総合優勝への最後の戦い!ロードレース
最終日に行われるロードレースでは、本連盟のロードレース大会の中で最もチームの総合力が問われる戦いになります。
昨年は日本大学の吉田悠人が、途中で落車に見舞われながらもチーム力を活かして橋本英也選手(鹿屋体大OB)との雨中の激戦を制しインカレロード初優勝となりましたが、今年も各大学のエースが最終局面でしのぎを削る激戦となることは間違いありません。
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![レースを制したのは吉田悠人選手(日本大学)](http://jicf.info/officials/wp-content/uploads/2016/08/14067783_1742195086036126_7673545324679229340_o-1024x683.jpg)
今シーズンのU23カテゴリで活躍したメンバー
今年のインカレロードは日本CSC5kmサーキットで開催します。
男子は学生選手権個人ロードを制した徳田優選手(鹿屋体大)をはじめとして、RCSシリーズでトップ独走中の野本空選手と松本祐典選手の明治大学コンビ、欧州遠征でもまれてきた孫崎大樹選手(早稲田)、日大として今シーズン注目を集める活躍をした岡本隼選手など、多士済々なメンバーが今年もエントリーしています。
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今シーズンのロード種目で活躍したチーム(大学)
特に今年は京都産業大学の選手の台頭が目覚ましく、学生選手権TTT2位、木祖村個人ロードで2位に入った安田選手をはじめ、実業団メンバーとしても走った中井兄弟、TOJナショナルメンバーの間瀬選手なども上位に食い込む力を十分に備えており、久しく出ていない関西地方の大学から優勝者を出すことができるのかも、大きく注目されるところです。また、近年、ロード競技の中心となっている鹿屋体育大学、RCSなどで組織的な走りをみせる明治大学、インカレでの走り方を熟知している日本大学など、組織としての走りもインカレでは重要になります。
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女子ロードレースの行方は?
女子ロードレースは男子と違い、各学校ごとの人数制限いっぱいにエントリーできる大学が少ないため、多くの有力選手を抱える鹿屋体育大学・日本体育大学が総合成績の争いの中心となるかと思います。
昨年度、総合優勝している鹿屋体育大学は連覇がかかっていますが、前日までのトラック競技でいかに消耗せずに、ロード競技に臨めるかがカギになります。
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鹿屋体大に次ぐ人数をエントリーしてきた日体大。
最終学年となる齋藤選手を中心に下級生の選手達がどのような戦いをみせるか、注目が集まります。
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ロード競技でも有力候補になる梶原選手(筑波)のエントリーはありませんでしたが、
修善寺カップや木祖村個人ロードでいきなり好成績を残した福田選手(慶応大)など、他にも国際大会で成績を残している学連登記初年度の選手達の活躍が期待されます。
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個人の走力では上位の2校のメンバーに引けを取らない実力を持っていますが、エントリーの少ない大学の有力選手がチームメートがいない劣勢をいかに跳ね返すことができるかも大きく注目されるところです。
総合得点の争いは20位までポイント
なお、ロード競技は20位(女子は10位)までの選手に得点が与えられ、トラック競技で力を発揮できなかった大学でも一気に大量得点を狙い逆転することが可能です。
表彰台には立てなくとも上位入賞をかけ、大学の威信をかけて死力を尽くす選手たちの姿を多く目にすることができるはずです。 レースは数時間の長丁場となりますが、スタートからゴールまで目を離さず、是非会場にてご観戦いただき、大学No.1を決めるロードレースを注目してもらいたいと思います!
2016年8月25日(木)から28日(日)まで文部科学大臣杯第72回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会が静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンターで開催されます。
8/25-27はトラック競技は国際的なレースも開催される屋内250mバンクでもある伊豆ベロドローム、最終日8/28はロード競技でCSC5kmサーキット(左まわり・秀峰亭スタート・ゴール)で個人ロードレースが行われます。
日本学生自転車競技連盟公式サイト:http://jicf.info/ 特設情報サイト:http://jicf.info/officials/ また、競技速報Twitterにて、テキストLIVE配信予定です。 競技速報Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku