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【みどころ#01】インカレ2017

大学自転車競技の頂点を決める競技大会!
2017年8月31日(木)から9月3日(日)まで文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称:インカレ)が長野県で開催されます。

8/31(木)〜9/1(土)はトラック競技が日本で最も高地にある松本市美鈴湖自転車競技場で、最終日9/3(日)は大町市美麻地区公道周回特設コースで個人ロードレースが行われます。

インカレとは?
日本学生自転車競技連盟が主催する競技大会には全日本学生選手権大会が現在6つあります。(個人ロード・クリテリウム・チームTT・個人TT・個人トラック・オムニアム)
インカレは連盟発足年である1936年に記念大会が行われ、以降現在に至り、今大会で73回目となります。
全日本学生選手権の最上位に位置づけられた大学対抗戦としてトラック・ロードの各種目の得点を総合した大学の総合成績で競う競技大会です。

男子は計10種目、女子は6種目で行われます。
昨年からトラック競技でスクラッチが追加されました。

種目 男子 女子
500mタイムトライアル 500mTT
1kmタイムトライアル 1kmTT
3㎞個人追抜 3kmIP
4㎞個人追抜 4㎞IP
スプリント SP
ケイリン KEIRIN
ポイントレース PR
スクラッチ SCRATCH
タンデムスプリント TANDEM
4㎞団体追抜 4kmTP
チームスプリント TSP
ロードレース RR
種目合計 10 6

現在、男子大学対抗は鹿屋体大が4連覇 男子は過去30年ではインカレで総合優勝を果たしている大学は2校しかありません。

4連覇中の鹿屋体育大学(写真は2016年度インカレにて)

1982年から2012年まで日本大学が30連覇を達成し、2013年に鹿屋体育大学が初の総合優勝を果たしました。
以降、昨年の2016年のインカレまで鹿屋体育大学が男子4連覇を達成しています。

2012年まで30連覇を遂げた日本大学(2017年5月 東日本トラック会場にて)

女子も同じく鹿屋体育大学が2連覇を達成しており、その記録が今年も更新されるのかが注目されます。

今年のみどころは?
ここ数年、連覇を続けている鹿屋体育大学だけではなく、他大学も大学対抗優勝を目指して力をつけてきています。
既に昨年の時点でも、男子トラック部門は2位の中央大学とわずか5点差、男子ロード部門では明治大学と1点差で、完全優勝ではあったものの辛勝でした。

2016年度インカレ男子トラック部門2位の中央大学(2017年5月 東日本トラック会場にて)
2016年度インカレ男子ロード部門2位の明治大学(2017年5月 東日本トラック会場にて)

男子部門は今年は復権を狙う日本大学には今シーズン、トラック・ロードともに成績を残している選手が多くいることや、トラック種目に強い朝日大学、法政大学、中央大学、ロード種目にメンバーのいる明治大学、順天堂大学、京都産業大学など総合上位の差は拮抗しています。

女子部門も鹿屋体育大学が日本体育大学をはじめとした他大学の追撃をいかにはねのけるかが見どころとなります。
また、大学生ながらナショナルチームのメンバーとして活躍する梶原選手(筑波大学)や、福田選手(慶應義塾大学)の他にも全日本選手権で上位に入る選手も多くいるため、ハイレベルな戦いが予想されます。

女子4人がインカレ出場する日本体育大学(2017年5月 修善寺オープンロード会場にて)

開催地の高地特有の天候やレースの展開次第では大きく成績が入れ替わる可能性があります。

個人部門に目を向けてみると
昨年に引き続き特にトラックの計測系種目が注目されます。
今年の会場の松本市美鈴湖自転車競技場は日本有数の高速バンクで、大会記録はもちろん、学連記録や日本記録の更新まで期待されますが、標高1000mの山頂にあることから天気の急変も多く、雨や風の影響で一気に力の要るバンクになる場合もあり、バンク適正、そして時の運が勝敗を左右する可能性があります。

スプリントやケイリン、ポイントレース、スクラッチといったレース系種目では、各大学ともに出場選手が限られるため、プレッシャーのかかる展開のなかで、いかに得点につなげられる走りをみせるかがインカレ総合優勝へのキーポイントとなります。

