一般的な認知度は一番高い競技ですが、プロ選手が行う「競輪」とは似て非なるものです。

プロ選手が行う競輪では、「ライン（同じ地方出身や同期の選手同士で共同戦線を張ること）」を組むことが一般的ですが、アマチュアの大会では禁止されています。ガチガチぶつかり合いながら位置を取り合うことも厳しく制限されているため、純粋な力と力のぶつかり合いが期待できるはずです。

そして、2017年からルール改訂により、スタート直後の周回はくじ引きにより決められた隊列の通りに走行しなければならないという規則が追加されました。

また、先頭誘導員は「デルニモーター」という特殊な電動アシスト自転車に乗って残り3周(周長250m以外の競技場では750mに近い距離)まで競技をコントロールします。(下図) 

ゴールの着順判定は車輪の差（1～2センチ）で決まることもしばしば。最後まで目瞬き厳禁です！

※資料出典：JCF201703　日本自転車競技連盟「ルールが判るともっと楽しく、もっと面白くなる自転車競技」から引用