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[レポート]世界大学自転車競技選手権その2

世界大学選手権 ロードレースレポート その2

・8/4 土曜日 個人ロードレース

8:55~ 女子個人ロードレース(89.3km)

【結果】 
1位 Marta Lach(ポーランド) 2時間54分57秒 
2位 Karolina Sowa(ポーランド) 2時間54分57秒 
3位 Jaqueline Dietrich(ドイツ) 2時間56分23 

7位 福田咲絵(慶應義塾大) 3時間01分57秒
10位 中井彩子(鹿屋体大) 3時間03分42秒

近年まれに見る猛暑が予報されたため、午前中のレースながらも距離が5km弱短縮されたコースで総勢23名が争うこととなった。

コースは3カ所の登坂を含む大周回コースを回った後、5kmの登坂がある17kmの小周回を1周回るレイアウトとなっており、6名のエントリーをしてきたオランダや強豪オーストラリア、またタイムトライアル優勝者を擁するチェコチームを中心にレースが展開することが予想された。

暑さによる消耗を懸念してか、序盤はオランダ勢がコントロールしながら一つの集団で落ち着いたペースで走行。大周回最後のもっとも険しい登りでTTチャンピオンのTereza Korvosová選手(チェコ)がペースアップしたことで集団が一気に絞られる。

一時は先頭の7名に日本チームの2名が残るも、登坂をクリアする前に2人同時にドロップを余儀なくされる。

こぼれてくる選手を捉えようと、福田、中井両選手は追い上げを図るも、小周回で後方の選手に捕まり、スプリントのすえ、福田選手が7位、中井選手は最後の下り坂でコースアウトしてしまうトラブルもあり、10位でフィニッシュした。

14:00~ 男子個人ロードレース(105km)

【結果】 
1位 Ande Van Engelen(オランダ) 2時間56分33秒 
2位 Jacob Mathijs(オランダ) 2時間57分35秒 
3位 Liam Magennis(オーストラリア) 2時間57分35秒 

12位 冨尾大地(鹿屋体大) 3時間01分01秒 
15位 石原悠希(順天堂大) 3時間03分46秒 
完走 西尾憲人(明星大)  
完走 重満丈(鹿屋体大) 
DNF 川嶋祐輔(中京大) 
DNF 石井駿平(鹿屋体大)

男子も同様に猛暑の影響で後半の小周回が3周から2周回に短縮されてのレースとなった。スタート前から氷や水をかぶる選手が多くみられ、異常な暑さを物語っていたものの、女子とは対照的にリアルスタートからハイペースな展開となった。

日本チームからは序盤のアタック合戦に冨尾、石井、重満選手を中心に参加し、積極的な動きをみせていた。15km地点あたりで冨尾が単独で飛び出し、そこに先日のTTチャンピオンであるLiam Magennis選手(オーストラリア)含む3名の選手が合流し、逃げが形成される。

徐々に集団との差を広げていくが、強力な引きと急勾配の坂によって冨尾選手は逃げグループからドロップしてしまう。どうにか体制を立て直したい日本チームであったが、下り区間で石井が単独落車によってDNFとなり、主力を欠く中での戦いを強いられてしまう。気温がさらに上昇し、ばらばらとメイン集団から選手がドロップしていき、川嶋選手もその一人となってしまうも、石原選手はメイン集団で冷静に展開し、重満、西尾選手の献身的なサポートの動きが見られた。

小周回に差し掛かったあたりでメイン集団が活性化し、日本チームの選手も統率がとれなくなってしまうが、冨尾選手がそこから5,6名で抜け出すことに成功し、9位集団のスプリントで4着、12位でフィニッシュし、日本チーム最上位となった。

学生レベルとはいえ、レベルの高いレースをこなす他国の選手を相手にどう立ち向かうかが試された今大会。レース戦術のみではなく、自国とは異なった気象や文化、環境の中でいかに順応して戦っていくかという総合的な能力が問われていたようにうかがえた。2年後のオランダ大会では、より選手として多角的な能力が試される世界大学選手権へのチャレンジ精神を抱いた多くの学生が名乗りを上げてくれることを期待したい。

本遠征にご支援いただいた関係者の皆様に、心から御礼申し上げます。

TEXT:橋本直(鹿屋体育大学)

[レポート]世界大学自転車競技選手権その1

世界大学選手権 レースレポート1

・7/31 火曜日 個人タイムトライアル

12:00~ 女子(8.63km×2周=17.26km)
出場選手:福田咲絵(慶應義塾大学)中井彩子(鹿屋体育大学)

14:00~ 男子(8.63km×3周=25.89km)
出場選手:石原悠希(順天堂大学)、冨尾大地(鹿屋体育大学)

今大会の最初の種目である女子個人タイムトライアルは正午12時から行われた。
コースはほとんど直線でテクニカルなコーナーはないものの、1周で獲得標高が134m、スタートから上り基調で、ペーシング戦術が鍵を握るコースレイアウトとなっていた。

勢いよく加速する福田選手(慶應義塾大)

女子の最初の出走選手は今年度の全日本学生個人タイムトライアルでの優勝者でもある福田選手。
スタートからものの5分で1分前を走る中国の選手をパスする好ペースを刻み、26分46秒73(+58秒35、平均38.7km/h)の6位でフィニッシュした。

発送台に付く中井選手(鹿屋体大)

続く中井選手は29分02秒59(+3分14秒21、平均35.7km/h)の13位でレースを終えた。

優勝はチェコのTereza Korvosová選手であった。

続いて14時から男子のレースがスタートした。この頃には日差しも照っており、気温は30℃を超えていたため、猛暑の中厳しいレースになることが予想された。

スタート前の冨尾選手(鹿屋体大)

男子は昨年度のツールド北海道における山岳賞獲得の活躍が記憶に新しい冨尾選手からスタート。後半にかけて後続の選手を引き離す走りをみせるも、38分40秒68(+4分48秒17、平均40.2km/h)で課題の残る結果となった。

コース上には芸術的なモニュメントも 石原選手(順天堂大)

個人タイムトライアルを得意とする石原選手は最後から6番目スタートで、ある程度他国の選手タイムを把握できる位置で出走した。1周回目で好タイムを記録し、そのまま維持できれば上位入賞が狙えるくらいの勢いであったものの、後半での失速を余儀なくされ、35分55秒57(+2分03秒06、平均43.2km/h)の10位でフィニッシュした。

優勝はオーストラリアのLiam Magennis選手であった。

石原選手のゴールを迎え入れるMTBの選手たち

・8/1 水曜日 クロスカントリー

10:30~ 女子(4.19km×5周=20.95km)
出場選手:山田夕貴(松本大学)

レーススタート前の山田選手(松本大)

14:30~ 男子(4.19km×7周=29.33km)
出場選手:上野蓮(日本経済大学)、江越昇也(桐蔭横浜大学)、穴田玖舟(札幌大学)、黒瀬文也(東海大学札幌キャンパス)、松田賢太郎(慶應義塾大学)、松本佑太(法政大学)

男子MTB・XCOのスタートに備えるMTB大学日本代表チーム
レース中の山田選手(松本大学)の様子

大会2日目はクロスカントリー競技が行われた。
午前中の女子の部には日本チームから唯一のエントリーである山田選手が出場。スタート直後の位置取りが重要となるため、選手達はUCIランキング順にスタート位置に並ぶ。