各大学は最善の戦略を立てて選手を起用し、各種目に臨みます! 最終日に行われるロード種目では、各大学が8人まで(女子は6人まで)選手を起用できるため、各大学の戦略と駆け引きがみどころとなります。

いかにエース選手を温存させつつ、より多くの選手を入賞させることができるかという難題に各大学は挑みます。
また、昨年は各大学の主力級も巻き込んだ大きな落車が続発してしまいましたが、アクシデントに巻き込まれずにいかに生き残ることができるのかもカギとなります。

今年のインカレを制し、長野の空に校歌を高らかに響かせることができる大学はたった一校。

その大学は、果たしてどの大学になるでしょうか?!

■関連情報はこちらから■
日本学生自転車競技連盟 【公式サイト】:http://jicf.info/
【特設情報サイト】:http://jicf.info/officials/

文部科学大臣杯第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会
【大会概要ページ】:http://jicf.info/5960/

【公式Facebookページ】:https://www.facebook.com/jicfjoho/ 【公式Twitter】:https://twitter.com/jicf_jimukyoku

また、競技速報Twitterにて、テキストLIVE配信を行う予定です。

#01 インカレ2017みどころ
#02 インカレ2017トラック種目:タイムトライアル系
#03 インカレ2017トラック種目:トラックレース系
#04 インカレ2017トラック種目:チーム種目
#05 インカレ2017ロード種目:個人ロード種目

IC VOICE2017:#01・加藤雅之(法政大学)

2017年8月31日(木)〜9月3日(日)、文部科学大臣杯 第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会がトラック競技・長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場( 333.33m)で、ロード競技・長野県大町市美麻地区 公道周回特設コース開催されます。

今回が最後のインカレとなる4年生となる学連登記選手に質問してみました。

法政大学 4年の加藤雅之(かとうまさゆき)選手です。 神奈川県の法政大学第二高校出身の選手です!

Q:大学生活最後のインカレ今の心境は?
昨年を上回る結果を個人、ロード班で残しチームに貢献したいと思います。

Q:インカレ前、チームの雰囲気は?
チームの雰囲気は和気藹々としています。昨年と比べレースで戦える脚が揃っており、チームとして実力がついたと感じています。

Q:過去のインカレで印象的な大会は?
自分にとってインカレは伝統の重みを感じる競技大会です。
今年のインカレは法政大学にとって、いかに復権出来るか一年で最も重要な大会としてとらえています。

その中でも印象に残っているのは2016年インカレで怪我から復帰した年でチームのエースとして走り、ポイント獲得出来た事が印象に残っています。

2016年インカレでフィニッシュする加藤選手(2016.8.28)

Q:大学で自転車競技をしてきてよかった?
大学時代には怪我にも悩まされましたが、ここまで続けた事が私の誇りになっています。
この経験は苦しい場面でより耐える事が出来る、自分に自信が持てるようになる事が出来ました。

そして最高学年になった今、チームの役職として主務やロード班主将の兼任で多くの裁量を持たせてもらい、とても有意義な大学生活になったと思います。

Q:4年間で一番思い出に残る大会は?
2016 東京六大学対抗ロードです。私たちの学年に代変わりした最初の大会でフィニッシュゴールをチームメイトの荒井選手が1着で私が2着に入り、総合優勝しました。チームとして最高のスタートが切れた大会だったと思います。

Q:交流のある他大学の選手は?
樋口峻明選手(京都産業大学/横浜高校)。同郷の同期で高校時代は2人とも学校では同級生のいない中で活動していました。そのため、一緒に先輩宅で合宿を行なったり、互いの家で遊んだりしました。

Q:他の選手の走りを見て感動したことがある?
昨年卒業された宮本隼輔選手(中央大学)

Q:同学年を代表する学連選手を3名挙げると?
岡本隼選手(日本大学)、安田京介選手(京都産業大学)、
小原佑太選手 朝日大学

Q:最後に一言メッセージを
昨年を上回る結果を個人・チームで残すため、競技人生最後のこのインカレという大会を死力を尽くして闘います。
法政大学自転車競技部への熱いご声援をよろしくお願いいたします。

【みどころ】西カレ

皆様、こんにちは!西日本学連の毎度おなじみの中の人です。

今回、2017年8月12・13日に大阪府岸和田競輪場(400mバンク)で開催される第53回 西日本大学対抗選手権自転車競技大会トラック(西日本インカレ)レースのみどころを紹介したいと思います!

