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【広報】外苑クリテリウムここに注目!vol.03

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが開催になります!

今年度、80周年を迎えた学連は、2007年に70周年記念行事大会として54年ぶりの都⼼部サーキットロードレースとしてこの外苑クリテリウムを開催し、多くの⽅々が観戦可能な都⼼部での⼤会として継続開催されています。

「⼤学⾃転⾞フォーラム」をレース前⽇に開催
⼤会開催のみにとどまらず、全国から競技者の集まる機会を活⽤して前⽇に「ユニバーシティ・フォーラム」を開催しています。

2014年は、ロンドン五輪を契機に整備された「ヴェロパークのレポート」を挟んで、東京・⽇本が残すべきレガシーについていち早く議論が⾏われました。2015年は⼤規模⽊構造によるベロドロームの可能性について東京⼤学の川添准教授の提案をお聞きし、トラック会場のあり⽅について学⽣達の熱⼼な議論が⾏われました。

2016年は、「2021年にむけて:ソフトパワー・レガシー:ヴィジュアル・エンターテイメントとしてのサイクルスポーツの復権」をテーマとしました。

昨年はメディア・カバレッジと⾃転⾞競技のソフトパワーという内容をテーマにフジテレビジョンのお台場サイクルフェスティバル、湾岸クリテリウムなどの取り組みのついてを本間学氏(フジテレビジョン)をはじめにいただき、
パラサイクリングがもたらす社会へのインパクトについて平松⻯司氏(パラサイクリング競技連盟) 、シクロクロスのエンターテイメント性についてを⼤原満氏、そして2015全⽇本マディソン・チャンピオンの新村穣選手(法政⼤学)に海外での活動や状況について話をしてもらい、
最後に招待チームのオランダ⼤学チーム監督として来日したラース・ファン・デ・バール氏にもオランダのトラック競技事情についての話をいただきました。

その後には2015-16シーズンRCSリーダーの小林和希選手(明治大学)などを交えてパネルディスカッションを行い、参加された方々からも意見や質問もでて活発な議論が展開されました。

 

今年の「⼤学⾃転⾞フォーラム」は
2017
年も時代の要請に即したテーマ設定でのフォーラムを予定しています。

内容・会場アクセス

2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのパラサイクリングタンデム自転車競技で、かつて日本体育大学に所属していた田中まい選手(現・女子競輪選手)と鹿沼由理恵選手が銀メダルを獲得したことは記憶に新しいことと思います。

今回は外苑大学クリテリウムで新たにパラサイクリングのロードレースが始まることになり、東京オリンピック、パラサイクリングについての学生自転車競技に携わる人々の役割について考えるテーマとなっています。

予定公演
・リオで走ったこと(仮題) 
鹿沼由理恵選手 
(リオパラリンピック:タンデム・ロードタイムトライアル銀メダリスト)

・パラサイクリングがもたらす社会へのインパクト(仮題) 
葭原滋男選手
(シドニーパラリンピック:タンデム 1km タイムトライアル金メダリスト アテネパラリンピック:タンデムスプリント銀メダリスト)
 また、今シーズンのRCS最終戦前の現RCSリーダーである野本空選手(明治大学)をパネリストに迎え、参加者と一緒に自転車競技について理解を深められる企画を用意しています。

 

こども、その親の世代であるマスターズ世代に参加機会のある⼤会へ
将来のサイクルスポーツ振興にとって学⽣⾃転⾞競技の振興は不可⽋ですが、それにとどまらず、将来サイクルスポーツに何らかの関わりを持つ若年層の掘り起こしにむけて、⼩・中学⽣のタイムトライアルを実施します。

タイムトライアル出走を待つキッズ選手

また、⼩中学⽣の来場促進のため、そのご両親の世代の⾃転⾞競技に対する理解を深める場として、マスターズのタイムトライアルとクリテリウムレースを実施します。

更に、競技に参加する選⼿達と⼀緒にレースコースを⾛る体験の機会として、⼜エントリー料の⽀払いを通じてこの⼤会の運営に寄与していただける⽅々の参加機会として、⼀般参加のオープン&ウォームアップライド(レースではありません)を実施します。

レース時とは異なり、リラックスした表情でコースを確かめるオープンライド中の選手たち

アツい大人たちの戦い「マスターズクリテリウム・TT
毎年大学生グループ3の直後に行われるマスターズクリテリウム、今年も注目選手が多く参加しています。

2015年度マスターズは小畑選手が先頭でフィニッシュ

小畑郁選手(なるしまフレンド レーシングチーム)は第9回(2015年)、第10回(2016年)と本カテゴリー二連覇中で、三連覇への期待がますます高まります。また、前回大会で惜しくも小畑選手に最後のスプリント勝負で敗れ2位となった山崎潤選手(Team Logisty Jack)はどのようにレース運びをするのか注目されます。
2016年ツール・ド・おきなわ市民レース210kmで見事優勝した高岡亮寛選手(Roppongi Express)は昨年度本カテゴリー5位入賞、また2016年リオデジャネイロパラリンピック個人TT(C3)で銀メダルを獲得した藤田征樹選手(チーム・チェブロ)はパラリンピックからの勢いをそのまま神宮まで運んでくることができるか非常に期待されます!

明治神宮外苑大学クリテリウムの情報は!!
 日本学生自転車競技連盟公式サイト:
http://jicf.info/

 外苑大学クリテリウム大会概要ページ:
http://jicf.info/5512/

 神宮外苑大学クリテリウム公式サイト:
http://gaiencriterium.tokyo/

特設情報サイトofficials:
http://jicf.info/officials/

 競技速報Twitter:
https://twitter.com/jicf_jimukyoku

 公式Facebookページ:
https://www.facebook.com/jicfjoho/

外苑クリテ出場注目選手!#03

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが開催になります!

注目の学連選手紹介!!
今大会にエントリーしている選手を一部紹介します!女子選手も今回は多く参戦しています!外苑大学クリテリウムにむけてメッセージをくれました!


春原美季 すのはらみき
順天堂大学 3年/ 茨城県立取手第一高等学校

主な戦績
2016東日本学生トラックIP 6位
2016東日本学生トラックTSP 2位
2016インカレ TSP3位
2016年度インカレ スプリント出場中の春原選手(写真右側)

Q:外苑大学クリテにむけて意気込みを
1.2年生で怪我で出場できなかったので、今年初めて明治神宮外苑大学クリテリウムを走ります。
会場へのアクセスも良く、他大の応援団や観客が多く盛り上がりがあるレースの1つだと思いますので1つでも上の順位を狙い頑張りたいと思います!!

Q:大会に向けてチームのみどころを教えてください。
トラック班はバンク練を例年より増やしてスピード強化をし、ロード班もタイ合宿をしたり活動の場を広げました。
ひとりひとりの成果を出せるんじゃないかと思います。

Q:チームの注目選手はいますか?
1年生の五味田奈穂選手です。大学から自転車競技を始め、人一倍努力していて、はじめの頃よりも確実に力がついていて良い走りが期待されます。性格もしっかりしていて頼りになる後輩の1人でもあります。

Q:他大学で交流のある選手はいますか?
高校の頃から交流のある選手とは大会で会ったりすると話したりします。
鹿屋体育大の高田奈生選手とは1年のインカレロードで初めて一緒に走ってから仲良しです。

Q:最後に一言メッセージを
学生最後の1年を迎えるのがあっという間に感じます。
来シーズンにむけて、今後も悔いのないように練習をして頑張りたいと思いますので、順天堂大学自転車競技部をご声援よろしくお願いいたします!