山田選手は18人中8番目の位置からのスタートであった。スタート早々有力選手が数名飛び出し、追う展開に。

段々と気温も上がり、レースを降りる選手も出る中で、山田選手は力を振り絞り1時間15分44秒62(+13分02秒38)の9位でフィニッシュした。

優勝はドイツのFelicitas Geiger選手、ランキング上位の選手を振り切る力強い走りであった。

現地では14時から16時にかけて気温がピークに達するため、暑さとの戦いもハードなレースになることが確実であった。
日本チームの中では先日行われた全日本選手権のU23において最上位であった上野選手の入賞に期待がかかった。

男子MTB・XCOスタート前 有力選手が前に並ぶ

男子のレースも女子と同様にスタート直後から数名の有力選手が飛び出し、 後続がばらばらと続く展開になるものの、期待のかかる上野選手が5、6番手の好位置で最初のフィーディングゾーンを通過した。

9位に入った上野選手(日本経済大)

今回のコースでは1周回の内に2回、同じゾーンでのフィーディングを行う形式であったため、出走していないロード選手も総出でサポートにあたった。上野選手が9位と健闘し、その他の5名の選手も全員無事完走することができた。

チーム内のランキング上位選手の黒瀬選手(東海大学札幌)

競技結果
1位 Erno Mccrae(ベルギー) 1時間17分04秒

9位 上野蓮(日本経済大学) 1時間24分23秒
13位 穴田玖舟(札幌大学)   1時間27分36秒
14位 江越昇也(桐蔭横浜大学) 1時間28分28秒
15位 松田賢太郎(慶應義塾大学) 1時間29分09秒
16位 黒瀬文也(東海大学札幌) 1時間29分34秒
17位 松本佑太(法政大学)   1時間30分29秒

IC VOICE2017:#06・畑頌聡(慶應義塾大学)

2017年8月31日(木)〜9月3日(日)、文部科学大臣杯 第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会がトラック競技・長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場( 333.33m)で、ロード競技・長野県大町市美麻地区 公道周回特設コース開催されます。

今回が最後のインカレとなる4年生となる学連登記選手に質問してみました。

慶應義塾大学の畑頌聡(はたつぐとし)選手です。  神奈川県の慶應義塾高等学校出身の選手です。

Q:大学生活最後のインカレ今の心境は?
今シーズン調子が良いので本番に向けてワクワクしています。

Q:インカレ前、チームの雰囲気は?
チーム目標として団体追い抜きの入賞を掲げていて、合宿でもその為の練習を積み重ねているので是非注目して貰いたいです。

Q:過去のインカレで印象的な大会は?
2016年の修善寺インカレ
急遽出場が決まったポイントレースで強い選手達に喰らい付いて40km走り切った事です。競技人生で1番辛い時間でした。

Q:大学で自転車競技をしてきてよかった?
メリハリのある生活を送る事が出来たので良かったと思う。

Q:4年間で一番思い出に残る大会は?
2015年度・神宮外苑クリテリウム
当日は非常に調子が良くラスト1周も良い位置取りが出来ていたが最終コーナー手前の大落車に巻き込まれDNFになった悔しいレースでした。

外苑クリテリウムでは悔しい思い出も残る(写真は2016年度 2017.3.12)

Q:最後に一言メッセージを
インカレでは誰よりも熱いレースをします!
応援宜しくお願いします!

IC VOICE2017:#02・荒川貴都(慶應義塾大学)

2017年8月31日(木)〜9月3日(日)、文部科学大臣杯 第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会がトラック競技・長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場( 333.33m)で、ロード競技・長野県大町市美麻地区 公道周回特設コース開催されます。

今回が最後のインカレとなる4年生となる学連登記選手に質問してみました。

慶應義塾大学 4年 の荒川貴都選手、神奈川県の慶應義塾高等学校出身の選手です!

Q:インカレ前の心境とチームの雰囲気は?
至っていつも通り です。

Q:インカレの思い出と出場する事の意味は?
一昨年の松本でのインカレです。
個人的にポイントレースで攻めた走りが出来たことが印象的でした!
インカレは大学自転車競技選手にとっての一年の集大成のような大会だと思います。

2015年インカレのポイントレースでは攻めた走りが出来た(2015.8.28)

Q:大学での競技生活で一番印象深い大会は?
クラス1に昇格した行田クリテリウムが思い出に残っています!

Q:他大学の選手との交流は?
同期ならば、駒澤大学の森選手、杉野選手、東京大学の秋山選手、貫名選手、生駒選手、立教大学の関谷選手と交流があります。

Q:最後にメッセージを
ラストレース踏み切りますので、ご声援宜しくお願い致します!!!!

【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】~東大マネージャーが見た初心者からの挑戦・後編~

学生委員ブログをご覧の皆様、こんにちは。
東京大学自転車部競技班でチームマネージャーを務めております、4年の植田瑞貴と申します。

私が普段書いている東大自転車部の練習日記 http://d.hatena.ne.jp/ut-br/ を読んだ前学生委員長・方山さんからご指名をいただいて、昨年度から始まったこの企画。

これまでの連載はこちらから! 
【雨垂れ石を穿つ①順天堂大・原裕紀選手】-前編-
【雨垂れ石を穿つ②順天堂大・原裕紀選手】-後編-

私の所属する東大が初心者集団であることから、テーマは「大学から自転車競技を始めることについて」。高校以前に競技に触れたことがなかった選手たちは、何を感じ、どうやって上を目指しているのか。いろいろな大学の選手と私との対談形式でお届けしています!

***

今回インタビューに応じてくれたのは、慶應義塾大学の3年生で、昨年度インカレ女子ロードレース優勝の戦績を持つ福田 咲絵(ふくだ さえ)選手

福田 咲絵(ふくだ さえ):慶應義塾大学

競技開始:大学1年2月
大学以前の運動歴:水泳、陸上
得意種目:ロードレース
主な戦績:2016インカレ女子ロードレース優勝
前編はこちらから!
【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】-前編-
【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】-中編-

今回は、福田選手インタビュー完結の後編。今までの大会についての思い、今後の目標と後輩たちへのアドバイスを聞きました。それでは、ぜひご覧ください!

***

―インカレに出たくて学連に来たわけだけど、もうインカレタイトルは取っちゃったじゃん(笑)。これからの目標は…?

福田●去年の最初に立てた目標はインカレ完走で、4年の最後のインカレで優勝するっていう計画でした。けど、(インカレタイトルは)取っちゃった(笑)
もちろんインカレは大学生選手としては重視して、勝たなきゃいけないっていうのはあるんですけど、今の目標は長期的にはオリンピックです。そのために、今年は全日本選手権で表彰台に上りたいので、それに向かって今は練習してます。

―この選手とはライバル、みたいなのってあるの?

