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第54回 西日本大学対抗選手権自転車競技大会

8月4日から5日にかけ大阪府岸和田競輪場で開催された本大会は9校から50名の選手がエントリー。各校のインカレ合宿や試験期間とも重なる時期となり参加人数は少なめでしたが、そのぶん密度の濃いレースが行われました。

レースは朝日大学が安定した強さをみせ総合優勝。続いて大阪経済大学、関西大学、大阪産業大学、中京大学という順位となりました。

トラック学校対抗総合表彰。朝日大学が13連覇を遂げた。

今回は選手2名以上がエントリーしていた総合順位上位4校の主将からコメントをもらいましたのでご紹介します。インカレへの思いも語っていただきました。
また、本レース学生委員として活動した西日本学連委員長の手嶋さんからもメッセージをもらっています。


■第1位 朝日大学
⻑⾕部 龍⼀主将コメント
西カレでは合宿の合間での大会ということで疲れがある中での大会でしたがみんな今出せる力をだして13連覇することができたので良かったです。
インカレでは去年総合4位だったので今年は総合優勝を目指しチーム一丸となって頑張りたいです。

チームスプリント決勝中の朝日大学。先頭が長谷部選手。

開会式では昨年度優勝の朝日大学から一旦トロフィー返還が行われた。

※朝日大学は合宿期間中でしたが参加メンバーは合宿を中断して本大会に出場し、終わり次第また戻るというスケジュールで臨んでいた由です。上記コメントも合宿中の長谷部主将よりいただきました。


■第2位 大阪経済大学
真部 拓海主将コメント
今回の西カレは出場校が少ないこともありましたが、大学対抗で2位という成績を残せたのは大変うれしく思っています。この成績が残せたのは主に1年生2人の貢献があってからこそなので感謝したいです。
インカレ(トラック)は伊豆ベロドロームということですが、ベロドを走った経験がない選手が数人います。そこのところが不安要素ではありますが、今出せる力を精一杯出して大経史上最高の結果が残せるよう頑張ります。 応援よろしくお願いします!

開会式で選手宣誓する真部主将
チームパーシュート出走前の大阪経済大学チーム(真部主将は写真左より2人目)


■第3位 関西大学
⼭神 海晴主将コメント
昨年の西カレでは3位。今年の西カレでは2位を取ろうとチーム一丸となって挑みました。しかし、結果は昨年と変わらず3位。悔しい結果となりましたが、これを糧に後輩たちが来年リベンジを果たしてくれると思います。
インカレでは個人・チームでの入賞を狙っています。目標を達成出来るよう、残された少ない時間を最善全力で過ごしていきます。応援宜しくお願い致します!

チームスプリント決勝出走前の関西大学チーム(山神主将は写真左)
チームスプリント予選中の関西大学チーム

手嶋 豊 西日本学連 学生委員長(関西大学)
今回の西日本インカレはいつも大会を仕切っている北山さんが諸事情で休まれるというアクシデントがあり、いつも北山さんの指示で動いていたのが、自分で何をしなくてはならないのかと考えて動かなくてはいけない大会でした。しかし東の学連委員の前委員長の小島さんや大人の役員の方々に色々教えてもらったりして何とか出来ました。

閉会式にて閉会を宣言する手嶋委員長

反省点としては、今回、大会の運営をしながら団体追い抜きの選手として走ったことです。運営の方に気をとられ、気持ちが作れないまま望んでしまいました。学連の仕事は大変ですが、色んな人たちと話せたりして結構楽しいです。西日本の大会はけいはんなロードと新人戦が残っているので最後まで気を引き締めて頑張っていきたいです。

チームパーシュート中の関西大学チーム(写真左から3人目が手嶋選手)

 


■第4位 大阪産業大学
源田 真也主将
今年の西カレは団体種目には出場せず、個人種目だけの出場でしたが、個人種目で表彰台に3人が乗ることができ、総合4位という結果を勝ち取る事が出来ました。
インカレでは2人がオムニアム、1㎞TTに出場し、7人がロードに出場します。 去年はトラック、ロード共に結果を残す事が出来なかった為、今年は、その悔しさを力に変えて上位入賞目指して頑張ります。 大阪産業大学をよろしくお願いします。

ポイントレースでは大阪産業大学選手が第2位(植益和行選手)、第3位(大前雄暉選手)でフィニッシュした。

 


■各種目表彰式(順不同)
全レースにおいて第1位を朝日大学選手が占める結果となりました(非エントリーの女子スプリント除く)。

男子チームパーシュート
男子チームスプリント
男子ケイリン
男子4kmIP
女子3kmIP
男子スプリント
女子スプリント
タンデムスプリント
ポイントレース
男子スクラッチ
男子1kmTT
女子500mTT

<編集後記 学連ウォッチャー:深井>
全国的に猛暑のなかでの開催となりましたが、幸いにも熱中症等の発生なく終えることができました。選手はじめレース中ずっと炎天下での執務となった競技役員や学生委員の皆様、おつかれさまでした。

西カレ2018競技役員、学生委員の皆様