石井駿平(鹿屋体育大学)

2016/11月:RCSクラス1在籍の2016年度入学選手紹介

Q:大学生になって初めてのシーズンですが、学連レースの印象は?
学連のレースは高校生の頃よりもスピードが速く、レースの勝負所が沢山あったり、初めて体験することも多いのでとても新鮮な印象です。

Q:石井選手はあまりRCSは走っていませんが、初戦の飯山ラウンドでクラス2で5位、そしてインカレロードは9位と成績を残しています。今シーズンの思い出残っているレースは?
高校の時とギア比が変わり、シーズンの初めは平地でのスピードに少し翻弄されました。
シーズン中頃はチームとして走るということを意識しながら走れるようになり自分は何をやればいいかを、先輩方に教わりながら今シーズンは走り続けています。

一番印象に残っているレースはインカレのロードレースです。
初めてのインカレで選手に選ばれ、連覇のかかるチームに貢献するというプレッシャーに潰されそうになりましたが、前半のトラック競技の総合が暫定一位で残すはロード競技という状況になりました。
これだけで気持ちが少し楽になり、レースでは積極的に動くことができたと思います。

15231518_1786661331589501_855014894_o
9位でインカレ フィニッシュする石井駿平選手(2016.8.28)

中でも一番思い出に残ったのが、ゴールして皆倒れ込んでいる時、先輩方がとてもくやしそうにしている場面です。
最後のインカレにロード個人優勝させられなかった自分の実力不足もとても悔しくなりました。
この場面に立ち会えた事で、実力をつけたいと強く思うことが出来、これが一番の思い出となりました。

Q:他大学で交流のある選手はいますか?
同じ群馬出身の先輩達との交流は、大会に出る事に良くあります。
大学生になってからでは、石原選手(順天堂大)、武山選手(日大)、田川選手(明治大)などと交流することが出来ました。

15252723_1788059614783006_3454097335626802944_o
4名でほぼ同時フィニッシュを迎えたアジア大学選手権ロード。フィニッシュ直後の石井選手(2016.10.16)

Q:大学のキャンパスライフについて教えて下さい。どんな勉強をしていますか?
キャンパスライフはとても充実しています!
部活以外での交流は、在籍する大学が単科の体育大学なので同じアスリート達と同じ授業を受けて、他競技のルールや、強みを学ぶことができとても刺激になります。
興味ある授業は栄養学に興味があります。自分で食事の管理ができ、体調を整えやすくなるかと思ったからです。

Q:大学での平日の練習について教えてください。
シーズン中は、朝練が6時からで、メニューはロード練習に行きます。大体1時間半程度乗ります。また、朝練は週2でウエイトトレーニングをやっています。
放課後は、チームのメニュー練習を行っています。

Q:チーム内で一押しの同級生はいますか?
徳田匠選手です。匠は、ケイリンからロードまでこなすことが出来るとても器用な人です。走りも、とてもアグレッシブで見ている人を楽しませてくれるレースができ、結果も必ず出してくれると思います。

Q:来年、学連に加入する高校生に何かアドバイスは?
ギア比が変わるので、重いギアが踏めるように慣れればいいと思います。

Q:最後に一言メッセージを
いつも応援ありがとうございます!!
今シーズンは目立った成績を残すことが出来なかったので、来シーズンはタイトルが取れるように頑張ります!!
これからもよろしくお願いします!!

選手プロフィール
石井駿平 いしいしゅんぺい 
鹿屋体育大学1年/群馬県立前橋工業高等学校

主な戦績
2016 アジア大学選手権 個人ロード 4位
2016 インカレ 個人ロード 9位
2015 高校総体 個人ロード 6位
2015 チャレンジロード A-J1 1位