美子選手

 


■普及の部 

優勝:宮崎裕史選手(北海道大学)
今回のレースには昇格を目指して臨みました。学連レースは初参加となり自分の実力がどの程度なのか把握出来ていなかったので、リザルトが出るまで昇格出来ているか不安でしたが、予想以上の結果となり嬉しい限りです。

北海道と関東では気温差が大きい為、暑さに対応できるかが課題でしたが、前日からの対策が功を奏して何とか結果に繋がったと思います。クラス2の皆さんについていけるよう今後も日々努力していきたいと思います。

チームTT出場メンバー&部員とともに(6/2チームTT後に撮影)

 

普及の部 第2位~第5位選手紹介

普及の部 第2位 青木拓穂選手
普及の部 第3位 木村響選手
普及の部 第4位 佐々木洸太選手
普及の部 第5位 村山浩司選手

<編集後記 学連ウォッチャー:深井>
今年の選手権大会は男女とも慶應義塾大学選手が独占しました。本レースは学連加盟後、初出場だった選手も多かったようです。前日のチームTT含め暑い二日間でしたが選手、関係者の皆様おつかれさまでした!

[みどころ]全日本学生選手権第30回 全日本学生個人ロードタイムトライアル 自転車競技大会

日本学生自転車競技連盟は今週末(2018年6月3日(日))埼玉県加須市・羽生市・利根川上流域にある特設コース(男子31.2km・女子25.2km)で全日本学生個人ロードタイムトライアル 自転車競技大会を開催いたします。

今大会で30回目を迎える個人タイムトライアルロードレースは前日にチームタイムトライアルを実施した翌日に開催されます。

公式HP大会概要ページ:http://jicf.info/8194/
昨年度大会の競技結果:http://jicf.info/6389/

2015年度に学生選手権競技大会に格上げ
近年の個人ロードタイムトライアルの世界選手権・全日本選手権での開催状況や重要性の向上を勘案し、2015年度より新たに学生選手権大会と位置づけて行われることになりました。
これにより、選手権大会の参加資格は日本学生自転車競技連盟ロードカテゴリ・クラス2以上となっているため、クラス3の選手は付帯して行われる普及大会へのエントリーを受け付ける方式に変更されました。

個の独走力が試されるタイムトライアル
個人TTの見どころはロードレースの中でも一般的な集団走行とは異なり、一人ひとり一定距離を保ちながら選手たちが1秒でも速く自分の限界ギリギリまで追い込みながら走ります。

 

長距離に耐える強靭な脚力と耐久性をもち、強いメンタリティをもつ選手のみが制することができるといえます。

シンプルに個の独走力が試される競技種目です。

昨年のリベンジなるか?注目選手紹介
男子31.2kmの注目選手は順天堂大学・石原 悠希(昨年2位、今大会出場最上位)、鹿屋体育大学・松本 憲斗(昨年4位)、早稲田大学・中川 拳(昨年6位)、日本体育大学・安田 開(昨年9位)、京都産業大学・中井 唯晶(昨年13位)が挙げられます。

また、中央大学・尾形 尚彦(チャレンジロードU23優勝、RCS第2戦修善寺ロードクラス1優勝)や日本大学・沢田 桂太郎(ナショナルチームトラック強化指定選手)

日本体育大学・岡部 祐太(昨年度RCS年間総合優勝)などにも注目が集まります。

前日にチームTTに出場する選手と個人TTのみに絞って出場する選手との差がでるのかにも注目があつまります。

 

女子25.2kmの注目選手は
昨年、出場した選手の中で最上位だった鹿屋体育大学・西森 彩良々(昨年4位、今大会出場選手最上位)、1年生ながらすでに学生選手権チャンピオンになっている京都産業大学・中富 尚子(今年度学生選手権クリテリム優勝/ナショナルチームトラック強化指定選手)また、登坂力に定評がある慶應義塾大学・福田 咲絵(昨年、DNF/ナショナルチームロード強化指定選手)などが出場予定です。

 

