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[みどころ]6/1(土) 第58回全日本学生選手権 チーム・ロード・タイムトライアル大会

大学対抗のチームタイムトライアル!
日本学生自転車競技連盟は2019年6月1日(土)に埼玉県利根川上流域南側 加須市・おおとね童謡のふる里室前発着の特設コースにて、第58回全日本学生選手権 チーム・ロード・タイムトライアル大会を開催いたします。

主 催 
日本学生自転車競技連盟 

共 催 
公益財団法人日本自転車競技連盟 一般社団法人埼玉県自転車競技連盟後 援 加須市 加須市教育委員会 羽生市 羽生市教育委員会 

協 賛 
公益社団法人全国競輪施行者協議会 一般社団法人日本競輪選手会 井上ゴム工業株式会社WIN AND WIN CO., LTD.(WIAWIS) セイコータイムシステム株式会社 株式会社パールイズミ

今年度、2つ目の「学生選手権大会」はJICF加盟校の学校対抗形式によるチームロードレースの優勝校を決める選手権大会です。

学生選手権TTTとは?
大学ごとの単独走の時間を競うロードタイムトライアル競技は1チーム4名で構成、フィニッシュ時は3人目がフィニッシュした通過タイムです。

過去は100km近い距離でレースが行われていましたが、2014年度大会より約60kmの距離となりました。以前はロード競技の強い大学が上位にいましたが、チームTTの距離が短くなった近年はトラック競技の団体追い抜きなどで上位にいるチームの活躍が目立っています。

このレースは走力とチームワークが試される団体戦で毎年、風の影響をうけるチームも多く、追い風・向かい風の状況を確認したり、チームスタッフが他大学とのタイム差を確認しながら走る選手に伝えて戦略を考える等、走る選手だけではなく、チーム一丸となって戦う大学対抗戦です。

まっすぐな道をチーム単独でひたすら走るロードタイムトライアル(写真は2017年レース)

レースは11時30分よりスタート!
レースは前年度の優勝チームから上位8校までが2分間隔でスタートし、それ以降は1分間隔でスタートします。
今年度は、前年度優勝校の前にオープン参加のEQADSが出走し11時32分より昨年度の優勝チームである中央大学が出走予定です。

2018年大会は中央大学が連覇達成!
昨年度大会は1番目にスタートした中央大学は、1周目終了時に2位と約1分ほどの差をつけて折返し、2周目はタイムを落としながらも、チーム力で乗り切り、1時間17分19秒76(時速49.04km)で2位の京都産業大学に1分10秒ほどの差をつけて大会2連覇を達成しました。

トップタイムでフィニッシュする中央大学チーム

今年の注目大学
現在、大会2連覇を達成している中央大学は、今シーズン、学生選手権の初戦となったクリテリウムでも1年生の中村龍吉選手が優勝しており、チームとしても良い形でシーズンを迎えています。昨年の優勝メンバー3名がエントリー、大会3連覇を目指し臨みます。

2018年 第2位の京都作業大学

3年連続で2位の京都産業大学は近年、急速にタイムトライアル競技で成績を残しています。昨年3位の日本体育大学は前年8位から順位を上げました。4年生の當原選手をはじめ有力な選手が揃っています。、4位の日本大学も2008年以来の優勝を目指し、トラック競技でも活躍している佐藤選手や修善寺ロード第2位の片桐選手はじめロード有力選手もエントリーしています。他にも昨年度出場していなかった有力校の朝日大学、1年生からロード競技で活躍が光る中川選手率いる早稲田大学、明治大学、鹿屋体育大学などが有力です。

2018年 第3位の日本体育大学
2018年 第4位の日本大学

各校強力なメンバーですが、チームメンバー全員そろっての脚力と精神力が試される競技でもあります。
また、当日の気温、天候などの風の影響も多くレースの勝敗を左右します。
当日のレースが終わるまでどうなるかわかりません。

中大の三連覇か?それとも伝統校の巻き返しか?伏兵の台頭か、それとも?各チームともに走る選手だけではなく、サポートスタッフ、OBOGも一丸となって、大学の名誉をかけた戦いにご注目いただき、是非会場にて熱い声援を宜しくお願いいたします!

大会に関する競技速報情報はTwitterで配信予定です!