池田ゆめこ いけだゆめこ
早稲田大学 2年/北海道札幌旭丘高等学校(北海道)

主な戦績
2016 RCS第6戦白馬 3位 
2016 インカレTSP 4位

Q:外苑大学クリテリウムに向けて意気込みを
選手の迫力やスピードを間近で感じられる明治神宮外苑大学クリテリウムは、自転車競技の魅力をたくさんの方々に知っていただける素晴らしいレースだと思います!
昨年は怪我で走れなかったため今回の外苑クリテは初出場になるのですが、来シーズンへ良い形でつなげられるよう最後まで全力で走り抜きます!
応援よろしくお願いします!

Q:チーム内で注目して欲しい選手はいますか?
1年の田中克久選手。
短距離選手である彼のスプリントは見どころです!

Q:クリテリウムにむけてどんな練習をしていますか?
集団のハイスピードにくらいついていくための筋持久力強化を目的としたロード練習(男子選手と合同)などに力をいれています。

Q:他大学の選手で注目している選手はいますか?
清水知美選手(八戸学院大学)です。
普段はトラック短距離専門である彼女はダッシュ力があるので、クリテではどういう走りをするのか意識しています。

Q:今シーズン一番印象に残っているレースは?
12月に行われたTRS第5戦のポイントレースです。

TRS第5戦ポイントレース出場中の池田選手(写真右側)

大学でのポイントレースで初めて完走できたレースで中間ポイントでも得点を重ねられたのが、成長を感じることができたという意味で印象的に残っています。
まだまだ後半のスタミナが足りないので常にポイントを狙える走りをしていけるように頑張ります。
来シーズンは後輩に女子選手が入ってきてチームスプリントも表彰台を狙える可能性があるので、インカレのチームスプリントで頂点を目指して頑張ります。

Q:最後に一言メッセージを
いつも応援ありがとうございます。
今シーズン最後のレースが外苑クリテということで今からとても走るのが楽しみです。
皆さんの応援を力に変えて魅せる走りをしていけるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします!!


橋本優弥 はしもとゆうや
鹿屋体育大学 1年 /岐阜県立岐阜商業高校

主な戦績
2016JICFトラックランキング 1位
2016修善寺カップ 総合優勝
2016学生選手権個人トラック IP 2位
2016インカレ IP 優勝
2016インカレ PR 優勝

Q:外苑大学クリテにむけて意気込みを
クリテに苦手意識がありますが、それを感じさせないような走りが出来るよう、精一杯踏み倒します。
去年初めて神宮クリテを見たのですが、応援団があったり観客が多かったりしてパレードのようでとても楽しそうな雰囲気だったのを覚えています。また、落車が多いイメージもあるので、気を付けたいです。

Q:チームの注目ポイントを3つあげると?
元気・笑顔・団結力

Q:他大学で注目している選手は?
岡本二菜選手(日本体育大学)のゴールスプリントは警戒しています。

Q:今シーズンを振り返って印象に残っているレースは?
インカレです。
他の大会とは違う特別な雰囲気に包まれた大会でした。
初めて、本当のチームワークとは何なのかを感じさせられたような大会でしたし、今までの頑張りが報われたレースでもありました。

2016年インカレロード フィニッシュ直後の橋本選手

Q:最後に一言メッセージを
いつも応援ありがとうございます!来シーズンは昨年の自分を越えられるように、また期待に応えられるように頑張ります!

明治神宮外苑大学クリテリウムの情報は!!
 日本学生自転車競技連盟公式サイト:
http://jicf.info/

 外苑大学クリテリウム大会概要ページ:
http://jicf.info/5512/

 神宮外苑大学クリテリウム公式サイト:
http://gaiencriterium.tokyo/

特設情報サイトofficials:
http://jicf.info/officials/

 競技速報Twitter:
https://twitter.com/jicf_jimukyoku

 公式Facebookページ:
https://www.facebook.com/jicfjoho/

外苑クリテ出場注目選手!#02

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが開催になります!

注目の学連選手紹介!!
今大会にエントリーしている選手を一部紹介します!シーズンを通して活躍をした選手たちが外苑大学クリテリウムにむけてメッセージをくれました!


野本 空 のもと そら
明治大学 2年 松山工業高校

主な戦績
2015RCS年間ランキング 2位
2016RCSランキングリーダー(12戦終了時まで)
2016インカレロード 1位

Q:今大会への意気込みを
沿道での観客の方も多いので走ってる選手たちのモチベーションも高く、観ていても走っていても楽しいコースである外苑クリテリウムで今年はカッコよくゴールスプリントしたいです!!!

2015年度レース出場時の野本選手

Q:チームの注目選手を教えてください
今回、外苑クリテで明治大学チームの注目してほしい選手は隈園郷史選手です!
オフシーズンのトレーニングでロードを乗り込んだ彼はパワー、スピード、スタミナ、メンタルを兼ね備えた明治が誇るスプリンターになりました!ゴール前では圧倒的なスプリント力を発揮してくれるに違いありません!!

Q:今シーズンをふりかえると?
今シーズンを振り返って印象に残っているRCSのレースはRCS第2戦門田杯です。
プロ選手や学連で活躍する選手がたくさん出場していて、その中で積極的にレースを展開して準優勝する事が出来たことで自分の脚に少し自信がつきました!高校の先輩にも初めて勝つことが出来こともとても嬉しかったです!

現時点で2016RCSランキングリーダーを維持している。  ※2016年5月 修善寺オープンロード表彰式にて

また2年生になり他大学の選手との交流も増えてきて日体大の山下選手や岡部選手、法政の須貝選手が仲良くしてくれいると僕は勝手に思っています!

Q:最後に一言メッセージを
今年の明治神宮外苑クリテリウムは前年度の自分に負けないように頑張ります。 沿道での応援は寒いと思いますので暖かい格好でお越し下さい!そして、明治大学を贔屓目に応援お願いします笑

2015年度RCSチャンピオンは小林和希選手。明治大学のRCS 2連覇となるか、注目が集まる。


関谷 聡 せきや さとし
立教大学 3年 立教新座高等学校

主な戦績
2015学生個人TT 6位(クラス1昇格) 
2016年RCS白馬ラウンドDay2 7位
2016アジア大学選手権 大学選抜メンバー

Q:外苑大学クリテリウムの印象は?
たくさんの人に注目してもらえるようにアグレッシブな走りをしていきたいと思っています。 外苑クリテリウムは都心で行われるレースなので観客が多く、いつもとは比べものにならないほどレースが盛り上がり走っていて楽しい印象があります。

2015年度レース出場時の関谷選手(写真中央)

Q:チームの注目ポイントを教えてください
大学対抗に出場する3人は立教新座出身なので立教新座魂みせます。
また、大学から自転車競技を始めた1年生のポテンシャルが高く2月に行った合宿で調子も良くなってるはずなのでもしかしたら誰か入賞するかもしれません。