 

■関連情報ページ■
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[みどころ]第57回全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会

日本学生自転車競技連盟は今週末(2018年6月2日(土))埼玉県加須市・羽生市・利根川上流域にある特設コース(63.2km)において全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会を開催いたします。

■関連情報はこちらから■
公式HP大会概要ページ:http://jicf.info/8211/
昨年度大会の競技結果:http://jicf.info/5952/

 今大会で57回目を迎えるこの選手権大会は、大学ごとに4人がチームでの単独走の時間を競うロードタイムトライアル競技です。

かつてオリンピック種目であった時期もあり、100km近い距離でレースが行われていましたが、UCI(世界自転車連合)の競技規則改定に則り、2014年度大会より約60kmの距離となりました。それに伴い各大学の戦略も変化しています。

レースは11時30分よりスタート!
レースは前年度の優勝チームから上位8校までが2分間隔でスタートし、それ以降は1分間隔でスタートします。4人1チーム編成でフィニッシュは3人目の選手がフィニッシュラインを通過した時間がフィニッシュタイムとなります。

11時30分より昨年度の優勝チームである中央大学から出走予定です。

2017年大会は中央大学が優勝
昨年度大会は10番目にスタートした中央大学は、1周目終了時にトップタイムを刻んだそのままのスピードで走り切り、1時間17分14秒20(時速49.10km)で2位の京都産業大学に1分30秒ほどの差をつけて優勝しました。


風の影響が勝敗を左右するチームタイムトライアル
このチームタイムトライアルは各大学のロードの総合力とチームワークが試される団体戦です。

先頭に比べ2番目以降の選手は空気抵抗を軽減できます。どの様に交代するか、またチーム単独のタイムを競う戦いのため、チームスタッフが他大学の状況を確認しながら走る選手に伝えて戦略を考える等チーム一丸となってトップタイムを競う大学対抗の意味合いをもつ大会です。
毎年、風の影響をうけるチームも多く、追い風・向かい風の状況をうまく利用し、ペースコントールすることも重要な戦略の一つとなります。

3名でフィニッシュ?チームの特色は様々
4名とも同じ走力・同じ調子であるはずがありません。そして3人目のタイムで競うため4人目をどうするかも戦略となります。本大会では約15km×2往復(63.2km)しますが、1周目が終了した時に4人残っているか、1人脱落しているかが注目されるポイントの一つです。3人になると通常ペースが落ちますが、3人になってから粘るチームや4名で均等に分担しながらペース管理をしてレースをすすめるチームもあります。各大学の体力を温存する戦略が勝敗を分けるポイントにもあります。

今年の注目大学
中央大学は伝統的にこの種目を得意としており、昨年の優勝メンバーに加え昨シーズンからロードレースで活躍をみせる尾形選手を加えたメンバーで大会に臨みます。

昨年2位となり毎年着実に順位を上げてきている京都産業大学は昨年の出走メンバーが残っているうえ、トラック競技でスピード強化をしており、去年のリベンジとなるか注目があつまります。

また、最近の学生ロードレースでは他大学を圧倒する成績を挙げている日本大学もロードの有力選手とスピードのあるトラック中距離で活躍する選手で構成されています。

各校強力なメンバーですが、チームメンバー全員そろっての脚力と精神力が試される競技であるため、当日のレースが終わるまでどうなるかわかりません。

第57回 全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会のエントリーリストなどの詳細は公式HP内の大会概要ページで配信しています。

第57回 全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会
大会概要ページ:http://jicf.info/8211/


なお、翌日2018年6月3日(日)は全日本学生選手権 第30回 全日本学生個人ロードタイムトライアル 自転車競技大会が同コースで開催されます。
エントリーリストなど詳細はこちらから

全日本学生選手権 第28回 全日本学生個人TT自転車競技大会
大会概要ページ:http://jicf.info/2981/


大会に関する速報情報はTwitterで配信予定です。

日本学生自転車競技連盟競技速報Twitter
https://twitter.com/jicf_jimukyoku


 