日本学生自転車競技連盟競技
速報Twitter
https://twitter.com/jicf_jimukyoku

なお、翌日2019年6月2日(日)は第5回全日本学生選手権個人ロードタイムトライアル自転車競技大会が同コースで開催されます。

エントリーリストなど詳細はこちらから

第5回全日本学生選手権個人ロードタイムトライアル自転車競技大会
大会概要ページ:http://jicf.info/11481/

 

関連情報SNS/HP

日本学生自転車競技連盟公式HP:http://jicf.info/

JICF情報系HP officials:http://jicf.info/officials/

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【みどころ】第21回全日本学生選手権クリテリウム大会

今年度最初の学生選手権大会!
5月26日(日)に東京都品川区⼋潮 ⼤井埠頭周回コース(1周 7km)にて第21回全日本学生選手権クリテリウム大会(エントリーリスト・大会要項など、大会概要ページはこちらから:http://jicf.info/11650/)を開催いたします。

今年で第21回目を迎える全日本学生選手権クリテリウム。
学生選手権クリテリウムについてはこちらのページに経緯や過去の優勝選手一覧が掲載されていますのでぜひご覧ください。

JICF情報系サイトofficials↓
http://jicf.info/officials/jicc_crite

TOJと同日に開催される初の大会!
学生選手権クリテリウムはこれまで関西地区での開催されていましたが、今年度は国内最大級のステージレース、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の最終ステージとなる東京ステージで同日に開催され、多くの注目が集まる中、2019年度の学生クリテリウム王者が決定します。

ツアー・オブ・ジャパン2019公式サイト↓
http://toj.co.jp/2019/

競技種目はクリテリウムで男⼦6周回(42km)⼥⼦4周回(28km)で優勝者を決めるレースです。
TOJ2019でトッププロレーサー達が走るコースと同じコースレイアウトで平坦でスピードが乗る高速なレース展開が予測されます。
また、同日の11時からツアー・オブ・ジャパンが東京ステージの開催があるので、いつも以上の観客が見守る中でのレースになります。

2019ツアー・オブ・ジャパン
第8東京ステージコースレイアウト↓
http://toj.co.jp/2019/?tid=100072

女子の注目大学・選手紹介
昨年度は男女ともに京都産業大学の選手が優勝を果たしました。
女子では当時1年生ながら中冨選手(京都産業大学)が、早稲田大学の小泉選手とのスプリント勝負を制して初優勝を果たしました。
その後も修善寺カップ総合優勝なども果たしシーズンを通して活躍をみせました。

前年度優勝の中冨選手(京都産業大学)

本大会の注目選手としては昨年優勝の中冨選手(京都産業大学)、昨年2位の小泉選手(早稲田大)をはじめ、昨年4位の野寺選手を擁し、最多4名がエントリーしている順天堂大学、過去5大会で3回優勝選手を輩出している日本体育大学などの大学にも注目が集まります。

順天堂大学女子メンバー

また、福田選手(慶應義塾大学)、橋本選手(鹿屋体育大学)の2名はナショナルチームのメンバーとして国際大会で日本代表として活躍もしてきた4年生にとっては最後の学生選手権クリテリウムとなるので、力強い走りで白熱したレースが展開されることが予想されます。

修善寺女子ロードで(学連選手最速)2位にてフィニッシュする福田選手

 

男子は予選なしの優勝決定戦となる一発勝負!
男子は、例年とは異なり予選なしの決勝のみ42kmで優勝者を決定します。
昨年のレースの最上位としては3位の吉岡選手(京都産業大学)擁する京都産業大学が8名エントリーしており、昨年に引き続き大学での連覇を目指します。

吉岡主将率いる京都産業大学メンバー

注目選手としては、今年度のRCS3戦終了時までのリーダーとなっている鈴木選手(明星大学)、インカレロードで優勝経験がある武山選手(日本大学)、石井選手(鹿屋体育大学)などの選手がエントリーしています。

現RCSリーダーは鈴木選手(明星大学)

ロードを得意とする選手以外でもトラックレースで中距離レースを得意とする選手も多くエントリーしており、コースは平坦でハイスピードな力と力がぶつかりあう、より白熱したレースが展開されることが予測されます。

武山選手(日本大学)は直近の修善寺ロードで優勝している

新元号「令和」初の学生選手権クリテリウムの栄冠を勝ち取るのはどの選手か?
いつも以上に熱気に溢れた会場と観客の前で最初にフィニッシュラインを通過する学生選手権チャンピオンと激しく競いあう学連選手たちとの熱い戦いに是非、大きなご声援を宜しくお願いいたします!

関連情報ページ
日本学生自転車競技連盟公式サイト:
http://jicf.info/
JICF情報系サイトofficials:
http://jicf.info/officials/
競技速報Twitter:
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神宮外苑クリテリウム写真

2018RCS最終戦 第13回 明治神宮外苑大学クリテリウムの大会写真を提供していただきました。(写真:井上六郎)

[みどころ]文部科学大臣杯 第74回全日本大学対抗選手権自転車競技大会ロードレース競技

2017インカレロードレースで個人では武山選手が優勝、チームとしても団体優勝を果たした日本大学

大学No1を決めるワンデイロードレース!
大学自転車競技のビックイベントである文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称:インカレ)のロードレース競技が9月2日(日)に長野県大町市美麻地区 公道周回コース 1周 13.4 kmで開催されます。