特に1年の橘田選手に期待しています。彼は高校時代からの後輩で、クリテリウムやトラックのスクラッチを得意としています。神宮に対するモチベーションも高くいつも以上に目立つ走りを見せてくれると思います。
シーズン最終戦という事で選手全員モチベーションが上がっています。

Q:シーズンを振り返って
今シーズンはアジア大学選手権に人生で初めての国際大会で学連選抜として出場しました。前年度に学連の欧州遠征でベルギーとオランダのレースを走りましたがそれとはまた違った雰囲気がありレースを楽しむ事ができました。チームメイトとも今でも交流があり行ってよかったなと思っています。

学連選抜チームとしてアジア大学選手権ロードに出場した関谷選手(左から2人目)  CHANGNYEONG KOREA(2016.10.16)

Q:最後に一言メッセージを
また来シーズンは多忙なシーズンになると思いますが自分ができる最大限の事をして悔いが無いようにしたいです。

外苑クリテリウムでは是非、立教大学の選手にご声援よろしくお願い致します!


安田京介 やすだきょうすけ
京都産業大学 3年 北桑田高等学校

主な戦績
2016学生選手権チームTT 2位
2016学生選手権個人ロード 2位
2016インカレロード 8位

Q:ずばり今大会の目標は
めざすは優勝。のみです。

2015年度 個人ロード 2位でフィニッシュした安田選手

Q:チームの注目ポイントを3つ
殺気・強気・やる気

そしてさらに今回、大学対抗に出場するチームメイトの間瀬選手、須尭選手は4年生なので今回が学生最後のレースなので意気込みが違います。

Q:他大学で注目している選手は?
昨年、優勝した岡本選手は力強い選手なので、注目しています。

Q:今シーズンを振り返ると
今シーズンのインカレロードが一番印象的でとてもハードでした。ですので、来年は インカレロード優勝を目指します。

Q:最後に一言メッセージを
残りの学生もあと少しですので、京都産業大学を応援よろしくお願いします。 


今村駿介 いまむらしゅんすけ
中央大学 1年 祐誠高校

主な戦績
2015 ジュニア世界選手権 ポイントレース 優勝
2016アジア自転車競技選手権大会 Jrポイントレース 優勝
2016全日本自転車競技選手権大会 ポイントレース 優勝
2016 インカレ 4kmIP 2位

Q:外苑クリテリウムにむけてメッセージを
他の開催場所よりも圧倒的に観客が多い外苑クリテリウムでは観戦していて面白いレースを展開できたら自転車競技を知らない方も興味を持って頂けると思うので積極的なレースを心がけたいです。

2015年度 個人ロード レース中の今村選手

Q:チームのコンディションと注目ポイントは?
個人としても冬場多くのレースを経験しているので、状態も良くなってきています。
中央大学チームで勝ちに行けたら良いです。

大学対抗に出場する3人とも上位を狙える脚がついてると思うので、ゴールスプリントにも、逃げにも自信があります、後は、寮で3人で同じ部屋なのでチームワークは、抜群だと思います!

Q:他大学の要注意チームは?
他大学で注目している選手は昨年度、優勝している日本大学の岡本選手です。日本大学には同期の沢田選手もいてトップスピードは、強く、みんな強いのでレースをしっかり見ながら走れれば良い結果がついてくるかと思います!

Q:今シーズンをふりかえると
今シーズンを振り返ってナショナルチームのメンバーとしてオランダで開催されたW杯で最終19位でレースを終えた事が印象に残っています。自分の力を改めて知り刺激が入りました。

Q:最後に一言メッセージを
これからは強いレースをして勝ちに行けたら良いです。 全レース勝ちに行けるよう大きなレベルアップをします。

今後とも中央大学の応援宜しくお願い致します。


まだまだ注目選手がおりますので、引き続き紹介していきたいと思います!!

大会までもうすぐ!ぜひ、会場までお越しください!!

明治神宮外苑大学クリテリウムの情報は!!
 日本学生自転車競技連盟公式サイト:
http://jicf.info/

 外苑大学クリテリウム大会概要ページ:
http://jicf.info/5512/

 神宮外苑大学クリテリウム公式サイト:
http://gaiencriterium.tokyo/

特設情報サイトofficials:
http://jicf.info/officials/

 競技速報Twitter:
https://twitter.com/jicf_jimukyoku

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外苑クリテ出場注目選手!#01

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが開催になります!

今年度、80周年を迎えた学連は、2007年に70周年記念行事大会として54年ぶりの都⼼部サーキットロードレースとして、この外苑大学クリテリウムを開催し、多くの⽅々が観戦可能な都⼼部での⼤会として継続開催されています。

2015年度 大学対抗(グループ1)は日本大学が優勝

注目の学連選手紹介!!
今大会にエントリーしている選手を一部紹介します!
過去に外苑クリテで活躍をした選手たちが外苑大学クリテリウムにむけてメッセージをくれました!


岡本隼 おかもとはやと
日本大学3年/和歌山県立和歌山北高等学校

主な成績
2015外苑クリテ 大学対抗グループ1 優勝
2016RCS第3戦 クラス1 優勝
2017アジア選手権U23ロード 優勝

Q :今年度の最終レースとなりますが、意気込みは?
昨年の外苑クリテリウムグループ1大学対抗で初優勝することが出来ました。今年も、もちろん順位は狙って行きたいですが、レースをかき乱す様な走りができたらいいと思います。

2015年度は岡本選手が1位、森口選手が3位でフィニッシュし、日本大学を優勝に導いた。

今年、大学対抗戦にでるチームメイトの沢田選手・森口選手を含め、自分もRCSのレースで優勝していてそのメンバーで大会に臨めることがとても心強く感じています。

Q:外苑大学クリテの印象は?
出場選手にとって外苑クリテはF1で言えばモナコグランプリの様な特別な大会だと思います。沢山の歓声があり応援してくださる方々との距離も近く、華のある大会だと思います。

Q:最後に一言メッセージを
今回は日本大学がチームとしても勝つためにチーム一丸となってロード練習をしてきたので、その成果が結果として出せるよう精一杯走りますので、ご声援よろしくお願いいたします!!!


鈴木天 すずきたかし
朝日大学 3年

主な戦績
2014外苑クリテ グループ2A 優勝

Q:外苑大学クリテへの意気込みを
今年度最後のレースなので気合いを入れて走りたいです。
外苑クリテリウムは歓声が走っていてもよく聞こえて楽しく走れるレースの一つです。
今大会の大学対抗戦は去年と違ってチームメイトに若い選手を起用して大会に臨む予定です。大会に向けて平地でのロード練習をメインにしてきました。

2014年度グループ2Aにてトップでフィニッシュする鈴木天選手(写真中央)

Q:チームの注目選手は?
チームメイトの永田選手(朝日大学)はトラックでもかなりの成績を残していますのでぜひ、注目してください。

Q:最後に一言メッセージを
今シーズンチーム対して大きなご声援ありがとうございました!シーズン最終戦となりますが、チーム一丸となって戦いますので、朝日大学にご声援よろしくお願いします!


