インカレを終えた4年生:橋本優弥選手(鹿屋体育大学)

インカレを終えた4年生シリーズ、自由投稿メッセージ第3弾は橋本優弥選手(鹿屋体育大学)。
優弥さんのコメントを見たい!と複数のリクエストを頂戴しお願いしたところ快諾頂きました。


橋本優弥選手(鹿屋体育大学)メッセージ

石上夢乃選手とペアで出場したマディソンでも優勝(写真右が橋本選手)

■インカレ(ロード・トラック)振り返り
最後のインカレということで、この大会に特別な思いを持って挑みました。
昨年度はアジア大会の為インカレに出場出来なかったりと、国際レースを優先的に考えてきたので、これ程こだわって挑んだインカレは、初めてだったかもしれません。
勝ちたい気持ちと勝たなければならないプレッシャーの中、苦しいレースとはなりましたが、三冠という思い描いていた最高の結果で締めくくることができたことを、とても嬉しく思います。

2019インカレではオムニアム、3kmIP、マディソン三冠達成に加え、チームスプリントでも2位入賞を果たした。

私自身、一年生の時にもこの大会で優勝していましたが、がむしゃらに走っていた一年生の頃と、鹿屋のエースとしての責任を背負った四年生とでは、違った喜びがありました。自分にも周りにも甘い私は、結局後輩に何も伝えることが出来ませんでしたが、走りをみて何か感じてくれたら、それだけで満足です。
今回、鹿屋のジャージを着て走る最後のレースとなりました。私は、大学自転車競技人生に一切の悔いはありません。そして、鹿屋体育大学で自転車競技を行えたことに、誇りを持っています。

鹿屋体育大学チームメンバーと。 (2019.7.7 個人トラックにて)

■学連レースや4年間の思い出
高校の頃からナショナルチームで一緒に活動し、学連選手でもある四人同期の存在にはとても感謝しています。学連レースではチームこそ違いますが、海外遠征では同じ仲間です。ジュニアで日本新記録を出した時や、エリートで日本新記録を出した時の、喜びや感動の瞬間を共有できたことは、今でも一番の思い出です。

四人同期、特に女子の梶原選手、古山選手とはいつも一緒に過ごしてきた(2016.7.3 個人トラックにて)
ウィニングラン後、いつも支えてきてくれたお父様と。

インカレを終えた4年生シリーズ2019 バックナンバー
・武山 晃輔選手(男子ロード優勝)
・古山稀絵選手(女子総合優勝 日本体育大学キャプテン)
・福田咲絵選手(女子ロード優勝)
・小嶋健太選手(男子ロード総合優勝 日本大学主将)
・山根将太選手(男子総合優勝 中央大学主将)
・五味田奈穂選手(順天堂大学)
・上野恭哉選手(法政大学)

photo&編集 深井文浩