福田●みんな脚質が違うので、一概にこの人、みたいなのはいないですかね。自分がまだまだ伸び続けていると思っているので、いまのところ壁は作りたくないな、って。どこまで成長できるか、楽しみです。

―最初から強くなりたい、っていう気持ちがあって、それはずっと変わってないんだね。

福田●どうせ同じ時間をかけるんだったら、妥協したくなくて。せっかくやるんだったら、中途半端では終わりたくない。負けず嫌いで、男子と一緒に練習したときに男子に負けるのすら悔しいんです(笑)。
もちろん最初はまったくついていけなかったんですけど、だんだんつける距離を伸ばしていって、地道にやっていけば、女子でも強くなれる。さすがにバンクとかだと勝てない部分も多いですけど(笑)。でもやっぱり長い距離とか上りとかだったら勝てるようになるので。

―トラック種目だと単純なパワー勝負になっちゃうところも多いから、さすがにしょうがないのでは(笑)。ハロン(200mFTT)とかはね…

福田●うーん、でもやっぱり全部負けたくないです(笑)

個人ロードTTにも出場。残念ながらパンクにて無念のリタイアとなった(2017.6.4)

―あはは(笑)。慶應の選手に話聞いたら、「登りは普通に福田に負ける」って言ってたよ(笑)。

福田●みんなに「ヒルクライム好きでしょ」って言われるんですけど、実はそういうわけじゃないんですよ。登りはきついですし、ヒルクライムだと永遠にきついのが続くので(笑)。ロードレースはきつくないときがありますけど。

―咲絵ちゃんくらい考えられる人だったら、ロードレースには考えるってところの面白さもありそうだね。

福田●いやー、海外レースを走らせてもらって、まだまだ考えられてないなーって思いました。難しくてまだまだ勉強中ですが、考えるレースは好きです。
自分より(脚としては)強い人にでも、考えれば勝てるというか。もっともっと考えて走れるような選手になりたいですね。

―どこまでいっても男子の方が単純な力としては前にいるから、目標は作りやすいかな。

福田●そこは恵まれてますね。常に自分よりちょっと強い人、1.1倍くらいの人が練習相手だといいじゃないですか。
男子だと、チームで一番強くなっちゃうと練習相手に困ったりしますけど、女子だと必ず男子選手が上にいるので。そこで頑張ってついていけば必ず強くなる、っていうのは樫木さん(樫木祥子選手。駒澤大学OG、AVENTURA AIKO VICTORIA RACING所属)も言ってましたし。(女子選手は)結構みんな実践してます。

―樫木さん…私、2014年のジャパンカップで初めて樫木さんのレースを見て。そのとき樫木さんは機材故障かなにかで結果が出なくて、フィニッシュ後泣いてたんだよね。
それを見て、ああこの人はこんなに競技に懸けてるんだ、って思って、そこからひそかにファン(笑)。やっぱり咲絵ちゃんもそうだけど、一生懸命なにかを懸けてやってる人は応援されるよね。

修善寺オープンロードでは樫木選手に勝利し優勝の座を獲得した(2017.5.21)     ※ページトップ写真は修善寺オープンのフィニッシュシーン

福田●負けて悔しくないってことは、そこまで頑張ってないってことかなと思います。スポーツも勉強も全部そうかな。私も去年とか、悔しい思いを何度もしました

―今までで一番悔しかったレースは?

福田●全日本と、実業団の宇都宮クリテ…完走すらできなかったんです。
宇都宮クリテは初めての実業団レースだったんですけど、もう号泣で…走りながら泣いて、走り終わってから泣いて。その一週間前に、ホビーレースの大磯クリテビギナーで優勝して、調子に乗ってたんですよね(笑)。こんなもんか、って(笑)。
全日本は、レース前の調整もうまくできなくて。なので、今年懸ける思いは強いです。
やりきった負けとそうじゃない負けがあるじゃないですか。順位よりも、内容が悪い方が悔しいですね。例えば…個人ロード(2016)は残りちょっとのところでパンクしちゃって。悔しいんですけど、でもちゃんと最後まで出し切れたので、後悔はしてないというか。

―個人ロードは…そうだね。(試合前から、咲絵ちゃんが強いっていう)噂は聞いてたんだけど、パンクなければ優勝してたかもしれないくらいの結果だったし、「福田さん思ってたよりずっと速いぞ」って話題になった(笑)。初めて私と咲絵ちゃんが話したのもたぶんその時で、「これからの学連を背負う選手なので」っていって慶應の誰かに紹介された(笑)。

福田●えっそんな(笑)。いやいやいや(笑)。

―応援してくれる人も増えたでしょ。

福田●そうですね。チームメイトだったり、友達だったり、監督だったり。特に親には感謝してもしきれません。
平日は大学行って、バイトしてってなると、どうしても練習時間は早朝と深夜にしかとれないことも多くって。夏は3時半起きで練習に行ったりもします。
そんなめちゃくちゃな生活時間を許してもらえるのは、本当に感謝しています。たくさん迷惑をかけているので、もっともっと結果で恩返しがしたいですね。

―大学、経済学部だっけ。両立が大変だよね。

福田●そこはうまくやるしかないですね。レポート書くときは、タイマー置いて(笑)。「2000字だから、2時間」とかって決めて終わらせて、別のことしたりしてます。
あんまりだらだらしたくなくて、勉強するときは勉強、テレビ見るときはテレビ、寝るときは寝るみたいな感じです。私、ローラーしながら音楽聞くとかできなくて…不器用なんです、たぶん(笑)。
今年からキャンパスが変わって通学時間が伸びて、ゼミも始まって忙しくはなると思うんですけど…時間がないって言われた方が、練習できるっていうのはあります。その時間しかないから、そこでやるしかないかなって。

―大学生ライダーの鑑だ(笑)。そういえば私、この間高校生の女の子と知り合う機会があったんだけど、その子が「大学に入ったら自転車競技を始めて強くなりたいんです、慶應の福田さんみたいに」って言ってたよ。

福田●えっすごいですね!ええ~!(笑)嬉しい…。
知ってもらってる、ってことがまず嬉しいですし、もっと目指してもらえるような強い選手になりたいですね。

―これから自転車競技始めます、っていう人に言いたいことってありますか?

福田●自転車競技は大学から始めても遅くないって思うんです。だから、恐れないで始めて欲しい。
最初はとにかく実走で乗り込むことが大切だと思います。あとはレース出て経験して、反省して上手くいかなかった部分を練習に落とし込んでいくことを繰り返せば必ず強くなれると思います。

―そうやって新しい舞台に行けば、考えられることは増えるよね。

福田●海外レースを走ったことで、考え方が大きく変わったところも多いです。新しい課題が見つかって、それを克服することが続いていくからこそ、楽しいっていうのはあって。
それがなくなったら、楽しくないんだろうなって思います。なんでしょうね…楽しんでます。楽しむことが大事なのかなって、思います。
ただただ練習するんじゃなくて、何を目的として練習しているか、っていうのは常に考えてます。考えてるのと考えてないのだと、同じ練習をするにしてもぜんぜん違うんじゃないかなって思ってるんです。私も考えきれてるわけじゃないので、常に考えなきゃな、って思ってます。

***

私もスタッフとして4年間いろんな選手を見てきて、考えて走ること、練習することの大事さはとても感じています。しかし一方で、それを意識することが難しいのも事実です。これから強くなろうとする人にとって、とてもいいアドバイスだと思います。
今後のより一層の活躍に期待して、応援しています。

福田選手と筆者(2017.6.4 個人ロードTT会場にて )

 

(「雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手 連載おしまい)

【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】~東大マネージャーが見た初心者からの挑戦・中編~

学生委員ブログをご覧の皆様、こんにちは。
東京大学自転車部競技班でチームマネージャーを務めております、4年の植田瑞貴と申します。

私が普段書いている東大自転車部の練習日記 http://d.hatena.ne.jp/ut-br/ を読んだ前学生委員長・方山さんからご指名をいただいて、昨年度から始まったこの企画。

これまでの連載はこちらから! 
【雨垂れ石を穿つ①順天堂大・原裕紀選手】-前編-
【雨垂れ石を穿つ②順天堂大・原裕紀選手】-後編-

私の所属する東大が初心者集団であることから、テーマは「大学から自転車競技を始めることについて」。高校以前に競技に触れたことがなかった選手たちは、何を感じ、どうやって上を目指しているのか。いろいろな大学の選手と私との対談形式でお届けしています!

