日本学生自転車競技連盟の主催する第九回明治神宮外苑大学クリテリウムが、今週末(3月8日・日曜日)に迫りました。会場は、明治記念館前をスタート/ゴールとし、解体工事の始まった国立競技場、神宮球場、秩父宮ラグビー場などの学生スポーツの中心地を横目に走る明治神宮外苑周回コース(1周1.5km)です。全8カテゴリー、総勢約300名が参加予定です。
グループ1(大学対抗)、14:25スタート
本大会のメインレースは、14:25スタートの男子大学生グループ1(大学対抗)のレースです。周回コースを20周し、各ポイント周回で獲得したポイントの合計を争います。
各校3名以内のチームでエントリーし、オーストラリア・メルボルン大学チームからの3名を含めて23チームが参加。1.5KMのコースを20周、30KMで競います。
第一回アジア大学選手権の選考を兼ねる予定
このグループ1は、今年7月下旬に韓国で初めて開催される「アジア大学選手権」の選考会のひとつを兼ねる予定です。(派遣者は正式にはJCF、JOCの承認を経て決定されます。)このアジア大学選手権はクリテリウム、ヒルクライム、ロードレースの3種目が予定されています。
全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ年間リーダーの決定
2014年度の全日本学生ロードレースカップシリーズ(RCS)の最終戦でもある本大会は、当レースの優勝を争うだけでなく、RCSの総合優勝者を決定する大会でもあります。
現時点のRCSリーダーは252ポイントで相本祥政(法政大学)ですが、2位:小林和希(明治大学)240ポイント、3位:高木三千成(立教大学)198ポイントです。通常のRCSでは1位に30ポイントが与えられますが、最終ラウンドである明治神宮外苑では優勝者に与えられるポイントは2倍の60点。そして2位48点、3位40点、以下10位までポイントが与えられます。
点数的には逆転圏内に数名がひしめいています。
女子クリテリウム
13:40 スタートの女子クリテリウムは学連登記選手以外にJCF登録競技者も参加可能なオープン形式のレースです。学生レース以上のハイレベルなレース展開が予想されます。中でも豊岡英子(パナソニック・レディース)の学生との戦いに注目が集まります。
大学生以外の部として10:50スタートの 小・中学生&マスターズ・タイムトライアル( 1 km×1 lap=1 km)、11:55スタートのマスターズ・クリテリウム (1.5 km×8 laps=12 km)を開催いたします。
なお、大会前々日の6日・金曜日の夜には大学自転車競技フォーラムが「TOKYO2020は何を残すか」をテーマに、国立オリンピック記念青少年総合センター(最寄り駅:小田急線参宮橋駅)センター棟402研修室において18時30分から行われます(参加無料、予約不要)。学生競技者、関係者を交えて、TOKYO2020後のレガシーと自分たち自身の関わりを考える場とする予定です。
インターネット・ライブ中継予定
当日のレース情報は、インターネット・ライブ中継予定ですので、会場にお越しになれなかたはそちらもご覧ください。ただし、自転車競技は生で見る迫力に勝るものはありませんので、可能な限り直接会場にお越しください。お待ちしております。
http://www.cycloch.net/special/gaien_live2015/
日本学生自転車競技連盟公式ホームページ
http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/
お問い合わせは電子メールで日本学生自転車競技連盟まで:jicf@remus.dti.ne.jp