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【お知らせ】『学連創立80周年記念誌』を発行

日本学生自転車競技連盟では創立80周年にあたり、『学連創立80周年記念誌』を発行しました。
関係団体・者からのご祝辞や加盟校OBからの寄稿等からなる、節目の1冊に仕上がっています。
また、過去10年の学連主催大会の全記録、主要大会の写真等が収録されたDVDが付いています
ので、ご自分や先輩後輩の記録を改めて確認することも可能です。

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ご希望の皆様に1冊2,000円(送料込み)で販売いたしますので、是非この機会にお求めください。(冊数に限りがありますので、ご注文はお早めに。)
【注文方法】

次の口座に@2,000×必要冊数の代金をお振込みください。(振込手数料はご負担願います。)
銀行振込控え(振込受付書・ご利用明細票等)を領収書に代えさせていただきます。

みずほ銀行(0001)
渋谷支店(210)
普通預金  2093085 (口座名義)
日本学生自転車競技連盟 学生事務局

· お振込み名義は 「キネンシ ○○○○○○(お名前)」としてください。
· 学連宛ハガキ、FAX、電子メールのいずれかで、記念誌郵送先(郵便番号、住所)、お名前をお知らせください。

(連絡先)
日本学生自転車競技連盟 
〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1  岸記念体育会館
FAX:03-3481-2369
メールアドレス:jicf@remus.dti.ne.jp

· 発送 入金と郵送先が確認でき次第、発送いたします。

【登記学生選手対象】学連80周年記念祝賀会のお知らせ

*本案内の対象者は、学連に加盟・登記している学生を対象としたお知らせです。*

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09/11:学連創立80周年祝賀会学生用案内(PDF形式)
09/05:祝賀会学生用申込書類(Excel形式)

学連創立80周年を祝い、下記の日程で「記念祝賀会」の開催を予定しております。

学連80周年を祝う宴ですので、選手・学生チーム関係者の皆様にもご参加頂きたいと思います。

参加を希望される方は、メールでお申し込み下さい。
尚、申し込みは各大学別(個人参加は不可)参加者数は会場の関係から各校2名までと致します。

日時 
10月10日(月・祝) 

会場 
京王プラザホテル 本館5階 「コンコードボールルーム」 
アクセスマップ:http://www.keioplaza.co.jp/access/
受付 
午後5時から 
開演 午後5時30分から 

会費 
4,000円/1人(必ず釣銭の無い様、当日持参下さい。) 

申込先 
jicf@remus.dti.ne.jp 

申込方法 
添付の申込用紙に記入の上、上記メールアドレス宛てに送信 

申込期限 9月20日(火) 

TRS第2戦・RCS第2戦・修善寺カップ共通データページ

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共通データ
コミュニケ(PDF形式)1日目競技結果(PDF形式)2日目競技結果(PDF形式)

TRS第2戦
大会要項(PDF形式)申込書類(Excel形式)エントリーリスト(PDF形式)4/23修正版
コミュニケNo.01-02(PDF形式)

RCS第2戦
大会要項(PDF形式)2016/03/24修正版/申し込み用紙(Excel形式)
エントリーリスト(PDF形式)5/14修正版

修善寺カップ
大会要項(PDF形式)申し込み用紙(Excel形式)
エントリーリスト(PDF形式)4/18修正版

 

学生選手権クリテリウム大会みどころ

2016年4月29日(金・祝)に第18回 全日本学生選手権クリテリウム大会が滋賀県東近江市栗見新田町 東近江ふれあい運動公園特設コース (1周2.0㎞)で開催されます。JICF公式HP大会概要ページhttps://jicf.info/2449/

今年で18回目を迎える本大会は、2016年シーズン最初の学生選手権となり、男女合わせて127名の登録選手が出走予定です。 

男子予選第1組13:00〜 男子予選第2組13:40〜

競技種目はクリテリウムで東近江ふれあい運動公園にコースを設置し、1周回2kmの平坦なコースを男子予選は20km(10周回)で行います。中間スプリントとして、男子予選は毎周回フィニッシュラインを通過した先頭から5点,3点,1点とポイントが与えられ最終ゴールは通常の2倍の得点を与えるポイントレース方式で上位25名が決勝に進出することができます。ロードレースはチーム競技なので、より多くの人数を決勝に進めることができるチームが決勝では有利となります。