***

今回インタビューに応じてくれたのは、慶應義塾大学の3年生で、昨年度インカレ女子ロードレース優勝の戦績を持つ福田 咲絵(ふくだ さえ)選手

福田 咲絵(ふくだ さえ):慶應義塾大学

競技開始:大学1年2月
大学以前の運動歴:水泳、陸上
得意種目:ロードレース
主な戦績:2016インカレ女子ロードレース優勝
前編はこちらから!
【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】-前編-

中編では練習と初の海外遠征・BIWASE CUPの経験について語ってもらいました。それではぜひご覧ください!

***

―最初は実業団スタートだよね。全然実業団のことを知らないんだけど、練習に行って教えてもらうって感じだったの?

福田●いや、クラブチームなんで、指導者がいるっていう感じではないです。強い人にひたすら引きずり回されて(笑)、それにひたすらついていくっていう感じです。これがレースの100倍くらいきついんです(笑)。
本当にきついですけど、自分1人では絶対に出せない強度なので、引きずり回してくれるチームメイトには本当に感謝しています。
あとは、走っているときにいろいろアドバイスをしていただいたり。下りのフォームとかは今もまだ勉強中です(笑)。
そんな感じなので、基本は自分でメニューを組んでやってます。

―組む時はなにを参考にしてるの?

福田●目標にする大会のコースプロフィールと去年の結果をそろえて、勝負所になりそうなところに近いものの反復練習、みたいな感じですね。
あとは、中学高校時代にやってきた陸上とかのメニューを参考にして…陸上では距離でやるんですけど、それを時間換算にしてます。競技は違うけど、体を使うスポーツっていうところは同じじゃないですか。

―その辺は今までの経験が生きてるというか。

福田●陸上の時の練習ノートを見返して一年分くらい全部(データとして)落とすと、自転車やってるときと同じような傾向が出るので。
もちろん中学生のときと今を比べると(体力的に)練習量は全然違うんですけど、冬だったら短い距離より長い距離の練習が多い、とか参考程度に。

―大学生で、選手としてプレーしつつ自分で考えて分析をできる人って、そうそういないと思うよ…!

福田●いやいや(笑)。何も考えずにただ練習に行くだけ、っていうのが、嫌で。とりあえずやればいいって思ってる人も多いですけど、それじゃ強くなれないかなって。時期によって自分が強化したいところを、重点的にやったりしたいんですよね。
…こんなこと言ってると「まだまだ考えてないだろ!」って言われちゃいそう(笑)。
ちなみに機材いじりは大っ嫌いなんです(笑)。

―えっ、そうなの(笑)。ハンドル幅とかのこだわりは?

福田●いや、なんにも…(笑)。たまたまいい自転車で自分に合ってたのかもしれないんですけど、ハンドル幅も、サドルも、何一つ変えてないです。買ったときのそのまんまです。
去年はポジションも何も考えないで乗ってたんです。でも去年レース終わってから、すごく変えました。去年はただ登ることしかできなかったんですけど、今年は平地とかも強化して。
私、変わるっていうことが怖くて。今までうまく走れてたものが、変えることによって走れなくなったらどうしようって恐怖があって、シーズン中はおかしくてもいじらなかったんです。

―それでもシーズンが終わって、もっと強くなるためにやらなきゃ、って?

福田●次に強くなるためにはどうしたらいいかって考えて、じゃあまずポジションいじろう、って思いました。
その次に、去年は全然平地とかアタックとかダメだったので、(その対策として)大嫌いなトラック始めたりとか。苦手克服というか、これじゃダメだな、と思ってたので。

学連TRSや静岡県車連主催のトラックレースにも積極的に参加した (写真は2016年度TRS第5戦 2016.12.3)

福田●あと、練習を記録するってすごく大事だなって思っています。練習を記録することは、後から振り返る時のためになるので。調子が良かったときはこういうことやってたなー、とか、レース前これを食べてたな、とか。
さらにレース前に見返して、これだけやったなら大丈夫っていう精神安定剤にもなりますね。やっぱり練習と自信ってイコールだなってすごく感じています。なので基本は全部自分でメニューを組んで練習してます。

―ちなみに何食べてるの?

福田●えっと、この時間にカフェラテを絶対飲まなきゃダメ、とかジンクスがあったんです。
ただ、今はベトナム遠征でアップできないまま出走したり、食べたいものが食べられるわけでもなかったりしたのを経て、何が起きても動じなくなったというか。
タフになって、何食べても大丈夫なんですけど…(笑)。

―なるほど。ベトナム遠征の影響は大きかったのね(笑)。
(注:2017/3/8-16にベトナム・ホーチミンで行われたBIWASE CUP2017)
初めての国際レース、どうだった?

福田●国内のレースとは全然違いました。国内は体力勝負で、地脚がある人が勝てるレースですよね。集団になることは少ないし、なっても牽ける人も少なくて、お互いにみんな脚質も、得意なことも苦手なこともわかってる。
ですけど、海外はそうじゃないので、すごく頭を使いました。それに速度も速くて、120kmのレースでアベレージ40何km/hとかで。国内の男子のレースよりも速いくらいで、最初の1時間とか2時間はアタック合戦がずーっと続いてました。
国内のレースで勝つだけだったらひたすら練習すればいいと思うんですけど、海外のレースで活躍しようと思ったら経験も積まなきゃいけないなって。今回は、「そうじゃない!」って怒られたりもして…(笑)。私は、まだまだって感じです。

―咲絵ちゃんの練習日記は読んでるんだけど、あのレースレポートは読んでて途中で誰がどういう状況なのかよくわからなくなって(笑)。それくらい考えることが多そうだなと思った。
個人的には、レースが終わった後にその詳細を反復できる人は、考えて走ってる人が多いように思ってるんだよね。それをステージレースで毎日やってるんだもんな、すごいなって思ってた。

福田●毎日、次の日は同じことを間違えない、って思ってました。本当に私、不器用なので、いきなり最初からできたりはしないんです(笑)。

―まず国内でもそういうレースができる機会があるといいよね。学連は最近(大学学連登録以外の)女子選手のレース参加者を募集してるし、実際に走ってる身としては女子選手どんどん増えて!って感じ?
(注:女子選手がオープン参加が可能な大会について

精鋭集団もレースが終わり私服に戻れば今風の大学生に変身!(2017.6.4 個人ロードTT会場にて)

福田●そうですね。TRS(トラックレースシリーズ)とかだと、(学連選手だけだと)ポイントレース走ってても人数が少ないので…もっともっと増えて欲しいな、って。

***

大学より前のスポーツ経験と知識を活かすことと、考えて練習することを継続して、迅速に着実に強くなった福田選手。その努力には頭が下がります。
次回は福田選手インタビュー完結の後編。今までの大会についての思い、今後の目標と後輩たちへのアドバイスを聞きました。次回更新にご期待ください!