大会関連情報
公式HP大会概要ページ:http://jicf.info/8233/
昨年度大会の競技結果:http://jicf.info/5960/

この1日で総合優勝が決まる戦い!
近年はトラック・ロード競技を連続して近接会場で実施することが恒例になっていましたが、後楽園競輪場でトラックを、富士スピードウェイでロードレースを開催した1972年以来、46年ぶりのトラック・ロード分離開催となります。

各大学とも、トラック競技を走ってロードレース競技もエントリーする選手にとっては例年よりも休養期間がありコンディション良い状態でロードレースに臨むことできます。

インカレの総合優勝に向けて、チーム一丸となり勝負を決める総力戦となります。
また、個人としても学生選手権個人ロードレースと並ぶ大学日本一を競うトップレベルの学生選手のみが選ばれて走ることができるレースであるため、最高峰の熱戦が期待できます。

舞台は長野県大町美麻地区!周回コース!
今回のインカレロードの決戦の舞台となるのは長野県大町市美麻地区の公道を利用した一周13.4kmの周回コースです。
距離は男子は174.2km(13周)、女子は67.0km(5周)で実施予定です。

一周の距離があるため、日本CSC5kmサーキットのような激坂はないものの、緩やかな登り坂の距離が長く、各選手は知らないうちに脚を消耗してしまいます。
下り坂はテクニカルなコーナーが少なくトップスピードを維持しやすいため、いい脚を長く使うことも要求されます。よって、生粋のクライマータイプではスピードが足りず、スプリンターのスピードだけでは押し切ることが難しい、総合力が試されるコースです。

トラック競技終了時の各大学状況
8/17-19まで文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称:インカレ)のトラック競技が伊豆ベロドロームで開催されました。男子トラック競技の総合成績は全種目で確実に得点を獲得した日本大学が75点で1位を獲得しています。
2位には56点で明治大学はが入り、3位早稲田大学53点、4位法政大学45点と続いています。ロードレース競技で多くの選手が上位でゴールできるかで得点が加算され総合優勝できるが関わってきます。
また、女子トラック競技はマディソン、チームスプリントで1位を獲得した日本体育大学44点で1位を獲得しており、2位には鹿屋体育大学が39点で追っています。こちらは接戦となっており、ロードレースの展開次第で総合優勝どのようになるのか?気になるところです。

男子注目大学・選手紹介
注目大学はトラック競技終了時点でトップに立っている日本大学は昨年同様に強力なメンバーで連覇に向かって戦いで臨んできます。
草場選手や武山選手という個人としても優勝を狙える選手とチーム戦でも有利に展開できるメンバーが揃っているチームです。

2017インカレロード優勝の武山選手(日本大学)2017全日本学生選手権個人ロードも優勝を果たしている

その日大を追う明治大は過去にインカレロードで優勝している野本選手が4年生最後のインカレで2回目のインカレロード制覇となるのかにも注目があつまります。
現在RCSリーダー孫崎選手を擁する早稲田大学も、過去のインカレで3位に入っている中川選手とともに上位を狙える力を持っています。

2018RCSの現在、リーダージャージを着る孫崎選手(早稲田大学)

西日本学連所属の京都産業大学と鹿屋体大なども今年の学生選手権でタイトルを獲得しているメンバーを揃えています。
京都産業大学は全日本学生選手権クリテリウム優勝の中井選手、鹿屋体育大学は全日本学生選手権個人ロード優勝の石井選手を擁するチームです。

2018全日本学生選手権クリテリウムで優勝した中井選手(京都産業大学)写真左

他にも学生レースやU23カテゴリで活躍する岡部選手(日体大)、佐藤選手(法政大)、尾形選手(中央大)などのメンバーにも注目があつまります。

女子注目大学・選手紹介
昨年同大会2位の中井選手(鹿屋体育大学)が中心となり展開次第では誰が勝ってもおかしくない混戦模様です。
大学対抗成績をも関係してくるため、トラック競技を終えて現在トップに立っている日本体育大学と2位につけている鹿屋体育大学の総合優勝をめぐる戦いにも注目が集まります。

2017インカレロード2位の中井選手(鹿屋体育大学)写真右端

今シーズン、1年生ながら学生選手権クリテリウムや修善寺カップで優勝を果たしている中冨選手(京都産業大学)など、若手の選手たちがどこまで上級生を追い詰めることができるか期待が高まります。

1年生ながら全日本学生選手権クリテリウムと修善寺カップで優勝している中冨選手(京都産業大学)

インカレロードに高木秀彰賞の新設
本年度のインカレロードの覇者を擁するチームには、サイクルフォトジャーナリストとして学生自転車界に多大なご貢献をされた 故 高木秀彰氏を顕彰し「高木秀彰賞」が授与されることとなりました。

