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IC2016優勝コメント#05 女子SP

2016年8月25日-29日:文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

女子スプリント優勝
清水 知美 しみず ともみ
八戸学院大学 3年 白樺学園高等学校

Q:優勝おめでとうございます!今の心境は?
あまり実感はありませんが、インカレのスプリントを連覇することが出来たので大学の名前を少しはアピールする事ができホッとしています。

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スプリント決勝3回戦目 西島叶子選手(鹿屋体育大学)に僅差で勝利。

Q:レースの勝利につながったと思うポイントは?
対戦は苦手でいつもとても緊張してしまうのですが、今回はいつもよりリラックスして対戦出来たと思います。
また、先行されても落ち着いて追いかけられたことと、先行したときは思い切って走りきれたことが今回の勝因につながったのかと思います。

Q:感謝の気持ちを伝えたい人は?
私が社会人学生なのでチームメイトも本当は気を遣っているのではないかと思いますが、普段そういったことを感じさせないよう接してくれている事がとても有難いと感じています。今回のインカレでも最後までサポートをしてくれてとても心強かったです。
また、日頃から多くの方から応援していただき、力をいただける事に感謝申し上げます。

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女子スプリント表彰式

Q:インカレ後の目標と所属大学の魅力は?
自己ベストを更新し続けることです。
私が所属する八戸学院大学は大学から6キロくらいのところにバンクがあるところです。
なので、朝練も昼練も夜練もし放題です(笑)

Q:最後に一言メッセージを
いつも応援ありがとうございます。
自身の限界を超え続けることが出来るよう、これからもトレーニングに励んでゆきますので、今後も応援よろしくお願いいたします。

IC2016優勝コメント#04 4kmIP

2016年8月25日-29日:文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

4km個人パーシュート優勝
渡邊翔太郎 わたなべしょうたろう
朝日大学 4年/岐阜県立岐南工業高校

Q:優勝おめでとうございます!今の心境は?
とても嬉しいです。

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4kmIP表彰式

Q:レースの勝利につながったと思うポイントは?
勝因となったレースのポイントとは違うかもしれませんが、朝日大学の1年生にマッサージが上手な平田くんという子がいます。彼はマッサージだけではなく、自分の自転車の整備や手伝いを一生懸命自分のためにやってくれましたね。本当に助かりました。

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4kmIP決勝 タイムは4.34.734

Q:感謝を伝えたい人は?
岐南工業高校時代から山崎監督にお世話になっていて朝日大学でも山﨑監督の指導のもとでやりたいと思い、大学に入学しました。朝日大学のチーム力は他大学と比べてもトップだと思っています。
今シーズンは全国大会での優勝は無く、今年のインカレでは優勝狙っていました。
最後のインカレで個人優勝で締めくくることができたことは、監督をはじめチームメイトと切磋琢磨し、そして家族の支えがあったから勝てたんだと思っています。

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4kmTP終了後、チームメンバーと。

Q:最後に一言メッセージを
今年のインカレは全部で4種目走り、最後のチームパーシュートになるにつれ疲れは溜まり、もうだめかもしれないと思っていましたが会場にいた方々に応援され最後まで走りきる事が出来ました。ご声援本当にありがとうございました。今後も自転車競技は続けて行く予定ですので、今後とも宜しくお願い致します!

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IC2016優勝コメント#03 KR/SP

2016年8月25日-28日:文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

男子ケイリン・スプリント優勝
宮本隼輔(みやもとしゅんすけ )
中央大学 4年/山口県立防府商業高等学校

Q:優勝おめでとうございます!今の心境は?
ホッとしました!昨年、背骨を骨折して2ヶ月間の入院生活を終えた後、辛く苦しいリハビリをしましたが、宮本なら勝てるでしょ!と言う声が多く相当プレッシャーを感じていました!

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スプリント決勝 2回戦目フィニッシュシーン。僅差で宮本選手の勝利。

プレッシャーに負けないように努力を積み重ね勝ち取った優勝なのでとても感慨深いです!

 

Q:レースの勝因につながったと思うポイントは?
ケイリン、スプリント共に力で勝ちに持っていけたと思っています。勝機を見逃さず攻め切れたこともそうですが、1番の勝因は誰よりも練習したことだと思います!

