エリミネーション

オムニアム競技の中で行われる競技の一つで「どれだけ長く生き残れるか」を競うレースです。
333.33以下のトラックでは2周回に一度、車輪の後端が最後に通過した選手が1名脱落します。判定が難しい場合はノーカウントとなりその周の脱落はありません。生き残りの選手が2人になったときに最終周回となり、先着した選手が1位となります。

この競技の勝敗を決するのは選手の走力よりも集団での位置取りで、集団の前方に絶えず位置できるかがカギとなります。集団後方のインに詰まるとまず脱落の可能性が高くなり、外側に位置してもゴール直前で帳尻を合わせて脱落は回避できますが、インターバルがかかりやすく体力の消耗が激しくなってしまいます。

ポイントレースと同じくらいに戦略性が問われる競技なので、観戦にはオススメの競技です。

※資料出典:JCF201703 日本自転車競技連盟「ルールが判るともっと楽しく、もっと面白くなる自転車競技」から引用

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