【雨垂れ石を穿つ②慶應義塾大・福田咲絵選手】~東大マネージャーが見た初心者からの挑戦・前編~

お久しぶりです。
東京大学自転車部競技班でチームマネージャーを務めております、4年の植田瑞貴と申します。

私が普段書いている東大自転車部の練習日記 http://d.hatena.ne.jp/ut-br/ を読んだ前学生委員長・方山さんからご指名をいただいて、昨年度から始まったこの企画。

これまでの連載はこちらから! 
【雨垂れ石を穿つ①順天堂大・原裕紀選手】-前編-
【雨垂れ石を穿つ①順天堂大・原裕紀選手】-後編-

私の所属する東大が初心者集団であることから、テーマは「大学から自転車競技を始めることについて」。
高校以前に競技に触れたことがなかった選手たちは、何を感じ、どうやって上を目指しているのか。いろいろな大学の選手と私との対談形式でお届けしています!

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今回インタビューに応じてくれたのは、慶應義塾大学の3年生で、昨年度インカレ女子ロードレース優勝の戦績を持つ福田 咲絵(ふくだ さえ)選手

福田 咲絵(ふくだ さえ):慶應義塾大学

競技開始:大学1年2月
大学以前の運動歴:水泳、陸上
得意種目:ロードレース
主な戦績:2016インカレ女子ロードレース優勝

学連デビューは2016年5月の修善寺オープンロードレース大会。
学連レース初出場ながら、1位の昨年度インカレ・個人ロード覇者の樫木祥子選手(学連OG)からたった2秒遅れの2位。

その3か月後の8月には、なんとインカレ女子ロードレースを制覇。序盤から前を引き続け、ラスト30kmは単独逃げ。ペースを緩めることなくゴールへ。競技を始めて半年とは到底思えない圧倒的な強さで、大きな話題となりました。

単独で逃げを決める福田選手(2016年インカレにて)
インカレ初出場で初優勝をはたした(2016.8)

 

3月にはBIWASE CUP出場のため日本チームとしてベトナムに遠征。アシストとしてチームメイトの唐見実世子選手の総合首位を守りつつ、個人総合成績3位を獲得する快挙を達成したことも記憶に新しい福田選手。

この遠征からの帰国後、話を聞くことができました。それではぜひご覧ください!

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―咲絵ちゃんは一番最初にサークルでサイクリングをしてたんだよね。始めたのはなんでだったの?

福田●高校までは勉強と部活、行事しかできなくって、忙しすぎて旅行とかも一切行けなかったので、旅したいなーって思っていて。ただ旅するよりも、体力も鍛えてきたから自分の力で旅したいな、っていうのと、その方が達成感があるな、っていう思いがあって。サイクリングサークルの新歓に行ったら楽しくて…風切る感じが!それで、入っちゃいましたね。

―それで気づいたら追い込む感じになってた、みたいな…(笑)。

福田●綺麗な景色を見ることが好きなので、おのずと山に登ることになって。
(走力が)上の班に行くといっぱい走れるから、いっぱい綺麗な景色が見られるんですよ。

―ああ、班分けがされてて、その上の班に行きたい!ってなったのか。

福田●はい。速い先輩たちについていきたくって最初は無理してたんですけど(笑)、必死についていってる間にだんだん走れるようになってきて。
最初はサークルの週一回くらいの活動だけだったんですけど、夏過ぎたくらいから物足りなくなっちゃって(笑)。毎月自分で一人で旅行を企画して、四国一周したり、各地の島を回ったり、そんなのをやってました。

そのうちホビーレースにいくつか出てる先輩から、「実業団チームの本拠地みたいなところに行ってみない?」って誘われて、「あっじゃあ行きます!」って興味本位で行っちゃったんです(笑)。
けど、練習会で、もう五秒くらいで千切れちゃって。やっぱり競技とサイクリングは全く別物で…でも千切れたり、負けたりするのがすごく悔しかった。ただの負けず嫌いですね(笑)
そこで「(競技を)やるか?」って言われて「やります」って。「女子選手は少ないし、ホビーレースでやるよりも実業団登録しな」ってアドバイスをもらって、その日に登録しちゃいました

―もういきなり登録したんだね(笑)。それで部に入る前に実業団で一か月くらいやってたんだっけ。

福田●はい。去年の二月くらいに実業団の練習に初めて行ったんですよ。その時に、ちょうど樫木さん(樫木祥子選手。駒澤大学OG、現AVENTURA AIKO VICTORIA RACING所属)がその練習会にゲストで来てて、「(大学チームに所属して)学連でも走りなよ!」って(誘われて)。
部に入るかはすごい迷ったんですけど…でも、話を聞いてて、インカレに出たい、私もインカレで勝ちたい、っていう思いが強くなったんです。
ただ、私の中では「体育会」っていうと毎日拘束されて、他の事できないんじゃないかなって思っていて、ハードルが高かったです。高校まで部活と勉強に縛られてたのを、大学では留学したりとか、バイトしたりとか、いままでできなかったことをやろうと思ってたので。

―それができなくなっちゃうのは、嫌だなあと。

福田●はい…あと女子選手がいないっていうのも不安で、実業団だけでもいいかなって思ったんです。だけど、インカレで勝ちたいっていうのと、実業団の練習が週一回だけだったので、(入部したら)もっと練習回数も増えて強くなれるかなっていうのもあって、入部することにしました。

―自転車部に入ったのはいつなんだっけ?

福田●一年の三月、中旬くらいだっけ…?神宮(明治神宮外苑クリテリウム)のころで。去年神宮を見に行って部員みんなに挨拶したって感じです。「初めまして、来年ここで走ります、頑張ります!」って。でも結局出られなかった…(笑)。
(注:今年度の明治神宮外苑クリテリウムの日、福田選手はBIWASE CUP出場のためベトナムに遠征していた)

―あはは(笑)。
いろんな選手を見てて、自転車を楽しめることって根本として結構大事なのかな、と思うんだよね。落車とかすることもあって、そうすると練習できなくなって、しばらくは弱くなっちゃうじゃん。そこで嫌になっちゃう人とかも結構いる気がするので…競技関係なく自転車続けられるかどうか、みたいなところは、あるかなって。
レースとサイクリング、どっちが好き、とか楽しい、みたいなのってあるの?それはもう別物?

福田●両方楽しいです。もともとサイクリングから始めたのもあって、自転車に乗ることそのものが好きなので。
将来は、またサイクリングしたいなって思ってます。老後でも、サイクリングは時間とお金があればできると思うんです。でも、競技はやっぱり体力も環境も必要だから、今しかできないのかなって思って、じゃあ今しかできないことを全力でやろうと思って。大学のサポートがある今だからやりやすいので。

―慶應はもともと女子選手がいたことがあるわけではないのかな?入部するって言ったときはスムーズに入れたの?