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ケイリン決勝 フィニッシュシーン。 2種目とも2位 坂井選手(日本大学)との好勝負による勝利となった。

 

Q:感謝の気持ちを伝えたい人は?
中央大学自転車競技部の同期の走り、応援が力になり良い結果を出すことができました!

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スプリント表彰
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ケイリン表彰

また、たくさん心配をかけた家族にメダルをかけることができて良かったです!感謝してます!

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Q:最後に一言メッセージを
今シーズンは怪我明けのシーズンということで上手くいかないことが多くひたすら努力の1年でした。
最後に有終の美で終わることができ、やってきて良かったと感じています。
この後、今シーズンのトラックレースは都道府県大会、国体と続くのでアマチュア最後の年を最高の形で締めくくれるように頑張ります。沢山のご声援ありがとうございました!

IC2016優勝コメント#02男子ロード

2016年8月28日(日):文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

男子ロードレース優勝
野本空 (のもとそら)
明治大学 2年/愛媛県立松山工業高等学校

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2016最終日男子ロードレースでフィニッシュラインを前に勝利を確信し右手を突き上げる野本選手(明治大)

Q:優勝おめでとうございます!今の心境は?
優勝した事はとても嬉しいです!しかし、正直言って自分がインカレという大舞台で優勝したという実感があまり湧いてないのが本音です。そんな状況ですが監督やコーチ・スタッフ、マネージャー、チームメイトは自分以上に喜んでくれているので実感は湧きませんが今はそれだけで十分なのかなと思っています。

Q:レースの勝因つながったと思うポイントは?
中盤に僕と松本選手がアタックをして集団を乱した所で小林和希選手が集団から上手く抜け出し逃げグループにブリッジをしてくれた事にあると思います。

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レース中盤。 メイン集団中の野本選手と松本選手(写真左)

そのおかげもあり、明治大学が先頭の逃げグループを追走する必要がなくなり、逃げに選手を送り込めていない大学の選手がタイムギャップを埋める為に積極的に前を牽く事で疲弊したのが最大のポイントだったと思います。

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高校生から競技を始めて5年目、インカレという舞台でロードレース初優勝を飾った Photo by F.Fukai

Q:最後に一言メッセージを
5年間の自転車競技生活でついに表彰台の真ん中に立つことが出来るようになりました。
自分の人生を支えて下さった人達には感謝しても仕切れません。

そして、明治大学自転車競技部は目標に向かってチーム一丸になって頑張れる団結力が魅力のチームです。このチームで走り優勝する事ができて本当に良かったと思います。

現在、RCSポイントランキングリーダー 野本選手(明治大学) Photo by F.Fukai
現在、RCSポイントランキングリーダーとして、総合1位を守っている(2016.5.15 修善寺オープンにて Photo by F.Fukai)

次の目標としては平成29年に地元・愛媛県開催される愛媛国体のロードレースで優勝したいと思います。

また、今回だけの優勝で一発屋と言われないようにこれからも練習を頑張ります!笑
ご声援ありがとうございました!

IC2016優勝コメント#01女子ロード

2016年8月28日(日):文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

女子ロードレース優勝
福田咲絵 (ふくださえ)
慶應義塾大学2年/神奈川県立湘南高等学校

Q:優勝おめでとうございます!今の心境は?
勝ちきれないレースがずっと続いていたのですが、1番勝ちたいと思っていたこのインカレというレースで、表彰台の1番高いところに登れて本当に嬉しいです。
レースは後手に回ることなく、最初から積極的に走り、自分の得意をいかしたレースが出来たことが勝因だった思います。 

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2016インカレ 女子ロードレース表彰式にて

レース中、どこを走っていても応援が聞こえて、すごく力になりました。

いつもたくさんのご支援、ご声援を頂いている皆様へ結果で感謝の気持ちを伝えたいとずっと思っていたので、優勝という最高の形で、みんなに喜んでもらえて、本当に良かったです。

Q:インカレまでの今シーズンを振り返ると?
自転車競技を初めた今年の2月に、たまたま昨年のインカレチャンピオンの樫木祥子選手(駒澤大学OG)と走る機会がありました。そのとき樫木選手に憧れて、私もインカレで勝ちたい!と思い、自転車競技部に入ることを決めました。