 女子決勝14:50〜

昨年度大会は宮田菜摘(朝日大)が中井彩子(鹿屋体大)を僅差で破り優勝しました。今大会では昨シーズンの最終戦となった外苑クリテで高校生ながら女子オープンで優勝した岡本二菜(日体大)が日本体育大学に加入し、2015年度ロードレースポイントラインキング1位の斎藤望(日体大)と、斉藤と共にWUC(世界大学選手権)にも出場した谷 伊央里(日体大)など非常に厚い選手層で上位を狙います。他にも2015年度学生選手権個人TT優勝の江藤 里佳子(鹿屋体大)などスピードに定評のある選手などの活躍が期待されます。

 

男子決勝15:40〜

昨年度大会は、秋田拓磨(朝日大卒・現シマノレーシング)が圧倒的なスプリント力をみせて、2位の伊藤宏人(順天堂大)に16ポイント差をつけて初優勝を果たしました。ポイントレース方式のクリテリウムでは中間スプリントでの走力が必要になるため、昨シーズンRCS総合優勝し、昨年度大会で3位につけた小林和希(明治大)、2015外苑クリテで優勝を果たした岡本隼(日本大)、昨年度の学生選手権クリテ2位の伊藤宏人、1年生ながら2015年度RCSランキング3位で昨シーズンを終えた孫崎大樹(早稲田大)、TOJ(ツアーオブジャパン)東京ステージ5位のスプリンター黒枝咲哉(鹿屋体育大)などが注目選手としてあげられます。

しかし確実に決勝に進み、戦略的に組織でレースを展開するチーム力が勝敗を分けそうです。チームの組織力同士の戦い、それに対し個々の力がどう戦うか。また、加入したばかりの新1年生が活躍の場をみせることができるかというのも観戦のポイントとなります。

多くの選手にとって、今シーズンの学連ロードレースの初戦となる大会です。

本大会では普及大会として男子クラス3決勝14:10〜を開催し、出走者上位5%以内の者はクラス2に昇格となり、インカレなどの出場資格を得ることができます。

 翌日4/30-5/1はRCS第1戦菜の花飯山ラウンド

学生選手権クリテの翌日は長野県飯山市で2016RCSの初戦となる飯山ラウンドが開催いたします。大会概要ページ:https://jicf.info/2900/

こちらは2日間の開催で、多くの選手が参加予定です。

 

日本学生自転車競技連盟公式ホームページ: https://jicf.info/

大会競技速報は学連Twitter

学連競技速報 Twitter:https://twitter.com/jicf_jimukyoku

 

お問い合わせは電子メールで日本学生自転車競技連盟まで:jicf@remus.dti.ne.jp

 

【レポート】世界大学選手権2016

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2016世界大学選手権レポート(PDF形式)

2016世界大学選手権自転車競技 
大会概要 場所 フィリピン タガイタイ(マニラ空港から約60km) 
種目 クリテリウム・ロードレース ・MTBクロスカントリー・MTBエリミネ―タ 
期日 2016年3月17日~3月20日(派遣期間 3月15日~3月21日) 

選手団 
スタッフ 三宅秀一郎 
ロード  
伊藤宏人 順天堂大学 小玉 凌 中京大学    
小林和希 明治大学 猿田 匠 東北学院大学  
冨尾大地 鹿屋体育大学 馬渡伸弥 鹿屋体育大学  
樫木祥子 駒澤大学 斉藤 望 日本体育大学   
谷伊央里 日本体育大学 中井彩子 鹿屋体育大学   
MTB    
前田公平 法政大学 相野田静香 松本大学

