2018東日本トラック優勝選手(女子編)

続いて東日本トラック女子レースの紹介です。
女子は6校、15名の選手が参加してのレースとなりました。こちらも優勝選手にコメントをもらいました。


■スクラッチ

優勝:小泉夢菜選手(早稲田大学)コメント
スクラッチが始まる前に、500m TTが朝1番でありました。そこで37秒台で走れていることが分かり、今日の調子は悪くないことが分かりました。スクラッチでは、逃げに乗り最後に1番でゴールすることを目標として走りました。最後の2周で先頭が回ってきた際に、逃げていた選手との差が大きく開いていたため、スピードを上げて自分がゴールラインを1番で切ることが出来る距離まで縮めました。勝ちパターンは前日から何パターンもイメージをしていたため、どのような展開になっても対応できるようにしました。残り半周から捲る態勢を作り、思っていた通りの展開になり、1着を取ることができました。たくさんの方の声援が自分のパワーになりました!

フィニッシュ前ストレートで集団から飛び出しトップでフィニッシュする小泉選手

今回の試合では私だけでなく、早稲田大学は3種目でトップになりました。また入賞も多々あります。今後も部員全員で高め合っていきたいと思います。

早稲田大学チームメンバーとともに。

■500mタイムトライアル・スプリント

500mTT表彰
スプリント表彰

優勝:伊藤花歩選手(八戸学院大学)コメント
今回500mTT・スプリント・チームスプリントで優勝することができて素直に嬉しいです!
500mTTは自己ベスト更新はできませんでしたが、大会記録を更新することができました!正直自分でも驚いています!
学生選手権・インカレでは自己ベストを更新して優勝目指します!


スプリントでは予選タイムがあまり良くなくて勝てるのかな、と不安な気持ちの方が大きかったです。レース前、父に電話して「行かずに負けるより行って負けろ」と言われ、自分で行って負けたら弱かっただけだ、と吹っ切れて挑んだ結果、優勝できたと思います!
あのとき自分から行けばよかったと思ってしまうレースだけはしないように心がけていきたいです!

スプリント決勝は松本詩乃選手(日本体育大学)との勝負。
伊藤選手が2本先取し優勝を決めた。写真は2本目フィニッシュ。

編入して2年目ですが今年のインカレで引退となるので、後悔だけはしないレースをしていきたいです!
最後のインカレでは短距離種目全てで優勝、特にチームスプリントでの優勝を狙い、女子総合優勝を狙います!!!!


■チームスプリント

優勝:菅原朱音選手(八戸学院大学チーム)コメント
チームスプリントではスクラッチが終わった後でスタートに付いていけるか不安でしたが、スタート前に花歩さんとしたハイタッチで緊張をほぐすことができました
今シーズン初の優勝だったのでとても嬉しいです
来月には個人戦ロードがあるので優勝できるよう頑張ります!

伊藤花歩選手(八戸学院大学チーム)コメント
チームスプリントの決勝は地元鳥取県の後輩でもある菅原と走りました。
「こんな風に走るから」「こんな感じで付く」といった話し合いを直前までしていて、それを実行することができたと思います!
ですが、タイム差を見るとギリギリだったので気を抜かずに練習していきたいです!
また、予選を走ってくれた佐々木は個人追い抜き終了後というハードなスケジュールの中1走を走ってくれました!
2人とも中長距離選手ということでチームスプリントは不安だったと思いますが、2人のおかげで優勝できました!感謝しかありません!
インカレのチームスプリントでも優勝狙います!

第1走者離脱時の八戸学院大学チーム

■3kmインディヴィデュアル・パーシュート

優勝:佐々木聖佳選手(八戸学院大学)コメント
大会当日は暖かくて去年のインカレよりは風が優しくコンディションはいい方でした。
予選はとりあえず去年のベストタイムより速いタイムを出そうと思い走りました。決勝はまさかの予選で一位通過だったのでもし前日と同じくらいのタイムが出なかったら負けてしまうだろうとプレッシャーがあって食欲がわかないと思ったんですがバナナ三本食べれたので身体のコンディションはバッチリでしたが500TTの疲労があり予選より速いタイムは出なかったので悔しかったです。

学連2年目のシーズンはじめから個人種目で優勝したこと、団体種目でも優勝にほんの少しだけ貢献できたことはとてもよかったと思います。今年はインカレの表彰台を狙って調子を上げていこうと思っています。よろしくお願いします。

 

レース後、八戸学院大学チームメンバーとともに。

<編集後記:学連ウォッチャー 深井>
今年は6校から女子選手が参加。東も西も女子選手が所属する学校が増えてきたように感じます。今回は八戸学院大学選手の活躍が目立つ大会でした。
レース前に勝ちパターンをイメージしていたこと、「バナナ三本食べれた」とか「レース前にお父さんに電話した」など臨場感あふれるコメント、なんだかそのシーンが目に浮かぶようです。詳細の回答コメントありがとうございました。