インカレを終えた4年生選手インタビュー。続いては孫崎大樹選手です。
早稲田大学自転車部の主将としてインカレ男子総合第3位に導いた孫崎さん。現在、RCSランキングトップ※も維持しています。
※RCS : Road Cup Seriesとは
※現ランキングはこちら
■インカレロード
Q:インカレロードはいかがでしたか?チームとしては中川選手の欠場は残念でしたね。
孫崎さん:ロード総合表彰台、学校対抗総合順位アップを目標に早稲田は挑みました。
体調不良で中川が出場できなくなったのは痛く、目標は達成できませんでしたが、最低限の学校対抗総合順位3位を守れたのはよかったです。
僕個人としては、最後に優勝し有終の美といきたかったですが、同じく最終年の「のもきゅん」にやられたのはめちゃくちゃ悔しかったです。笑
■同期の野本選手、草場選手のこと
Q:野本さんを「のもきゅん」と呼んでいるんですね(笑)
のもきゅんからも孫崎さんと草場さんの名前がでていました。
孫崎さんからみた二人の思い出などを教えてください。
野本空選手
今ではのもきゅんと呼んでいますが、お互い話すようになったのは大学生になってからですね。
高校の時も名前は知っていましたが話す機会はなかったです。しかし、大学に入ってから松本祐典さんの影響もあり、明治に良く遊びに行っていたので仲良くなったのかな?
RCSでも毎度お馴染みの仲間になりましたし、総合争いをしていく内にのもきゅんと呼べるようになりました。笑
草場啓吾選手
啓吾は小6のシマノ鈴鹿頃から知ってる選手です。
その後も実業団で走ってた頃も最年少は僕だけと思ったら啓吾がいて、順位も近いところで争っていました。
たまたま同じ北桑田に入学(本当に何も知らなかった)し、寮生活や海外遠征などほとんど同じ時間を過ごした仲です。当時の彼女より一緒にいた時間が多いんじゃないですかね?笑
良いライバルであり、仲間だと思います!
■インカレについて
Q:早稲田大学自転車部は男子総合で第3位を獲得しています。主将としての思いを教えてください。
孫崎さん:自転車競技は個人種目のため、チームで戦う、部員全員が同じ気持ちで挑む大会というのはインカレしかありません。また、高校や大学の部活動でしか味わう事ができません。
高校の時、個人の成績だけでなく学校総合、チームで戦う難しさと楽しさを味わう事ができました。大学でもそういった雰囲気があり、早稲田でも高校の時と同じような熱い気持ちを味わえたらと思っていました。そして今年、4年間の中で一番可能性が高く、チームの雰囲気も良かったです。
また、団体追い抜きにも思いが強く、入賞争いだったところから今年は順位決定戦争いまでレベルが上がりました。本当は順位決定戦に乗る予定でしたし、もっとタイムも良いものを狙っていました。
最後の年に熱いチームの雰囲気を感じられて後輩や同期、チームに感謝したいです。
なお新シーズンは中川拳が主将を引き継ぎます。これからも早稲田大学自転車部をよろしくお願いします!
■学連レースについて
Q:学連で思い入れのあるレースは?
孫崎さん:やはり、インカレです。
特にトラック最後を締める団体追い抜きの決勝戦は出ていなくても見ていて熱くなる瞬間です。
また、各校の雰囲気もいつもの試合と違い独特の雰囲気があるのもインカレだけです。
■今後の自転車との関わりについて
Q:これからの自転車とのかかわりは決まっていますか?
孫崎さん:
今後も競技を続けていきます。
どこかの大会では学連の選手と会うことも戦うこともあると思います!
■学連を目指す選手たちへ
Q:学連を目指す選手へコメントがあったらお願いします。
孫崎さん:大学生活と競技の両立は高校生の時よりはるかに大変な事が多いです。
しかし、その分学べることも多く、今後の人生においても力になってくれます!!
<編集後記 学連ウォッチャー:深井>
のもきゅん。野本さんのキャラクターに合いそうな良いネーミングですね笑
さて孫崎さんには野本さんからのリレー形式で本コラムに登場してもらいました。このリレーはインカレ総合優勝校4年生の草場さんに続きます。
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野本空さんの記事はこちら
インカレを終えた4年生:野本空選手 編