森口寛己 もりぐちひろき
日本大学 3年//和歌山県立和歌山北高等学校

主な戦績
2015RCS外苑クリテリウム 大学対抗3位
2016RCS第9戦浮城・行田ラウンド 優勝

Q:今年度最後のレースへの意気込みを教えてください!
外苑大学クリテリウムは東京と言う大都会での大会なので楽しんで走りたいと思います!
大会の雰囲気も いつもの学連レースより観客の方々が多く盛り上がってる感じが好きです!

2015年度グループ1レースで集団をけん引する森口選手

Q:チームについて教えてください
今回、自分が出場する大学対抗戦のチームメイトにはスプリンターが二人がいます。
同級生の岡本選手と1年生の沢田選手です!
二人ともすごく走れるし強いので注目してもらいたいと思います!

昨年同様に、精一杯頑張るので日本大学チームの応援よろしくお願いします!


岡部 祐太 おかべ ゆうた
日本体育大学 2年/広島城北高校(広島県)

主な戦績
2015RCS外苑クリテリウム グループ2 優勝
2016RCS第1戦飯山ラウンド クラス1 優勝
2016RCS第10戦行田ラウンド クラス1 優勝

Q:外苑大学クリテの印象を教えて下さい
外苑クリテリウムは去年、グループ2で勝ったレースなのでとても良い印象です。大会自体のギャラリーが多く都会で行われるので気持ちも乗ります。

2015年度クラス2Aで優勝した岡部選手

Q:大学対抗にでるチームメンバーは?
今回の大学対抗戦にでるメンバーは1年、2年生中心のチームです。1年生の當原選手は平地での独走力や積極的な走りが見られると思います。 今回のクリテリウムは強度が高いので、練習でもレース走や高速ローテーションを行ってきました。

Q:今シーズンの印象的なレースは?
今シーズンは1月8日のRCS第10戦行田クリテリウム第2戦は印象に残ってます。成人式を蹴ってやってきてスプリントで勝つことが出来たので嬉しかったです。

レース前に野本選手とプチ成人式を行いました(笑)

その野本選手がRCS年間チャンピオン獲得したら、来年は奪いたいと思います。 当たって砕けます! 宜しくお願いします!


まだまだ注目選手がおりますので、引き続き紹介していきたいと思います!!

大会までもうすぐ!ぜひ、会場までお越しください!!

明治神宮外苑大学クリテリウムの情報は!!
 日本学生自転車競技連盟公式サイト:
http://jicf.info/

 外苑大学クリテリウム大会概要ページ:
http://jicf.info/5512/

 神宮外苑大学クリテリウム公式サイト:
http://gaiencriterium.tokyo/

特設情報サイトofficials:
http://jicf.info/officials/

 競技速報Twitter:
https://twitter.com/jicf_jimukyoku

 公式Facebookページ:
https://www.facebook.com/jicfjoho/

【広報】外苑クリテリウムここに注目!vol.02

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが開催になります!

今年の外苑クリテリウムではパラサイクリング・ロードレースの開催します!

パラスポーツで、未来を変えよう。
東京2020年大会
、そしてその後に向け、オリンピックとパラリンピックを融合した新たなシステムの構築が日本のスポーツ界には大きく求められています。

その中でも、障がい者と健常者がともに参加でき、かつ競技ルールに則った公式の競技大会の開催が特に重要となります。
私たち日本学生自転車競技連盟では、パラスポーツを通してみんなが個性を発揮できる未来を目指すチーム「TEAM BEYOND」に参加し、障がいのある人もない人も、誰でもいきいきと生活できる社会を作り上げることを目指しています。

そこで、明治神宮外苑クリテリウム大会では健常者レースと同日に、タンデム自転車(二人乗り用自転車)を使用した障がい者向けのパラサイクリング競技大会を開催いたします。

「パラサイクリング」とは
UCI(国際自転車連合)の規定する競技規則のもと行われる障がい者の自転車競技です。
選手は障がいの種類と使用する自転車により4つのカテゴリーに分けられ、さらに障がいの度合いにより分類されます。
競技にはロード競技とトラック競技があり、健常のルールがほぼ同様に適用されます。

視覚障がいの選手が参加するBカテゴリーは、タンデム自転車(二人乗り用自転車)を使用して競技を行います。視覚障がいの選手は後ろに乗り、前には「パイロット」と呼ばれる晴眼の選手が乗ります。
視覚障がいタンデムは、2人の選手のお互いの息をぴったり合わせることで、1+1が2以上になる力を出すことができます。
2人の選手のペアリングが生み出すそのスピード迫力は、通常の1人乗り自転車とは違う魅力があります。

昨年度行われたリオデジャネイロパラリンピックでは、視覚障がいBクラス・女子・ロードタイムトライアルで鹿沼由理恵選手(パイロット:田中まい選手)が銀メダルを獲得するなど、このカテゴリーでは日本の選手が国際的に活躍しています。

本大会のパラサイクリング・ロードレース(タンデム)は、国際自転車競技連合(UCI)公認C1グレードレースとして国内外の選手が集まり、白熱したレースを繰り広げます。

写真は鹿沼由理恵&和地恵美ペア@2015UCIパラロード世界選手権@スイス・ノットヴィル

学連によるパラサイクリングへの貢献
現在、日本国内開催で本格的にタンデム競技を実施しているのは「全日本大学対抗選手権(インカレ)」と「全日本学生選手権自転車競技トラック大会」といずれも学連主催の2大会のみとなっていますが、このタンデムの経験を生かしてパラスポーツ大会で視覚障害選手のパイロットを務める学連選手も多くいます。
先述のリオオリンピックでパイロットを務めた田中まい選手は日本体育大学在学中にインカレ等学連主催大会で活躍し、卒業後は競輪選手として成績を残す一方、タンデム競技のパイロットとしても日本を代表する選手となっています。
本大会では国際競技日程に登録されたパラリンピックにつながるランキングポイント獲得可能な本格的なタンデム大会を実施し、競技と振興の両面からこれをサポートしていきます。

第36回アジア自転車競技選手権大会パラサイクリング 個人追抜きでは大城竜之選手(東京都立文京盲学校)のパイロットとして照井拓成選手(日本大学)が優勝    ※写真は2016年 学連TRS第2戦より
パラサイクリングレース出場選手紹介


大城 竜之選手
 2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドンの3回のパラリンピックに出場。全ての大会で入賞を果たしている(最高位4位)。飛躍的に国際レベルの上がるBカテゴリーの中で、日本のエースの1人として、パラサイクリングを牽引している。 


葭原 滋男選手
1996年アトランタパラリンピック・陸上競技で銅メダル(走高跳)を獲得。その後、自転車に転向し、2000年シドニー、2004年アテネの両パラピンピックで金メダルを含む3個のメダルを獲得するなど、日本を代表するパラリンピック選手である。現在はブラインドサッカーも行なっている。 


柳川 春己選手
 1992年バルセロナ、1996年アトランタ、2000年シドニーの3回のパラリンピックに出場。特にアトランタ大会では陸上競技・マラソンで金メダルを獲得した。現在はトライアスロンも行なっている。

 

 

【広報】外苑クリテリウムここに注目!vol.01

こんにちは!学連広報委員会です!まもなく、今年度の最終レースとなる第11回明治神宮外苑クリテリウムが3月12日(日)に明治神宮外苑外周コースで開催になります!!