福田●快く迎えてもらいました。一応(女子選手が)むかーしにいたことはあって、あとは留学生で短期で来ていた人がいた、みたいなことはあったみたいです。

―自転車は、特にロードなんかは持久系のスポーツだから、特に一人だと練習を継続していくのが結構つらいっていう話はいろんな選手から聞くんだけど、咲絵ちゃんはそんなことない…?練習ブログ見てるとかなりの量練習してるよね(笑)。

福田●うーん…、練習はもちろんきついです。試合より何倍も、何十倍も(笑)?
けど、練習でできないことが試合でできるわけはないし、試合で負けるのが1番嫌なので(笑)
水泳や陸上はゴールまでに全ての力を出し切る競技だけど、ロードはいかに脚を勝負どころまで溜めて勝負できるかなので、そこが1番水泳や陸上と違うところだなーって思います。
まあ、そこが難しくて、ロードの面白い部分でもあると思います。

―やっぱりきついスポーツではあるけど(笑)、新しい競技を大学で始めようと思ったとき、自転車っていう選択肢は結構いいと思うんだよね。
だけど、女子選手で初心者で始めて強くなるっていう人はそんなに多くない…。女子の競技者人口が少ないのはなんでなんだろうね。

福田●危険を伴うスポーツだっていうのと、足が太くなるっていうイメージが強いのと(笑)、…競技人口が少ないから、一人で練習することが多くなる、っていうのもありますかね。
あとは女子の方が選べるウェアとか、自転車とかが少ないっていうのも。私は背は159cmで、普通に乗れるんですけど。

―あ、咲絵ちゃんが乗ってるフレームってFocusだったよね。ミントグリーンの。あれ可愛いよね…!

福田●ありがとうございます!

他の選手で、あんまり(自転車の見た目を)気にしない人もいっぱいいますけど、私はそういうの結構こだわってます。シューズのバックルの色とかも変えてます(笑)。

―バーテープもピンクだったよね。可愛い。

福田●そうなんです。みんなに(カラーリングが)おもちゃみたいって言われて、おもちゃ屋さんで売ってるでしょって言われたりもするんですけど(笑)。
私はやっぱり好きなのじゃないと続かないかな、っていうのがあって。楽しんでます。

自転車や装備のカラーリングにもこだわる(木祖村個人ロードにて 2016.7)

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まずは自転車を始めたきっかけと自転車への愛着を語ってくれた福田選手。中編では練習と初の海外遠征・BIWASE CUPの経験について語ってもらいました。次回更新をお待ちください!

文武の道にいばらあり!③ 慇懃高校生、スライム系大学生になる!?

みなさんこんにちは!慶應義塾大学の大前翔です。
さて、最終回となる今回は、前回ご説明した私自身の完璧主義を題材にし、まずは医学部を志望した経緯を振り返ってから、完璧主義を崩壊させた1つの大事件を振り返ります。

過去の大前選手の記事はこちらから!
文武の道にいばらあり!①
文武の道にいばらあり!②

YouTubeでツールドフランスの動画を見て自転車競技の面白さに取り憑かれ、私は自転車競技を始めることにしたのでした。それが、中学3年生の秋です。
本当は、すぐにでも始めたかったのですが、機材も、ウエアも、知識も何もなかったものですから、暫くは、水泳の練習を続けながら、自転車競技に関する情報を収集する日々を過ごしました。
そして、年が明けた1月、苦肉の策の移籍から2年半、お世話になったスイミングクラブを辞め、なにひとつわからない、誰も導いてくれない自転車競技の世界に足を踏み入れました。

ガッツリ初心者感を漂わせる、初めてロードに乗る前の記念写真

この過程が、勉強の方にも、私の心境に大きな変化を及ぼしました。医学部を目指すようになったのです。

自転車競技のトレーニングの大きな特徴は、「自分の運動を定量化して可視化できるデバイスが存在し、そのデータを後々にわたって管理できる」ということです。
つまりは、サイクルコンピュータ、突き詰めればパワーメーターのことなのですが、私の眼にはこれが、新しい希望の一筋のように写ったのです。

もともと、自分自身がスポーツをすること以外に、トレーニングを構成する側、つまりトレーナーやマッサーの仕事にも興味があった私は、自転車競技を始める過程で、「自分が自分のトレーナーになる」ことをとても楽しみにしていました。
それで、トレーニングに関する書物やウェブページを読み漁り、基礎知識を習得したのでした。試験の勉強はよくできたものの、自分の将来についてあまり深く考えていなかった私でしたが、ふと「アスリートを支えるトレーナーか、マッサーになれたらいいな」と考えました。しかし、慶應義塾の学部の中に、それらになることのできる学部は存在しません。
そこで、それらを包括する、医学部の選択肢が挙がりました。より深く調べると、マッサーやトレーナーとして活動する上で、医師免許をもっていると優位性がある、といったことが分かってきました。こうして、私は医学部を目指す覚悟が決まりました。

慶應義塾の自転車競技経験者はそのほとんどが高等学校からの内部進学者で、その他7割以上の部員は大学から自転車競技を始める

医学部を目指すとなると、内部進学でもその勉強は至難です。700人いる1学年のうち、医学部に進学できるのは22人。常にクラス1位の成績をキープしていないと、医学部進学に安心な内申点は確保できません。

そして、この内申点を巡って、私の完璧主義が、思わぬところで打ち砕かれることとなるのです。

高校2年生の後期期末試験の2週間前、私は発熱、悪寒、関節痛に襲われていました。インフルエンザです。私の場合、クラスで1位をとるための定期試験の勉強は、試験3週間前くらいから始めて、2週間前くらいから本腰を入れるのが通常です。
しかし、インフルエンザのせいで、机に向かうにも頭は働かず、かといって寝て回復を待つだけというのも私の精神が許すわけもなく、病体に鞭を打ち、3時間睡眠で勉強を続けました。そのためにインフルエンザの症状も長く続きましたが、1週間ほどで完治し、それからはさらにギアをかけて、1時間半睡眠で勉強に取り組みました。
ご飯の時間も、母におにぎりを握ってもらって食べながら資料を読み、湯船に浸かる時もふたの上に教科書を載せて読みました。また、眠気を抑えるため、コーヒーを時に一日2リットル飲むこともありました。当然胃は荒れましたが、私の完璧主義は、インフルエンザで勉強できなかったことが期末試験の成績を低下させることを許しませんでした。

16年度浮城のまち行田クリテリウムでクラス1に昇格

そうして結末は、皮肉なことに、期末試験2日目の夜に、自律神経失調によって倒れてしまったのです。
意識を失ったわけではないので今でも覚えていますが、なぜか涙と声だけは出て、自分の意思は明瞭にはわからない、そして全身は硬直して動かない、そういった状態で、リビングで、両親の目の前で、倒れてしまったのです。

精神的、神経的なものだったので、症状は1時間ほどで収まり、体は鉛のように重たいながらも動かせるようになりました。救急車は呼びませんでしたが、翌日は試験を休んで病院へ行くことになり、その診断結果からそれ以降の試験も休むことになり、残りの試験を受けることができませんでした。
勉強に関して、人生で初めての挫折です。それも、実際に試験を受けて挫折したわけではないのが、最も大きな問題です。中島敦の『山月記』の言葉を借りれば、「臆病な自尊心」「尊大な羞恥心」によって、私は試験の点数が悪いかもしれないという危惧から試験を受けることができず、また試験を受けずして挫折したのでした。
これは私にとって、かなりショッキングでした。