そのときはまだバイクコントロールすらまともに出来ず、落車してしまい、実際10kmくらいしか一緒に走ることは出来なかったのですが笑
あの時、樫木選手と出会っていなかったら、自転車競技部に入っていなかったと思います。

学連レースデビュー直後、修善寺オープンで2位に入賞(2016.5)
学連レースデビュー直後、修善寺オープンにて樫木選手に次いで2位に入賞 (2016.5.15 Photo by F.Fukai)

それと、 今年の3月のJBCF宇都宮クリテリウムで完走すらできなくて、悔しくて悔しくて、大泣きしたのを覚えています。あの時の悔しさがあるからこそ今があるのだと思います。

半年間は長いようであっという間だったという感じです。
何もわからない状態から始まった自転車競技生活でしたが、インカレで勝ちたい!という思いを切らさずに練習し続けた半年間はすごく充実していました。

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2016インカレ レースを終えチャンピオンジャージ姿の福田選手

次の目標としてはジャパンカップで入賞することです。

まだシーズンは続くので、少し休んでまた頑張ります!

Q:最後に一言メッセージを
今回の結果に満足することなく、更に上の舞台で戦えるようにこれからも頑張っていきます。応援よろしくお願い致します!

#00_2016_最後のインカレ

2016年、最後のインカレを迎える四年生を中心にインカレに向けてなど各々の想いを聞きました。

#01_IC_VOICE 廣瀬 元輝/立命館大学4年
川元 優佑選手/同志社大学4年
#02_IC_VOICE 伊藤 宏人選手/順天堂大学4年
佐々木 眞也選手/日本大学4年
#03_IC_VOICE 宮田 菜摘選手/朝日大学4年
江藤 里佳子選手/鹿屋体育大学4年
#04_IC_VOICE 宮本 隼輔選手/中央大学4年
森本 尊也選手/明治大学4年
#05_IC_VOICE 西村 翔選手/明星大学4年
田中将選手人/筑波大学4年
#06_IC_VOICE 金子智哉選手/早稲田大学4年
重田 兼吾選手/順天堂大学4年
#07_IC_VOICE 菊山 将志選手/法政大学4年
山川 遼 選手/日本体育大学4年
#08_IC_VOICE 緑川 裕也/日本大学4年
藤根 俊貴/順天堂大学4年
#09_IC_VOICE 谷 順成 選手/関西大学4年
森田 和也選手/京都大学 4年
#10_IC_VOICE 鈴木 康平/法政大学4年
馬渡 伸弥/鹿屋体育大学4年
#11_IC_VOICE 中井 路雅/京都産業大学4年
広瀬 樹/中央大学4年
#12_IC_VOICE 小林 和希選手/明治大学4年
海老本 拓也選手/順天堂大学4年
#13_IC_VOICE 安本 昇平選手/鹿屋体育大学4年
齋藤 望選手/日本体育大学4年
#14_IC_VOICE 小野 健太郎選手/慶應義塾大学
大谷悠巴選手/京都大学 修士2年
#15_IC_VOICE 徳田 優選手/鹿屋体育大学4年
伊藤 和輝選手/早稲田大学 4年
#16_IC_VOICE 森 浩輔選手/早稲田大学 4年
風間 涼帆選手/日本体育大学 4年
#17_IC_VOICE 佐伯 亮輔選手/中央大学4年
田村太一選手/東海大学4年
#18_IC_VOICE 橋本瑠偉選手/明治大学4年
#19_IC_VOICE 小林泰正選手/日本体育大学4年

【みどころ】IC2016/RR種目

総合優勝への最後の戦い!ロードレース
最終日に行われるロードレースでは、本連盟のロードレース大会の中で最もチームの総合力が問われる戦いになります。

昨年は日本大学の吉田悠人が、途中で落車に見舞われながらもチーム力を活かして橋本英也選手(鹿屋体大OB)との雨中の激戦を制しインカレロード初優勝となりましたが、今年も各大学のエースが最終局面でしのぎを削る激戦となることは間違いありません。

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2015インカレロード ラスト1周回の吉田悠人選手(先頭)と橋本英也選手
レースを制したのは吉田悠人選手(日本大学)
レースを征した吉田悠人選手(日本大学)