高木秀彰賞の創設について

栄誉ある初代受賞チームがどの大学になるのか、こちらにも注目です。

過去から現在まで、インカレロードのチャンピオンは例外なく日本のロードレース界を背負う選手として羽ばたいてきた歴史があります。

2016インカレロードで優勝している野本選手(明治大学)直近、RCS白馬ラウンドではクラス1のレースで1位となっている

2020年東京五輪のスターが日本屈指の難コース、美麻の地で生まれるかもしれません。
大学の威信、仲間の期待を背負いつつ、己の誇りもかけた、選手たちのそれぞれの熱い戦いを、是非、ご注目ください。

 

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[みどころ]インカレ新種目:マディソン

文部科学大臣杯 第74回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会トラック競技が8月17日(金)−19日(日)に静岡県伊豆市大野 日本CSC伊豆ベロドロームで開催されます。

今年度からインカレに追加となった種目「マディソン」について説明したいと思います。

マディソンの競技中に選手が交替する様子。タッチをしながら選手が入れ替わる

アメリカ生まれの競技種目!
まず、マディソンという競技の名前の由来はアメリカ・ニューヨークにあるマディソンスクエアガーデンという場所で初めて行われたことがこの競技名の由来となっています。

競技のルールはポイントレースと同じですが、2名1組のチームで行うところが大きく違います。レースに参加できるのは1名のみでもう1名の選手はトラック上部を走りながら交替のタイミングを伺います。

高度なテクニックが必要な交替シーン
この2名の選手がタッチをしながら交替する様子はタイミングが高度な技術が必要となりこのレースの醍醐味といった部分でもあります。

詳しいレースのルールなどについてはofficialsのHP内の競技種目紹介ページを御覧ください!

マディソン(MADISON)

インカレマディソンの注目大学は?
2018年のインカレに採用されたマディソンは男女ともに行われます!
学生選手権大会ではこの種目は以前から行われており、近年、国外でこの競技の経験を積んだ選手が、活躍する傾向にあります。チームワークと高度な自転車操作、戦略、判断力、タイミングなども必要となり経験を多く積んでいるチームが勝利を得ています。

男子マディソンでは京都産業大学や法政大学が近年、この競技で活躍しています。

2018年全日本学生選手権トラックでは京都産業大学チームが優勝している。

2018年の全日本学生選手権トラックでも1位京都産業大学、2位法政大学という結果になっており、このインカレでも活躍が期待されるところです。

2018年全日本学生選手権トラック男子マディソン2位法政大学チーム

他にも日本体育大学、日本大学(冒頭に写真掲載)も先日行われたJICF国際トラックカップでエリートカテゴリの選手も参加したマディソンで上位の成績を残しています。

JICF国際トラック時の日本体育大学チーム。今回ペアは写真中央の満田選手と最左の當原隼人選手。

女子もインカレは昨年インカレ優勝校の日本体育大学と鹿屋体育大学がエントリーしています。

鹿屋体育大学チームは中井選手・西島選手のペアでインカレも出場予定

JICF国際トラックカップでは実践でインカレを想定したメンバーでのレースがありました。
こちらも総合優勝を目指す大学同士の熱い戦いが期待されます。

総合優勝2連覇を目指す日本体育大学チーム

学連から世界へ
マディソンは2020年の東京オリンピックの競技種目にもなっています。近年、大学生でこの競技を経験して国外でも経験を積んだ選手たちが全日本選手権でも活躍をしています。

国内ではまだ開催頻度が多くない種目ですがレースの面白さから徐々に認知度が上がってきている注目な競技種目です。

このインカレで是非、注目いただき、多くの方々にマディソンを知ってもらえればと思います!

 

[みどころ]インカレ新種目:オムニアム

文部科学大臣杯 第74回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会トラック競技が8月17日(金)−19日(日)に静岡県伊豆市大野 日本CSC伊豆ベロドロームで開催されます。

今年度からインカレに追加となった種目「オムニアム」について説明したいと思います。

オムニアムは複数の競技の成績を点数化して、その合計得点の優劣により競う競技です。

UCI主催の世界選手権では男子が2007年、女子は2009年より実施されていて比較的新しいトラック競技種目です。

種目については2016年のルール改正以降、6種目あった種目が競技種目変更があり、2018年現在は下記の種目と順番でレースが行われています。

第1種目:スクラッチ
第2種目:テンポレース
第3種目:エリミネーション
第4種目:ポイントレース

詳しいレースの説明はofficialsのHP内の競技種目紹介ページで情報配信しておりますので、そちらも御覧ください!