西日本インカレとは

JICF加盟校の所在地が愛知県・岐阜県・富山県以西にある大学で西日本学連加盟校で全日本インカレの西日本学連版として53年前から開始されました。2013年度からロードとトラックで対抗得点を争う大会として変更になりました。今年は5月の美山ロードに組み込む予定でしたが学連のレースと被ってしまったため、ロードの部は残念ながら中止になりました。

 

今回のレースの注目は?

今年度開催された第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会でスクラッチレースで優勝した中村選手(朝日大学)が今回もスクラッチレースに出場します。全日本インカレ前の大会でいい走りを是非とも期待したいです!!

2017年個人トラック スクラッチ優勝の朝日大学 中村選手(2017.7.2)

 

今年の主な出場選手紹介

大阪産業大学 植益選手 白馬クリテリウムにて(2017.7.30)

 

中京大学 川嶋選手 白馬クリテリウムにて(2017.7.30)

 

 

関西大学 二宮選手 白馬クリテリウムClass3で優勝しロード昇格を決めている!(2017.7.31)
大阪経済大学 栗田選手 白馬ラウンド2日目Class3Bで2位入賞しロード昇格を決めている!(2017.7.31)
鹿屋体育大学 釘尾選手 2016年個人トラック ケイリンにて(2016.7.2)

 

 

 

 

 

 

【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】~東大マネージャーが見た初心者からの挑戦・後編~

学生委員ブログをご覧の皆様、こんにちは。
東京大学自転車部競技班でチームマネージャーを務めております、4年の植田瑞貴と申します。

私が普段書いている東大自転車部の練習日記 http://d.hatena.ne.jp/ut-br/ を読んだ前学生委員長・方山さんからご指名をいただいて、昨年度から始まったこの企画。

これまでの連載はこちらから! 
【雨垂れ石を穿つ①順天堂大・原裕紀選手】-前編-
【雨垂れ石を穿つ②順天堂大・原裕紀選手】-後編-

私の所属する東大が初心者集団であることから、テーマは「大学から自転車競技を始めることについて」。高校以前に競技に触れたことがなかった選手たちは、何を感じ、どうやって上を目指しているのか。いろいろな大学の選手と私との対談形式でお届けしています!

***

今回インタビューに応じてくれたのは、慶應義塾大学の3年生で、昨年度インカレ女子ロードレース優勝の戦績を持つ福田 咲絵(ふくだ さえ)選手

福田 咲絵(ふくだ さえ):慶應義塾大学

競技開始:大学1年2月
大学以前の運動歴:水泳、陸上
得意種目:ロードレース
主な戦績:2016インカレ女子ロードレース優勝
前編はこちらから!
【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】-前編-
【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】-中編-

今回は、福田選手インタビュー完結の後編。今までの大会についての思い、今後の目標と後輩たちへのアドバイスを聞きました。それでは、ぜひご覧ください!

***

―インカレに出たくて学連に来たわけだけど、もうインカレタイトルは取っちゃったじゃん(笑)。これからの目標は…?

福田●去年の最初に立てた目標はインカレ完走で、4年の最後のインカレで優勝するっていう計画でした。けど、(インカレタイトルは)取っちゃった(笑)
もちろんインカレは大学生選手としては重視して、勝たなきゃいけないっていうのはあるんですけど、今の目標は長期的にはオリンピックです。そのために、今年は全日本選手権で表彰台に上りたいので、それに向かって今は練習してます。

―この選手とはライバル、みたいなのってあるの?

