中島渉選手にレース振り返りをお願いしました。
(本記事は「2022RCS第5戦 白馬クリテリウムラウンド」の一部です)
Q:2日間連続の優勝とRCSチャンピオン獲得おめでとうございます。レース前の気持ちや準備したことを教えてください。
中島選手:白馬には小学生の頃からMTBの全国大会や合宿でよく訪れていた地でもあり、「今年も勝負の夏がきた!」と思い出させてくれる場所でもあります。
昨年のクラス2とクラス1優勝もあり連勝続きであったため、今年もその記録を更新しようと気持ちで出場しました。また、インカレ前の最後のロードレースということで、現在の自分のコンディションの確認のためにも参加しました。
Q:レース展開やレース中に心がけていたのはどんなことだったでしょう。
中島選手:クリテリウムということでレース時間も短いため、とにかく出し惜しみせず全力で走ることを意識しました。もちろん勝つことを大前提には置いていますが、インカレに向けての高強度の練習も兼ね、自分から積極的にアタックしたりとレースの主導権を握る走りをしたいと思って臨みました。また、レース経験の少ない自分にとっては、同じレベルの選手と走る事によって自分の勝ち方を見つけることのできるいいチャンスだとも思っています!
Q:学連ではこれからもレースが続きます。どのように臨みますか?
中島選手:9月にはインカレがあり、学生にとって1番大きい大会が待っています。ロード競技では1番高いところに立つことが今年の目標です。その目標に見合った実力をつけられるよう、残り1ヶ月全身全霊で練習に励みたいと思っています。また、今回の白馬2連戦を得て、RCSのリーダージャージに袖を通すことができました。今年はどこまでキープすることができるか分かりませんが、もう一度最終戦である神宮外苑クリテリウムでジャージを着用し、レースに臨めたらと思っております。
Q:中島選手は学連以外のレースにも積極的ですね。そちらの展望についても教えてください。
中島選手:JPTの後半戦も残っておりますし、本職であるMTB(マウンテンバイク)とCX(シクロクロス)等のレースが待ち構えています。昨年は手首の骨折により思うような成績を残すことが出来ませんでした。今年こそは全日本選手権で日の丸ジャージに袖を通せるよう、残り少ない時間を無駄にせず頑張っていきたいと思います。
翌週の学生選手権オムニアム準備でお忙しいところ、レポートありがとうございました。
(Photo&編集:Fumihro Fukai )