今シーズンのU23カテゴリで活躍したメンバー
今年のインカレロードは日本CSC5kmサーキットで開催します。
男子は学生選手権個人ロードを制した徳田優選手(鹿屋体大)をはじめとして、RCSシリーズでトップ独走中の野本空選手と松本祐典選手の明治大学コンビ、欧州遠征でもまれてきた孫崎大樹選手(早稲田)、日大として今シーズン注目を集める活躍をした岡本隼選手など、多士済々なメンバーが今年もエントリーしています。

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2015インカレロード優勝の徳田優選手
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明治大学メンバー RCSリーダーの野本選手(後方)と松本選手 ※木祖村個人ロードにて
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日本大学 岡本選手(手前)、早稲田大学 孫崎選手(右)、同志社大学 中西選手(後方) ※木祖村個人ロードにて

 

今シーズンのロード種目で活躍したチーム(大学)
特に今年は京都産業大学の選手の台頭が目覚ましく、学生選手権TTT2位、木祖村個人ロードで2位に入った安田選手をはじめ、実業団メンバーとしても走った中井兄弟、TOJナショナルメンバーの間瀬選手なども上位に食い込む力を十分に備えており、久しく出ていない関西地方の大学から優勝者を出すことができるのかも、大きく注目されるところです。また、近年、ロード競技の中心となっている鹿屋体育大学、RCSなどで組織的な走りをみせる明治大学、インカレでの走り方を熟知している日本大学など、組織としての走りもインカレでは重要になります。

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木祖村個人ロード 第2位でフィニッシュした安田選手(京都産業大)
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2015年全日本選手権ロードU23優勝の中井路雅選手(京都産業大)

 

女子ロードレースの行方は?
女子ロードレースは男子と違い、各学校ごとの人数制限いっぱいにエントリーできる大学が少ないため、多くの有力選手を抱える鹿屋体育大学・日本体育大学が総合成績の争いの中心となるかと思います。
昨年度、総合優勝している鹿屋体育大学は連覇がかかっていますが、前日までのトラック競技でいかに消耗せずに、ロード競技に臨めるかがカギになります。

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鹿屋体育大学 江藤里佳子選手 2016木祖村個人ロードにて
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鹿屋体育大学 中井彩子選手 2016木祖村個人ロードにて

鹿屋体大に次ぐ人数をエントリーしてきた日体大。
最終学年となる齋藤選手を中心に下級生の選手達がどのような戦いをみせるか、注目が集まります。

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日本体育大学 齋藤望選手 2016木祖村個人ロードにて
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日本体育大学 古山稀絵選手 2016木祖村個人ロードにて

 

ロード競技でも有力候補になる梶原選手(筑波)のエントリーはありませんでしたが、
修善寺カップや木祖村個人ロードでいきなり好成績を残した福田選手(慶応大)など、他にも国際大会で成績を残している学連登記初年度の選手達の活躍が期待されます。

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慶應義塾大学 福田咲絵選手 2016木祖村個人ロードにて

個人の走力では上位の2校のメンバーに引けを取らない実力を持っていますが、エントリーの少ない大学の有力選手がチームメートがいない劣勢をいかに跳ね返すことができるかも大きく注目されるところです。

総合得点の争いは20位までポイント
なお、ロード競技は20位(女子は10位)までの選手に得点が与えられ、トラック競技で力を発揮できなかった大学でも一気に大量得点を狙い逆転することが可能です。

表彰台には立てなくとも上位入賞をかけ、大学の威信をかけて死力を尽くす選手たちの姿を多く目にすることができるはずです。 レースは数時間の長丁場となりますが、スタートからゴールまで目を離さず、是非会場にてご観戦いただき、大学No.1を決めるロードレースを注目してもらいたいと思います!