福田●みんな脚質が違うので、一概にこの人、みたいなのはいないですかね。自分がまだまだ伸び続けていると思っているので、いまのところ壁は作りたくないな、って。どこまで成長できるか、楽しみです。

―最初から強くなりたい、っていう気持ちがあって、それはずっと変わってないんだね。

福田●どうせ同じ時間をかけるんだったら、妥協したくなくて。せっかくやるんだったら、中途半端では終わりたくない。負けず嫌いで、男子と一緒に練習したときに男子に負けるのすら悔しいんです(笑)。
もちろん最初はまったくついていけなかったんですけど、だんだんつける距離を伸ばしていって、地道にやっていけば、女子でも強くなれる。さすがにバンクとかだと勝てない部分も多いですけど(笑)。でもやっぱり長い距離とか上りとかだったら勝てるようになるので。

―トラック種目だと単純なパワー勝負になっちゃうところも多いから、さすがにしょうがないのでは(笑)。ハロン(200mFTT)とかはね…

福田●うーん、でもやっぱり全部負けたくないです(笑)

個人ロードTTにも出場。残念ながらパンクにて無念のリタイアとなった(2017.6.4)

―あはは(笑)。慶應の選手に話聞いたら、「登りは普通に福田に負ける」って言ってたよ(笑)。

福田●みんなに「ヒルクライム好きでしょ」って言われるんですけど、実はそういうわけじゃないんですよ。登りはきついですし、ヒルクライムだと永遠にきついのが続くので(笑)。ロードレースはきつくないときがありますけど。

―咲絵ちゃんくらい考えられる人だったら、ロードレースには考えるってところの面白さもありそうだね。

福田●いやー、海外レースを走らせてもらって、まだまだ考えられてないなーって思いました。難しくてまだまだ勉強中ですが、考えるレースは好きです。
自分より(脚としては)強い人にでも、考えれば勝てるというか。もっともっと考えて走れるような選手になりたいですね。

―どこまでいっても男子の方が単純な力としては前にいるから、目標は作りやすいかな。

福田●そこは恵まれてますね。常に自分よりちょっと強い人、1.1倍くらいの人が練習相手だといいじゃないですか。
男子だと、チームで一番強くなっちゃうと練習相手に困ったりしますけど、女子だと必ず男子選手が上にいるので。そこで頑張ってついていけば必ず強くなる、っていうのは樫木さん(樫木祥子選手。駒澤大学OG、AVENTURA AIKO VICTORIA RACING所属)も言ってましたし。(女子選手は)結構みんな実践してます。

―樫木さん…私、2014年のジャパンカップで初めて樫木さんのレースを見て。そのとき樫木さんは機材故障かなにかで結果が出なくて、フィニッシュ後泣いてたんだよね。
それを見て、ああこの人はこんなに競技に懸けてるんだ、って思って、そこからひそかにファン(笑)。やっぱり咲絵ちゃんもそうだけど、一生懸命なにかを懸けてやってる人は応援されるよね。

修善寺オープンロードでは樫木選手に勝利し優勝の座を獲得した(2017.5.21)     ※ページトップ写真は修善寺オープンのフィニッシュシーン

福田●負けて悔しくないってことは、そこまで頑張ってないってことかなと思います。スポーツも勉強も全部そうかな。私も去年とか、悔しい思いを何度もしました

―今までで一番悔しかったレースは?

福田●全日本と、実業団の宇都宮クリテ…完走すらできなかったんです。
宇都宮クリテは初めての実業団レースだったんですけど、もう号泣で…走りながら泣いて、走り終わってから泣いて。その一週間前に、ホビーレースの大磯クリテビギナーで優勝して、調子に乗ってたんですよね(笑)。こんなもんか、って(笑)。
全日本は、レース前の調整もうまくできなくて。なので、今年懸ける思いは強いです。
やりきった負けとそうじゃない負けがあるじゃないですか。順位よりも、内容が悪い方が悔しいですね。例えば…個人ロード(2016)は残りちょっとのところでパンクしちゃって。悔しいんですけど、でもちゃんと最後まで出し切れたので、後悔はしてないというか。

―個人ロードは…そうだね。(試合前から、咲絵ちゃんが強いっていう)噂は聞いてたんだけど、パンクなければ優勝してたかもしれないくらいの結果だったし、「福田さん思ってたよりずっと速いぞ」って話題になった(笑)。初めて私と咲絵ちゃんが話したのもたぶんその時で、「これからの学連を背負う選手なので」っていって慶應の誰かに紹介された(笑)。