今年度、80周年を迎えた学連は、2007年に70周年記念行事大会として54年ぶりの都⼼部サーキットロードレースとして、この外苑大学クリテリウムを開催し、多くの⽅々が観戦可能な都⼼部での⼤会として継続開催されています。


今年の大会の注目は!!!!

・RCS年間チャンピオンが決まる!
日本学生自転車競技連盟が主催する「ロードレースカップ」(通称:RCS)の最終戦となる外苑クリテリウムは、今シーズン1年間を通して10数戦のレースを各地で開催し獲得ポイントをランキングで争うシリーズ戦形式の戦いの最終戦となります!

今シーズンは13戦で、RCS12戦終了時のランキングリーダーは野本空選手(明治大学)が初RCS年間王者に向けてリーダーを維持しています!

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2016インカレでもその強さを発揮した野本選手(明治大学)、一緒に走る松本選手もナショナルチームメンバーとして活躍する年代を代表する選手の一人 Photo by F.Fukai

しかし、1年生ながら現在ランキング2位の石原悠希選手(順天堂大学)にも逆転優勝の可能性は残っており、最後の最後までわからない展開です!!

・トップカテゴリのグループ1は大学対抗戦!
RCSの年間優勝争いとともに、グループ1のレースはメインイベントとなる大学トップカテゴリに属する選手たちの大学の名誉をかけた争いも注目です。

昨年の外苑クリテリウム・グループ1大学対抗戦をスプリントで制した岡本選手(日本大学)のフィニッシュシーン Photo by F.Fukai

昨年は、岡本選手(日本大学)がオランダより招待チームとして参加したアムステルダム大学とのSjors Handgraaf選手とのスプリント勝負を制し初優勝を飾りました!最大3名の選手がエントリー可能なグループ1大学対抗戦は今年の学連ロードレースで活躍した選手たちが一斉に揃う注目のクリテリウムレースです!

【速報】:本日、3/1バーレーンで開催中のアジア選手権ロードU23男子で優勝した岡本選手(日大)おめでとうございます!!!

今大会も、今シーズン学生選手権クリテリウム優勝、RCSクラス1のレースでも優勝をしている岡本選手を筆頭に日本大学のメンバーは強力な選手を揃えています。

また、RCS総合リーダーを目指すインカレ2016男子ロード優勝の野本選手の所属する明治大学、TRS総合優勝をした中距離トラックを中心に活躍する荒井選手の法政大学、レースの駆け引きを得意とする中央大学の原井選手、今村選手、昨年の外苑クリテリウムのグループ2優勝経験のある岡部選手の日本体育大学、アジア大学選手権のクリテリウム優勝ワンツーの黒枝選手、徳田選手のいる鹿屋体育大学など、学連を代表する大学生自転車ロード選手の戦いは必見です!!

昨年の外苑クリテ・グループ2で優勝した岡部選手(日体大)今年はグループ1大学対抗戦に出場する Photo by F.Fukai

また、海外からはオーストラリアよりメルボルン大学チーム、アジアから韓国・慶雲(ギョンウン)大学校が招待チームとして参加します!

 ・今シーズンのRCSのクラス1レースでの優勝者一覧

大会名 場所 選手名 大学名
RCS#1 Day1 飯山 岡部 祐太 日本体育大学
RCS#1 Day2 飯山 伊藤 宏人 順天堂大学
RCS#2 修善寺 野本 空 明治大学
RCS#3 大町美麻 岡本 隼 日本大学
RCS#4 Day1 白馬 原 祐紀 順天堂大学
RCS#4 Day2 白馬 小林 泰正 日本体育大学
RCS#5 お台場 小林 泰正 日本体育大学
RCS#6 けいはんな 中西 健児 同志社大学
RCS#7 山形村 北野 龍人 立命館大学
RCS#8 浮城・行田 森口 寛己 日本大学
RCS#9 行田① 沢田 桂太郎 日本大学
RCS#10 行田② 岡部 祐太 日本体育大学
RCS#11 行田③ 岡本 隼 日本大学
RCS#12 行田④ 中止
RCS 最終 明治神宮  ??? ???

 ・グループ2・3、女子オープンも例年以上にハイレベル!
グループBも今シーズン成績を残している選手たちが揃っており、例年よりもハイレベルになることが予想されます。2015RCSランキング年間王者となった小林和希選手(明治大学)、今年のインカレロードで3位に入った中川拳選手(早稲田大学)、トラック中距離を得意とする松本憲斗選手(鹿屋体育大学)など多くの有望な選手がエントリーしています!
グループCも優勝者には今年度最後のRCSクラス昇格のチャンスでもあり、大歓声の中、フィニッシュラインを駆け抜ける瞬間は今までとは全く違うものとなるでしょう。

2016外苑クリテグループ3優勝・川上選手(東海大) 大歓声のホームストレートを抜け出しフィニッシュ! photo by F.Fukai

昨年、女子オープンに高校生として出場して優勝した岡本二菜選手。今年度、日体大に加盟し全日本学生選手権クリテリウムでも優勝していますので、今大会も優勝候補です!

2016外苑クリテリウム・女子オープン優勝の岡本選手(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ・現日本体育大学所属) photo by F.Fukai

ほかにも大学女子トラック短距離で成績を残す清水知美選手(八戸学院大学)も外苑クリテ初出場 、2016インカレロード3位の中井彩子選手(鹿屋体育大学 )なども参加し、ハイレベルな大会になりそうです!!!!

外苑大学クリテリウム大会の情報は!!
日本学生自転車競技連盟公式サイト:http://jicf.info/

外苑大学クリテリウム大会概要ページ:http://jicf.info/5512/

神宮外苑大学クリテリウム公式サイト:http://gaiencriterium.tokyo/

特設情報サイトofficials:http://jicf.info/officials/

競技速報Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku

公式Facebookページ:https://www.facebook.com/jicfjoho/

ぶらり部室と寮の旅【⑥鹿屋体育大学編】

全国の大学自転車競技ファンの皆さん、こんにちは!
日本学生自転車競技連盟学生委員長の方山堯です。
すでに恒例化したこの部室取材記事、今回は鹿屋体育大学の中井彩子選手に鹿屋体育大学の”倉庫”を紹介してもらおうと思います。
それでは中井選手、よろしくお願いします!

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みなさんこんにちは!鹿屋体育大学の中井彩子です。
今回の部室記事は、全国でただ一つの国立の体育系大学、鹿屋体育大学です!

2016年度インカレでは男女総合優勝を果たしました!