 

2016年8月25日(木)から28日(日)まで文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会が静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンターで開催されます。

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8/25-27はトラック競技は国際的なレースも開催される屋内250mバンクでもある伊豆ベロドローム、最終日8/28はロード競技でCSC5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール)で個人ロードレースが行われます。

日本学生自転車競技連盟公式サイト:http://jicf.info/
特設情報サイト:http://jicf.info/officials/
また、競技速報Twitterにて、テキストLIVE配信予定です。
競技速報Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku

【みどころ】IC2016/TR/チーム(団体)系種目

チームスプリント
5名の選手がエントリーしている中、3名の選手が250mトラックを3周回は走り抜けるチームスプリント。
注目は昨年度インカレ優勝の鹿屋体育大チーム、今シーズンの全日本選手権トラックでも優勝を飾っています。

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2015インカレ TSP優勝の鹿屋体育大学チーム

昨年度インカレ2位の中央大チームは優勝の鹿屋体育大チームにあと一歩及ばませんでしたが今回はその雪辱を晴らせるか注目です。

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2015インカレ TSP第2位の中央大学チーム

1年生の活躍が目立つ日本大チームは沢田桂太郎選手/中島詩音選手をどう使ってくるのか、明治大学は曽我圭佑選手/橋本瑠偉選手と短距離選手として成績を残している4年生がエントリー、朝日大学も相馬義宗選手/小原佑太選手などスピード力のあるメンバーで優勝を狙います。

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2015インカレ TSP第3位の朝日大学チーム

注目のチームパーシュート!
そしてチームパーシュートです。
2年前に同地・伊豆ベロドロームで行われたインカレでも学連記録が飛び出し、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

今年はさらなる記録の向上が期待されるところですが、どの大学も昨年度卒業の選手の穴をどれだけ埋められるかが勝敗を分けそうです。

昨年覇者の法政大チームは新村選手・寺崎選手(法政大 OB)の穴をいかに埋められるか、主将・青野と今シーズン好成績が続く鈴木の両4年生が、いかにメンバーを引っ張り、連覇へのプレッシャーに打ち勝つことができるのかが注目されます。

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2015インカレ 4kmTP優勝の法政大学チーム
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2015インカレ 4kmTP優勝の法政大学チーム ※写真は予選時

 

昨年表彰台に立てなかった屈辱を味わった日本大チームは、学連選抜チームを破り全日本選手権の本種目で優勝し波に乗っています。
かつての絶対王者が巻き返しを図ることができるでしょうか。

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2016年4月 全日本選手権4kmTPで優勝した日本大学チーム
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2016年4月 全日本選手権4kmTP決勝時の日本大学チーム

 

2年前に当地で学連記録を樹立した中央大チーム。当時のメンバーは原井選手しか残っていませんが、学連選抜チーム監督もつとめる添田監督のもとでいかに調整してくるかが見ものです。

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2014インカレ 4kmTPで優勝した中央大学メンバー。
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2015インカレ 4kmTPで第3位となった中央大学チーム
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学連選抜団抜きチームも添田監督の指導を受け躍進した。

チームパーシュートは毎年のインカレトラック競技の最終種目に組まれている花形競技です。スタンドのボルテージも最高潮に達し、仲間の期待を一身に受けるプレッシャーの中でいかに一糸乱れぬチームワークを発揮できるのか。

4人の選手の走力だけでなく、こうしたメンタル的な要素も優勝するためには必要となります。観戦する皆さんは精一杯の声援で選手に力を与えてあげましょう!


2016年8月25日(木)から28日(日)まで文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会が静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンターで開催されます。

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8/25-27はトラック競技は国際的なレースも開催される屋内250mバンクでもある伊豆ベロドローム、最終日8/28はロード競技でCSC5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール)で個人ロードレースが行われます。

日本学生自転車競技連盟公式サイト:http://jicf.info/
特設情報サイト:http://jicf.info/officials/
また、競技速報Twitterにて、テキストLIVE配信予定です。
競技速報Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku

【みどころ】IC2016/TR/TT種目

 

今年のインカレは屋内バンク!
今年のインカレは、日本一の高速トラック伊豆ベロドロームで開催されるため、学連記録や日本記録がこの大舞台で更新されるのかが一番の見どころとなりそうです。

1kmTTは記録更新なるか?
まず1kmTTでは、7月の学生選手権個人トラックで1kmTTの学連新記録を更新した橋本壮史選手(中央大)をはじめ、今年の全日本選手権トラック1kmTTを1分3秒305の大会新記録で優勝しナショナルチャンピオンになった小原 佑太選手、相馬義宗選手の強力な朝日大学ツートップ、東日本学生選手権を制し、学生選手権個人トラックでも3位に食い込んだ鈴木陸来選手(法政大)、昨年のインカレで優勝している野上竜太 選手(鹿屋体育大)らに記録の更新が期待がかかります。