福田●えっそんな(笑)。いやいやいや(笑)。

―応援してくれる人も増えたでしょ。

福田●そうですね。チームメイトだったり、友達だったり、監督だったり。特に親には感謝してもしきれません。
平日は大学行って、バイトしてってなると、どうしても練習時間は早朝と深夜にしかとれないことも多くって。夏は3時半起きで練習に行ったりもします。
そんなめちゃくちゃな生活時間を許してもらえるのは、本当に感謝しています。たくさん迷惑をかけているので、もっともっと結果で恩返しがしたいですね。

―大学、経済学部だっけ。両立が大変だよね。

福田●そこはうまくやるしかないですね。レポート書くときは、タイマー置いて(笑)。「2000字だから、2時間」とかって決めて終わらせて、別のことしたりしてます。
あんまりだらだらしたくなくて、勉強するときは勉強、テレビ見るときはテレビ、寝るときは寝るみたいな感じです。私、ローラーしながら音楽聞くとかできなくて…不器用なんです、たぶん(笑)。
今年からキャンパスが変わって通学時間が伸びて、ゼミも始まって忙しくはなると思うんですけど…時間がないって言われた方が、練習できるっていうのはあります。その時間しかないから、そこでやるしかないかなって。

―大学生ライダーの鑑だ(笑)。そういえば私、この間高校生の女の子と知り合う機会があったんだけど、その子が「大学に入ったら自転車競技を始めて強くなりたいんです、慶應の福田さんみたいに」って言ってたよ。

福田●えっすごいですね!ええ~!(笑)嬉しい…。
知ってもらってる、ってことがまず嬉しいですし、もっと目指してもらえるような強い選手になりたいですね。

―これから自転車競技始めます、っていう人に言いたいことってありますか?

福田●自転車競技は大学から始めても遅くないって思うんです。だから、恐れないで始めて欲しい。
最初はとにかく実走で乗り込むことが大切だと思います。あとはレース出て経験して、反省して上手くいかなかった部分を練習に落とし込んでいくことを繰り返せば必ず強くなれると思います。

―そうやって新しい舞台に行けば、考えられることは増えるよね。

福田●海外レースを走ったことで、考え方が大きく変わったところも多いです。新しい課題が見つかって、それを克服することが続いていくからこそ、楽しいっていうのはあって。
それがなくなったら、楽しくないんだろうなって思います。なんでしょうね…楽しんでます。楽しむことが大事なのかなって、思います。
ただただ練習するんじゃなくて、何を目的として練習しているか、っていうのは常に考えてます。考えてるのと考えてないのだと、同じ練習をするにしてもぜんぜん違うんじゃないかなって思ってるんです。私も考えきれてるわけじゃないので、常に考えなきゃな、って思ってます。

***

私もスタッフとして4年間いろんな選手を見てきて、考えて走ること、練習することの大事さはとても感じています。しかし一方で、それを意識することが難しいのも事実です。これから強くなろうとする人にとって、とてもいいアドバイスだと思います。
今後のより一層の活躍に期待して、応援しています。

福田選手と筆者(2017.6.4 個人ロードTT会場にて )

 

(「雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手 連載おしまい)

中井琢(早稲田大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子タンデムスプリント優勝
中井琢 なかいたく
早稲田大学 4年/宮城県仙台第二高等学校

主な戦績
2017全日本学生選手権トラック 男子タンデムSP 優勝
2016インカレ 男子TSP 5位
2016インカレ 男子タンデムSP 5位

今大会の優勝は、正直あまり、まだ実感が湧いていません。
今は喜びよりも夏のインカレへ向けて気が引き締まっています。

1か月前にペアが決まり数回しか合わせをしていなかったのですが、踏むタイミングや出力の仕方などが似ており、とても走りやすかったです。タンデム自転車の後ろを任せる安倍選手とペダリングが合っていたことが今回の勝因の一つではないかと思います。