日本学生自転車競技連盟

関連情報SNS/HP
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[みどころ]今週末4/28は全日本学生選手権クリテリウム

今年度の学連ロードレースは先週(4/14~15)の飯山ラウンドから始まりました。続いて4月28日には「全日本学生選手権クリテリウム」が滋賀県東近江市にて開催されます。

2017年 全日本クリテ決勝戦。写真ほぼ中央(白いヘルメット)が優勝の日本大学 草場啓吾選手 Photo by Yuki Tsukamoto

「全日本選手権」の冠がつくクリテリウムレース
学連ロードレースは「全日本選手権」シリーズと「RCS」シリーズの2本立てとなっており、先週開催された飯山ラウンドは「RCS」シリーズに属します。
全日本選手権ロードレースは本クリテリウムの後に6月の個人タイムトライアル、個人ロードと続き、インカレロードまでの総獲得点で総合順位が決まります。
今年で第20回目を迎える全日本学生選手権クリテリウム。こちらのページに経緯や過去の優勝選手一覧が掲載されていますのでぜひご覧ください。
http://jicf.info/officials/jicc_crite

昨年優勝選手&今年の展開は?
2017年の本レースを制したのは男子が草場啓吾選手(日本大学)
レース後インタビュー記事はこちら

草場啓吾(日本大学)


女子の優勝は岡本二菜選手(日本体育大学)でした。
草場選手は今年もエントリーしています。

Class3含め約190名がエントリーしている今回。先週の飯山ラウンドClass1優勝の孫崎大樹選手(早稲田大学)&渡邉慶太選手(明治大学)、2017年度RCSチャンプ岡部祐太選手(日本体育大学)はじめ有力選手が多数出場です。
西日本学連所属選手の優勝確率が高い本大会ですから、地元出身として2018チャレンジロードA-U優勝の中井唯晶選手(京都産業大学)も忘れてはなりません!
さて今年の展開はいかがなりましょうか。

エントリーリストなど詳細情報はこちら
http://jicf.info/8026/


<編集後記:学連ウォッチャー深井>
昨年はレース途中で雨も降ったようですが、今年は今のところ天気の心配はなさそうですね。
なお私の方、前回は会場に行けておらず本ページの写真はYuki Tsukamoto様より提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。

【3/11開催!】第12回 明治神宮外苑⼤学クリテリウムの情報

2018年3月11日(日)開催の「2017RCS最終戦 第12回 明治神宮外苑⼤学クリテリウム」の情報をお伝えします!

開催場所は明治神宮外苑・絵画館前をスタート/フィニッシュとした特設コース!10時00分〜開会式!メインレースは15時00分〜男子大学生グループ1(大学対抗)

レーススケジュールはこちらから!

2017RCS最終戦 第12回 明治神宮外苑⼤学クリテリウム

 

 

前日にはフォーラムが開催されます!
2018年3月10日(土)14時00分〜 国立オリンピック記念青少年総合センターにて

第8回⼤学⾃転⾞競技フォーラム2018東京

第8回⼤学⾃転⾞競技フォーラム2018東京

会場に来られない方はLIVE配信で視聴可能です!

https://freshlive.tv/jicf

【本年度 新設 !!】全日本学生選手権オムニアム大会

2017年11月5日(日)第1回 全日本学生選手権オムニアム大会が伊豆ベロドロームで行われます。

本連盟によるオムニアムの大会は、2014年度からトラックレースシリーズ(以下:TRS)の一大会として秋季に開催されており、2017年度のJICF International Track Cupでも行われましたが、2017年度からTRSから選手権大会に格上げされました。
まだ歴史は浅いですが、オムニアムの名の通り、一人の選手が以下の4つの競技に出走しその成績を点数化、合計得点の優劣を競います。

第一種目:スクラッチ(男子10km/女子7.5km)
第二種目:テンポレース(男子10km/女子7.5km)
第三種目:エリミネーション
最終種目:ポイントレース(男子25km/女子20km)

