曽我部 厚誠(京都産業大学)

2017/07月:第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

男子ポイントレース優勝
曽我部 厚誠 そがべ あつのり
京都産業大学 2年/大阪府立城東工科高等学校

主な戦績
2017全日本学生選手権トラック 男子PR 優勝
2016インカレ 男子PR 2位
2016Jr.世界選手権 スクラッチ 8位

大学生になって初めて全国大会での優勝ができたので、とても嬉しいです。そして次もまた勝ちたいと強く思っています。

今回のレースで勝つためにはラップが必要不可欠だと思っていました。
1ラップ目は2位の荒井選手(法政大)を含むラップだったので、逃げの最中も荒井選手の動きを常に見ていました。
逃げグループの中でスプリントになった時は点差を広げられないようにスプリントに参加して少しずつ点数を稼ぎました。
逃げている最中はメイン集団が落ち着いているように見えたので、ラップするタイミングを逃げグループの中で調節し、自分以外の選手がラップしてからも先頭でポイントを取り、落ち着いてラップしました。

レース中は荒井選手(写真左)の動きを常に意識していた。

荒井選手との点差があまり開いていなかったので、もう一回逃げのチャンスを待ち、集団のペースが落ちた時に、荒井選手とスプリントで点数を稼いでいた岡本選手(日大)を含まない逃げに乗ることができて、勝てるかなと思いました。

集団は止まっていたので1人でラップして確実にポイントを重ねていきました。

単独でラップする曽我部選手(ポイントレース決勝 後半)

自分が専門とするポイントレースはロードレースと違って、観客側からも選手側からも、誰がどんな動きをしているか常に見られるので面白いと思います。
また、距離が伸びると集団が止まるので逃げが決まりやすくなるなど知っておくとみどころのポイントになるかと思います。

伊豆ベロドロームは室内競技場のため風がなく、高速での巡行が楽だと感じています。そして1周250mなのでPRレースなどの周回を重ねるレースではラップもしやすいです。しかしスプリント勝負などの場面では屋外バンクより捲りにくいと感じてます。

残10周ポイント周回をトップで通過する曽我部選手。

今回優勝できたのは応援してくださった皆様のおかげです!
ありがとうございました。
8月のインカレでも優勝して学歌を流せられるように頑張りたいです!

次のレースでも優勝を目指して頑張りますので、京都産業大学自転車競技部の応援よろしくお願いします。