最終的には、試験の成績は、日頃の私の頑張りを見てくださっていた高校の先生方が、見込み点を高く評価してくださったおかげで、医学部進学に全く差し支えないものに収まっていました。
しかし、試験を受けずして高い成績をもらった自己への反省は深く、また自身の完璧主義への強い執着が招いた失態を重く捉え、それからは、自分を無理に追い込むことは一切やめました。
つまりは、完璧主義からくる義務感で物事を遂行しようとすることは一切なくなりました。

16年度学生個人ロードでの筆者

高校2年生までの私にとって、「文武両道」、及び、勉強とスポーツそれぞれで結果を出すことは、私自身の展望ではなく、義務となっていました。
完璧主義がそれらを縛り付け、尊大な羞恥心によって、それらが達成できなさそうな時は、逃避に走ってしまっていました。先に述べた一大イベントによって、私の完璧主義は打ち砕かれ、私は今「展望」として、文武両道を掲げています。

人間、頑張っても無理なことはあります。然るべき時に出来る精一杯を尽くして、それでもどうにもならなかった時には、大人しく赤っ恥をかけば良いのです。
高校2年生以前の私は、それができませんでした。

こうした心境の変化は、レースやタイムトライアル、試験直前やプレゼンテーションの前など、いわゆる「本番前」の精神状態に、安定をもたらしてくれます。

以前の私なら、「本番はこうでなくてはならない」という理想像に縛られて、それを実現するために、必要以上の緊張と不安を背負っていました。
対して現在は、「今、本番に向けて出来ることは何もない。本番が始まったら、大人しく全力を尽くすだけ。その結果がどうなっても構わない。」と考えることにより、プレッシャーが驚くほど減少しました。
定期試験の前日や当日朝に「謎の余裕」を感じる人は多くいると思いますが、そういう人の心理状態は、これに近くなっているのかもしれませんね。

プレッシャーなく試合に臨めたことも、インターハイ2位という成績を残せた理由の1つ

3回にわたり、文武両道をテーマに、私の20年の人生のターニングポイントを振り返ってきました。この文章を通じて、「何かしら」を感じ取ってくださったら、本望です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

文武の道にいばらあり!② 水も滴るマッスル中学生、車輪も回る汗だく高校生になる

みなさんこんにちは!慶應義塾大学の大前翔です。
さて、前回は、文武両道というテーマで、私の幼少期から少年期までを振り返りました。
今回は、私の中学校時代の、人生を賭けてきた水泳というものへの心情の変化から、自転車競技を始めるところまで、綴らせて頂きたいと思います。

過去の大前選手の記事はこちらから!
文武の道にいばらあり!①
小3、JOCカップ決勝にて(大前選手は手前から二人目)

小学校4年生の終わりの春、私が全国大会で、年代別優秀選手に選ばれるほどの活躍をしたことは前回書きました。それで、暫くの間、私はすっかり有頂天になってしまったのでした。

快挙とも言える活躍をしたJOC以降、私のベストタイムの伸びは、一切止まってしまいました。毎試合、大体ベストタイム+0.5秒くらいのタイムが上限だったように記憶しています。
ベストが出ない焦りや苦悩はありましたが、それでも、東京都や関東レベルの試合なら十分優勝でき、周りから賞賛されるタイムだったので、私はそれについて暫く楽観的でした。
しかし、その後1年間、タイムは更新されることがなく、状況改善のためにと繰り返したフォーム改善などの試行錯誤が全て裏目にでて、むしろ3秒も、1年前のベストタイムから遠ざかってしまったのです。

ここまで、トントン拍子で成績を出してきた私にとっては、これが人生で最初の挫折でありました。ただひとつ、ベストを更新できない自分を許容する心の支えとなっていたのは、自分が中学受験の勉強のために、水泳の練習の比重を従来よりも少し落としていたことでした。
さしずめ、小5、小6の2年間は、水泳ではベストタイムこそ更新できませんでしたが、受験が終われば、また水泳に熱中して、全国でも活躍できる選手に戻るはずと信じて、地道に水泳と勉強の両立を続けたのです。

小4、JOCカップ表彰式にて

ところが、無事中学校に合格して、水泳に熱中できる環境に戻ってからも、私のタイムは芳しくない状態が続きました。
苦肉の策で、7年間通い続けたスイミングクラブを辞め、神奈川県にあった名門スイミングクラブに入籍し、毎日必死で練習に取り組みました。

前回述べた、のちに共にリレーメンバーとして全国中学優勝を果たすことになる同期たちは、中学校入学当初は、まだ私よりも持ちタイムの遅い3人でした。
しかし、中学入学後、スランプに陥っている私を横目に、3人はグングンタイムを伸ばしていきます。つられるようにして、私も若干タイムを更新できるようになりましたが、成長のスピードの差は歴然、日に日に私は同期たちに追いつかれていきました。

スランプの時期。タイムが出ないだけに、ベストを更新できた時は嬉しさに観客席の父へガッツポーズする

勉強の方も、私をさらに追い詰めました。私の中学校は、毎週理科実験を行い、1週間後提出の持ち帰りレポートを書くという特殊な伝統があり、学年1,2の成績を争っていた私は、そのレポートにも甚大な時間を割いて注力せざるを得ませんでした。

自分の完璧主義がそうさせたのです。日々のハードトレーニングと睡眠不足が重なり、肉体的にも精神的にも追い込まれた日々を過ごしました。

中学3年生、中学最後のシーズンは、チームの主将を任されました。私以外のリレーメンバーはそれぞれ個性が強く、彼らを客観視してまとめる事を、コーチが私に期待したのでした。
「泳ぐのが遅い主将」、そんな言葉が頭をよぎって、そう言われない為の一層の努力をし、全身全霊をかけて練習して、最後の全国中学に臨みました。

結果は前回述べた通り、リレー2種目制覇、連覇達成。私のタイムもリレーメンバーの足を引っ張るものではなく、最終的には大成功、私の中学校の水泳部創部以来の快挙となりました。

そして私はある種の「出し切った感」を感じたのです。

物心ついた時から続けてきた水泳。それをやめるなんて選択肢は、私の頭にはその時には微塵もありませんでした。
しかし、全国中学が終わって暫く精神的に落ち着いた日々を過ごし、冷静になってみると、再び私が、リレーでなく個人種目で、全国のトップの舞台で戦っている姿を、想像できなくなっていることに気づきました。

人生の早い段階で、全国のトップでの活躍というものを経験してしまった私は、それ以降、ノルマがそのレベル以上に設定されてしまい、生半可な成績やタイムでは、満足できなくなってしまいました。中学校時代、勉強を3年通じて頑張ったのも、入学後最初の定期試験で、学年2位をとってしまったからです。
つまり、私は自身の完璧主義や過度の向上心によって、自分自身をより高い方向へ追い詰めていこうとする気質があるのです。全国のトップでの活躍が期待されない以上、あれだけ熱中し、青春を費やした水泳は、もはや私にとって面白いスポーツではなくなりました。
強い選手の研究のために一日30分時間を作って見ていた世界水泳の録画を見なくなり、YouTubeをサーフィンするようになりました。そしてその折、新たな光がふと私の眼に舞い込んできたのです。

小4、JOCカップスタート前

文脈から想像がついた方もいらっしゃると思います。これが私の自転車競技のルーツなのです。YouTubeでツールドフランスの動画を見て、取り憑かれてしまいました。
自分の脚ひとつで標高2000m級の山を軽々超え、3週間かけてフランス1周する。こんな頭のネジが外れまくった競技が他にありましょうか。

水泳をやめて自転車をやりたい、という両親への告白は、私が両親とこれまでしてきた対話の中では、群を抜いて一番シリアスで、緊張しました。最初は父は難色を示しましたが、私の決意が固いのを分かってくれ、最終的には認めてくれました。

中学時代の水泳に対する心情の変化から、自転車競技を始めるところまでを振り返りました。
最終回となる次回は、私を競技転向に導いた岩壁のように硬い完璧主義を打ち砕いた一大事件を振り返り、現在私が文武両道という言葉に対して抱いている私見を述べて、締めくくりたいと思います。
ぜひご一読ください!