レポート

【16日】 練習 宿舎は外部との出入りをゲートで警備員がチェックするような高級別荘リゾートエリアのなかにあり、 その外へ自転車で出ることは許可されなかった。ロード陣はエリア内を軽く1時間ほどトレーニングした。その際フィリピンの選手にクリテリウムのコースを教えてもらい登りと下りしかないことを知る。MTB陣は会場が車で2時間かかる場所らしく、2回目に設定されていた時間を2時間遅れで出発したものの運転手が道に迷って練習出来ずにホテルに戻ってきてしまった。

【17日】 クリテリウム 宿舎から近いことだけは助かったのだが、およそクリテリウムと聞いて想像できない20%近い勾配の登りと下りのみの1.8km周回コースで行われた。-2LAPになると降ろされる。 女子 20周5周毎のポイントレース方式で争われた。きつい登りのせいで1回目(5周目)のポイント周回までに樫木を含む4名の先頭集団とそれ以外のバラバラになって走る選手と言う構図。間もなく一桁順位で走っていた中井が落車。2回目のポイント周回(10周)時点で走路上には4名の選手しか居ない。樫木は遅れながらも4位で走りきった。斎藤9位、谷17位、中井DNF 男子 30周6周毎のポイント方式。 1周目馬渡が先頭で戻ってくるが、きつい登りでばらばらとなり日本選手は2周目には先頭集団に誰も居ない。10周するころには日本選手は全員降ろされてしまった。最後は女子同様4名しか走っていない。途中まで全員をラップしそうだったオーストラリアのMonkをフィリピンCayubitが逆転し優勝した。日本選手では伊藤が一番前で走っていたのだがチップを使っているのに何故か違うリザルトになっている。チェックすると約束してくれてもノレンニウデオシ。富尾22位、小玉23位、伊藤26位、馬渡31位、小林34位、猿田36位

【18日】 ロード 当初20日に予定されていたが、日曜日の公道閉鎖が難しいとのことで18日に変更された。スタート地点までバス移動。MTBの選手がサポートにまわった。 女子 80km 前日の夜10時に レース開始時間を9時から8時に早めることとホテル出発時間を7時から6時に変更する旨を聞く。朝食は5時から取れるとなっていたが、予想通りレストランの鍵が開いていない。とにかく6時に出られるよう準備したが、送迎の車も遅れ、ホテルを出たのは結局7時であった。さらにスタート地点にチームカーが準備されておらず、チームカーが揃ったのが9時、スタートは9時15分という・・。 クリテで優勝したドイツのKasperはワールドカップ上位入賞のプロ選手。今日は序盤30㎞までの6つの登りでどこまでついて行けるかにかかっている。リアルスタート地点に到着前に中国の選手が遅れている。上と下の格差が大きすぎる。一つ目の登りで先頭は5名樫木が付いて行っている。後はばらばら。6つ目の登りの途中で樫木が遅れる。下ると残り40kほど緩い登りが続く。無理して登りでついて行った樫木のスピードが落ちる。斉藤とコスタリカの選手との2名に抜かれる。コスタリカの選手が前に出たがらないので斉藤が途中でアタックを繰り返すが引き離せない。この動きでスプリントなら斉藤に分がありそうな事を確認出来たが、斉藤はゴール地点を間違えてしまい6位に終わる。樫木8位、中井12位、谷DNF。 男子 40k下り基調を進み、女子のスタート地点からは女子と同じコースの120㎞。 市街地からのスタートは良いが、時速60kを超えて走る隊列に無関係の車やオートバイが入ってきてしまうカオス状態。暫くして市街を離れるとようやくロードレースらしい隊列となった。登りの前の10数人の逃げに小林が入り、メインと1分以上開く。登りでメインが追いつきカウンターで先行した選手で上位が決まってしまった。この最初の登坂で猿田が遅れる。2つ3つと登るうちに小林、冨尾も遅れる。メインに残る小玉がパンクし、渡した代輪が整備不良(申し訳ない)でDNFとなってしまう。5つ目の登りで馬渡も遅れ、メインには伊藤だけが残る。メインと言っても最後には6名程しか残っていないため先行には追いつけず、伊藤は8位争いのスプリントで2番目となり、9位となった。馬渡17位、富尾27位、小林30位、小玉、猿田DNF

