【2025 RCS総合優勝 及川弘恭選手
作新学院大学】
年間を通して開催されるレースの総合得点で優勝者を決する学連RCS(全日本学生ロードレースカップシリーズ)。
2025年度RCSは3月8日「RCS最終戦・第20回明治神宮外苑大学クリテリウム」にて幕を閉じ、及川弘恭選手(作新学院大学)が総合優勝を決めました。

RCSリーダーに輝いた及川選手の年間振り返りレポートをご紹介します。
■第1戦 オープンロード
結果 1 位。チームメイトのアシストのおかげで優勝することができた。この時に初めて RCS のリーダージャージを着させていただいた。そして、このジャージを最終戦まで着続けることを今シーズンの目標にした。

■第 3 戦 菜の花飯山ラウンド
1 日目はコース 1 周のみのタイムトライアル、そして 2 日目はテンポレース方式のクリテリウムだった。1 日目はコーナーなどに気をつけつつ、1 周のみなので踏めるだけ踏んでいった。結果は 3 位であった。
2 日目のレースではクラス 1 と 2 の混走レースであったこと、そして距離も長かったため、後半に仕掛ける作戦でレースに挑んだ。前半はセーブして後半に仕掛け、3 人の逃げを形成したが、なかなか協調が取れず、1 人逃げに合流することが出来なかった。最後の 2 周で集団に追いつかれてしまい、なかなかポイントを取ることが出来ず、9 位という結果に終わった。
■第 4 戦 東近江ラウンド
結果 4 位。レース中盤の 3 人逃げを逃してしまい、集団では先頭の 4 位という結果に終わった。
■第 5 戦 白馬クリテリウムラウンド
1 日目はテンポレース方式、2 日目はクリテリウム方式でのレース形式となった。
1 日目ではポイントを取れる周回では確実にポイントを取り、逃げをなるべく作らせないようにレースを運んだ。結果的に 2 位という結果となり、苦手意識のあったテンポレース方式でのレースではあったが、表彰台に上がることが出来た。
2 日目のクリテリウムでは、同じように集団スプリントになるようにレースを運んだが、1 人逃げを甘く見てしまったことにより逃げを容認してしまった。他チームとの協調を図り逃げを追う作戦にしたが、うまくローテーションが回らず逃げを捕まえることが出来なかった。そしてスプリントでは集団 2 位、結果的に 3 位という結果に終わった。2 日連続で表彰台に乗ることが出来たので、良いレースだったと感じた。

<編集者注>
及川選手からは白馬ラウンドのレースレポートをもらっています。記事はこちら
■第6 戦 大島サンセットパームライン・個人ロード TT ラウンド
■第 7 戦 大島三原山御神火スカイライン・ヒルクライムラウンド
第 6 戦と第 7 戦はどちらも大島で開催される大会であった。1 日目は個人タイムトライアル、2 日目はヒルクライムと、経験の少ない種目でのレースとなった。結果はタイムトライアル 2 位、ヒルクライム 2 位となった。
■第 8 戦 埼玉川島町ラウンド
結果 DNF。体調不良によりうまく走ることが出来なかった。次戦は最終戦の神宮であるため、しっかり準備を整えようと反省したレースであった。
■全日本学生 RCS 最終戦 第 20 回 明治神宮外苑大学クリテリウム
結果 4 位。
川島の反省を活かしレースに挑んだ。今回は個人結果だけではなく、大学の上位 2 名での結果で順位がつく大学対抗もあるため、チームメイトとのリザルトも関係してくる。
昨年度の神宮クリテリウムでは大学対抗で 1 位であったため、2 連覇をかけた大学としても重要なレースであった。

自分はゴールスプリントで勝負をするというチームのオーダーがあり、集団にステイし体力を温存した。
序盤からチームメイトの左田先輩が逃げに乗り、作新学院として有利な展開に持っていくことが出来た。そしてチームメイトの阿蘓が集団を抑え、チームメイトをなるべく逃げ続けさせるように展開してくれた。
しかしレース後半で逃げが捕まり、レースは振り出しに戻った。この時には自分は集団スプリントになると確信しており、スプリントに向けての位置取りを始めた。

最終周回、阿蘓と一緒に集団前方に行こうとした時、集団左側で大きな落車があった。幸いにも集団右側にいたため落車には巻き込まれなかった。
そして最終コーナーを 5 番手で通過したが、最終スプリントで差しきれず 4 位という結果になった。

4位でフィニッシュを迎えた大学対抗では阿蘓が 7 位に入ったが、鹿屋体育大学チームが 2 位、6 位となったため、大学対抗では 2 位という結果に終わった。2 連覇はかなわなかったが、2 年連続で大学対抗の表彰台に上がることが出来た。しかし、もし自分が優勝していれば 2 連覇を達成することが出来ただけに悔しさも残る大会となった。
■最後に
最終戦まで走り切ることが出来たのは、自分の個人の力だけではなく、チームメイトや仲間のおかげでここまで成長することが出来たからだと感じている。心から感謝したい。

<編集後記>
及川選手は外苑クリテ前日に開催された大学自転車競技フォーラムでもプレゼンテーターを務めていました。その様子はこちら
Photo & 編集 Fumihiro Fukai
※菜の花飯山と大島の写真は学連学生委員撮影




