RCS第7戦 東海道どまんなか袋井ラウンド(学連選手編)

11月4日(月・祝)静岡県袋井市エコパにて開催されたRCS第7戦袋井ラウンド。
今年で2回目となる本レースには139名がエントリー。100名弱だった去年に比べ参加校も増え、エコパアリーナ内で開催されていた陸上大会とも相まってたいへんにぎやかな雰囲気となりました。
レポート後編では学連レース優勝選手のコメントを写真と共に紹介します。

エコパアリーナを中心に小笠山運動公園内を周回する1周4キロのコース

クラス1優勝 風間翔眞選手(東北学院大学)
コメント

今回大学4年で初めて袋井クリテリウムに参戦してみました。
これまでのレースでRCSランキング2位になっていたので今回の大会でリーダージャージを着ようと考えていました。コースを試走して危険な箇所、コーナーの角度、路面の具合、アタックポイントなどを確認しアップ中にイメージトレーニングをしていました。
今回、マトリックスパワータグの佐野淳哉選手がオープンで参加していたので激しいレース展開になっていくだろうと予想し、今回のレースに挑みました。
スタート直後に僕を含む数名の選手が前に出ましたが、他大学の選手はエースの為にアタックを潰しに来たため上手くローテーションをしてくれませんでした。しかし、その逃げ集団に佐野淳哉選手が追いつき、そのまま先頭に出たのでチャンスだと思いペースを上げました。結果、その判断が逃げに繋がりそのままゴールする事が出来ました。

開始13分後。すでに二人の逃げが始まっている。

リーダージャージを着ていた明星大学の鈴木君にスプリントで勝つことは難しいと今までのレースでわかっていたので「逃げて勝つ」これが1番の解決策だと思っていました。上手く決めることが出来て本当に良かったです。残りの周回はペースで走り、ゴールスプリントで運良くまくり優勝する事が出来ました。プロで活躍されている選手と共に逃げることができ、大変貴重な経験をさせてもらうことができました。

時間がたつにつれ、二人と集団との差はさらに広がっていった。
先頭の約1分後に通過するメイン集団。

終始楽しいレースだったので嬉しかったです。
まだRCSは続くのでリーダージャージを神宮まで守れるように一戦一戦を楽しく走りたいと思います。
応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

 

今回レースでRCSリーダーは風間選手が獲得。ラグビー日本vsアイルランド戦で一躍有名になったエコパアリーナ内にて撮影。

クラス2優勝 鴨下拓弥選手(日本体育大学)
コメント

今回のレースはクリテリウムという名前ではありましたが、実際は登り下りが目立つコースで平坦を得意とする自分にとって苦戦を強いられるレースとなりました。終始動きが活発なレース展開でなかなか集団を自分のペースにすることが出来ませんでしたが、チームメイトの松原との連携がうまく行き最終的に得意なスプリントに持ち込むことが出来ました。

「クリテリウムではあるが上り下りが目立つ」と鴨下選手が語るコース

今年は思うように走れていなく、不安がつきまとっていましたが目標であったクラス1に昇格を達成できホッとしています。
クラス1のレースでも臆する事無く真っ向勝負で走っていきたいと思います。
最後に、大会役員の皆様をはじめ関係者の皆様、大会運営お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。 


クラス3A優勝 嶋岡達貴選手(朝日大学)
コメント

レース前半ではなかなか逃げが決まらず苦しい展開だったけど、残り3週で逃げが決まって自分に有利な展開に持っていくことができ、勝つことができたのでよかったです。

 


クラス3B優勝 川田真也選手(日本体育大学)
コメント

今回のレースでは、逃げを目標にしていましたが、毎周回スプリントでのポイントとなってしまいました。レース展開でも、消極的になってしまっていた部分もあるので、今後のRCSでは積極的に逃げに挑戦していきたいと思います。

レースを終えて出走メンバーと。

<編集後記>
本レース開催にあたっては袋井市、静岡県車連、地元ボランティア皆様の多大なるご協力はじめ、当日陸上大会の関係者にもご理解を頂きスムーズな運営ができました。ありがとうございました。

RCS第7戦 東海道どまんなか袋井ラウンド(ジュニア選手編)
はこちら

photo & 編集 深井文浩