オムニアム

インカレで初開催のオムニアム!
学連では2017年から学生選手権大会としてオムニアム競技が学生選手権種目に採用されました。
それ以前は、学連主催のトラックレースのシリーズ戦:TRSの中でオムニアムラウンドという形でありました。

そして今年度(2018年)からはインカレで行われていたポイントレース、スクラッチといった中距離種目がオムニアムという形で統一されました。

まずはポイントレースで予選
今回のインカレでのオムニアムは出場選手は1大学1名で予選のポイントレースを行ってから本戦に入ります。
出場予定大学選手は30名で本戦には20名すすめる予定です。

注目選手は?
2018年全日本学生選手権オムニアムはJICF国際トラックカップと同時開催で、安彦選手(日本体育大学)が初優勝を飾りました。
2位は草場選手(日本大学)でした。

2018年全日本学生選手権オムニアム優勝の安彦選手(日本体育大学)写真左上。 写真中央が2017年学生選手権オムニアム第2位の近藤選手(法政大学)
ロードレース、トラック中距離で活躍する草場選手(日本大学)
高校時代からトラック中距離で活躍する曽我部選手(京都産業大学)

2017年の第1回全日本学生選手権オムニアムの優勝は中井選手(京都産業大学)でした。今回のインカレではポイントレースで成績を残している曽我部選手(京都産業大学)が出場します。

その他にも注目を集めるのは、2017年学生選手権オムニアムで2位の近藤選手(法政大学)や2018年学生選手権オムニアム3位の植益選手(大阪産業大学)、ポイントレースや国際大会でも活躍する松本選手(鹿屋体育大学)、その他にも永田選手(朝日大学)の走りに注目が集まります。

植益選手(大阪産業大学)と永田選手(朝日大学)ともに西日本学連で活躍する選手
国際大会でも経験を積んでいる松本選手(鹿屋体育大学)

全日本選手権や国際大会でも学連選手が活躍するオムニアム
2017年のUCI主催のワールドカップで梶原選手(筑波大学)が日本人史上初の女子オムニアムで優勝し、学連OBの橋本選手(KEIRIN・鹿屋体育大学OB)が2014年アジア大会オムニアム優勝、またリオ五輪ではOB窪木選手(ブリヂストン・日本大学OB)、OG塚越選手(シエルブルー鹿屋・鹿屋体育大学OB)が出場するなど大学生での自転車競技を経て、オムニアムで活躍する選手は多くいます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックでもオムニアムにこのインカレでのオムニアムを経験した選手が出場する可能性も多くあります。

是非、今回のインカレオムニアムにはご注目いただき、新しい競技種目としてこれからも多くの方々にご声援いただきたいと思います。

 

[みどころ]文部科学大臣杯 第74回全日本大学対抗選手権自転車競技大会トラック競技

大学自転車競技の頂点を決める競技大会!
大学自転車競技のビックイベントである文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称:インカレ)がトラック競技2018年8月17日(金)から8月19日(日)まで静岡県伊豆市大野 日本サイクルスポーツセンター 伊豆ベロドローム( 250m) で、ロード競技が9月2日(日)に長野県大町市美麻地区 公道周回コース 1周 13.4 kmで開催されます。

関連情報
公式HP大会概要ページ:http://jicf.info/8233/
昨年度大会の競技結果:http://jicf.info/5960/

例年、トラック競技、ロード競技ともに同開催でしたが、今年度は分離開催という形になっています。

インカレとは?
日本学生自転車競技連盟が主催する競技大会には全日本学生選手権大会が現在7つあります。(大学対抗選手権・個人ロード・クリテリウム・チームTT・個人TT・個人トラック・オムニアム)
インカレは連盟発足年である1936年に記念大会が行われ、以降現在に至り、今大会で74回目となります。
全日本学生選手権の最上位に位置づけられた大学対抗戦としてトラック・ロードの各種目の得点を総合した大学の総合成績で競う競技大会です。

競技種目 は
男子の部:スプリント、1kmTT、ケイリン、4kmIP、タンデムスプリント、4kmTP、チームスプリント、 オムニアム、マディソン、個人ロードレース 174.2 km(13周=174.2 km)

女子の部:スプリント、500mTT、3kmIP、チームスプリント、オムニアム、マディソン、 個人ロードレース 67.0 km(5周=67.0 km)

合計男子10種目、女子7種目で開催されます。

 

大会フォーマット・スケジュールが大幅変更!
今大会は、平成最後のインカレとなるだけでなく、2020年の東京五輪に向けた改修工事に入るため、現行の伊豆ベロドロームでは(おそらく)最後のインカレとなります。

東京オリンピック2020の競技会場になっている伊豆ベロドロームは大幅な改修工事を予定している

伊豆ベロドローム

また、本年度からインカレにマディソンとオムニアムが正式種目として追加された関係上、トラック部門とロード部門が分離開催になっただけでなく、トラック部門の大会スケジュールも大幅に変更されました。

