今年のインカレは屋内バンク!
今年のインカレは、日本一の高速トラック伊豆ベロドロームで開催されるため、学連記録や日本記録がこの大舞台で更新されるのかが一番の見どころとなりそうです。
1kmTTは記録更新なるか?
まず1kmTTでは、7月の学生選手権個人トラックで1kmTTの学連新記録を更新した橋本壮史選手(中央大)をはじめ、今年の全日本選手権トラック1kmTTを1分3秒305の大会新記録で優勝しナショナルチャンピオンになった小原 佑太選手、相馬義宗選手の強力な朝日大学ツートップ、東日本学生選手権を制し、学生選手権個人トラックでも3位に食い込んだ鈴木陸来選手(法政大)、昨年のインカレで優勝している野上竜太 選手(鹿屋体育大)らに記録の更新が期待がかかります。
個人追抜きは混戦必至
パーシュート系の種目では、男子ではJr世界選手権にも出場した脅威の1年生・今村駿介選手(中央)が一気に記録を伸ばしてしまうのか、7月の学生選手権個人トラックでも3位に入賞し、安定した強さを見せている渡邊翔太郎選手( 朝日大学)が最後の舞台で力を爆発させられるかが注目されるところです。
また、エントリーリストでは団体追抜き学連選抜メンバーでもある眞砂英作 選手(明治大)や廣瀬元輝選手( 立命館大)も中大・添田監督のもとで技術、走力ともに向上しており、好記録が期待されます。
ルーキーの活躍が光る女子個人追い抜き
女子では、学生同士では向かうところ敵なし、7月の個人戦で日本記録を大幅に更新した梶原選手(筑波)が今インカレはエントリーしていないため、本命とされる選手は不在となりますが、修善寺カップを制した橋本優弥選手( 鹿屋体育大)、学生選手権個人TT優勝の古山稀絵選手(日本体育大)など1年生の走りに注目が集まります。大舞台に臆せず、若さを力に変えることができれば、あっと驚く好記録が生まれる可能性があるかもしれません。
また今年が最後のインカレとなる宮田菜摘選手( 朝日大)、 昨年のインカレ・学生選手権個人トラック3kmIP優勝の江藤里佳子選手( 鹿屋体育大)の4年生の走りにも注目が集まります。
2016年8月25日(木)から28日(日)まで文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会が静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンターで開催されます。
8/25-27はトラック競技は国際的なレースも開催される屋内250mバンクでもある伊豆ベロドローム、最終日8/28はロード競技でCSC5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール)で個人ロードレースが行われます。
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