※オムニアムの競技ルールはこちら

普段のトラックレースでは行われない、テンポレースおよびエリミネーションが含まれているところが大きな特徴といえます。
すべて中距離系の種目のため、1日で4種目走るだけの体力が必要となることはもちろんですが、同時に戦略性を求められる競技でもあり、特に最終競技のポイントレースで上位争いをする選手は走りながら相手の点数も計算する必要があり、体も頭脳も酷使する過酷な戦いを各選手は強いられることになります。

なお、五輪種目としては2012年のロンドン五輪から正式採用されており、2016年のリオデジャネイロ五輪のオムニアム競技では、男女ともに本連盟出身の選手が出場しました(男子は日大出身 窪木一茂選手、女子は鹿屋体育大出身 塚越さくら選手)。現役の競輪選手が幅を利かせる短距離系と違い、中距離系の種目は大学生でも十分に太刀打ちできる競技なので、2020年の東京五輪に向けて最も注目すべき競技かもしれません。

今回の試合会場は東京五輪と同じ伊豆ベロドロームです。記念すべき第一回大会で栄光をつかむのはどの選手でしょうか?!

ぜひご注目ください!

■関連情報はこちらから■
日本学生自転車競技連盟
【公式サイト】:http://jicf.info/
【特設情報サイト】:http://jicf.info/officials/

第1回 全日本学生選手権オムニアム大会
【大会概要ページ】:http://jicf.info/7104/

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[みどころ]第53回 全日本学生自転車競技トラック新人戦・西日本大会!!

 

皆様、こんにちは!いつも大変お世話になっております。

毎度お馴染みの西日本学連の事務局の人です。

2017年10月15日(日)に奈良競輪場(333mバンク)で開催される

53回全日本学生自転車競技トラック新人戦西日本大会の見どころを紹介したいと思います!

今年度は13大学113名の選手が参加予定で、昨年より20名以上も参加者が増え私としても非常に喜ばしく感じています。参加者が多数のため気合いで乗り切りたいと思います。

来年もたくさんの試合を西日本で開催できるようにに頑張っていきますので何卒宜しくお願いいたします。

★開催競技種目一覧★

男子の部: スプリント、1kmTT、4kmIP、ポイントレース、

ケイリン

女子の部: スプリント、500mTT、3kmIP、

 

今回のレースの注目は??
今年度、全日本インカレポイントレースで優勝し、チャンピオンに輝いた永田吏玖選手(朝日大学・2回生)今回もポイントレースにエントリーしています。インカレ優勝者の走りを見せるか!!乞うご期待です!!!

2017インカレ ポイントレース優勝ウィニングラン後の永田選手

開催日は2017年10月15日(日)で会場は奈良競輪場(333バンク)で開催されます。是非、第53回 全日本学生自転車競技トラック新人戦・西日本大会ご注目ください!!!!

今年の主な出場選手紹介

永田選手 (朝日大学)  出場予定種目:ポイントレース、IP、TP(普及レース)
川嶋選手 (中京大学)  出場予定種目:ポイントレース、IP、TSP(普及レース)
岩本選手 (京都産業大学)出場予定種目:ケイリン
※先頭が岩本選手(2017年西カレにて)
末廣選手 (同志社大学) 出場予定種目:スプリント、TT(普及レース)
嶋田選手 (立命館大学) 出場予定種目:ポイントレース、
寸田選手 (立命館大学) 出場予定種目:IP 
源田選手 (大阪産業大学)出場予定種目:TT、TP(普及レース)
※先頭が源田選手(2017年西カレにて)
佐々木選手(大阪経済大学)出場予定種目:TT

★★

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【みどころ#05】IC2017・ロードレース種目

大学自転車競技の頂点を決める競技大会!
2017年8月31日(木)から9月3日(日)まで文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称:インカレ)が長野県で開催されます。

8/31(木)〜9/2(土)はトラック競技が日本で最も高地にある松本市美鈴湖自転車競技場で、最終日9/3(日)は大町市美麻地区公道周回特設コースで個人ロードレースが行われます。