スケジュール決定の際には、理事会などで多くの時間を割いて協議が行われ何回も変更が加えられました。
トラック部門のスケジュール変更で二つの点が注目されると思います。

本年度追加種目(1)マディソン。これまで本連盟では全日本学生選手権トラック自転車競技大会のみで行われていた。
本年度追加種目(2)オムニアム。 写真はJICF国際トラック エリミネイションより。

大会初日から目が離せない!
大会最初の種目がチームパーシュート予選となりました。
選手はフレッシュな状態で戦いに臨めるため、いきなり大会記録や学連記録の更新が期待されるだけでなく、ここでよい記録が出るとチーム全体が活性化されます。
この種目の出場選手はオムニアムの出場選手と重複することが多いため、オムニアムの勝負の行方にも影響する可能性があります。

2018年学生選手権オムニアム優勝者は安彦統賀選手(日本体育大学)

そして、例年と同様にスプリント予選の200mタイムトライアルでは、先の全日本学生選手権トラック自転車競技大会で10秒5を切る好記録が続出しており、ここでも学連新記録や大会新記録が飛び出すかもしれません。

1年生ながら全日本学生選手権男子スプリントで優勝した中野選手(早稲田大学)

短距離系、中距離系の選手が初日に大部分初日に出走することとなり、この段階で各大学の仕上がり具合や選手の調子を確認することができるので、ぜひご注目ください。

また、チームスプリントやケイリンの決勝が最終日から2日目になったことにより、短距離系の種目もスケジュールがタイトになり、いかに消耗せずに調子を維持できるかが勝負のカギとなりそうです。

例年以上の全力な走りに期待!
今年から正式種目として新設されるオムニアムおよびマディソンがともに中距離系の競技ですが、トラックとロードの両方の部門にエントリーをする選手にとっては、ロードレースが2週間後になったことにより、トラック競技に集中しやすくなりました。
そのため、とくに中距離系の種目では例年にない高レベルの試合が期待できると思います。
計測系の種目では日程に従来より余裕ができ、日本有数の高速バンクの伊豆ベロドロームでの開催のため、学連記録や大会記録の続出が期待できると思います。

日本一の大学の称号はどこが手にするのか?
2017年度大会、男子は鹿屋体育大学の5連覇を阻止し、4年ぶりに日本大学が総合優勝を獲得しました。
トラック部門で82ポイント、ロード部門で31ポイント、合計113ポイントを獲得しロード、トラックともに圧倒的な強さをみせての優勝となりました。
今大会はその強さが今年も発揮されるか、または、各大学ともに新しい種目追加により戦略も変更されて、ポイントが各大学に分散されるかで、総合上位が大幅に変更される可能性もあります。初日からレースの行方に目が離せない展開になる可能性が高いです。

女子も昨年は日本体育大学がトラック部門42ポイント、ロード部門7ポイントで、鹿屋体育大学の3連覇を阻止して総合優勝を獲得しました。トラック部門で短距離系種目でポイントを多く獲得し優勝を盤石なものにしました。

今年は女子も各チームに種目ごとに強い選手が多くいるため、優勝の行方はわかりません。トラック部門で多くのポイントを獲得することで、2週間後のロードレースの戦略も変更になります。

男女ともに非常に楽しみな戦いが予想されます。各大学ともこのインカレにむけて合宿など充分な準備をして最高の舞台で素晴らしい走りができるようチーム一丸となって臨みます。

是非、現地での熱い声援を宜しくお願いいたします!!

当日は現地から、TwitterでのテキストLIVE配信などを予定しています!

■関連情報サイト・SNS■
日本学生自転車競技連盟公式HP:http://jicf.info/
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世界大学自転車競技選手権(WUCC)特設ページ

世界大学自転車競技選手権とは?

ユニバーシアードなどの主に大学生を対象とした国際競技大会を主催・統括する国際大学スポーツ連盟(Fédération internationale du sport universitaire、略称FISU)が主催する国際競技大会です。

自転車競技はユニバーシアードでも実施競技種目になることが少なく、そういった競技種目で主にユニバーシアードに含まれていない競技を対象として偶数年に開催する国際競技大会が世界大学選手権です。主催は各国際競技連盟が運営を行っています。

世界大学自転車競技選手権(WUC)

2018年大会はポルトガル・ブラガで開催!
世界大学自転車競技選手権(WUCC)は2018年大会はポルトガル・ブラガで開催されました。
開催競技種目はロードレース競技とMTB競技。ロード競技は個人ロードタイムトライアル、個人ロードレースが開催されました。大学日本代表チームは、学連からロード選手が派遣され形で、女子2名、男子6名がが派遣されました!