外苑クリテ出場注目選手!#04

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが開催になります!

注目の学連選手紹介!!
今大会にエントリーしている選手を一部紹介します!今回はクリテリウムに強い印象がある選手たちです!外苑大学クリテリウムにむけてメッセージをくれました!


大前翔 おおまえかける
慶應義塾大学 1年/慶應義塾高校(神奈川県)

主な戦績 
キナンAACAカップ最終戦 1−1クラス 優勝 
2016RCS08 クラスB 優勝 
2016RCS10 クラスA 4位

Q:外苑大学クリテにむけて意気込みを
来シーズンは実業団での活動の為、部活の先輩と走れる最後の試合でもあり気合が入っています。
春休み中で練習もしっかりできているので、強豪選手にも怯まず立ち向かっていきたいです。

外苑大学クリテリウムは都内開催は選手も友人や家族を呼びやすいですし、人の集まりやすいところなので通りすがりの方にも楽しんでもらいやすくとても良いと思います。
ロードレースを知らない方にも、面白さを分かってもらえるような走りがしたいです。

2016年度学連新規登録(大学入学)のため外苑クリテは今回が初出場となる大前選手。写真は浮城の街行田クリテリウムClass2Bの最終周回。このレースで優勝し昇格を決めている。

Q:チームの注目ポイントを3つ
一つは、クラス1に属する選手が2人いるところ。近年の慶應のチーム力としては強い方だと思います。
もう一つは、チームの仲が良いところ。日々練習を共にし、冗談を言って笑い転げている仲間なので、共通の目的意識を持って頑張ります。
最後に、このメンバーで功績を出したことがあること。昨年開催されたAACAというレースの最終戦でチームプレーを発揮し、スプリントで私が優勝することができました。過去に連携を試したことがある仲間なので、今回もコミュニケーションをとりながら最善の戦略を臨機応変に練っていけそうです。

Q:チームの注目してほしい選手は?
今シーズンめざましい成長を遂げている、畑先輩です。大きな体から繰り出される圧巻のペダリングに注目して欲しいです。

Q:他大学で注目している選手は?
日大の沢田選手に注目しています。
大きな体から繰り出される圧巻のスプリントは警戒してもどうしようもないのでどうしようかなと思っています。(笑)

Q:最後に一言メッセージを
来シーズンは学連を離れ、実業団での活動となりますが、その次のシーズンはまた学連に帰ってくる予定なので、その時に暴れ回れるよう、ステップアップのシーズンにしたいと思っています。

今大会は私の通う慶應義塾大学医学部のお膝元で開催されるレースとなります。怪我したらすぐ治療できます。是非お気軽に足を運んでください!
注:観戦中に怪我をすることはありませんのでご安心ください。


黒枝咲哉 くろえださや
鹿屋体育大学 3年/大分県立日出暘谷高等学校

主な戦績 
2016九州チャレンジロード 優勝 
2016インカレ 男子TSP 優勝 
2016アジア大学選手権 クリテリウム 優勝

Q:外苑大学クリテリウムに向けて意気込みを
昨年、大学対抗戦の大会連覇を止めてしまった悔しさもありますが奪還というよりかは挑戦という気持ちです。

2015年度外苑クリテ 黒枝選手のフィニッシュシーン

RCSシリーズ戦としては最終レースではありますが自分としては2017年の初のレースなので良いスタートをきれるよう全力を尽くして優勝を狙います。
外苑大学クリテリウムは都内であるということで観客も多いし各大学の応援団も多いのが印象的です。
さらにカテゴリーが分かれてることによりライダーもかなりの数がいるのでその中で走れるのはとてと爽快で学生のレースでは珍しいと思います!

Q:所属するチームの注目ポイントは?
毎年の通り鹿屋体育大チームは攻撃が魅力です。
守る走りではなく攻撃、攻撃、攻撃のレースを展開しさらに個々の持ち味をチーム全体で把握することにより最大限に活かすことが出来ます。
どこの場面でもどのパターンでも勝てるチームです!

注目してほしいチームメイトは冨尾大地選手と徳田匠選手で2人ともクラス1で走る仲間です。共通して脚がある選手でスピードも持ち合わせています!
さらにメンタル的強さも兼ね備えていて
ぶれない心がチームの支えともなっています!
今回は スピード練習やインターバルトレーニングをチーム全体で取り組み神宮外苑クリテリウム対策として秘密の特訓もしています!

鹿屋体育大学メンバーはアジア大学選手権ロードでもクリテリウムレースを経験している  CHANGNYEONG KOREA(2016.10.15)

Q:他大学で注目しているチームは?
日本大学の選手は全員注目しています。
とくに岡本隼選手、沢田桂太郎選手はスピードともに持久力が大学トップクラスの2人がいる大学なので走り方や作戦などとても注目しています!同じ大学対抗で一緒に走ることになるのでとても楽しみです。

Q:最後に一言メッセージを
来シーズンは大学最後の年となるのでとにかく結果を残して次のステップに進みやすいよう努力したいです。
さらにU23のレースやUCIレースでポイントをとりたいと思います。
応援してくださる皆様へ!
いつも大きな声援をありがとうございます!応援があるからこそ頑張れるのでこれからもよろしくお願いします!


荒井佑太 あらいゆうた
法政大学 4年/仙台市立仙台商業高校

主な戦績 
2014外苑クリテ 大学対抗 2位 
2015TRS年間ランキング 優勝 
2016TRS年間ランキング 優勝 
2016全日本学生選手権トラック PR 2位 
2016インカレ トラック PR 優勝

Q:外苑大学クリテリウムに向けて意気込みを
この外苑大学クリテリウムは自分がどれだけ成長しているかを試す場でもあると考えているので今から試合が楽しみです。

会場にも各大学の応援団も駆けつけ最高の雰囲気の中でレースが行われる印象です。

Q:今回のレースの注目ポイントは?
過去の経験から積極的に走ること、勝負所での粘り強くまた、我慢強く、集団内でのポジショニングは非常に重要な要素だと思います。

湾岸クリテリウムClass1 2位でフィニッシュした荒井選手

Q:チームの注目選手は?
勝又選手と近藤選手です。二人共、上記したように勝負所でのポジショニングや積極性、粘り強さが売りの選手なので、そこを注目ししてもらいたいと思います。

Q:最後に一言メッセージを
今シーズンも法政大学をご声援いただき、ありがとうございます。
今シーズン最終レースとなりますが、精一杯チームで熱い走りをみせますので、法政大学チームへのご声援よろしくお願いいたします!