安倍選手とはペダリングが合っており走りやすいと感じている。

また、レース前しっかりとどのような戦略とるかを共有したことです。幾つかの展開を予測しておき、試合中に臨機応変に対応しました。
そのため、タンデム特有の試合中のコミュニケーションを取らずに戦えました。

決勝戦は2回連続で前年インカレ優勝の法政大学チームを破り、優勝を決めた。写真は2回戦目のフィニッシュ。

最後に、二人ともとにかく負けず嫌いなことです!
今回は4試合中3試合差しの展開でしたので、インカレに向けて戦略の幅を広げていく必要があります。

我々自身もどのような戦略が脚力に合っているのかまだ分かっていませんので、今後しっかりと見定めいきたいと思います。

監督、コーチ、スタッフ、両親、OBOGの皆様、宮城県自転車関係者の皆様、日頃よりご支援・ご声援いただきありがとうございます。
インカレでも勝てるよう精一杯努力して参りますので、今後も応援宜しくお願い致します!

安倍大成(早稲田大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子タンデム優勝
安倍大成 あんばいたいせい
早稲田大学 1年/紫波総合高校

主な戦績 
2017全日本学生選手権トラック 男子タンデム 優勝
2016インターハイ 男子SP 4位

男子タンデムスプリント 率直に嬉しい気持ちです!

パートナーの中井選手との息がバッチリあっていたので、自分としては全力でペダルを踏みに行くだけでした。
戦略的には、ほぼ思い道理の展開に持っていくことが出来ましたのですが、1回警告を与えられていたので、2回目以降のスプリント不安に不安がありましたが、逆に冷静になれて、焦らずに最後までレースに挑むことができたのが良かったです。

1年生の安倍選手(写真右側)、4年生の中井選手とも互いに相手を「息の合ったパートナ-」と感じているとのこと。

スプリント種目個人種目もペア種目も、力と力のぶつかり合いなので、見ていただいている方達にも、熱い気持ちで観戦て頂けると思います!
ベロドロームではまだ慣れていない部分もあり落車が他の競技場と比べて発生しやすいと感じており、落車だけは注意して走りました。

決勝戦は2回戦とも僅差で早稲田大学の勝利となった。写真は1回戦目フィニッシュ

この調子でインカレも、もちろん優勝を狙いにいきたいと思っています。次も貪欲に、さらに圧巻のレースを見て頂けたらと思っています!

応援して下さっている皆様、いつもありがとうございます!たくさんの応援を頂けると、自分たちのエネルギーになります!

声援が聞こえると、爆発的にやる気が出てくるので、今後とも、早稲田大学自転車競技部を応援のほどお願い致します!

樋口峻明 (京都産業大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子マディソン優勝
樋口 峻明 ひぐち たかあき
京都産業大学 4年/横浜高等学校(神奈川県)

主な戦績
2017全日本学生選手権トラック 男子マディソン 優勝
2017全日本選手権トラック 男子マディソン 2位
2016全日本学生選手権トラック 男子マディソン 優勝

優勝者コメント
昨年の優勝に続き、今年も優勝する事ができてとても嬉しいです!

大会を2連覇すると周りに言ったりしていて、自分自身でとてもプレッシャーをかけていたのでとてもホッとしています。

レースは序盤に後方に取り残されましたが、自分たちを勝利を信じていたのでいつでも追いつけると思って余裕を持てていました。
また、交代時にコミュニケーションを取れていたので、それもラップに成功した要因だと思います。

交代時にコミュニケーションが取れていたのがラップの成功要因、と語る樋口選手(写真左側)

伊豆ベロドロームは屋内バンクでスピードが出ることもあり、他の競技場よりもレースのトレーニング効果が高いように思えます。

また、自分が専門種目とするマディソンは2名のペア競技でレース中に選手交代するため戦術の幅が広く、また見ている方々もハイスピードかつスリリングなレースなので楽しめるかと思います!

今シーズン、チームの成績や雰囲気も良いので、インカレまでに皆でしっかりコンディションを上げ、大学対抗順位をひとつでも上の順位で終えられるように頑張ります。

自分自身としては四年間の集大成となる大会となると思うので、自分らしい走りをしつつ、優勝を目指したいと思います。

いつも応援ありがとうございます。

まずはマディソン2連覇のご報告ができ、とても嬉しく思います。インカレでも頑張りますので今後とも応援よろしくお願いします!!


