ユニバーシアード

ユニバーシアードとは?
ユニバーシアード競技大会は、学生のオリンピックとも呼ばれる国際大学スポーツ連盟(FISU)が主催する学生を対象にした国際総合競技大会で、2年ごとに開催します。
第1回大会(夏季大会)は1959年イタリア・トリノ、直近では第28回大会は2015年韓国・光州で開催されています。

国際大学スポーツ連盟(こくさいだいがくスポーツれんめい、Fédération internationale du sport universitaire、略称FISU)

参加資格は
競技大会が開催される年の1月1日現在で17歳以上28歳未満で、なおかつ、大学または大学院に在学中、もしくは大会の前年に大学または大学院を卒業した人に参加資格が与えられます。2016年現在、プロフェッショナル選手、アマチュア選手ともに出場可能です。

自転車競技は開催は少ない
2016年現在、ユニバーシアードでの自転車競技の開催は、1983年のカナダ・エドモントンで開催された第83回大会と2011年の中国・深圳で行われた第26回大会の2大会でのみ実施されました。

1983年第12回カナダ・エドモントン大会
1983年にカナダ・エドモントンで開催された第12回大会では滝川一夫選手(日本大学)がポイントレース4位・ロードレース6位、坂本勉選手(日本大学)は1kmTTで4位入賞を果たすなどの活躍をみせました。

2011年第26回中国・深圳大会
2011年に開催されたユニバーシアード中国・深圳大会ではトラック・ロード・マウンテンバイク・BMXの競技が実施され、男子8名、女子8名が日本代表選手として選出され、ロード競技では男子ロードで山本元喜選手(鹿屋体育大学)が3位、トラック競技では女子ポイントレースで上野みなみ選手(鹿屋体育大学)が3位入賞しました。

2011年、第26回大会は中国・深圳で開催された自転車競技の実施は28年ぶり2回目開催となりました。
2011年、第26回大会は中国・深圳で開催された自転車競技の実施は28年ぶり2回目開催となりました。

2011年第26回大会中国・深圳

オリンピックなどで活躍する選手も出場
また、2016年に開催されたリオオリンピック・パラリンピックに出場した男子トラック競技日本代表選手・窪木一茂選手(日本大学)、女子トラック競技・塚越さくら選手(鹿屋体育大学)、女子パラリンピック・タンデム競技のサポート選手・田中まい選手(日本体育大学)などが2011年の中国・深圳大会に出場しました。

2016リオオリンピック・オムニアム競技出場の窪木選手(日本大学OB)2011年ユニバーシアードではポイントレースの出場
2016リオオリンピック・オムニアム競技出場の窪木選手(日本大学OB)2011年ユニバーシアードではポイントレースの出場
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左:リオオリンピック・トラック競技に出場した塚越選手(鹿屋体育大学OG)も2011年ユニバーシアードに出場、右:上野選手(鹿屋体育大学OG)はこの時、ポイントレースで銅メダル獲得
リオパラリンピックに鹿沼選手と共に出場した田中まい選手(日本体育大学OG)。
リオパラリンピックに鹿沼選手と共に出場した田中まい選手(日本体育大学OG)。

 

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