注目のインカレロード
最終日に行われるロードレースでは、本連盟のロードレース大会の中で最もチームの総合力が問われる戦いになります。

昨年はスタート直後に約30人が巻き込まれる大落車があり波乱含みの立ち上がりとなりましたが、アタックが少ない比較的落ち着いた展開が続き、ロードレースカップシリーズのリーダー、野本空選手(明治大)が最終ラップで草場啓吾選手(日本大)らを振り切り優勝しましたが、188名の出走で完走者はわずか40人、落ち着いた展開でも登坂能力のない選手は容赦なく振り落とされるサバイバルレースとなりました。

今年の舞台は大町市美麻地区公道周回特設コース
インカレロードは過去に2008年、2011年、2015年の3回行われましたが、なぜか毎度天候に恵まれず、冷たい雨と寒さが選手を苦しめてきました。

2011年インカレロード 台風は過ぎていたが終日断続的な雨に見舞われるレースとなった。
2011年インカレロード 雨の中を走る上位メンバー集団。優勝は早川朋宏選手(法政大学)
2015年インカレロード 2011年を思わせる天候のもとスタート。
雨の2015年インカレロード スタートより約2km地点

今年こそは好天のもとで最高の競技が行われてほしいものです。 インカレロードの有力選手を予想するとき、6月に行われる個人ロード選手権の成績を基準にすることが多いのですが、今年は岩手県紫波町で開催、美麻村とは真逆の平坦基調かつ逃げが決まりにくいコース形態で、しかも上位は集団で差がなくゴールしたため、ここでの着順は全く参考にならないといっても過言ではありません。

そのため、今年は例年よりもさらに上位入賞者の予想が難しくなっています。 男子は昨年度の1位~3位(3位は中川拳選手:早稲田大)が今年もそろってエントリーしているほか、2015年のインカレロード部門を制した日本大はエース岡本選手をはじめとして好メンバーがそろいました。

2016年インカレロード 男子優勝は野本空選手(明治大学)
2016年インカレロード 第2位の草場選手(日本大学)
2016年インカレロード 第3位の中川選手(早稲田大学)
2016年インカレロード女子 優勝の福田選手(慶應義塾大学)
2016年インカレロード女子 第2位の江藤選手(鹿屋体育大学)フィニッシュシーン
2016年インカレロード女子 第3位の中井選手(鹿屋体育大学)フィニッシュシーン
2016年インカレロード男子表彰
2016年インカレロード女子表彰
2015年インカレロード優勝選手と日本大学主力メンバー 。向かって左1人目が岡本選手。

西日本の学校では、7月のトラックの長距離系の種目(ポイントレース&マディソン)で大暴れした京都産業大に大きな期待がかかります。どの選手でも入賞できる走力があるだけでなく、8月の西日本インカレの出場をあえてパスしてインカレに向けて万全を期しています。チームワークをうまく発揮できれば、インカレロードでも再びあっと言わせる活躍を見せることができるかもしれません。

活躍が期待される京都産業大学(個人トラックにて撮影:2017.7.2)

女子は、数多くの国際試合でも活躍している梶原悠未選手(筑波大)と昨年のインカレロードの覇者、福田咲絵選手(慶應義塾大学)の実力が抜けており、一騎討ちムードが濃厚です。

白馬クリテリウム女子クラスで単独トップが続く梶原選手
福田選手は5月の修善寺オープンロードでも優勝を決めている。

トラック競技の部門でも激しい争いを演じる可能性の高い鹿屋体育大と日本体育大は両校ともに多くの選手をエントリーさせています。上位2名との実力差は否定できないものの、女子総合部門を制するにはいかに多くの選手を入賞させることができるのか、両チーム同士のつばぜり合いは見ものです。

鹿屋体育大学からは女子選手6名がロードレースにエントリー
日本体育大学からは女子選手4名がロードレースにエントリー

なお、ロード競技は20位(女子は10位)までの選手に得点が与えられ、トラック競技で力を発揮できなかった大学でも一気に大量得点を狙い逆転することが可能です。 表彰台には立てなくとも同じチームの仲間を助けるために献身的に走る選手、大学生活の集大成として魂を込めて走る4年生選手の姿を多く目にすることができるはずです。

今年のインカレを制し、長野の空に校歌を高らかに響かせることができる大学はたった一校。その大学は、果たしてどの大学になるでしょうか?!


