【みどころ】JICF ITC/TRS第3戦/RCS第3戦

今年80周年を迎える日本学生自転車競技連盟では今週末7月15—16日(金・土)に長野県松本市美鈴湖自転車競技場で第3回国際トラックカップとTRS第3戦松本7月ラウンドを開催致します。
また、7月17日(日)は会場を大町市美麻地区に移動し、RCS第3戦大町美麻ロードレースを開催いたします。

大会概要ページ:
第3回JICF国際トラックカップ:http://jicf.info/3428/
2016TRS第3戦:松本7月ラウンド:http://jicf.info/3452/
2016RCS第3戦大町美麻ロードレース:http://jicf.info/3511/

大会エントリーリスト:
第3回JICF国際トラックカップ
2016TRS第3戦:松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)
2016RCS第3戦大町美麻ロードレース

前回の競技結果はこちらから
第2回JICF国際トラックカップ
2015TRS第3戦:松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)
2015 インカレロード

 

【第3回JICF国際トラックカップ】
今年で3回目を迎える学連主催の国際トラックカップです。(第1回・2回は寛仁親王記念ワールドグランプリとして開催)先週末に開催されたジャパントラックカップのスプリント競技で2位・3位に入った世界選手権入賞レベルの海外選手もエントリーしています。

注目はオムニアム競技では日本でもトップクラスの成績を残している橋本英也選手(NIPPO Racing Project・鹿屋体大卒)、昨年の日本選手権個人TT優勝の中村龍太郎選手(イナーメ信濃山形・信州大卒)、マディソン競技では昨年の全日本選手権トラック・マディソン優勝の新村穣選手(CS Slinger・法政大卒)、学連登記選手では学生選手権個人トラックでも活躍が光った孫崎大樹選手(早稲田大)などが出走予定です。

ケイリン競技では先週、修善寺ベロドロームで行われたジャパントラックカップのスプリントで2位に入ったOliva Lewis(GBR)、3位VanVelthooven Simon (NZL)や2015年アジア選手権トラックのスプリントで優勝した河端朋之選手(日本競輪選手会)、など国際大会でもトップレベルのトラックレーサーが参加します。学連所属の選手もこのような世界レベルのトップ選手と一緒にレースを走る機会は非常に良い経験となります。

【2016TRS第3戦 松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)】

先月、同競技場で行われた学生選手権個人トラックでは女子3kmIPでは梶原選手(筑波大)が予選で日本新記録更新、1kmTTでは橋本選手(中央大)が1分3秒195の学連記録更新など標高1100mにある美鈴湖自転車競技場では好記録の更新が期待できます。

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先月、美鈴湖自転車競技場で開催された学生選手権個人トラックの3kmIPで3分37秒112で日本記録を更新した梶原選手(筑波大学) ※ 本大会にはエントリーしていません

【2016RCS第3戦大町美麻ロードレース】

2011年および昨年のインカレのコースとなった大町市美麻地区公道周回特設コースで行われる160kmを超えるロードレースです。学連では人気が高く毎年多くの選手がエントリーしています。

コースの特徴としては学生選手権個人ロードの長野県木祖村味噌川ダム周回コースよりもアップダウンがあり1周回も長く、集団が分裂してバラバラになるサバイバルレースが展開される事が予想されます。また、インカレのロード競技が行われる日本CSC 5kmサーキットコースよりは傾斜の急な登り下りは少ないですが、見通しの悪いコーナーも多いため、意外なところで逃げがきまる場合があるコースともいえるでしょう。さらに、悪天候になると、高地特有の寒さが選手の前に大きく立ちはだかります。

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悪天候の中で行われた2015年のインカレロード 優勝した吉田悠人選手(日大)と2位の橋本英也選手(NIPPO 鹿屋体大卒)はRCS第3戦にエントリーしている

各選手が8月末に行われるインカレに向けての課題や、状態の確認などをチェックする意味でも、非常に強度が高い経験を積む良い機会としてエントリーする選手も多くいます。

注目は学生選手権個人ロードで3名入賞した明治大学。

松本選手は全日本選手権U23ロード3位、学生選手権個人ロード3位と着実に表彰台に上がっている選手です。また現在、RCSランキング1位の野本選手、昨年、RCS年間チャンピオンの小林選手など多くの有力選手を揃えています。

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現在、RCSランキング1位の野本選手・U23ナショナルチームのメンバーとしても国際レースも経験している松本選手(ともに明治大)

今シーズン、ロード・トラックともに学生選手権で優勝している岡本選手を擁する日本大学は昨年、このコースで行われたインカレで優勝した吉田悠人選手なども有力な選手がおり走力のある選手を複数そろえています。

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今シーズン、学生選手権クリテリウム、学生選手権個人トラック・男子ポイントレースとロード、トラックともにチャンピオンになっている岡本選手(日大)

オープン参加として中距離トラックのナショナルチームメンバーの橋本英也選手(NIPPO Racing Project)や海外選手としてルーク・ノックス選手(Bendigo and DistrictCycling Club )も参戦します。

日本学生自転車競技連盟 
公式サイト:http://jicf.info/ 
特設情報サイト:http://jicf.info/officials/ 

また、競技速報Twitterにて、テキストLIVE配信を行う予定ですが、7/17(日) RCS第3戦の大町市美麻地区公道周回特設コースは電波環境が整っていないため、配信が遅れることが予想されます。
競技速報Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku