【 データこぼれ話:東京六大学対抗自転車競技大会 】

東京六大学スポーツのファンの皆様、こんにちは。
六大学のスポーツといえば野球が一番有名ですが、野球以外のスポーツでも六大学の対抗戦が毎年行われています。

今回は1987年に始まり、今年で31回目を迎える東京六大学対抗自転車競技大会の歴史をデータで簡単にご紹介します。

【過去の成績】
法政大学が圧倒的な強さを誇り、30回のうち21回の優勝を飾っています。直近の10年でも5回優勝、昨年まで3連覇中であり、一度も3位以下に落ちたことがありません。
法政大学以外では、早稲田大学が7回優勝しており、2009年~2012年まで4連覇していた時代もありました。
上記の2校以外では明治大学(2013年)と立教大学(2000年)が一回づつ優勝しています。因みに立教大が優勝した2000年は、過去の歴史で唯一、伊東温泉競輪場で開催された年でした。
東京大学と慶應義塾大学の両校は、3位が最高です。東大は2002年と2010年の2回、慶應義塾大学は1988年、1995年、1996年に3位となっています。

【開催地と時期】
最近では西武園競輪場および千葉競輪場での開催が多くなっています。過去には花月園競輪場(2010年閉鎖)で5回、京王閣競輪場で3回開催されているのが目立つところですが、2004年には秋田県六郷自転車競技場、昨年2016年は伊豆ベロドロームで開催されるなど関東地区以外で開催されることもありました。
通常は11月に開催されることが多い本大会ですが、昨年はリオデジャネイロ五輪の開会式と同日(8月6日)に開催されており、インカレの前哨戦を兼ねた大会となりました。

今年の開催地は千葉競輪場ですが、来年から250mトラックへの改修工事に入る予定のため、500mトラックで行われるのは今年で見納めとなる可能性が高いです。

千葉競輪場以外では過去に西武園競輪場が500mトラック時代に開催されていた(1987年/1992年)ことがありましたが、1994年に400mトラックに改修されています。