16年度インカレ1㎞TT優勝、ナショナルチームでも活躍する、堀航輝選手(3年)、
大学から自転車競技を始めた一般入学生、新田東弥選手(1年)、
そして私、「こけし」の愛称でお馴染みの、中井彩子(2年)でお送りいたします。

過去の「ぶらり部室と寮の旅」はこちらから!
ぶらり部室と寮の旅【①早稲田大学編】
ぶらり部室と寮の旅【②龍谷大学編】
ぶらり部室と寮の旅【③京都産業大学編】
ぶらり部室と寮の旅【④同志社大学編】
ぶらり部室と寮の旅【⑤大阪経済大学編】

Q.部室について教えてください。

堀「ここでは部室ではなく、『倉庫』、とみんな呼んでいますね。とにかく、広い!(笑)」

新田「奥に入ると、団らんスペースもありますものね!僕にとっては、お家のような落ち着く場所です。授業の空き時間や昼休みにフラっと帰ると、必ず誰かしらいて。」

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ローラー練習もバッチリ、天井にはcannondale バイクがズラリ。

中井「そこで誘い合って一緒にご飯いったり、自主練でロードに出たりとか。テスト前になると、勉強室になったりしますよね~。
勉強できない子は、倉庫に行けば先輩たちの優しーい講習が受けられるかも(笑)

堀「ロッカーや、テレビ(モニター)、冷蔵庫もあって、ほんまに家かってくらい!ローラー8台、パワーマックス、ワットバイクとトレーニング機器もそろっとるし。ミーティングも倉庫に集まってできるし。」

堀「あとは倉庫から出てすぐの夕日が最っ高に綺麗!

中井、新田「ああー!!!(激しく同感)」

新田「練習後に『失礼します!』で撮影!倉庫出て、夕焼け撮って帰る流れですよね(笑)」

堀「朝練前の朝焼けも、昼の青空も、夕焼けも、夜の星も、田舎の鹿屋のいいところ!」

 

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向かいの薩摩半島まで見渡せる

Q.学生寮の事情について教えてください。

堀「自転車部の寮ではなく、学生寮。他の部活の学生と一緒です。部屋は個室の六畳。風呂やトイレ、キッチンは共用。
役職も階ごとにあって、おれは保安委員。B棟2階の治安はおれが守っとる(笑)

新田「お隣さんともよくあいさつするし、ほかの部活の人たちと一緒なので楽しいです。」

中井「女子寮では『4階会』とか称して、みんなでおでんや鍋したりとか!」

堀、新田「男子はそういう女子力ないわー(笑)」

自転車部内では、ちょくちょく鍋パやタコパを開催しているようです。

Q.大学について教えてください。

堀「練習環境はもう最高。田舎だから信号ないしロード環境がいい。バンクも近いし、雪も降らんしな。あとは、大学から20kmちょっとでバンクにも行ける。」

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バンク行き放題、練習し放題!

中井「女子は男子に混ぜさせてもらって練習です。ロード練習では、ちぎれては男子に背中を押してもらって集団復帰の繰り返しで…、申し訳なさと不甲斐なさで心も身体もボロボロになります(泣)。
でもカフェや足湯で休憩したりして、オンとオフというか、厳しい中にも束の間の休息というか、だから頑張れるというか。」

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足湯さえあれば、疲れもスッキリ取れちゃいます

新田「勉強面では、保健体育の教職科目だけでなく、スポーツ科学やスポーツ栄養学などといった専門知識が学べます。競技に生かせるので授業がとても楽しいです!
高校の知識で言ったら、物理や生物がつながっていますね。授業数は一年生は多いです。空きゴマ(授業がないこと)がほとんどないけど、最大4限(15:50)までだから、練習時間には困りません。

堀「3年生になると授業数も減って、1日1.2時間くらい。あ、単位とらんと減らんよ?(笑)」

中井「施設については、倉庫の50m圏内にウェイト場、保健管理センター、トレーニングセンター、図書館、学食、教室。500mで学生寮だからほんとにコンパクトで便利。
歩いて5分で、『アス食(鹿屋アスリート食堂)』もあるし。ここも自転車部が誰かしらいるから寂しくなくていいなぁ。」

昼は11:30〜夜はなんと23:00まで営業している『アス食』は、遅くまで練習する体大生の味方。自然と自転車部が集まります。

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お昼の時間です♪

Q.最後に高校生をはじめ、全国の自転車競技のファンの皆様にメッセージをお願いします!

新田「ゼロからのスタートでしたが、先輩や同期に優しく教えてもらっています。
トップレベルの選手と一緒に練習ができ、スポンサー様のおかげで競技に集中できます。自転車を始めるには最高の環境です!」

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部員一同、鹿児島でお待ちしています!

中井「ここの部は男女分け隔てなくみんな仲が良くて、練習面でも生活面でも、いい意味で女子として特別扱いされない。女子選手大募集です♡
友達も体育会系でサバサバしているし、元気で面白い人ばかり。授業もすべて競技につながります!」

堀「高校生の皆さんへ、自転車はやった分だけ強くなります。世界を目指す集団へ、ぜひきてください!部員一同お待ちしております!」

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鹿屋体育大学自転車競技部
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文武の道にいばらあり!① ガリ勉小僧、水も滴るマッスル中学生になる

こんにちは!慶應義塾大学の大前翔です。
この度3回にわたって、文武両道について、語らせていただくことになりました。
拙い文章ですが、どうかお付き合いくださいませ。

16RCS#8(浮城行田ラウンド)クラス2Bで優勝しクラス1に昇格した

私にとって文武両道とは、人生の全てであり、今も意識している座右の銘のようなものです。
そこで、初回の今回は、自己紹介も兼ねて、私の文武両道のコンセプトが確立された、幼少期から少年期までの人生について、早送りで振り返って綴らせていただこうと思います。

1997年、東京で生を受けた私は、4歳当時、大量の計算プリントを毎日せっせと片付ける勉強小僧でした。「くもん、いくもん♪」でおなじみの、公文式の塾に通い、算数と英語を学習していたのです。解き終わったプリントが山になっていくのが嬉しくて、「公文式に熱中」していたのを覚えています。

公文式というのは一風変わった塾で、自分の学年の学習範囲が終われば、すぐに次の学年の勉強を始める、いわゆる「先取り学習」を推進し、より先取りをしている生徒がより優秀、というコンセプトを採用している塾でした。
先取り度合いが3学年を超えると表彰を受けられ、そこで貰えるオブジェが素敵で(今もリビングに飾ってあります)、私の学習意欲をかきたてました。小学校も中学年になる頃には高校数学を学習し、基本的な微積分の計算まで解いていた記憶があります。

素敵なオブジェのコレクション。今から10年以上前のもの。

一方で、私は5歳の頃、小児科喘息の克服のため、水泳を習い始めました。人一倍負けず嫌いだった私は上達し、1年で選手コースに招待され、これ以降9年間にわたり、週6日、8回、一回2時間~2時間半の練習をこなす生活を送ることになります。

努力の甲斐もあり、小学校中学年の頃には、初めてJOCの参加標準記録を突破し、年齢別の全国大会に参加することができるようになりました。

全国大会の舞台を経験してさらに燃え、公文式を続けながらも、日常のほとんどを水泳に捧げて血の滲む努力とともに迎えた小学4年生の終わりの春、私は年齢別カテゴリで快挙を成し遂げました。
JOCジュニアオリンピックカップの3種目でそれぞれ優勝、3位、4位に入り、年齢別優秀選手にも選ばれたのです。10歳のガキンチョだった私にはこの刺激は鮮烈で、暫くの間、私を有頂天にさせました。