■関連情報はこちらから■
日本学生自転車競技連盟
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文部科学大臣杯第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会
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また、競技速報Twitterにて、テキストLIVE配信を行う予定です。

#01 インカレ2017みどころ
#02 インカレ2017トラック種目:タイムトライアル系
#03 インカレ2017トラック種目:トラックレース系
#04 インカレ2017トラック種目:チーム種目
#05 インカレ2017ロード種目:個人ロード種目

【みどころ#04】IC2017・チーム系トラック種目

 

チームスプリント
5名の選手がエントリーしている中、3名の選手がトラックを3周回走り抜けるチームスプリント。

短距離系の有力選手が掛け持ちでエントリーしている大学が多く占めるため、各選手の出来の良し悪しを監督が見極めて、調子のよい選手を起用できるかも勝敗を分けるカギになりそうです。

5月の東日本選手権で大会記録を更新した日本大チームと明治大チームはもちろん、団体種目に強みを発揮する中央大チーム、昨年のインカレの覇者鹿屋体育大チームらが有力候補です。

2017年東日本トラック チームスプリント優勝の明治大学
2017年東日本トラック チームスプリント第2位の日本大学
2016年インカレ チームスプリント優勝の鹿屋体育大学チーム
2016年インカレ チームスプリント第3位の中央大学チーム

また、3人のチームワークがうまく発揮され、当日の天候もよければ大会記録や学連記録の更新も期待できる種目ですので、ぜひご期待ください。

今年も大盛り上がり必至、注目のチームパーシュート!
インカレのトラック種目の最後を飾るのは
チームパーシュートです。

昨年度は朝日大学チームが、前半の絶望的なビハインドから徐々に差を詰め、最終周回で鹿屋体育大学チームを逆転するという、史上稀にみる劇的な勝利を収めました。

その差はわずか0秒3、まさに歴史に残る激戦でした。

今年も会場のボルテージが最高潮に達する戦いが繰り広げられそうです。
昨年覇者の朝日大チームはもちろん、今年の全日本選手権を制したナショナルチャンピオンチームである中央大学チーム、昨年の雪辱を期す鹿屋体育大チーム、法政大学チーム、有力メンバーのそろった日本大学チームなどが有力候補です。

西カレ チームパーシュート優勝の朝日大学チーム(2017.8.12)
東日本トラック チームパーシュート優勝の中央大学(2017.5.7)
2016年インカレ法政大学チーム
2016年インカレ鹿屋体育大学チーム
2016年インカレ日本大学チーム

最終日のロード競技に向けて、どのチームが勢いをつけられるでしょうか? 大学のプライド、仲間の期待を一身に受けるプレッシャーの中でいかに一糸乱れぬチームワークを発揮できるのか。

4人の選手の走力だけでなく、こうしたメンタル的な要素も優勝するためには必要となります。観戦する皆さんは精一杯の声援で選手に力を与えてあげましょう!


大学自転車競技の頂点を決める競技大会!
2017年8月31日(木)から9月3日(日)まで文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称:インカレ)が長野県で開催されます。

8/31(木)〜9/2(土)はトラック競技が日本で最も高地にある松本市美鈴湖自転車競技場で、最終日9/3(日)は大町市美麻地区公道周回特設コースで個人ロードレースが行われます。


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文部科学大臣杯第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会
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#02 インカレ2017トラック種目:タイムトライアル系
#03 インカレ2017トラック種目:トラックレース系
#04 インカレ2017トラック種目:チーム種目
#05 インカレ2017ロード種目:個人ロード種目