大会関連ページ
大会概要ページ:http://jicf.info/8256/
過去概要ページ:http://jicf.info/2009/
大会公式HP(英語サイト):
https://wuccycling2018.uminho.pt/
大会公式Instagram:https://www.instagram.com/2018wuccycling/

[みどころ]世界大学自転車競技選手権

[レポート]世界大学自転車競技選手権その1

[レポート]世界大学自転車競技選手権その2


2016年大会はフィリピン タガイタイで開催!

 

2016世界大学自転車競技選手権(WUC)

【レポート】世界大学選手権2016

 

 

[レポート]世界大学自転車競技選手権その2

世界大学選手権 ロードレースレポート その2

・8/4 土曜日 個人ロードレース

8:55~ 女子個人ロードレース(89.3km)

【結果】 
1位 Marta Lach(ポーランド) 2時間54分57秒 
2位 Karolina Sowa(ポーランド) 2時間54分57秒 
3位 Jaqueline Dietrich(ドイツ) 2時間56分23 

7位 福田咲絵(慶應義塾大) 3時間01分57秒
10位 中井彩子(鹿屋体大) 3時間03分42秒

近年まれに見る猛暑が予報されたため、午前中のレースながらも距離が5km弱短縮されたコースで総勢23名が争うこととなった。

コースは3カ所の登坂を含む大周回コースを回った後、5kmの登坂がある17kmの小周回を1周回るレイアウトとなっており、6名のエントリーをしてきたオランダや強豪オーストラリア、またタイムトライアル優勝者を擁するチェコチームを中心にレースが展開することが予想された。

暑さによる消耗を懸念してか、序盤はオランダ勢がコントロールしながら一つの集団で落ち着いたペースで走行。大周回最後のもっとも険しい登りでTTチャンピオンのTereza Korvosová選手(チェコ)がペースアップしたことで集団が一気に絞られる。

一時は先頭の7名に日本チームの2名が残るも、登坂をクリアする前に2人同時にドロップを余儀なくされる。

こぼれてくる選手を捉えようと、福田、中井両選手は追い上げを図るも、小周回で後方の選手に捕まり、スプリントのすえ、福田選手が7位、中井選手は最後の下り坂でコースアウトしてしまうトラブルもあり、10位でフィニッシュした。

14:00~ 男子個人ロードレース(105km)

【結果】 
1位 Ande Van Engelen(オランダ) 2時間56分33秒 
2位 Jacob Mathijs(オランダ) 2時間57分35秒 
3位 Liam Magennis(オーストラリア) 2時間57分35秒 

12位 冨尾大地(鹿屋体大) 3時間01分01秒 
15位 石原悠希(順天堂大) 3時間03分46秒 
完走 西尾憲人(明星大)  
完走 重満丈(鹿屋体大) 
DNF 川嶋祐輔(中京大) 
DNF 石井駿平(鹿屋体大)

男子も同様に猛暑の影響で後半の小周回が3周から2周回に短縮されてのレースとなった。スタート前から氷や水をかぶる選手が多くみられ、異常な暑さを物語っていたものの、女子とは対照的にリアルスタートからハイペースな展開となった。

日本チームからは序盤のアタック合戦に冨尾、石井、重満選手を中心に参加し、積極的な動きをみせていた。15km地点あたりで冨尾が単独で飛び出し、そこに先日のTTチャンピオンであるLiam Magennis選手(オーストラリア)含む3名の選手が合流し、逃げが形成される。

徐々に集団との差を広げていくが、強力な引きと急勾配の坂によって冨尾選手は逃げグループからドロップしてしまう。どうにか体制を立て直したい日本チームであったが、下り区間で石井が単独落車によってDNFとなり、主力を欠く中での戦いを強いられてしまう。気温がさらに上昇し、ばらばらとメイン集団から選手がドロップしていき、川嶋選手もその一人となってしまうも、石原選手はメイン集団で冷静に展開し、重満、西尾選手の献身的なサポートの動きが見られた。

小周回に差し掛かったあたりでメイン集団が活性化し、日本チームの選手も統率がとれなくなってしまうが、冨尾選手がそこから5,6名で抜け出すことに成功し、9位集団のスプリントで4着、12位でフィニッシュし、日本チーム最上位となった。

学生レベルとはいえ、レベルの高いレースをこなす他国の選手を相手にどう立ち向かうかが試された今大会。レース戦術のみではなく、自国とは異なった気象や文化、環境の中でいかに順応して戦っていくかという総合的な能力が問われていたようにうかがえた。2年後のオランダ大会では、より選手として多角的な能力が試される世界大学選手権へのチャレンジ精神を抱いた多くの学生が名乗りを上げてくれることを期待したい。

本遠征にご支援いただいた関係者の皆様に、心から御礼申し上げます。

TEXT:橋本直(鹿屋体育大学)