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2015インカレ 1kmTT優勝の野上選手(鹿屋体育大学)

個人追抜きは混戦必至
パーシュート系の種目では、男子ではJr世界選手権にも出場した脅威の1年生・今村駿介選手(中央)が一気に記録を伸ばしてしまうのか、7月の学生選手権個人トラックでも3位に入賞し、安定した強さを見せている渡邊翔太郎選手( 朝日大学)が最後の舞台で力を爆発させられるかが注目されるところです。

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注目の1年生 今村駿介選手 2016年4月TRS第1戦 4kmIPにて。

また、エントリーリストでは団体追抜き学連選抜メンバーでもある眞砂英作 選手(明治大)や廣瀬元輝選手( 立命館大)も中大・添田監督のもとで技術、走力ともに向上しており、好記録が期待されます。

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2016個人トラック 4kmIPで2位入賞の眞砂英作選手(明治大学)

 

ルーキーの活躍が光る女子個人追い抜き
女子では、学生同士では向かうところ敵なし、7月の個人戦で日本記録を大幅に更新した梶原選手(筑波)が今インカレはエントリーしていないため、本命とされる選手は不在となりますが、修善寺カップを制した橋本優弥選手( 鹿屋体育大)、学生選手権個人TT優勝の古山稀絵選手(日本体育大)など1年生の走りに注目が集まります。大舞台に臆せず、若さを力に変えることができれば、あっと驚く好記録が生まれる可能性があるかもしれません。

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橋本優弥選手( 鹿屋体育大) 2016.7個人トラック 3kmIPにて。

また今年が最後のインカレとなる宮田菜摘選手( 朝日大)、 昨年のインカレ・学生選手権個人トラック3kmIP優勝の江藤里佳子選手( 鹿屋体育大)の4年生の走りにも注目が集まります。


2016年8月25日(木)から28日(日)まで文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会が静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンターで開催されます。

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8/25-27はトラック競技は国際的なレースも開催される屋内250mバンクでもある伊豆ベロドローム、最終日8/28はロード競技でCSC5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール)で個人ロードレースが行われます。

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特設情報サイト:http://jicf.info/officials/
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【みどころ】IC2016/TR/レース種目

多彩な競技種目があるトラックレース
自転車競技にはさまざまなトラック種目があります。インカレでは学連主催大会で実施される競技種目のうち、マディソンを除く種目が競技として行われます。自転車競技のトラック種目はタイムを競い合うタイムトライアル系種目とトラック レース系種目に分類することができます。

今年のインカレの注目は?
レース系種目は、少人数で行われるスプリント系と、多人数のケイリンやポイントレースで見どころが違ってきます。
まず、スプリント系の種目では、予選のタイムトライアルの結果で組み合わせが決まるため、番狂わせはそれほど多くありません。
ただし、1周が250mの伊豆ベロドロームのようなカントがきつく直線の短い小回りトラックで行われる今回のインカレは、駆け引きのうまさやレースをこなした経験や技術も大きな要素となります。

2016学生選手権個人トラックSPでは1年生が優勝
男子SP(スプリント)では野上竜太選手( 鹿屋体育大)、坂井洋選手(日本大)、橋本瑠偉(明治大)がこの種目で長く多くの成績を残しています。
今シーズンは全日本学生選手権個人トラックではJrカテゴリで国際大会でも活躍した1年生の沢田桂太郎選手(日本大)が決勝戦で野上選手(鹿屋体大)を破り初優勝しました。

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2016個人トラック スプリントは沢田選手が優勝。
1年生の学連登記選手も高校時代からベロドロームでレースを経験している選手が多いため、東日本学生選手権トラック3位の山根将太 選手(中央大学)、小泉智也選手(法政大)が先輩を食う番狂わせを起こすことができるかが注目されます。

女子スプリントは清水選手の連覇なるか?
女子スプリントは、昨年のインカレ覇者である清水知美選手(八戸学院大)と、7月の学生選手権個人トラックで清水選手を下して初優勝を飾った西島叶子選手( 鹿屋体育大)の一騎打ちが濃厚です。どちらもチームの短距離種目を支える選手として負けられない戦いとなります。

