手には汗、心に故郷〜曽我圭佑が語る熊本〜③

皆さんこんにちは、学生委員長の方山です。
前々回、前回に引き続き今回も曽我選手の連載記事3回目、最終回をお届けしたいと思います。

これまでの曽我選手の記事はこちらから!
手には汗、心に故郷〜曽我圭佑が語る熊本〜①
手には汗、心に故郷〜曽我圭佑が語る熊本〜②

(以下、曽我選手記事)

こんにちは!明治大学の曽我圭佑です。
前回に引き続き、次は2年生をご紹介したいと思います。

法政大学 木原孝明
彼は中学校の頃サッカーをしていて他県からも誘いを受けるほどの選手だったのですが高校から自転車競技に転向してきました。
高校時代は同期がいなく1人で多くの雑用をこなしてきていたので、大学ではそれが少しは活かされたようです(笑)
トラックでの中長距離を主に走っていたのですが、今はロード班として頑張っているようです。今はまだ成績は残せていませんが彼の運動センスで上にのし上がってくることでしょう。

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木原選手は2015年度RCS湾岸クリテリウムラウンドでクラス2に昇格


鹿屋体育大学 西島叶子

彼女は二年生ではありますが年齢が同じの同級生です。
根っからの努力家で、鹿屋体育大学に入学した後は元競輪選手だった父の影響で自転車競技を始めたのですが、持ち前のガッツでめきめきと成長していき、競技一年目から全国優勝を果たしています。
中学校から同じなので私個人としてもすごく応援しています。これからの成長がまだまだ期待できる選手です。

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西島選手(左)と曽我選手。西島選手は熊本チームきっての努力家だ。

以上が熊本県での学連登録の選手たちです。今回紹介されていない他の熊本登録選手も一人ひとり個性が強く、選手としても魅力あるものが多くあります。

今回の熊本地震の発生により、私達の故郷熊本は本当に大変な被害にありました。それでも後ろを向かず前だけを向き、がむしゃらにペダルをこぎ続けています。
被災した熊本のため、被災した人々に勇気と元気を与えるために。その思いがあるからこそ前を向いていけているのです。
これからの熊本勢の選手たちは私が言うのもなんですが、きっと選手として活躍してくれると思っています。

明治大学 曽我圭佑

(曽我選手記事は原文ママ、文頭のみ一部編集)

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曽我選手、三回に渡って連載記事を書いて頂き、本当にありがとうございました。また、熊本の早期復興を願うとともに、熊本県所属の学連選手の皆さんにはこれまで以上に力強くペダルを漕いでいってほしいと思います。
これからもこの学生委員ブログで、選手の戦績だけでなく”人”を伝えていきたいと思っていますので、是非ご期待ください!