2016/05月:全日本学生選手権個人TT4位!


2016/05月:全日本学生選手権チームTT2位!

選手コメント
今回、京産大の歴代最高位タイの2位でしたが、優勝を狙っていたので悔しいです。しかし、全員が全力を出した結果なので、この結果を受け止め練習に励みたいと思います。

昨年は休学しベルギーで活動していたため、学連のレースにほとんど出場しなかったので今シーズンが楽しみです。 昨シーズンの全日本選手権タイムトライアルは鎖骨を骨折してしまい、万全な状態で出場出来なかったので、今年はよい状態で走りたいです。

シーズンの目標としてはツールド北海道出場と、インカレでの団抜き4分20秒切りたいと思います。

いつも応援してくださっている方々に感謝の気持ちと早くよい結果を報告できるよう頑張りたいと思います。

選手プロフィール
樋口 峻明 ひぐち たかあき 
京都産業大学3年/横浜高校(神奈川県)

主な戦績
2016全日本学生選手権個人TT4位
2016全日本学生選手権チームTT 2位

中井唯晶(京都産業大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子マディソン優勝
中井唯晶 なかいただあき
京都産業大学 3年/滋賀県立瀬田工業高等学校

主な戦績 
2017全日本学生選手権トラック 男子マディソン 優勝
2017全日本選手権トラック 男子マディソン 2位

今シーズンの全日本選手権のマディソンで2位になっていて、その結果なら全日本学生選手権トラックでは必ず勝たないといけないと思っていました。

中井唯晶選手が主将を務める京都産業大学はマディソンで1位と3位を獲得。

ペアを組んだ樋口さんはこの大会の2連覇がかかっていたのもあり勝てて本当によかったです!

マディソンは脚だけではなく技術がレースに大きなアドバンテージになるので、自分としてはトラック競技の中でも非常に面白さのある競技だと思います。

今大会の勝因としては交代などの技術が他大学より圧倒的に上回っていた事だと思います。

マディソンは脚も大切だが交代などの技術で他大学を上回れたのが勝因、と語る

伊豆ベロドロームで走れるということは、2020年の東京オリンピックの会場と同じバンクを走れているということで、とても貴重な事だと思います。スピードも出るので走っていて楽しいです。

今シーズンの目標はインカレでは大学総合成績の順位を一つでも高く上げることです。
インカレにむけてより一層に頑張るので京都産業大学自転車競技部の応援よろしくお願いします!!


2016/05月:2016全日本学生選手権チームTT出場選手紹介

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選手コメント
チームとしてUCI公認国際大会である「ツール・ド・北海道」への出場とインカレロード・個人ロードでの勝利を目標としているので今回のチームTTはツールド北海道の推薦枠獲得を目指し頑張りたいと思います。

今シーズンは4月に開催されたチャレンジサイクルロードレース大会でA-Uカテゴリで優勝することができたので、あの時のようなレースが学生選手権個人ロード、インカレロードで出来ればいい順位がとれると思っています。今シーズンも精一杯頑張りますので、ご声援宜しくお願い致します。

選手プロフィール
中井唯晶 なかい ただあき
京都産業大学2年/滋賀県立瀬田工業高校 

主な成績
2016第41回チャレンジサイクルロードレース大会A-U 優勝

中村賢人(朝日大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子スクラッチ優勝
中村賢人 なかむらけんと
朝日大学 4年/九州学院高等学校(熊本県)

主な戦績
2017全日本学生選手権トラック 男子スクラッチ 優勝
2016インカレ 男子4kmTP 優勝メンバー
2015全日本学生個人TT 普及大会(クラス3) 優勝

全日本学生選手権の個人トラック種目で優勝することができて嬉しく思っています!