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2016個人トラック 女子スプリント決勝フィニッシュシーン

男子タンデムスプリントは混戦模様
昨年のインカレで鹿屋体育大学が学生選手権個人トラックと2冠を同じペアで達成しました。
急斜面のテクニカルなトラックで大きな自転車をいかにうまく操れるかが勝負の分かれ目になり、予選タイムの結果がストレートに反映されにくいので最後まで目が離せません。
今シーズンの学生選手権個人トラックでは朝日大学(小原・相馬ペア)が予選のタイムトライアルで学連記録を更新し、決勝も圧倒的な力を魅せて優勝しました。

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2016個人トラック タンデムスプリントは朝日大学(相馬&小原 選手ペア)が優勝。
今回のインカレでは過去に優勝経験があるペアが揃っているチームは少なく、どのチームにも優勝の可能性があります。

 

ケイリン・ポイントレースは4年生が有終の美を飾るか?
多人数系のケイリンやポイントレースでは、展開次第で着順が変更しやすく、各大学の出場選手数も各学校1名までに制限されるため、過去のインカレでは、ノーマークの伏兵が優勝、入賞した場面も数多くありました。

今年の男子ケイリン・インカレチャンピオンは?
ケイリンでは昨年のインカレでも1年生の佐藤啓斗選手(早稲田)が2位に食い込んでおり、今年も本命不在の大混戦のレースが展開されそうです。
とくに総合成績上位の常連校では今年の学生選手権個人トラック・ケイリン優勝の森本尊也(明治大)、同2位の深沢拓選手(日本体育大)、宮本隼輔選手( 中央大) 、藤根俊貴選手( 順天堂大)をはじめ、3年生、4年生のエントリーが目立っています。

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2016個人トラック ケイリン決勝スタートシーン。 手前が深沢選手、最奥が森本選手、奥から2人目が藤根選手。

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2016個人トラック ケイリンは森本選手が優勝。
坂井選手(日大)や小原佑太選手(朝日大学)のようなスプリント系の選手も一発を虎視眈々と狙っています。

男子ポイントレースは小林選手の連覇なるか?
ポイントレース決勝は40キロの長丁場です。
緩急豊かな駆け引きに対応できる力だけでなく、長距離のロードも踏めるような地脚も要求されます。
昨年のインカレポイントレース覇者・小林泰正選手(日本体育大学)、同2位の原井博斗選手(中央)の2選手が今年もエントリーしており、今年も当然優勝候補ですが、東日本選手権トラックで小林選手を破って優勝し、片桐善也選手 (日本大)、西日本インカレポイントレース優勝の渡邊翔太郎選手( 朝日大)Jr世界選手権にも出場している曽我部選手(京都産業大)、TRSシリーズ戦で力を発揮している荒井佑太選手(法政大)など、各大学の中距離トラックのエースクラスの選手達が出場します。

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2016個人トラック ポイントレース決勝。 落車に遭遇し怪我を負いながらも集団に追い付き戦う小林泰正選手(日本体育大学)、右側選手は2015インカレポイントレース2位の原井選手(中央大学)

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京都産業大学1年生の曽我部選手 2016個人トラック ポイントレース決勝にて。
各大学1名のみという個の力をチームから信頼を受け、臨むケイリン・ポイントレース激しい戦いが予想されます。

今年からスクラッチが新たに新種目として追加
また、今年はスクラッチが正式種目として新設され、栄えある初代王者が誰になるかも注目されるところです。
青野将大選手(法政大)は主将としてチームを引っ張り、今シーズ学生選手権個人トラック・東日本トラックで同種目優勝、インカレ優勝でタイトルを独占できるかが注目されます。

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2016個人トラック スクラッチ優勝の青野選手(法政大学) ※写真は同予選時。
スピードに定評のある岡本隼選手(日本大)、黒枝咲哉選手(鹿屋体育大) もこの種目が得意な選手たちです。

 


2016年8月25日(木)から28日(日)まで文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会が静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンターで開催されます。

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8/25-27はトラック競技は国際的なレースも開催される屋内250mバンクでもある伊豆ベロドローム、最終日8/28はロード競技でCSC5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール)で個人ロードレースが行われます。

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