【19日】 MTBXE 16日は出来なかった試走は17日に出来ていた。難易度は低いのでパワーがなければ勝てない1.2kmのコース。組合せのためのTTを行い即座にトーナメント。インターバルのないトーナメントは見る方は良いが選手はきつい。 女子 相野田はTT4位。1位は相野田より遅く見えたマレーシアの選手と言う手元と違うリザルトだったが、組合せ的には問題ない。 準決勝を1位で勝ち上がり、決勝ではドイツとポーランドには負けたが3位となり銅メダルを獲得。 男子 前田もTT4位から準決勝。スタートは前を取ったが落車し3番手で後半へ、下りスラロームでポーランド選手が落車し2番手となる。2位上がりなので抜かせないクレバーな走りで決勝へ進んだ。決勝は、地力通り3位で銅メダルを獲得した。スライド07

【20日】 XCO 5.3kmの周回 ロード選手が全員でサポート。 女子5周 XCEには出なかったポーランドの選手がもう一人加わった。落車もあり、ドイツとポーランド2名に続く4位となった。 男子7周 スタートで弾かれたものの1周目は4名の先頭パックで走る。しかしドイツやポーランドの選手にパワー負けし4位に終わった。 全般として欧州選手との差を感じたが、アジアでは十分通用した。しかしモンゴルとフィリピンが順調に強化が進んでいる印象。そして予定は未定を実感することになったがそれも 良い経験になった。

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⽇本学⽣⾃転⾞競技連盟 平成28年度 事業計画 2016

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平成28年日本学生自転車競技連盟事業計画(PDF形式)

⽇本学⽣⾃転⾞競技連盟 平成28年(2016)年度 事業計画 v1.0

2016年3⽉12⽇

1 概 要
本連盟登記選⼿数は1995年から下降傾向をたどり、2002/2003年度は300⼈台後半まで減少したが、2004年から上昇に 転じ、2015 年度も上昇基調である。社会全般としての少⼦⾼齢化・⾼校⾃転⾞部の部員減少・⼤学⽣の体育会系部活離れといった逆⾵環 境と、⽇本社会全般の⾃転⾞・サイクルスポーツへの関⼼の⾼まり・実際にロードバイクに乗る⼈⼝の増加という順⾵基調の環境が混在して いる中で、 ⽇本各地・都道府県連盟との共同開催によるレース数の増⼤、国際的レースへの積極的参加、といった近年の施策が⼀定の効果を 上げていると考えられる。しかしながらその増加率は低迷しつつあり、次の段階へ向けた施策が求められてきている。さらなる登記選⼿数の 増加、競技⼒・運営⼒の双⽅においてより⾼い⽔準をめざしてゆく。 競技中・練習中の安全の確保は常に重要な命題である。競技⽤⾃転⾞に乗る⼈の数が増えることは競技の振興にとって基本的に好ましいこ とであるが、他⽅、道路における歩⾏者・⾃動⾞等との共存のバランスに変化をきたしてきている。公道をお借りして⾏われる⾃転⾞競技の 特性に鑑み、マナーとルールの遵守の徹底に対して、本連盟登録校競技者は社会の規範となるべきライディングを⽇常より⽬指す。 練習中の交通事故では、被害者にも加害者にもなるリスクがある。⾃転⾞競技が安⼼して取り組めるスポーツとなるよう、各クラブでのコ ーチ・監督の育成や、⼤学にはいって初めて競技を始める競技者への講習会等の実施を推進していく。またJCF との情報交換・⼈的交流を深 め、学連独⾃の対策と同時にナショナル・レベルでの普及・安全対策の充実にも取り組んでいく。そのためにも、チーム運営に携わる者のコ ーチ・指導員・チームアテンダント資格の取得を通じて、資質の向上を図っていく必要がある。 加盟100校・1000名にむけ、⼀層広い裾野と⾼い頂点の選⼿・チーム指導者・審判層を構築していく。 2020年のオリンピック競技⼤会開催が決定し、選⼿育成・周辺領域充実の両⾯で⻑期的視野にたった施策が求められている。今後、当 連盟出⾝競技者、コーチ・審判など選⼿を⽀える周辺領域での本連盟出⾝者の活躍が重要であり期待されるところである。 競輪収益⾦を原資とする補助⾦は、減少の⽐率は⼀時期よりは若⼲弱まったものの引き続き減少傾向であり、加えて⽀給審査は厳格化され ている。本連盟は継続的な⾃主財源拡⼤策により徐々に補助⾦依存体質からの脱却をはかりつつあるものの、依然としてトラック⼤会・本格 的選⼿権⼤会を中⼼に⼤会開催にあたっては補助⾦依存度が⾼い。補助⽐率低下に備えた財務体質改善が引き続き必要である。その基礎とな るのは何を於いても、⾃転⾞競技の発展に情熱と愛情を注ぐことをいとわない幅広い⼈々の協⼒であり、とりわけOB・OG の⾦銭的・時間 的・マンパワー的協⼒体制をより広く確固たるものにしていく必要がある。 東⽇本⼤震災をはじめとする2011年に続いた災害からの復興に関して学⽣⾃転⾞競技は何をできるか、は今後も議論と検討が必要であ るが、本連盟が実施可能な「競技⼤会の開催」として本年度は東⽇本学⽣選⼿権トラックを福島県泉崎国際サイクルスタジアムで⾏う。 ロードバイクに乗るサイクリスト⼈⼝は確実に増加しており、また各地の地⽅公共団体や財界は⾃転⾞を軸とした街の活性化に期待を寄せ ている。競技⼈⼝増加は競技連盟の施策次第、⾮常に明るい未来があるともいえる。学⽣スポーツとしての基本的な魅⼒を磨きつつ、社会的 存在価値のある運営を通じて本連盟憲章の定める⽬的であるところの学⽣⾃転⾞競技の健全なる発展に向けて、引き続き事業運営に取り組ん でいく。