[レポート]世界大学自転車競技選手権その1

世界大学選手権 レースレポート1

・7/31 火曜日 個人タイムトライアル

12:00~ 女子(8.63km×2周=17.26km)
出場選手:福田咲絵(慶應義塾大学)中井彩子(鹿屋体育大学)

14:00~ 男子(8.63km×3周=25.89km)
出場選手:石原悠希(順天堂大学)、冨尾大地(鹿屋体育大学)

今大会の最初の種目である女子個人タイムトライアルは正午12時から行われた。
コースはほとんど直線でテクニカルなコーナーはないものの、1周で獲得標高が134m、スタートから上り基調で、ペーシング戦術が鍵を握るコースレイアウトとなっていた。

勢いよく加速する福田選手(慶應義塾大)

女子の最初の出走選手は今年度の全日本学生個人タイムトライアルでの優勝者でもある福田選手。
スタートからものの5分で1分前を走る中国の選手をパスする好ペースを刻み、26分46秒73(+58秒35、平均38.7km/h)の6位でフィニッシュした。

発送台に付く中井選手(鹿屋体大)

続く中井選手は29分02秒59(+3分14秒21、平均35.7km/h)の13位でレースを終えた。

優勝はチェコのTereza Korvosová選手であった。

続いて14時から男子のレースがスタートした。この頃には日差しも照っており、気温は30℃を超えていたため、猛暑の中厳しいレースになることが予想された。

スタート前の冨尾選手(鹿屋体大)

男子は昨年度のツールド北海道における山岳賞獲得の活躍が記憶に新しい冨尾選手からスタート。後半にかけて後続の選手を引き離す走りをみせるも、38分40秒68(+4分48秒17、平均40.2km/h)で課題の残る結果となった。

コース上には芸術的なモニュメントも 石原選手(順天堂大)

個人タイムトライアルを得意とする石原選手は最後から6番目スタートで、ある程度他国の選手タイムを把握できる位置で出走した。1周回目で好タイムを記録し、そのまま維持できれば上位入賞が狙えるくらいの勢いであったものの、後半での失速を余儀なくされ、35分55秒57(+2分03秒06、平均43.2km/h)の10位でフィニッシュした。

優勝はオーストラリアのLiam Magennis選手であった。

石原選手のゴールを迎え入れるMTBの選手たち

・8/1 水曜日 クロスカントリー

10:30~ 女子(4.19km×5周=20.95km)
出場選手:山田夕貴(松本大学)

レーススタート前の山田選手(松本大)

14:30~ 男子(4.19km×7周=29.33km)
出場選手:上野蓮(日本経済大学)、江越昇也(桐蔭横浜大学)、穴田玖舟(札幌大学)、黒瀬文也(東海大学札幌キャンパス)、松田賢太郎(慶應義塾大学)、松本佑太(法政大学)

男子MTB・XCOのスタートに備えるMTB大学日本代表チーム
レース中の山田選手(松本大学)の様子

大会2日目はクロスカントリー競技が行われた。
午前中の女子の部には日本チームから唯一のエントリーである山田選手が出場。スタート直後の位置取りが重要となるため、選手達はUCIランキング順にスタート位置に並ぶ。

山田選手は18人中8番目の位置からのスタートであった。スタート早々有力選手が数名飛び出し、追う展開に。

段々と気温も上がり、レースを降りる選手も出る中で、山田選手は力を振り絞り1時間15分44秒62(+13分02秒38)の9位でフィニッシュした。

優勝はドイツのFelicitas Geiger選手、ランキング上位の選手を振り切る力強い走りであった。

現地では14時から16時にかけて気温がピークに達するため、暑さとの戦いもハードなレースになることが確実であった。
日本チームの中では先日行われた全日本選手権のU23において最上位であった上野選手の入賞に期待がかかった。

男子MTB・XCOスタート前 有力選手が前に並ぶ

男子のレースも女子と同様にスタート直後から数名の有力選手が飛び出し、 後続がばらばらと続く展開になるものの、期待のかかる上野選手が5、6番手の好位置で最初のフィーディングゾーンを通過した。

9位に入った上野選手(日本経済大)

今回のコースでは1周回の内に2回、同じゾーンでのフィーディングを行う形式であったため、出走していないロード選手も総出でサポートにあたった。上野選手が9位と健闘し、その他の5名の選手も全員無事完走することができた。

チーム内のランキング上位選手の黒瀬選手(東海大学札幌)

競技結果
1位 Erno Mccrae(ベルギー) 1時間17分04秒

9位 上野蓮(日本経済大学) 1時間24分23秒
13位 穴田玖舟(札幌大学)   1時間27分36秒
14位 江越昇也(桐蔭横浜大学) 1時間28分28秒
15位 松田賢太郎(慶應義塾大学) 1時間29分09秒
16位 黒瀬文也(東海大学札幌) 1時間29分34秒
17位 松本佑太(法政大学)   1時間30分29秒