50m背泳ぎで優勝しガッツポーズをする

JOCでの活躍の後、私は現在も通う慶應義塾大学の一貫中学校を受験する為、少し日常における水泳の比率を落として、受験勉強を開始したのでした(思い出すと、慶應義塾を志望校としたのも、その頃完成したてだった学内の室内プールで部活ができるという環境に憧れたからでした)。

2年間に渡り、勉強、水泳と2足のわらじで、母が作成してくれた分刻みのスケジュール表に従って多忙を極める生活を送り、無事合格。入学した慶應義塾の中学校で、この上ない幸運に恵まれることになります。

それは、水泳部に入部した同期のうち3人が、JOCに出場できるレベルの泳力を持っていて、リレーでの成績が期待できる、というものでした。このチャンスをものにした私たちは、1年生の頃に全国中学出場、2年でリレー優勝、3年で連覇&2種目リレー制覇という快挙を成し遂げました。私にとってみれば、人生2回目の快挙でした。

最後の全中で快挙を達成し、観客席からの声援に応える

また一方、中学入学後の成績は良好でした。私の学校は中学校にして留年制度があった為、それに怯えて勉強して、最初の定期試験で学年2位の点数をとってしまったのを手始めに、その成績をキープするように、勉強にも力を注いでいました。

ここまでの私にとって、水泳と勉強は人生の全てであり、どちらも欠かすことのできないものでした。また、いままでに語った通り、努力に伴う結果も、表面上はついてきていました。
しかし、実は中学校時代は、私にとっては、あまり華々しくはないものでありました。

さて、中学3年生までの私の人生を、早送りで振り返って参りました。今回はもう長くなってしまいましたので、次回、中学校時代の水泳に対する心情の変化から、お伝えしようと思います。
現在取り組んでいる自転車競技を私が始めるルーツともなる話題ですので、ぜひご一読ください!

ぶらり部室と寮の旅【⑤大阪経済大学編】

全国の学生自転車競技部の皆さん、自転車競技ファンの皆さん、こんにちは!
日本学生自転車競技連盟学生委員長の方山堯です。

全国の学連に登記する自転車競技部の部室や寮を訪ねていくコラム第5弾、今回は大阪経済大学にお邪魔して来ました!!

過去の「ぶらり部室と寮の旅」はこちらから!
ぶらり部室と寮の旅【①早稲田大学編】
ぶらり部室と寮の旅【②龍谷大学編】
ぶらり部室と寮の旅【③京都産業大学編】
ぶらり部室と寮の旅【④同志社大学編】
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立派な校舎の大阪経済大学、正門の前でパシャリ

部室を案内していただいたのはこちらのお三方!
栗田龍之介選手、金井克磨選手、熊谷直己選手です!

金井「ようこそ、大阪経済大学へ!今日は僕たち三人が皆さんをご案内致します!」

阪急・地下鉄上新庄駅から徒歩約15分、大阪経済大学は閑静な住宅地の中にあります。最近新設された校舎を抜け、私たちは静かな部室棟の中に位置する部室にたどり着きました。

部室の大きな扉を開けると、そこには沢山の部員の皆さんが私たちを暖かく迎えて下さいました。

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部室取材があると聞いて大慌てで片付けをする部員の皆さん

部室兼倉庫と言ったら正しいかもしれませんが、多くの部員を抱える大阪経済大学にはなくてはならない場所です。それだけ、自転車以外にも多くの物が置かれているようですね。
また高さを生かして自転車を上に吊り下げられるようにしてあるみたいです。スペースの有効活用が垣間見られます。

熊谷「奥の方にテレビをはじめ冷蔵庫や電子レンジ、たくさんのソファーが置かれています。部員にとってはなくてはならない最高の快適空間ですね。」

そして忘れてはならない、大学構内には那須ブラーゼンに加入された大阪経済大学OBの下島将輝選手のポスターが。
部員の皆さんにとってはそれは偉大なOB。口を揃えて目標にしていると答えてくれました。

2014 湾岸クリテリウムでの下島将輝選手(現那須ブラーゼン所属)

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ここからは、先ほどのお三方にインタビューに答えていただきました。

Q.学校について教えてください。

栗田「とにかく大学が本当に綺麗だと思います。他の大学と比べても、近代的な校舎で清潔感のあるデザインに造り上げられているのが特徴です。他校の友人にも綺麗なキャンパスで羨ましいと言われたんですよ。」

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大学の校舎とは思えない清潔さ

金井「大阪経済大学のマスコットキャラクターである、はてにゃん!大経大の生徒にはかなり親しまれている存在になっています。可愛いですよね!」

熊谷「「つながる力、大阪経済大学」というスローガンがあるように、団結力を重視している校風です。その校風は部内にも非常に関係があり、部員みんなでミーティングをして物事を決め、一緒に目標に向かっていっています。」

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大学のマスコットキャラクターにもなっている「はてにゃん」。ブログも開設しているそうなので、興味のある方は是非。

Q.初めて部室に来た時の印象を教えてください。

金井「僕はオープンキャンパスの時に初めてこの部室を訪ねたのですが、元々自転車競技をやっていたためか豊富な機材と十分に整備ができるスペース、そして部員たちが集って和気藹々と話し合ったりすることができる場があることにとても惹かれました。あと、クーラーがあるので夏の暑い時期の練習後には涼むこともできます。」

熊谷「本当に思い描いていた部室だった印象があります。漫画に出て来そうな…。」

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最高のサポート陣が大阪経済大学チームを支える

Q.チームについて教えてください。

熊谷「大阪経済大学の自転車部は二つの班によって構成されます。そのうち一つはレース班であることは容易に想像していただけるかと思います。
では、もう一つは何かと言うと……なんとサイクルサッカー班が存在するのです!」

栗田「サイクルサッカーって何?という人のために説明すると、サッカーと似たルールで行われる屋内自転車競技になります。2014年度には全日本学生室内自転車競技選手権大会で優勝していて、なんと日本代表も輩出しているんですよ!僕たちレース班も負けていられませんが、是非サイクルサッカーにも注目していただきたいです。」

金井「レース班は現在全部で14人。そして、それをサポートするのが2名のメカニックとマネージャーの方々です。2名のメカニックの方は本当に自転車に詳しく、独学と自転車屋さんでアルバイトをすることで整備の知識を身につけたそうです。
またマネージャーの人材も豊富なので、困ったことがあったら日々助けてもらっています。」

熊谷「バンク練習は関西サイクルスポーツセンターで行なっています。トラック競技はまだまだ力不足ではありますが、もっと練習をして他校に追いつきたいと思っています。」

 

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レース班も負けれられない!

Q.全国の学連選手に一言どうぞ!

栗田「今はなかなか結果を出せていませんが、これから羽ばたいていきますので、全国の皆様応援よろしくお願いいたします!」

今回の取材は以上になります。
大阪経済大学の皆さん、ご協力ありがとうございました!