2 国際⼤会の開催・参加
・世界選⼿権・ワールドカップ
オリンピック参加資格対象ポイント⼤会への本連盟競技者の参加を促進する。
・アジア選⼿権ロード&トラック
本年度後半である2017 年2-3 ⽉にロードレースがバーレーンで、トラックレースがインドで開催される。本連盟登録競技者の参加を促 進する。
・世界⼤学選⼿権
2016年3⽉にフィリピンで開催された。⽇本でいう2016年度は開催年ではない。
・アジア⼤学選⼿権
アジア⼤学スポーツ連盟の事業の⼀環として2016年10⽉に韓国にて第⼆回⼤会・ロードレースが開催予定である。⽇本代表チームの 派遣を予定する。
・⽇韓学⽣対抗: 第22回⽇韓対抗学⽣⾃転⾞競技⼤会が⽇本で開催される。11⽉上旬開催予定。 これまで同様、⼤学対抗の優勝者から派遣選⼿が選考される予定である。今年度は⾼体連主管にて⼤会運営を⾏なう予定である。
・U23 ネイションズ・カップ: JCF 派遣⽅針と連携しつつ、本連盟競技者派遣を積極的に働きかける。
・明治神宮外苑⼤学クリテリウム: 2015年から3⽉に時期を移して実施され、社会に認知される都市型ロードレースの代表的イベントとして⼀定の位置づけを得つつある。 観客にとってより魅⼒があり注⽬される⼤会としていくため引き続き国内カレンダー⼤会の範囲内(3 チーム迄〕で海外⼤学チームの招待参 加を受⼊れ、⼤学クリテリウムとしての性格を明確にし、レベル向上と国際交流を図る。チーム招聘を契機に始まったメルボルン⼤学、アム ステルダム⼤学との交流を持続・発展させていく。
・トラック・クラス3国際⼤会
本連盟競技者の五輪参加可能性を⾼めるべく、オムニアム・チームパーシュート等を実施するトラックレースシリーズを国際イベントとし て位置づけ、必要な参加国招聘と資⾦獲得の活動を⾏う。

