今年で24回目を迎えたJICFカップ女子オープントラック&ロードレース大会。ロード優勝 石田 明梨選手(同志社大学)レースレポートです。
■石田 明梨選手コメント
今回、私にとって学連初のレース、そして伊豆の厳しいコースということで緊張していましたが、1人で逃げて絶対に優勝しようと思っていました。
レース展開としては、最初の1、2周で逃げを決めてしまおうと立命館の宮本選手と共にペースをあげ、3周目ぐらいから既に2人でローテーションをまわしているという状態でした。せめてラスト3周までにアタックを決め、1人で逃げてしまいたいと思いアタックをしかけていました。宮本選手のアタックもあったのですが、お互いなかなか上手く決まらず、最後の最後までお互い様子を見あっているという状況になっていました。
私はスプリント勝負になると自信がなかったので逃げて単独でゴールするのが理想だったのですが、スプリント勝負になってしまったからにはやるしかないと思いました。
二号橋を超えたあたりの緩い坂から既にお互いペースをあげあっていてだいぶ脚はきつい状態だったのですがここが粘り時だと思いゴール前の勾配のきつい坂を全力で踏み、勝つことが出来ました。
ゴールラインを超えるまで宮本選手がどこにいるのかわからなくて最後に後ろからさされるんじゃないかと焦っていましたが、最後にギアをあげて踏み切れたのがよかったです。
今年はインカレなど強い選手が沢山いるレースの中でも自分から攻める走りをし、勝ち切れる強い選手になりたいです。そして少しでもスプリント力をつけて自分の思い描く理想のレースが出来るようにしっかりと練習を積み、表彰台にのれるように頑張ります。
<Photo & 編集 Fumihiro Fukai>