今回のレース展開としては序盤に浦田選手(朝日大学)と山下選手(日本体育大学)の三人でラップを取れたので中盤は落ち着いてレースを進める事が出来ました。

レース序盤の三人によるラップが功を奏した(写真中央が中村選手)
上記コメントの山下選手(日本体育大学)も2位でフィニッシュしている。※写真左

レースの終盤では自分はスプリント勝負が得意ではないのでどこかのタイミングで飛び出さなければいけないと思っていたところ、同じ朝日大学の佐々木選手が集団から抜け出したのでそのままゴールまでいけました。

色々なタイミングが重なり運が良かったのかもしれません(笑)
しかし一番の勝因は髪が生えた事でしょう。

ベロドロームでのレースはまだ自分は慣れていないからなのか怖いです。他の競技場と比べて怖いです。もう怖い以外何もありません。克服したいと思います…

今年は学生最後のインカレが控えています。
なので個人種目で出場出来れば、精一杯レースを楽しみたいと思います。

朝日大学のメンバーとして最後の競技生活となる今シーズン、悔いが残らないよう楽しみたいと思いますのでこれからも朝日大学自転車競技部の応援宜しくお願い致します!!!

※表紙トップ写真はフィニッシュ後クールダウン時のものです。


2016/05月:全日本学生選手権チームTT/個人TT出場選手紹介

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選手コメント
昨年は個人TTの普及大会(クラス3)で出場させて頂いて優勝出来た時は素直に嬉しかったですしタイム的にもあの時の自分の力を出し切れたタイムでした。

そんな中でも全体を通して見るとまだまだ自分よりも速いタイムをだす強い選手がいたので今年の個人TTではそういった選手達に勝てるように頑張りたいです。

今シーズンの目標は、インカレ出場を目標としています。

中村 賢人 なかむらけんと 
朝日大学 3年/九州学院高等学校(熊本県)

主な戦績
2015個人TT普及大会(クラス3) 優勝

曽我部 厚誠(京都産業大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子ポイントレース優勝
曽我部 厚誠 そがべ あつのり
京都産業大学 2年/大阪府立城東工科高等学校

主な戦績
2017全日本学生選手権トラック 男子PR 優勝
2016インカレ 男子PR 2位
2016Jr.世界選手権 スクラッチ 8位

大学生になって初めて全国大会での優勝ができたので、とても嬉しいです。そして次もまた勝ちたいと強く思っています。

今回のレースで勝つためにはラップが必要不可欠だと思っていました。
1ラップ目は2位の荒井選手(法政大)を含むラップだったので、逃げの最中も荒井選手の動きを常に見ていました。
逃げグループの中でスプリントになった時は点差を広げられないようにスプリントに参加して少しずつ点数を稼ぎました。
逃げている最中はメイン集団が落ち着いているように見えたので、ラップするタイミングを逃げグループの中で調節し、自分以外の選手がラップしてからも先頭でポイントを取り、落ち着いてラップしました。

レース中は荒井選手(写真左)の動きを常に意識していた。

荒井選手との点差があまり開いていなかったので、もう一回逃げのチャンスを待ち、集団のペースが落ちた時に、荒井選手とスプリントで点数を稼いでいた岡本選手(日大)を含まない逃げに乗ることができて、勝てるかなと思いました。

集団は止まっていたので1人でラップして確実にポイントを重ねていきました。

単独でラップする曽我部選手(ポイントレース決勝 後半)

自分が専門とするポイントレースはロードレースと違って、観客側からも選手側からも、誰がどんな動きをしているか常に見られるので面白いと思います。
また、距離が伸びると集団が止まるので逃げが決まりやすくなるなど知っておくとみどころのポイントになるかと思います。

伊豆ベロドロームは室内競技場のため風がなく、高速での巡行が楽だと感じています。そして1周250mなのでPRレースなどの周回を重ねるレースではラップもしやすいです。しかしスプリント勝負などの場面では屋外バンクより捲りにくいと感じてます。

残10周ポイント周回をトップで通過する曽我部選手。

今回優勝できたのは応援してくださった皆様のおかげです!
ありがとうございました。
8月のインカレでも優勝して学歌を流せられるように頑張りたいです!

次のレースでも優勝を目指して頑張りますので、京都産業大学自転車競技部の応援よろしくお願いします。