3 国内⼤会への参加
学⽣競技者の技量向上・実⼒発揮の機会を捉え、積極的に国内開催主要⼤会に代表選⼿を派遣する。
・全⽇本選⼿権トラック: ⼤会参加基準に従い代表選⼿を選考・派遣する。
・ツアーオブジャパン: クラス2.1 レースでありクラブチームは参加不可。ナショナルチームメンバーに本連盟加盟校選⼿が選出されるよう働きかけを⾏う。
・ツールド北海道: 主催者からの本連盟宛推薦依頼に応じて推薦チームを選考・派遣する。
・トラック国際⼤会 2016年度ジャパントラックカップへの派遣選⼿を多く送り出すよう努⼒する。
・その他の⽇本国内開催国際⼤会: 本連盟宛推薦依頼・出場依頼あった場合、選考委員会にて検討のうえ代表選⼿を選考・派遣する。

4 選⼿権⼤会の開催
・全⽇本⼤学対抗選⼿権(インカレ): 静岡県伊⾖市・⽇本サイクルスポーツセンターにて実施する。⽇韓対抗代表選⼿選考会となる。
・全⽇本学⽣選⼿権ロードレース: ⻑野県⽊曽郡⽊祖村 奥⽊曽湖・味噌川ダム周回コースにて男⼦181km、⼥⼦100km で⾏う。男⼦は例年通り欧州派遣代表選考会のひとつ として位置づけられる。
・全⽇本学⽣選⼿権トラック: ⻑野県松本市・美鈴湖⾃転⾞競技場にて⾏う。
・チームロード: 昨年に続き、利根川沿道で開催、スタート/フィニッシュ地点はおおとね童謡ふる⾥室前予定。昨年同様60KM程度で開催予定。
・個⼈ロードタイムトライアル: 昨年に引き続き、選⼿権⼤会として利根川で実施する。
・全⽇本学⽣クリテリウム選⼿権:滋賀県東近江市にて⾏う。
・東⻄学⽣選⼿権トラック:2⽇間開催として開催する。東⽇本は福島県泉崎サイクルスタジアムにて開催。

5 強化・普及⼤会の開催
・ロードレース・カップ・シリーズ(RCS) シリーズ戦はこれまで主として地⽅連盟と連携して企画され、学⽣競技者の⼤会参加機会増⼤・地域における⾃転⾞競技活性化の両⾯にお いて⼀定の成果をあげており、選⼿権⼤会の参加資格を持たない選⼿にとっては参加資格を得る機会数の増⼤、すでに参加資格を持っている 選⼿にとっては実戦レースに於ける技量の⾼揚の効果があり、近年の新規加盟校・新規登記選⼿の増⼤にも寄与していると考えられる。 2016 年度は基本的に従来からの路線を踏襲する。2005 年に東⽇本学⽣クリテリウムとして千葉、埼⽟の2戦で始まったシリーズ戦は、年 間約15 戦程度でここ数年安定してきている。さらに実施可能な場合は年度途中であっても実施していくこととする。これまでに引き続き、 主管団体との役割分担・費⽤構造の明確化や、ラウンド毎の競技運営⽅法・質のばらつきの安定化など、運営⽅法の標準化・質と安全性の向 上を図る。 これまでのシリーズ戦は競輪補助⾦に依存せず、参加料・⼀般企業協賛⾦ ・開催地地⽅公共団体予算の協⼒により運営するスタイルをすで に確⽴している。今後の補助⾦減少に左右されずに学⽣競技者の⾛る機会を確保する努⼒が引き続き必要である。また、⼤会決算において余 剰⾦が出た場合には海外派遣事業を増やし、学⽣競技者の強化体制を確たるものにしていくことが望ましい。 ・ロードカテゴリ制 2008年度に導⼊された、実⼒別にクラス1,2,3,に分類する制度は、選⼿権⼤会参加時までのレース経験度があがり、選⼿権⼤会 の安全性・競技レベル向上と、学⽣⾃転⾞競技全体の活性化に⼀定の効果があったと評価できる。本年度もこのロード選⼿のカテゴリ制度を 基本的に継続する。選⼿権⼤会の参加資格としてはクラス2以上を原則とする。 ・欧州派遣: 2008年度から、年度当初に希望者を登録し、登録者の中から、全⽇本学⽣選⼿権ロードレース最上位者、3年⽣以下の全⽇本ロードレ ースカップポイント最上位者の2名を選考・派遣する⽅式とした。結果的に派遣される選⼿の実⼒レベルは従来より低くなったと⾔わざるを 得ない⾯があるが、参加意欲が⾼い者を確実に派遣することにつながり、⻑期的な派遣効果としては有意義であると評価できる。当年度は2 008年からと同様の選考⽅式とする。また、実施時期は学校の試験期間等も考慮し、9⽉上旬とする。また参加機会の増⼤と本連盟負担の 軽減を図るべく、昨年度より3名派遣となったが、これを継続する。
・トラックレースシリーズ ポイントレースを積極的に取り⼊れる。また集団スタートのトラック種⽬の参加基準に、トラック・シリーズ戦の成績を導⼊する。⾚字決 算となりがちな反省を踏まえ、財務状況改善を図る。