~編集後記~
大阪経済大学、その裾野の広さに筆者は大変驚かされた。レース班の強さもさることながら、サイクルサッカー班があることや選手のサポート体制が充実していることなど、他の大学では真似できないような部としての成熟度を垣間見ることができた。
部としての組織がしっかりし、かつ目標とすべき大きな存在であるOBがいることは彼らの今後の自転車競技生活に大きな支えとなることだろう。今後も大阪経済大学から強い選手が育っていくのを楽しみに待つばかりである。(慶應義塾大学 方山 堯)

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大学のシンボルマーク・ユニフォームに採用されているマゼンタは、情熱と若いエネルギーの色を表している
大阪経済大学体育会自転車部
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2016TRSを終えて(後編)

こんにちは!日本学生自転車競技連盟広報委員会です!

今回、先月に今シーズンのシリーズ戦が終了したTRS(トラック・レース・シリーズとは?)について、今シーズンの振り返る記事の後編です。

前編はこちらから!:http://jicf.info/officials/2302

2017年1月15日に開催された全日本TRS第6戦をもって、2016年度のTRS(トラック・レース・シリーズとは?)はすべての大会を終えました。

トラックレース競技のシリーズ戦であるTRSは2013年から始まり今年で4年目を迎え、着実に学連、日本の中でのトラックレース競技力の向上を目的とした効果がでてきています。

本連盟で来年度(2017年度)も引き続きTRSを継続していくにあたって、今年度の結果をどのように振り返るべきか、また来年度以降にTRSをどのように位置付けていこうと計画しているのか、日本学生自転車競技連盟の三宅秀一郎強化普及委員長に聞きました。


Q.今年は小林泰正選手が全日本オムニアム選手権で優勝するなど、学連選手が学連外のレースでも目立った一年でした。

三宅強化普及委員長「先ほど申し上げた倉林選手の例と同様、学連選手全体的に言えることは数年前と比べて絶対的なスピードが上がり、上位レベルでも競争相手が多くなってきたことにより練習効果が高まったということでしょう。

小林選手は倉林選手と同様一年生の頃から積極的にTRSに出場してきている印象が強いです。今後、他の中長距離の選手も相乗効果となってますます全体的なレベルが上がって行くことを期待します。」

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全日本オムニアム優勝の小林泰正選手(日本体育大学)

Q.女子選手の強化に関して、今後どのようにお考えですか?

三宅強化普及委員長「まずは、女子TRS優勝の伊藤選手、おめでとうございます。彼女は今シーズン積極的にレースに参加されていたことが非常に印象的でした。女子については学連全体を通して女子選手が少ない中、さらにトラック競技に取り組んでいる選手が少ないのが大きな課題ですね。TRSに関してはこれまで通り、学連以外の参加者も参加できるようにして広く募集し、毎回多くの女子選手に積極的に参加してもらいたいと思います。

幸い、高校生の女子選手は増加傾向にあるので、そう言った選手にも大学でも競技を続けてもらえれば今後の女子選手の強化につながると思います。

UCIでは年齢でカテゴリーが分かれますが、女子に関しては年齢制限を設けないで参加してもらうということも考えられます。
実際、今年度女子3kmIPで日本新記録を出した梶原選手については特例措置で、男子のクラス2に参加を認めるなど実力に合わせて対応し、強化に対し良い環境づくりが柔軟にできると思います。」

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梶原悠未選手(筑波大学)は男子クラス2に出場している(TRS第5戦 ポイントレース)

Q.話は変わり、2017年度から学連における選手権大会参加基準が変更されます。これにはどういった意味やねらいがあるのでしょうか?

三宅強化普及委員長「やはり全体の水準が上がったからです。目標誘導の意味合いもあるので、誰でもちょっと頑張れば達する基準ではあまり価値がないというのが私の本音です。
ただし一方で、これからトラック競技を始めようとしている選手にとっては入り口のハードルが高くなるため、学連選手内のバランスを考えて来年度の基準を決めました。

具体的には、A基準に関してはこれまで以上に高い目標を持ってもらえるように設定し、逆にB基準に関してはこれからトラック競技を始める人にも頑張れば手が届くレベルで設定してあると思います。
最近は昔に比べて初心者でもDHバーやディスクホイールを使うようになり、またタイムが出やすい競技場(伊豆ベロドローム、美鈴湖自転車競技場など)が増えてきていることも理由のひとつとして挙げられますね。」

Q.来年度からはオムニアムを選手権大会として正式に開始する予定です。学連で今後オムニアム競技はどのように位置付けられていくのでしょうか?

三宅強化普及委員長「TRSがある程度うまく出来てきたことにより、JCFの中距離強化指定選手には学連出身者が多く在籍しています。日本の強化に非常によく貢献できていると言えます。

オリンピックの種目としてオムニアム競技が採用されており、そこへの出場のみならず上位を狙う選手を輩出したいのです。そのためにはもっと多くの選手にオムニアムに取り組んでもらいたいという趣旨からオムニアムを選手権大会として正式にスタートさせることにしました。

これまでオムニアムをやったことない選手にとっても一つのターゲットになるでしょうし、下位の選手にも挑戦する良い機会を与えられると思います。
オムニアム選手権はB基準で参加できるため、是非多くの人に参加してもらいたいと思います。オムニアムの中ではポイントレースは経験する機会が多くなっていますが、テンポ・レースエリミネーション経験する機会が少ないです。オムニアムのみならずマディソンもオリンピックに採用される可能性が出てきましたので、もっとこれらの種目を練習できる機会を増やし、経験を積んでもらいたいと思います。」

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TRS総合第2位 渡部選手コメント:今シーズン一番印象に残っているレースはTRSのオムニアムです。 オムニアムはルールが大きく変更され、TT種目がなくなりテンポレースが加わったことや、ポイントレース最終ポイントが倍点になったりと、初めてのレースで新鮮でした。(写真は2016年11月開催の全日本オムニアム)

Q.これまでの質問をふまえて、三宅委員長が現在注目している選手はいらっしゃいますか?

三宅強化普及委員長梶原選手(筑波大学)はもちろんですが、沢田選手(日本大学)今村選手(中央大学)は来年度の更なる飛躍に期待したいと思います。

そして古山選手(日本体育大学)は梶原選手に匹敵するような日本を代表する選手になれるか、注目しています。」

Q.最後に、4月から学連の選手として走る新入生や、これから自転車競技を始めようと思っているクラス3の人たちへコメントを頂けますか?

三宅強化普及委員長「これは自転車競技経験者・未経験者関係なく、今の学生のトップは前よりレベルが上がっているもののまだ十分手が届く範囲だと思います。

自分で最初から水準を決めつけずに、上位を狙って取り組んでほしいと思います。練習の方法を間違えずに努力を重ねれば誰でも日本を代表する選手になれる可能性があります。

またロードも共通してクラス3の選手は、例えばパワーがない人はパワー系の練習を嫌がる傾向があります。
私はまずはそれなりのパワーを身につけるべきだと思います。

低学年のうちに基本的な体力を身に付けることは必須であり、特に体幹系の筋肉をつけるためにウエイトを行うことは重要です。

体幹がしっかり出来れば他の筋肉は自転車に乗ることでもついてきます。まずは体づくりから始めることを考えてください。

50km/hで巡行出来るパワーがないとロードもトラックでもクラス2でも完走すら難しいと思います。」

三宅強化普及委員長、ありがとうございました!