6 加盟校・登記選⼿
近い将来的に加盟校100校、登記選⼿数1000名を⽬指す。 (⽇本国内の国⽴⼤学85、公⽴⼤学74、私⽴を含めた⼤学総数約740校)

7 安全性の向上
新規加盟校の増⼤、各校における登記競技者の増⼤は喜ばしいことであるが、他⽅でビギナーレベルの競技者を⼤会に多く迎えることを意 味する。こうした情勢の変化を受け、本連盟としても安全性の維持・向上をはかるべく、以下のようないくつかの施策を導⼊する。
・⼤会における研修的要素の導⼊:ロードレースカップシリーズ戦の中で、主にクラス3カテゴリ選⼿を対象とした集団⾛⾏テクニックの実 地研修を⾏う。また、適宜スタート前に安全な乗⾞⽅法についてのレクチャー等の時間を設ける。講師は本連盟OB 等に依頼する。
・チーム指導者研修制度の創設:経験者の少ない、もしくはいないチームにおいてチーム指導者の育成をはかり、また伝統校においてもチー ム指導者の資質向上をはかるべく、ミーティング&レクチャー形式の研修制度を創設する。

8 コーチ・監督資格の取得促進
2013年度から国⺠体育⼤会は監督としての⼤会参加には⽇本体育協会公認指導員・コーチ資格保持が必須条件となった。本連盟として も、加盟チームのコーチング⼒の向上に際して資格取得を要件とすることは⼀定の効果が期待できることから、インカレでは⼀定の資格所持 を監督の要件とすることを徹底し、資格取得を促進したい。 また、チームアテンダント講習会を実施し、チームスタッフの基本的知識・技量の向上を図ることとする。

9 事業運営
2016年度役員により運営されることとなる。⼤会準備会合は毎週⽔曜⽇夜の定例会議を軸に進められる。
(審判業務)審判業務は⼤会運営の重要な要のひとつであり、⼀定の資格要件と経験を必要とする分野である。その⼈材の確保は⻑期的視点 に⽴脚し、加盟各校による応分の負担と努⼒によってのみ実現される。
(広報活動・協賛⾦募集)より⼀層の各校OB・関係者の協⼒をお願いしたい。
(普及・強化)JCF・⾼体連との連携強化を図りつつ、⼤会・練習時の安全性の向上、選⼿のライディング技能の向上、指導者の指導スキルの 向上と情報交換の活発化を図る。
(学⽣委員)登録は全校に義務づけられているが、とりわけインカレ上位校からの積極的な学⽣委員の派遣、当番校⼤会での積極的役割分担 が期待される。
(当番校制度)のローテーションに近年加わった学校を含め、活性化をはかる。
(アンチドーピング)⼤会における検査、講習会による啓発活動を進める。
(表彰)年間ランキングにより、最優秀選⼿表彰を⾏う。慶弔規程に基づき、国際⼤会参加者を表彰する。 以上